ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (4) (電撃文庫)
宇野朴人
アスキー・メディアワークス (2013-09-10)
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あらすじ

北域での過酷な戦争を生きぬき、多くの犠牲を払いながらも生還したイクタたちを待っていたのは、厳正なる軍事裁判だった。そして裁判のあとに開かれた軍議で、サザルーフは、イグセム元帥やレミオン大将といった高官たちに、ある突飛な要請を提案する。実はそれは、密かにイクタから託されたもので―。やがて帝国騎士の少年少女たちは、複雑な内政問題や激しい海戦に巻き込まれていくことになる…。話題沸騰の本格ファンタジー戦記、第4巻。これまでとは異なる戦いに立ち向かうイクタたち。その奮闘に注目せよ!! (「BOOK」データベースより)


感想、

長編というか、長い戦争が終わったのでとりあえず後日談+次への繋ぎ

主にマシューと姫様にスポットが当たった回

姫様がなぜ帝国を反旗を翻そうと考えているのか、マシューの故郷や両親の話などがメイン

次への繋ぎとして、次の戦場は海戦ってことで、戦争本格化させる前に味方を一枚岩にしないとまたも同じことの
繰り返しなので、海兵隊にイクタ達の力を見せ付けるとこまでの準備をして、次から本番ってとこで終わり

軍法会議から始まるのは面白かった

後日談として、戦犯だった司令官に因果応報なのは最高にスカっとした

帝国内部がどんなんかも分かってよかったな

姫様の過去としては、割と真っ当なのは外の世界を知っているから、という流れだが、それ以上に植えつけられて誘導されていそうな気がする

姫様に反旗を起させることそのものがキオカの目的なのでは?と疑ってしまう

そして、そんな姫様のイクタへの気持ちとかなんか割と良い感じだけど、恋以外に色々混ざってそうな上に、イクタが姫様をほっとけるような気がしない

しかし、イクタは案外真っ当な神経の持ち主なので、間違っても学んで更正してくれればいいとか言い出したのは、なかなか意外だった

まあ、冒頭で前回の戦犯に因果応報したのは当たり前だけど、それはそれだけどね

イクタとヤトリのやり取りはご馳走様ですね

訳あってくっ付くことのできないイクタとヤトリのふとした時の不器用なやり取りがたまらんです

それを見て姫様がヤキモチ焼くのもセットで悪くないw

イクタとヤトリの間に障害がある以上、一時的にでも姫様とイクタは近くなりそうなフラグはあるな

1ページぐらいのやり取りだけど、こういうのは見せてほしいなw

マシューは騎士団の中ではイクタの次くらいにスポットが当たるキャラじゃないかね

まあ、唯一の凡人だから書きやすいのかもしれないが…

そんで、相手役まで用意するなんて恵まれたなw

両親も重要ポジションに入ったし、出番は更に増えそう

なんにせよ、本番は次だなw

イクタさんの軍師っぷりと出世を見たいもんだねww


テーマ:ライトノベル - ジャンル:本・雑誌


















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