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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その53
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その53

21.「鏡筒バンドの再作成」

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写真20-9 底面から見た状態

鏡筒バンドを底部(架台側)から見た写真。まだ、コンパネ板は、塗装をしていない。屋外で使用する際には、腐食等の懸念があり、コンパネ板に、再度、塗装をする予定。塗装の色は、無難なつや消し黒色を予定。架台とコンパネを接続するボルトはM8サイズを使用する。


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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その52
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その52

21.「鏡筒バンドの再作成」



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写真20-8 側面から見た状態

出来上がった鏡筒バンド。作成前と異なり、金属のバンドをフェルトを通してではあるが、ほぼ直接、鏡筒を締め付けることができた。ボルト(M12)と角ナットだけの締め付けでは、角ナットを完全に緩めてしまうと、ボルトが落下をしてしまう。
 このため、バンドの片方を落下しないように、角ボルトで締め付ける。また、もう片方の角ナットは、締め付けが簡単に出来るように、蝶ナットに変更した。蝶ナットでも、締め付けは、やや固いので、別な方式を今後考えたい。


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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その51
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その51

21.「鏡筒バンドの再作成」

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写真20-8 フェルトの張る様子

アルミ冶具を固定した後、バンドの内側からフェルトを張る。フェルトの仮合わせとして、結束バンドを使用した。接着は、万能ボンドを使用した。バンドを巻くフェルトは、できるだけ、きれいに包みたいため、仮合わせでは、ハサミでフェルトを切った。 ボンドで接着した後、仮固定でも、結束バンドを使用した。
 仮固定の当初は、ネジの締め付けが甘いために、鏡筒を乗せても、かなりグラグラとガタが大きかった。しかしその後、締め付けをすると、思ったよりも、固定が出来て、使えそうな見込みとなった。

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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その52
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21.「鏡筒バンドの再作成」

 その後、再度、冶具の穴を3.5mmに変更して、やや大きめの穴をあけたところ、何とか固定が完了する。また、取り付けネジは、内側からネジが邪魔をしないように、皿ネジを使用した。

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写真20-8 上から見た状態

上から見たのが左側の写真。バンドは平面でなく、中央部分に「ふくらみ」がある。1枚のバンドに付き、2枚の冶具で支えることにした。2枚を同時に支えるために、仮固定の箇所が多く、苦労をする。またバンドは「ふくらみ」以外に曲線部分が大半のため、最初の穴あけは正確かつ、深く、センターポンチにて、あける必要があった。

上から見たのが左側の写真。バンドは平面でなく、中央部分に「ふくらみ」がある。1枚のバンドに付き、2枚の冶具で支えることにした。2枚を同時に支えるために、仮固定の箇所が多く、苦労をする。またバンドは「ふくらみ」以外に曲線部分が大半のため、最初の穴あけは正確かつ、深く、センターポンチにて、あける必要があった。


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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その51
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その51

21.「鏡筒バンドの再作成」


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写真20-7 冶具とバンドを横から見た状態

 仮り合わせの後、バンドの内側から、最初に、穴を開ける。取り付けネジはM3を使用したため、3mmの穴をドリルであける。このときは、まだ仮合わせであったので、仮の固定方法としてとして、養生テープを使用した。
  バンドの内側から3mmの穴をあけた後、今度は、アルミ冶具に穴を空ける。このときに、最初は、バンドと同じ3mmの穴をあけてみた。しかし、M3ボルトで取り付けると、バンドと冶具との隙間が全くないため、失敗した。

(タグとして2024年4月25日  9 とする)
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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その50
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その50

21.「鏡筒バンドの再作成」

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写真20-6 作成したアルミ冶具

 4枚のアルミ板を曲げて、バンドとを接続する部分(アルミ支持冶具)が完成する。この段階で、バンドとアルミ冶具を接続するボルト穴を開けて置いた。バンドを金具に取り付けた後、コンパネ板に固定してみた。このときに、冶具と板とが一致しない問題が生じた。
 このため、再度、冶具を作り直し、最初に板と冶具を固定しておく。板に固定した冶具の上から、バンドの仮合わせを行い、再度、接続用の穴を開けた。穴の位置は、現場合わせの典型で、事前に合わせた図面とはかなり異なった。


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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その49
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その49

21.「鏡筒バンドの再作成」
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写真20-5 アルミ板の曲げ

最初に、架台とアルミ板の接続するコンパネ板(12mm厚の化粧合板)を切っておき、吊りバンドの位置を仮り合わせをしておく。最初の仮あわせを後回しにしたところ、穴の位置が旨く合わない失敗をした。
 仮合わせた位置で、アルミ板を目標とする角度に少しずつ曲げていく。曲げる方法は、幅が30mmのため、万力とコンパネで少しずつ行った。このときも、事前に、曲げる位置をケガキ、さらに、曲げる際には、所定の角度(万力が直角にあたることを重視)を見ながら行った。少しでもずれると、バンドの穴の位置がずれてしまう。トライ アンド エラー で行いながら、何とか、曲げることが出来た。

(タグとして2024年4月25日  7 とする)
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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その48
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その48

