2025-12-27

怪物事変の野火丸に見るショタ

怪物事変』を読んだ。このマンガには主人公の夏羽らをはじめとする多くのショタが出てくる。その中でも特に増田イチオシショタ、「野火丸」について語りたい。以下、主に12巻までのネタバレと、独自解釈曲解こじつけ性癖暴露も含む。ちなみに、少なくともこのエントリでは『怪物事変』は狐チームと狸チームの妖力・戦略バトル漫画だと思ってくれていい。

長いと思ったら★以降だけ読んでください。

そもそも野火丸とはどのような人物か。外見的な特徴を言えば金髪、大きな目、口元にはホクロ…。中性的な見た目をした、典型的ショタと言えるだろう。しか本質はそこではない。肝心なのは彼の内面、そして彼が物語のなかで果たす2つの重要役割だ。

まずは彼の1つ目の役割から述べる。一文字で言えば「仲介」だ。野火丸は形式的には狐チームに属す(野火自身も狐)。しかし、狐チームのボス飯生従順ではない。彼女の指示に従い任務をこなしつつも、狸チームの夏羽らに助けの手を貸す。主義の違いか、何らかの理由飯生嫌悪感を抱いている。読み進めれば判明する。

この役割重要だ。特に

↑書く気が急に失せたので飛ばす。各自読んでこの役割重要性を理解すること。

とはいえ基本的には野火丸は狐チームだ。飯生には裏切って利敵しているのを気づかれてはいけないし、狸チームには信頼されなければならない。飯生に対して陰では「マジでクソ…」とか言ってるのバレたらヤバそう。

そんな難しい立場で、彼の武器の1つとなるのが「可愛さ」だ。自分可愛いことを理解して立ち回る。彼の武器は炎だけではない。

引用する。

だってー かわいいほうが得なこと多くないですか?」(少年の姿と大人の姿を切り替えられるのになぜ少年の姿でいるのか聞かれたとき

「夏羽くんいないんですね よかったー」

「彼の前ではまだかわいい僕でいたかったので」

この可愛い見た目と、それを自覚して使っていることにも表れている狡猾さで活躍する。まさに我々がキツネイメージするものと同じだろう。狸チームはもちろん、狐チーム、そして時には読者をも化かす。こんなキュートな見た目の子に焼き殺されるなら俺は本望だよ…

そして、2つ目の役割こそが「ショタコンホイホイ」だ。そもそも、『怪物事変』自体性癖の詰め合わせではある。メインキャラ3人を見るだけでも、無知純粋ショタ生意気四白眼ショタ男の娘(ただし女扱いすると怒る)ショタ。この3人で「ショタコンホイホイ」はもはや完成している。ポケモンで例えれば、ヒトカゲゼニガメフシギダネと「御三家」が揃っている。読者はこの中から1人を選んで推せばよい。

増田推しは?無知純粋ショタの夏羽は愛おしい。炭治郎から熱血要素を薄めたような子で、悪意とかを持っていない。しかし、個人的にはそのような子よりはもう少し知能派な子が好きだ。だからこそ野火推しになるわけで。生意気四白眼の織も良い。始めはクソガキといった感じだったが、読み進めれば進めるほどかわいく見えてくる。村瀬渉ボイスな晶も捨てがたい。普段無能過ぎて読んでて腹立つまであるが、たまにとてつもなく有能なことがあり隅に置けない。とはいえ、これを評価するのは猫拾いヤンキー評価するようなものか…?という葛藤普段からちゃんとまじめに頑張ってる織とかちゃんと褒めてあげないとな。そもそもここにオーキドはいないので3人の中から1人推しを選ぶ必要はない。変にポケモンに例えたからこんなことを考え始めただけだ。

閑話休題

ここに全く異なる性質を持つ「野火丸」が加わることでより強固なものになっている。ピカチュウが例えとしては適当か。画竜点睛(ガリョウテンセイ元ネタ)となる。野火丸は竜の目なのだ。彼はショタとしては特殊だ。



野火丸の何が特殊なのか。

通常、ショタ自分の可愛さを自覚しないし、それを活かそうとは考えない。これはショタ精通した者なら納得するところだろう。試しに手元にある1冊を開いてみればいい。きっと純粋無垢で年上にされるがままな少年が出てくるだろう。

もちろん、すべてのショタがそうだというわけではない。悠久ポン酢(2023).玄関開けたらショタがいた にはインキュバスショタが登場し、むしろ年上を翻弄する。今までショタものでは忌避されたショタ主導の問題点や、経験不足のショタ女性を満足させられるのかという疑問点、年上側が未成年淫行になってしまコンプラ違反などの問題を「インキュバス」という一つの要素で解決した傑作。

閑話休題の2。怪物事変に戻る。野火丸は自身ショタ性を利用している。つまり彼は通常のショタ規範から外れた存在であり、夏羽(無知純粋ショタ)、織(生意気四白眼ショタ)、晶(男の娘ショタ)ではカバーしきれない部分を補う。既にショタコンであるものを吸い込むだけでなく、新たにショタコンを誘発する可能性すら有しているのではないか。彼の可愛さと周到さのギャップには惚れざるを得ない。

そして、この釣り針に釣られたのが俺。

インキャラ3人のショタももちろんバックストーリーは魅力的だが、キャラのものの設定は作者がまとめた図鑑を眺めているようだった。しか野火丸の魅力によって生きたショタを見た。"堕ちた"。

と、ここまで書いてはみたが、結局は個人的な好みとして野火丸が好きだというだけだ。それを無理やり理論的に書こうとしてダラダラ書いた。最近見たネットニュースが沁みる。

カズレーザーが「言語化って言葉があるじゃないですか。言語が先なのか、思考が先なのかっていうのが昔からあって、今の子言語が先にきてると。言葉にめちゃめちゃ引っ張られる。だからほとんど物を考えてない子が多い」と発言したらしい。

かに、この文章では野火丸メロい(原思考)→言語化野火丸のショタとしての特殊性云々…となっていて、言語化原体験が捻じ曲げられている感が否めない。ので、端的に言いたいことだけ。

怪物事変』を読め!読めば自然と好きなキャラが見つかるから



こんなに語っといてアレですが、まだ12巻までしか読めてないので、13〜15巻は年末に読む予定です。野火丸の活躍と新たな少年の登場を期待しながら。

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