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 プレイ時間：25時間 （共通8時間＋個別3～4時間×４ヒロイン、※ルナ√だけ長め） 以下、感想（※ネタバレあり） Navel10周年記念作品！ なのに真紀士さんという新人ライターがメインを勤める、しかも女装モノというので不安があったのだが 王雀孫、東ノ助、森林彬がサポートしてるだけあってキャラ造形はNavelらしさ出てて魅力的だし雰囲気も今までのNavelだと思う 記念作品だけあってNavel声優揃えましたって感じだしキャストの力も大きい、俺つば声優がイイ仕事しすぎｗ ギャル男シリーズが声どころかビジュアル含めただの茶渡さんじゃねーか、チョリーッスｗｗｗ シナリオに関してはタイトル通りのルナ様ーではあるがキャラクターとしてはみんな魅力的だと思う、そして主人公が一番可愛い件 ルナ、ユルシュールが天才と凡才の対比シナリオ。瑞穂、湊がお嬢様と成金という身分の対比シナリオ キャラデザインもそれぞれ対照的な感じ、服飾と主従がメインの物語だからどうしてもルナユル√とその他の差が出てしまった印象 「SHUFFLE!」は上手く原画分けてたけど今回は西又ヒロインの冷遇っぷりが顕著だったのが残念ではある… 服飾をテーマにしてる割に技術や道具に関してあまり細かく描写しなかったのが良かったのか悪かったのか… 軽い用語辞書で終わらず個人的にはもっと専門的にやって欲しかったな～と。やらないならやらないで、せめて作業風景のＣＧがあるだけで全然印象違ったんだけどな、あと立体裁断の才能があるのにルナ√以外だとあまり目立たなかったりパソコン使ってモデリングしてたり、衣装製作速度だったり設定のバラつきは少し気になった ＣＧで問題だと思ったのがやっぱ複数原画の弊害だな～鈴平、西又の差…どっちがいいか悪いかって問題ではなくて、 可愛い女装主人公と一緒に映ったＣＧは鈴平キャラだけで西又キャラのＣＧでは絡みがないから良いシーンでの印象が全然違う Ｈシーンも西又キャラは女装シチュが全くと言っていいほど活きてない、その点も含めてホント西又キャラのシナリオはどうしてこうなった… 女装設定は主人公の順応っぷりと湊のサポートでバレるドキドキ感があまりなかった気はする、百合モノでもイケるくらいの自然さｗ 主人公の設定で勿体なかったのが暗い過去からジャンに人生観を変えられたとはいえ服飾にこだわる理由はもっと何かあってもよかったと思う、イマイチ理由が薄くて納得いかない部分もあったし衣遠に才能を否定される一連の流れがギャグっぽかったのが何とも… 誰かに仕えるだけじゃなく、モノを生み出す存在になり与える人間になりたかったとか？その程度でも全然違ったんだけどな～ まぁとにかく頑張る主人公だから好感持てるしヒロイン以上にヒロインしてる女装主人公という立ち位置ながら、ヒロインによる主人公攻略ゲーにならずここぞという場面でキッチリ決めてくれるから不満要素なんて吹き飛ぶけど、何より可愛いしｗｗｗ 個別感想、 ルナ 「ありがとうございます、お優しいルナ様。」 シナリオ、演出、キャラクター全てにおいて他を寄せ付けないし、服飾をテーマにしたのはルナ√ラストのフィリコレ演出がやりたかっただけじゃないかと思えるレベルｗ シナリオ自体はそこまで驚くような話ではなくむしろ王道なんだけど序盤、中盤、終盤でキッチリ山場があるし「主従関係」の絆が深まっていく様や、そこから恋愛、それを越えた愛情に発展していく流れを丁寧に描いてて良かった 主人としての強さ、恋人としての強さ、人間としての強さをこれでもかと見せ続けてくれたのが素敵すぎる、他キャラ√でも大事な場面で遊星の背中を押すのがルナなだけにヒロインとして圧倒的 主人公が1粒で2度おいしいキャラなのに対し、飴と鞭の使い分けが絶妙でもの凄く良い主人、ツンとデレの使い分けも絶妙でもの凄く可愛い恋人とルナも２度おいしいのでこの二人の関係は何をしててもイイ関係であり続けたのも良かったな～ 最終的に性別関係なく受け入れるけど女装モノというよりはルナ√はほぼ百合モノだよね、女装バレよりも百合としての秘め事やドキドキ感があってニヤニヤしまくったｗ 「ありがとうございます、お優しいルナ様。」これに尽きるよな～この台詞にルナ√の全てが詰まっているんじゃないだろうか… 「ありがとうございます、お優しい衣遠兄様。」という皮肉まじりで主従というより服従を現した台詞を、ルナを相手に言う事で真逆の意味へと変わり主人公の抱えていた劣等感が希望に変わっていくのはいいよなぁ これ以上ないくらい素晴らしい主従関係…美しい…感動した…泣いた…  「いま会いたい一番のひと」のチャプターはホント何回も繰り返し読んだよ… 「月と影」から「月と太陽」の関係へと絆を深めたけ二人だがタイトルロゴでは「月と桜」で現されてるんだよね 過去に桜を好きな理由に「一瞬の輝き。