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単眼鏡マウントの改造 4台め
単眼鏡マウントの改造 4台め

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写真42 4台めのマウント


写真43 4台めのマウント
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タカハシ製作所の 10×60の双眼鏡を以前、所有し不注意にも落下させたため、中央部から折れて破損。2個の単眼鏡になってしまった。天体観測には単眼鏡でもそれほど支障はないので、1個ずつに分解してマウントに取り付け観測会などで使用中。その内の1台は添付の写真のようにフリーマウント型式ではない。移動する天体を追尾する際に、自前の上下方向のナットで挟むネジと三脚雲台の水平移動で兼用する。しかし上下方向の動きがスムーズでない。もう1台に使用しているフリーマウント型式に改造した。

 フリーマウントの作り方は1台目と基本的に同じ。1台目は化粧合板を主体に加工した。しかし手引きによるのこぎりの切断が負担になるためワンバイ材を使用。三脚の取り付け部分は、1/4インチの爪付ナットを使用。インチ規格の爪付ナットは、在庫がないためネジの専門店で別途、注文した。マウントで動く部分の上下方向は、塩ビパイプを切断して使用。その場合、パイプが中空になっているので、ワンバイ材と塩ビパイプの固定がこのままでは強度が不足する。塩ビパイプの中に発泡スポンジを丸く円柱にカットして埋めこみ、接着面積を増やすように工夫をした。

 単眼鏡の形は四角ではない。ワンバイ材の中に、発泡スポンジをカットして差し込む。上部からはPPシートを木ネジで押さえつけるように固定した。発泡スポンジは、発泡スチロールと異なり、曲線に可能が可能で、加工の際に、静電気が発生しないのは便利。
(タグとして2024年4月17日 37  とする)
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単眼鏡マウントの改造 3台目  その7
単眼鏡マウントの改造 3台目  その7
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写真41 爪つきナットの加工
(その8) 破損の原因は、爪つきナットと化粧合板との接着が不完全だったため。この爪つきナットに関しては、改造記録でいつも、悩みの種になっている。三脚の取り付けネジであるインチの爪つきは中々入手だしにくい。このため、自前でタップを切ったりして苦労をしている。不完全だった原因は、爪の部分が変形をしていたため。このため、万力で固定をして、爪の部分の変形をペンチで直す。
(タグとして2024年4月17日 37  とする)
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単眼鏡マウントの改造 3台目  その7
単眼鏡マウントの改造 3台目  その7
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写真40 底部マウントの破損

(その7) 7月25日の観望会で早速、据付開始。フリーマウントの利点は、三脚の雲台を利用せずに、直接取り付けられるメリットがある。三脚に直接、底部のマウンドをカメラねじに固定をした。しかし、ものの見事に、爪つきナットごと、破損をしてしまった。中央の穴は、上部のマウントの回転ナット。やや下の方の空いた穴が破損箇所。 

(タグとして2024年4月17日 36  とする)
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単眼鏡マウントの改造 3台目  その6
単眼鏡マウントの改造 3台目  その6
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写真39 対物側からの様子
(その6) 三脚の取り付け位置は、5cm屈折マウントと同様に、M10通し穴付近とした。単眼鏡と反対側には、折りたたみで収納する。観望のときは、バランスウエイト代わりに、兆番を通じて伸ばすことで、今のところ、バランスは取れているためか、水平方向も比較的スムーズであった。

(タグとして2024年4月17日 35  とする)
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単眼鏡マウントの改造 3台目  その5
単眼鏡マウントの改造 3台目  その5

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写真38 接眼側からの様子
(その5) すべりテープを接着する前までは、単眼鏡を天頂方向へ傾けると、自重で、動いてしまう欠点があった。恐らく、塩ビパイプと合板との接触が、十分でなかったためと思う。その後、すべりテープを接着すると、自重で傾くことはなく、スムーズとなった。
 なお、対物レンズのキャップが、当初は、下側に折れるようになっていた。このままでは、天頂方向へ傾けるとキャップが当たるため、上下を入れ替えた。
(タグとして2024年4月17日 34  とする)
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単眼鏡マウントの改造 3台目  その4
単眼鏡マウントの改造 3台目  その4
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写真37 側面板の再製作 その2
(その4) 耳軸受けの部分は、まだ、すべりテープを取り付けていない。ためしに、この状態で、仮合わせをしてみたが、ややバランスが悪い箇所があった。
 しかし、5cm屈折のときも同様だったので、このまま、製作を続行する。単眼鏡と反対側は、5cm屈折と同様に、折りたたみの兆番をつけた。ただし、底板との通しボルトがあるため、兆番の高さは、約20mm上げた。
(タグとして2024年4月17日 33  とする)
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単眼鏡マウントの改造 3台目  その3
単眼鏡マウントの改造 3台目  その3

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写真36 側面板の再製作 その1

(その3)5cm屈折のマウントを参考として、再度、製作をする。高さは出来るだけ低くすると同時に、左右のバランスを考慮した。
 側面の板は、耳軸受けの部分は、約70mmの半円形の穴を開ける必要がある。今まで何度か、空けた経験もあり、今回はスムーズに円形に出来た。単眼鏡と反対側は、屈折マウントと同様に兆番をつける。
(タグとして2024年4月17日 32  とする)
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単眼鏡マウントの改造 3台目  その2
単眼鏡マウントの改造 3台目  その2
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写真35 バランスウエイトの改造
(その2)長ねじの長さを少し短くし、同時に、容器の中の錘を追加をした。これで、バランスが解消できるかと思ったが、完全ではない。今まで、三脚から中心として、左右のバランスに気を取られていた。
 もう少し、考え直してみると、三脚の取り付け位置から、単眼鏡までの高さが高くなっている、高すぎるために、バランスが悪くなっているのではないかと推定した。一方、先日、5cm屈折マウントの方は、バランスウエイトは特に必要としないが、割合にスムーズに動いている。

