MISTEEの過去から現在までの活動をブロブで紹介。 右上 上段の1段目のカラムはカテゴリー別に分類。 2段目のユーザータグでは、タグをクリックすると関連記事にジャンプ。写真掲載のない記事は、各記事のタイトルの最初に「あゆみ」を入れる。
2012年7月16日 第2回 子どもと大人の科学の祭典の開催 
  2012年7月16日 2012年 第2回 子どもと大人の科学の祭典の開催 
独立行政法人 科学技術振興機構 助成事業
今回の企画は、独立行政法人 科学技術振興機構の「平成24年度科学技術コミュニケーション推進事業実施支援」の支援を受けています。また、主催は、MISTEEですが、共催として、三次市、三次市教育委員会でも実施しました。


P1080935no506.jpg P1080938no5011.jpg P1010674no5051.jpg
来賓のあいさつ      基調講演の様子      人力発電機


引き続き、共催でもある三次市から、増田和俊 三次市長より祝辞をいただきました。その後の来賓紹介では、三次市教育委員会及び、後援団体のひとつ、島根県飯石郡飯南町教育委員会の方を紹介しました。
 第1部 基調講演は、「あなたのお家は研究所」 ~家庭と地域で興味の芽を育てよう~の演題で、広島国際大学教授 寺重隆視 氏 より約1時間の講義がありました。



P1090050no5011.jpg   contents106no40.jpgcontents180no40.jpg

センター試験の問題を実験で再現  斜面を利用した転がりの体験  鏡による像の変化の説明
 


contents167no40.jpg contents124no40.jpg P1090069no5012.jpg  
音声と波の実験              慣性実験の体験              手回し発電機  
  


交流ホールの一角での電気関係の展示コーナーの様子。身近な電気を利用しての、様々な実験や体験する様子です。
 大学入試 共通一次センター試験で、実際に出題された静電気の問題について、箔検電器等を用いて、実際に再現しました。理論だけで問題を解くのではなく実際に、体験する大切さをPRしました。物理関係のブースでは身近にある、糸と錘(おもり)を使って、振り子のデモを行いました。


P1080972no5011.jpg contents165no40.jpg
斜面を利用した転がりの体験  振り子の周期の説明

「同じ重さとの錘で、同じ糸の長さの2種類の振り子を用いて、振り幅が異なった場合の周期の差があるのか?」の質問を行い、正解を考えながら実演を行いました。 光の関係では、5月4日にも講座を開催したピンホールカメラの実演を行いました。2種類の大型サイズのカメラで、ピンホールと凸レンズの2種類のものを用意しました。2つの像の明るさピントの位置の違いなどについて、実演を行いました。


contents134no40.jpg P1080954no5011.jpgP1080954no5011.jpg 

心臓の音を聞いてみる       県立三次青陵高校の展示と実演 


P1090026no50_1.jpg contents113no40.jpg 
育メン育て隊による展示 1      インタビューの様子

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012年3月24日  第1回子どもと大人の科学の祭典
 2012年 第1回子どもと大人の科学の祭典~科学のびっくり箱に入ってみよう~
2012(平成24)年(2012年3月24日(土曜)に三次市生涯学習センターで開催しました。 

120323-182635R.jpg
前日の準備の様子
P1010141no40.jpg

摩擦の実験 その1

contents2534no40.jpg
会場全体の様子 1


contents2541no40.jpg
をつかった実験

contents2540no40.jpg

会場全体の様子 2

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

2010年2月14日 子どもと大人の科学の祭典2010 
 2010年(平成22年 )2月14日 子どもと大人の科学の祭典2010 201006
今回の祭典は、三次市、三次市教育委員会との共催で実施をしました。また、NHK広島放送局、新聞社、マツダ財団の後援を得ました。