21.「鏡筒バンドの再作成」


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写真20-4 アルミ板の切断

 アルミ板の加工する道具は手持ちには余りない。底面となるコンパネとバンドを支える部分をアルミとする。バンドとアルミは溶接が出来ないので、穴を開けてのボルトの固定とする。アルミ板の寸法は、直線の切断が手持ちの道具では困難であった。
 これまた思案の末、ホームセンターで見回ったところ、窓用のアルミサッシの材料を発見。厚みは、2mmであるが、幅が30mmと50mmで長さ1mの規格品があった。価格も300-500円程度と安い。厚みが薄いための不安がややあったが、手持ちの金属切断用のノコで切断が容易である点はありがたい。

(タグとして2024年4月25日  6 とする)
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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その47
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その47

21.「鏡筒バンドの再作成」

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写真21-3 市販の吊りバンド 拡大写真 


購入した吊りバンドを外側から見てみると、平坦でない。(外側へ膨らんでいる) 鏡筒バンドとして使う場合は、内側と外側が平坦な方が良い。内側が平坦であると、鏡筒の接触面積が大きい。外側が平坦であると、架台とバンドとを固定する際にも接触面積が大きいので、強度が高くなる見込みがある。 しかし、残念ながら、平坦ではなかった。
 架台とバンドを接続する方法は、加工のしやすさから、コンパネ板とアルミ板を組み合わせることとした。アルミ板は、加工のしやすい分、強度が逆に不安になる。今回は、吊りバンドの外側が平坦でないことから、2箇所に分散して支える方法を思いついた。

購入した吊りバンドを外側から見てみると、平坦でない。(外側へ膨らんでいる) 鏡筒バンドとして使う場合は、内側と外側が平坦な方が良い。内側が平坦であると、鏡筒の接触面積が大きい。外側が平坦であると、架台とバンドとを固定する際にも接触面積が大きいので、強度が高くなる見込みがある。 しかし、残念ながら、平坦ではなかった。
 架台とバンドを接続する方法は、加工のしやすさから、コンパネ板とアルミ板を組み合わせることとした。アルミ板は、加工のしやすい分、強度が逆に不安になる。今回は、吊りバンドの外側が平坦でないことから、2箇所に分散して支える方法を思いついた

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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その46
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その46


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写真20-2 市販の吊りバンド
 
21.「鏡筒バンドの再作成」
市内のホームセンターで最近、色々と何かヒントになる物を調査していた。最近、別な大手のホームセンターに出かけてみたら、塩ビパイプ用の吊りバンドを発見した。材質は、クロムメッキであるが、思ったより厚みがあり3mm程度。強度はかなりある。建物と塩ビパイプを吊るす金具と思う。
 また、内径は、約167mmと、内側にフェルト等を貼ってしまうとギリギリのサイズであるが、何とか使えそうと判断。今回これを用いて、再度、鏡筒バンドを作成してみることにした。



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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その45
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その45

21.「鏡筒バンドの再作成」
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写真20-1 現在の鏡筒バンド 13mmの隙間をゴムで埋めている。

購入当初は、架台と鏡筒を接続する鏡筒バンドは、アトム社オリジナル?のタカハシの鏡筒バンドを使用していた。しかし、不用意にも紛失し、その後は譲り受けた鏡筒バンドを一部改造して使用していた。元々のサイズは、15cm反射の鏡筒バンド用のため、内径が180mm。
 MT-130の内径は約167mmなので、13mmの隙間を埋めるため、思案の末に、約3mm厚のゴムを重ね合わせた。(曲線の形状に合わせることもあり、木材などは、難しいと判断した)
 一応、機能はしているものの、締め付けがゴムにより、やや甘くなってしまう。バンドの内径と鏡筒に距離がどうしてもあり、外側から締めつける力が届きにくい。鏡筒は固定ができるが、バンドを緩めて、回転させるには、不十分なときがあった。また、重量が思った以上に大きい。このため、何とかもう一度、改造ができないか思案をしていた。


(タグとして2024年4月25日  3 とする)
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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その44
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その44

18.「接眼鏡ケースの作成」

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写真18-1 出来上がった接眼鏡ケース

数ヶ月前のこの記事の中のひとつ「鏡筒格納箱の改造と製作」のコーナーで、接眼鏡の製作などにも触れていた。このときは、手持ちのポリ容器で接眼鏡を格納していた。接眼鏡は既設の紙ケース等で流用をしていた。また、接眼鏡に付帯するレジューサー等もあわせて収納をしていた。
 しかし、接眼鏡を紙ケースに合わせて収納する方法は、如何せん、、頻繁に、交換をする際には、ショックが大きい。この機会に、スポンジで、接眼鏡を中心とした専用のケースに変更をする。レジューサー等は、別なケースに変更し、接眼鏡専用のケースとした。 また、スポンジは、市販のものを適当にカットして行った。

(タグとして2024年4月25日  3 とする)
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1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その43
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その43
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写真17-1 再塗装したセル

17.「主鏡のセルの再塗装」


主鏡セルには、一部、白い塗装が混入している。本来は、全て、つや消し黒色である。昨年、鏡筒の表面を白塗装をしたときに、ネジの隙間等から、白い塗装が混入したためである。今まではセルの分解をしていなかった。再塗装をあきらめていた。
 今回、セルの分解にあわせて、つや消し黒スプレーで再度、塗装をし直す。ラッカースプレーのため、完全なつや消し黒でないのは、いたしかたない。


(タグとして2024年4月25日  1 とする)
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