散るからこそに。滅びの美学。」とあげていた遊星だが、それは本質じゃなくて 桜の花言葉の意味を表してたんだろうな～というか、ルナと出会って気付かされ見えてきたんだろう…非常に美しい物語でした！ ユルシュール マジ天使ですわですわですわ！ Ｕ・Ｆ・Ｊ！Ｕ・Ｆ・Ｊ！ 作品的にメインであるルナとのライバル関係な話なんで対比としても面白かったし、ルナ様のラスボスっぷりも良かった 敵に回しても最高の主人っぷりを発揮したうえ、最高の友人（ライバル）っぷりも発揮してしまうから手に負えないｗｗｗ ルナが強さで魅力を見せたのに大してユーシェは弱さが光ったな～強くなろうとするひたむきさに心打たれたわ 天才に凡才２人で協力して挑むという構図も意外なほど燃えたし、友情、青春、恋愛と一番爽やかな話だった 男か女かの見た目を気にせずに甘えまくってくるユーシェはやばいくらい可愛いかったｗ 悔し涙、嬉し涙ととにかく泣きまくってたけど強がりなユーシェが流す涙には一つ一つ意味が違ってどれもいい涙だった ルナは専用の挿入歌あったけど、エンディングの「泣き虫Baby・弱虫Baby」はユーシェの曲だろうね それにしても、小野涼子のツンデレキャラの安定度は異常 湊 一応、瑞穂と対比の位置ではあるけど「非攻略ヒロインの完全版で追加されたルート」のような話だったｗ ぶっちゃけ湊の一番の見せ所ってルナ√で振られてボロ泣きするとこだよね、その為のキャラだったとしか思えない… 他√でもフラれてからも協力するとこが好印象なキャラだし、ましろ色シンフォニーでいう紗凪ポジション（中の人的に）かと、報われないからこその良キャラの立ち位置なのにやっつけで個別√作ったとしか思えないデキが残念 とりあえずＨシーン多めにして繋いでみたものの結局最後は金の力で夢への遠回りが近道になってしまったという微妙さ 報われないキャラはりそな担当にしてもっと住み分けできたんじゃないかなと、湊がイイ奴すぎるから女装バレのドキドキ感とか全くなかったしねぇ、勿体無いキャラだ。湊の魅力の７割くらいは吉田真弓のおかげかな、さすが俺たちのダマー！いい仕事するわｗ 瑞穂 唯一、女装バレしてショックを受けるヒロインだが全体的にバレるドキドキ感自体が薄い為イマイチぱっとしなかったし 男嫌いの理由もたいした事ないせいか全てを受け入れてくれた他ヒロインと比べてしまうと超劣化版ルナ√みたいな感じ？ルナ√に全てが詰まりすぎてるから比べてしまうのも可哀想なんだけどね…ルナ√を最初にプレイしたせいか、瑞穂√で一番グッときたシーンは絶望しかけた遊星をルナが励ますとこかもしれんｗ 衣遠ＢＡＤ どう見ても主人公じゃなくて、その母親を雌犬と連呼して執着してると思ったけどこの√とユルシュール√でのサーシャとジャンの話を合わせるとだいぶ見えてくるね、遊星の母親が衣遠の初恋だったのか？？ 権力を手にして父親から救おうとしてたのか、権力を手にするキッカケだったのか…異性に対しての無感情っぷりから推測すると後者か、父親にＮＴＲた的な？どっちにしろ生き写しの遊星が同じ道を辿るのが見てられなかったんだろう 歪んだツンデレっぷりではあるが、どの√においても最後に遊星を認める事は衣遠にとっても過去の呪縛から解かれて救われてるんだな…ＦＤあたりで過去の掘り下げないのかな～できればジャンと遊星の絡みというか、遊星がデザイナーを目指すキッカケの話も補強してくれると完璧なんだが、まぁブランド的にＦＤは確実に出るだろうから楽しみにしておこう！ 評価、☆☆☆☆ メインであるルナ√のデキが良いので評価は安定しそう、何だかんだ安定して良作を提供してくれるNavelは流石といったところ 大手メーカーが女装モノに挑戦するってのも悪くなかったと思う、ヒロイン以上にヒロインな主人公にボイスがなかったのが残念だが、ＦＤ、ドラマＣＤ、アニメと展開する時にボイスが付くならぜひ後藤邑子さんにお願いしたいね～静養中だから仕方ないけど 「Navel10周年記念」に後藤邑子の名がないのは不自然すぎる、Navelならファンの求めるモノをわかってると信じてるよ！ アニメ化しても全然イケそうな内容だし、さっさとアニメ化決定してラジオもやって欲しいな～ほぼ俺つばラジオメのンバーだけどｗ つか俺つばラジオＣＤ４は後藤さん待ちなのか内容が酷いから発禁なのか、待ち続けてる人多いと思うんだが全く情報ないなぁ… ※追記 2013.04.01 Navelのエイプリルフール動画で朝日ボイス公開されたけど、中村繪里子さんでしたな そういや俺つばのショタヨージの声やってたな～と思い出し納得、声も合ってたので全然アリだわ |
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