DSC00365no1JPG11.jpg


前日から、スタッフによる会場設営の様子

DSC00362no111.jpg

演会等に備えての垂れ幕の準備


午後のワークショップは、3会場を確保しておいたので、スペース的には、ある程度余裕はありました。しかし、説明者の配置方法、の使用による部屋割り等が関係することもあり、協議を重ねました。

DSC00371no111.jpg

パネル展示の準備
  2月14日(日)の祭典に先立ち、前日の夕方より、MISTEEスタッフにより、会場、設営の準備を行いました。ワークショップは20のブースです。説明には、今回購入したパネルを活用するとともに、実験器具を搬入しました。
 実験器具は、大小様々で、会場が分かれていて、ブース数も多いこともあり、準備はかなり、かかった次第です。


DSC00391no111.jpg

MISTEE 高味会長よりのあいさつ


   「育てよう、自然を見る眼・自分を見る眼」の講演会では、最初に、文部科学省が発行している「家庭科学手帳」の紹介がありました。この手帳からの引用を元に、問題を解決するため、考え、工夫し、行動することが社会人として求められていること。理科の実験観察の例として、振り子の周期の測定に伴い、実験者、測定方法等により精度が問題となること。このため、再現性と精度の高い科学的考察が必要とされる。この視点を養うためには、思考力、創造力、分析力等が必要とされること。疑問や不思議を感じたら、なぜかを探求することを家庭でも、心かげて欲しい」を主題に、講義がありました。



DSC00396no1.jpg

午前中の講演会の様子



CIMG2233no11.jpg

会場受付の様子

    基調講演の後、午後からのワークショップの紹介が、スタッフよりありました。
 ワークショプではMISTEEの会員以外に、大学関係等からも協力を得て、実施をしました。2時間の開催時間の中で、各会場でスタッフが実験の目的と説明を行いました。


DSC00457no111.jpg
メイン会場の交流ホール全体の様子

DSC00450no111.jpg
ゴムの収縮の差により、回る原理について、参加者へ説明をしている様子です。

 昼休憩の後は、午後からワークショップを行いました。3階の3つの部屋に分けて実施をしました。
 ワークショップでは、各ブースに分かれての実験の紹介などを行いました。参加者は、午前以上に多くなり、延べ、約200人となりました。ワークショップに加えて、MISTEEの過去の活動の紹介を行いました。












DSC00451no1.jpg

 速度と運動エネルギー
日本でも多くの死傷者が残念ながら発生していしまう交通事故。交通事故の原因は様々ですが、衝突によることは明白です。
 衝突のメカニズムはいかに?衝突の直前の速度と運動エネルギーが大きな影響を受けます。その関係を、自分で体験して、データを収集してみるのがこの実験。プラスチックのレールの上で、金属球と木片を衝突させます。(重量の大きさが大きく異なるのもポイント)衝突直前で速度計を用いて、金属球の速度を測定。木片は摩擦で静止するものの、かなりの距離で飛んでしまいます。


CIMG2199no1.jpg
DSC00453no12_2024032407343850f.jpg


衝突の瞬間に、スピードを測定


 飛ぶ距離からエネルギーを算出。データを入力しながら、速度と運動エネルギーの関係について、パソコン等を用いてグラフで表示をしながら学ぶ実験です。
 生活の上、車のスピードが危ないことを実感していただくのもポイントです。物理現象は、日常生活に潜んでいる一例です


地球はなぜ倒れない?
地球は自転しながら、太陽の天球上での見かけの移動を作り出し、これによって昼と夜が生まれます。また自転によって生じる慣性力である遠心力やコリオリの力で、大気や海流の流れや台風など、地球上のあらゆる運動に影響を及ぼしています。
 自転に伴い地球が倒れない現象を、コマの原理を合わせて模型を用いて、説明するコーナーです


CIMG2209no1_20240324073437581.jpg


鏡と望遠鏡
日常生活で鏡を用いる機会は多く、鏡で見える像が左右反転であることは、多くの人が知っている現象だと思います。また、鏡を使っての日常の道具、三面鏡や万華鏡なども普段、利用している道具でしょう。
  しかし、複数の鏡を使って、なぜ、像が何個も、見えるのか?自分の姿がどこまで見えるのか? 
鏡について、もう少し、詳しい現象について、興味を持ってもらいたいと思ったのが、このコーナーです。


