「夏休みスペシャル観察会 天体観測会」 みよし風土記の丘 正面玄関 前の芝生広場で開催しました。月、星の観察などを行いました。
当日はやや曇天で、金星、火星の観察は、難しい状況でした。また天頂にも薄い雲があり、一部の星雲、星団の観察のみになりました。
会場全体の様子 展示物(レプリカ)
(その1)日食の当日は、三次風土記の丘(みよしふどきのおか)にて、MISTEEが協力しました。当日は、地元の小学校の生徒を中心に、約100名の参加がありました。開会に先立ち主催者からあいさつがありました。
(その2)MISTEEからの単眼鏡による観察の様子です。(対物レンズの先端には、専用のフィルターが取り付けあります) 肉眼と違って、単眼鏡では、大きな像が観察できます。
ピンホールによる像の観察は、色々な方法があります。ここでは、ご当地?ということもあり、マツダスタジアムのカープ応援のウチワも使用。ピンホールによる観察は様々ありますが、ここでは一般的な紙筒を使用しました。
単眼鏡による観察
ウチワによる観察
(その3) 紙筒でも、長さを変えているものを並べて、像の大きさと暗さを比較。(上下の反転している点が異なる点も注目)
当日の空の様子もアップしました。開会式直前は、かなり厚い雲が多く、隣の建物でインターネットの回線使用による中継も検討しました。しかし、7時頃からは、かなり晴れ間が見えました。
当日の様子 東の空
(その4)一部の参加者の中から、木漏れ日を意外な場所で発見。急遽、多くの方々が集まることに。斜め方向からの光のために、木漏れ日は、微妙な見え方があります。敷地内の生垣の木立からの木漏れ日を発見。
また観測用紙も事前に配布。熱心な生徒は、身近にあるペットボトルのフタを利用して、欠け具合を記入していました。
(その5)観察では欠け具合以外に、気温も記入しました。一段落したところで、天文クイズも実施。また、テレビ局の取材もありました。
会場の広島県立風土記の丘は、東の空の視界が十分に開けていました。周囲は、芝生、木立が散在しています。都会では木漏れ日の観察はできるかもしれません。しかし木漏れ日観察方法の一つをとっても、様々な場所と手段で観察する上では、身近な体験をする上で良い場所だったと思います。
日食の記録 2 天文クイズ様子
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