2022年12月18日(日)電光石火みよしパークで偏光アートを作る 開催しました。(主催:電光石火 みよしパーク)
詳細は下記のホームページをご覧ください
https://shisetsu.mizuno.jp/m-7102/news/page/23618
2018年 8月11日(土) 夏休み 科学講座
1月31日 MISTEE実験講座 「ピンホールカメラを作ろう」を三次市生涯学習センターで開催しました。主催者からの挨拶の後、各自が持参していただいた、 牛乳パックの空箱を利用して、ピンホールカメラの製作に取りかかりました。
まずは、ケント紙で必要な部品を切り取りながら、黒厚紙を加工して牛乳パックの内側に貼り付けます。
その後、予めカットしておいた「すりガラス」とアルミ箔を貼り付けます。アルミ箔の中心付近に、ピンホールの穴を空けます。この作業が一番、大切な部分です。穴が空けやすく強度がある程度、保てるアルミ箔を、今回は選定しました。穴の空け方は、当初は千枚通しを使用しました。できるだけ小さな穴の方が、見え味が良いためその後、針を使用しました。(針を使用される際は、小さい子どもの方には、注意が必要です。)
出来上がった各自のピンホールカメラの観察に移ります。まずは予め用意をしておいた、蛍光灯での見え味を覗いてみました。その後、窓から屋外の景色を覗いてみました。(当日は曇天でしたが、何とか、見えることができました。)
製作した各自のピンホールカメラと比較して、MISTEEで用意をしていた、大型のピンホールカメラの見え味も観察しました。観察の後ピンホールカメラの原理について説明をしました。大型のカメラは様々用意をしました。(その内、一番大きなサイズ、 長さ約2mは、昨年7月22日の部分日食で製作したものです。
ピンホールカメラの特徴は「どこでもピントが合っている。」、「ゆがみがない。」などの利点があります。しかし、「像が暗い」という欠点もあります。見える像は逆さ(倒立)となることや、ピンホールの距離によって、像の明るさが違いことについての説明しました。
これから発展して、レンズによるカメラの利点、欠点についての講義も行いました。レンズによるカメラはピントは1箇所に限定されるものの、明るい利点があります。レンズの前にある高原の大きさを変える(絞る)ことにより、見え方の違いなどの説明を行いました。
最後に、スリット等で光をさえぎることによる「干渉」の原理についても、一部、講義がありました。(レーザーポインターとガラスを工夫) 望遠鏡の分解能(2つの星がどこまで分離できるか)を含めた望遠鏡の性能や、倍率よりも口径による影響などについての講義がありました。