2023年7月10日 追記。 新たに改造して4台めを製作。写真のマウントは撤去した
(タグとして2024年4月17日 31  とする)
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単眼鏡マウントの改造 3台目  その1 
単眼鏡マウントの改造 3台目  その1 

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写真34 バランスウエイトを付けた状態(再掲)

(その1)内側マウントを耳軸として塩ビパイプへ変更した。上下方向は、スムーズに回転するが、水平方向は、回転があまりスムーズでない。固定している三脚を中心として、単眼鏡が片方に傾いているためであった。この解消策として、反対側に長ねじのシャフトでバランスウエイトを製作した。(前記した通り)

 しかしながら、長ねじが長いのが欠点であった。このままでは、夜間では、当たって危険でもある。
(タグとして2024年4月17日 30  とする)
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単眼鏡マウントの改造 2台目  その 10
単眼鏡マウントの改造 2台目  その 10

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写真34 発泡スチロールの加工
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写真35 パイプによるファインダー
(その10)市販の外径10mmのABSパイプ1mを購入。これを10cmの長さに切断して、両端を研磨する。パイプと単眼鏡のマウントは、このままでは、固定ができない。このため、発泡スチロールで半円形に加工して、接着した。

(タグとして2024年4月17日 30  とする)
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単眼鏡マウントの改造 2台目  その 9
単眼鏡マウントの改造 2台目  その 9
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写真33 取り付け前の状態

 (その9)単眼鏡の照準は、以前、ステンパイプと割りピンで製作した。しかし、単眼鏡との固定が、不十分で、照準が、ずれることが多い。このため、新たに再作成をすることにした。ネットで検索の結果、アクリルやABS樹脂パイプで作成する方法を参考にした。
(タグとして2024年4月17日 29  とする)
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単眼鏡マウントの改造 2台目  その 8
単眼鏡マウントの改造 2台目  その 8
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写真32 パイプによる自作
(その8)ステンパイプは、被覆針金で、切断しベニヤ板と固定する。ステンパイプは直径が大きいので、対物レンズ側とする。一方、接眼側は、直径が小さい穴が必要となる。手持ちに、ステンの割ピンがあったので、こちらを流用。
 視野5度を目安とするため、ステンパイプと割ピンの距離は6cmとする。両者をベニヤ板に固定し、さらに、単眼鏡に取り付ける。

(タグとして2024年4月17日 28  とする)
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単眼鏡マウントの改造 2台目  その 7
単眼鏡マウントの改造 2台目  その 7
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写真 31 パイプによる自作
(その7)照準の自作の方法は、サイトを検索した結果、探鳥で撮影する関連サイトを参考とした。簡易照準では、一定の距離の間で、目印になるものを2箇所、設置すればよい。まずは手持ちにあった、ステンレスのパイプを照準の一つとした。このパイプは、底板の通し穴として買ったものを利用。
(タグとして2024年4月17日 28  とする)
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単眼鏡マウントの改造 2台目  その6
単眼鏡マウントの改造 2台目  その6
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写真30 ベニヤ板の切断

(その6)単眼鏡は、倍率10倍で、視野は5度。双眼鏡なら、対象物を導入しやすい。しかし、単眼鏡の状態では、倍率がやや高く、視野が狭いために、天体の導入にはやや不便。
 天体導入を簡単にするには、照準装置があると便利。望遠鏡の様な大掛かりはファインダーは、双眼鏡の特性からして、意味がない。簡易照準装置を作成することにした。まずは、ベースとなるベニヤ板の加工をする。
(タグとして2024年4月17日 27  とする)
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単眼鏡マウントの改造 2台目  その5
単眼鏡マウントの改造 2台目  その4
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写真29 外側マウントの穴あけ

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写真30 バランスウエイトを付けた状態


(その5)バランスを調整するために、内側マウントと反対側へ、バランスウエイトを製作する。望遠鏡の架台で赤道儀タイプのものを参考に製作する。最初に、外側マウント底部の中心に穴を一部空ける。この部分に、M6の長ネジを取り付ける部分とする。
 次に、余っていたプラスチック容器に、長ネジしをナットで固定し、適当な石等の重量物を入れる。一応完成はしたが、シャフトが長すぎて、使いにくい。バランスは取れて、回転はスムーズになった。使い勝手がまだ、不十分のため改良予定。


2023年7月10日 追記。 新たに改造して4台めを製作。写真のマウントは撤去した
(タグとして2024年4月17日 26  とする)


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単眼鏡マウントの改造 2台目  その4
単眼鏡マウントの改造 2台目  その4
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写真27 正面から見た状態外側マウント

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写真28 側面から見た状態


(その4) テストの結果、改造前と異なり、水平方向の回転がスムーズでなくなった。
 この原因として、内側マウントの重量増加に伴い、バランスが悪くなったと推定。側面から見てみると、外側マウントと底部の水平回転盤が、僅かに、片方へ、傾いている。なお、垂直方向については、問題ない。
(タグとして2024年4月17日 25  とする)

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単眼鏡マウントの改造 2台目  その3 
単眼鏡マウントの改造 2台目  その3 
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写真25 外側マウント
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写真26 内側マウントと組み合わせた状態

(その3) 外側のマウントの切り込みを製作したまた、組み立てる。受け側は、すべりテープを貼り付けた。外側マウントの下部には、5cm屈折と同様に、水平回転板を取り付けた。
 なお、切りこみについては、強度的には、特に問題はなかった。その後、テストで、内側マウントを載せた状態で、動かしてみる。

(タグとして2024年4月17日 24  とする)

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