DSC00423no11_20240324073435869.jpg

鏡の原理を応用の例として、望遠鏡があります。望遠鏡の実物展示や、過去の天文関係の展示なども行いました。
 「ライフモーター」 あなたはクリーンエネルギー
ヒトの熱で回る羽根車をライフモーターと名づけました。そのテーマは、「あなたは、クリーンエネルギー」

CIMG2243no11.jpg
 回り灯篭の原理を利用して、わづかな気流の変化にも反応できる羽根車を取り付けたモーターです。天気とその変化では雲ができると上昇気流ができることなどを学びます。また生物の分野では、人間は、細胞活動などで、熱を発生させています。
 我々人間の体は、ある意味では、熱を発する生命体。このエネルギーを実感してもらうのが、ライフモーター。そっと手を入れても、僅かな気流の変化で、羽根車が回ります。今回のワークショップでは、この展示と、実際に、製作してもらいました。

CIMG2190no11.jpg
共通一次センター試験に出た物理実験
2009年の大学入試共通一次センター試験の物理Ⅰの問題となった実験の再現です。理科の授業は、実験も知識をより一層、深めるために必要でしょう。机上の勉強だけでは、中々、理解が伴わない場合も多いと思います。
 実験に沿った問題は、理科にも多くありますが、ここでは、身近に使える箔検電器により、静電気の性質を学びます。帯電した棒を近づけて、検電器の先端の開くかどうか。試験問題に沿って、実際に、体験が出来ます。

contents2110no40.jpg

からくり人形の参考文献。昔の書物から
大江戸からくり人形 ロボットの原点
ロボットの原点であるからくり技術は後世に伝えるべきエコロジー技術でしょう。
 からくり人形は、様々な種類がありますが、今回は、一番知られている「お茶運び人形」。

 からくり人形は、お盆に茶碗を置くとすり足でお客様のところまで行き、お辞儀をします。お客様は、おもむろにお茶を喫し、からくり人形のお盆に茶碗を戻します。するとUターンして主人の下に戻ります。約200年前の江戸時代のロボット技術です。歩行スピードや直進距離、旋回角度まで調節ができるというのは驚異と言う他はありません。

DSC00439no1.jpg

ボットのデモ機械。おしゃべりをします。

DSC00438no12.jpg
ラジオと作ろう、霧の実験等の展示

ラジオを鳴らそう ゲルマニウムラジオの製作と展示。
パソコンとインターネットが普及している現在、ラジオも日常の家電製品のひとつとして、各家庭に1台はあるでしょう。100vのコンセントに差し込んで音量を調節しながら、様々な番組が聴ける便利なラジオ。 その原理の展示です。
 100vの電気がなくても、ラジオは音を鳴らすことは可能です。ゲルマニウムダイオード、コイル、コンデンサー、クリスタルイヤホーンの回路を組み合わせれば、聴くことが可能です。電子工作の第1歩としてどうでしょうか。

CIMG2258no13.jpg


超簡単モーター実演

CIMG2253no11.jpg



子どもの科学の展示(過去に発行された雑誌も含む)



CIMG2268no12.jpg

1点で支える「やじろべえ」
contents1513no40.jpg
飛行船の説明パネル

contents1473no40.jpg

行船の操縦
ワークショップの開催の後、関係者を中心に再度、集まって、全体会を開催しました。当日の夜(2月21日)日曜の夕方、NHK 総合テレビチャンネルのローカル放送で、当日の様子が放映されました。(18:45頃) また、翌日(2月15日)の中国新聞にも、掲載されました。

CIMG2229no11.jpg
ストレス発散袋。 熱収縮を利用した実験


contents1542no40.jpg
全体会の様子

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術