とらドラ 8 (8) (電撃文庫 た 20-11) posted with amazlet at 08.08.13 竹宮 ゆゆこ アスキー・メディアワークス 売り上げランキング: 10 おすすめ度の平均: 竜虎の雄叫びは空しく響くライトではない とらドラの新刊 今ラノベで一番続きが気になっているタイトルかもしれない 感想、 大体の流れは、修学旅行で男対女の喧嘩から、女対女の対決に転じる、そして一つを残して他全部の気持ちが明らかに 竜司 しょっぱなからキモいな竜司 なんかいきなり振られたから慰めて、ってなってるんですけど これならまだ鬱になってた方がマシだろう 振られたから~、って言う振られたを理由のにするのはかなり女々しいな まあね、青いんだ、青春なんだ それも序盤だけでしたが、後半はそんな事どうでもいい怒涛の展開 いつもよりもこの怒涛が始まるのが早かった気がします その代わり畳み掛けが今までよりイマイチでした、 が、終わり方はやはり、とらドラ!、続きが気になる終わり方でした 大河、 今のところ竜司は、大河に元気つけられた、とか 大河が竜司に距離を置き始めてて、寂しさを感じているとか だったのですが、 最後にとうとう気持ちが伝わってしまうわけですね 偶然気持ちが伝わるってこれ、兄貴と喧嘩した時と同じじゃない? 今回は本人になので、あの時のような拍子抜けな展開はないでしょう 一見あいあかわらずの破天荒キャラで、あれ?、と最初は思っていたけど、 前回の終わりに判明した、大河の「言えない事」、を考えながら読むと、実はこいつはなんて健気なんだー(泣)、に変わりますよ 間違って告白してしまった台詞が良かった 「~、やっぱり、つらいのよ。~」で、身悶えましたww 次は母親がどのような嵐を呼ぶのか 実乃梨 最初に実乃梨に会った途端に竜司が逃げ出すのは笑ったけど 典型的なみんなの関係大好き、って理由だったか… 今まで、自分は残酷とかずるいって言っていた理由もこれだったわけですね、案外普通でしたね 結局そんなの上手くいくはずないんですけどね 竜司の告白を何もなかった事として扱うわけで、その過程で何をしていたかと無意識ながらいかに効果的な行動をしていたか自覚するのが最後のページ この書き方が上手ですね~、ほんと 今回は、実乃梨と亜美の喧嘩(2R)が見所じゃないかな 修羅場っぽくて面白くてニヤニヤしながら何回も読みました 「かぁーーくほぉーー!」とか言って掴むのが袖だったりするのが良いですよね 亜美 今回一番状況を動かした人ですね 最初から最後まで今回はずっと不機嫌で そして、実乃梨との喧嘩として爆発してしまう まあ、当たり前ですよね これは亜美が良い子過ぎるだろう、いやみんな良い子ではあるけど、亜美は特に とらドラ中No.1だよ 竜司への絶交も自分への罰とか これ告白した時に逃げなければ良かったのになー つーか、やっぱりお似合いじゃないけど、竜司×亜美が一番上手くいく気がする 実乃梨に言った罪悪感うんぬんの話しがここまで影響を及ぼしているとは、 しかも二人両方ともに その時、言って後悔しているのに、そしてそんなつもりはないのに、実乃梨に喧嘩を売ってしまう、 しかしその最中に考える事は実乃梨の気持ちを引き出そうとする まあ、殆どが嫉妬ですが でも、喧嘩の最中に言ってる事は何一つ間違っていないんですね、全員の気持ちを理解しているし、実乃梨の行動理由も看破したので。 ただ、実乃梨に「~っていうか、あーみん関係ねぇから。首つっこんでくれなくていいから」って、言われたのはなかなかの会心の一撃だったなー、言われた本人しか気づいてないけど 読んでいるこっちも、あわあわしてしまった 私は竜司・亜美ENDを希望してはいますが、これはありえないんだろうな 本人も自覚している通り、仲間はずれなんですよね ただ、だからこそ竜司がどちらかとくっ付く時の鍵となるのでしょうね 鍵扱いはちょっと酷いけど 一番重要なキーの大河の「言えない事」が明かされる事により、亜美以外の「言えない事」を竜司は知る この流れって…、 ま、さ、か、亜美だけ泥を被らずに終わる事なんてないですよね? ちゃんと次辺りで、亜美の「言えない事」もオープンしてほしいですね 亜美はいつもだけど、竜司を二人になって時が最大の魅力ですね、若干素直になるし 「~。…って言ったらどうする?うそだけど」 うそだけど、が逃げなんだけど、らしくてよかった ギャグもういらねぇとか思ったけど、 等身大KITAMURAには爆笑してしまった 評価、☆☆☆☆★ 実乃梨と亜美の喧嘩はアホみたいに繰り返し読んでますわ… これは確実に次への繋ぎですよね 次回の亜美に期待 もうすぐ終わりなのかな? 関連、 とらドラ!7 ☆☆☆☆★ |
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