1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その42
16.「光軸修正」
最終段階では、斜鏡の引きネジを緩め、斜鏡を回転される動作がある。これを怠った後に、主鏡の調整をしても、無意味に近かった。傾きの調整を行ったら、主鏡の調整は、殆ど不要になった。恐らく、セルを外す前と外した後でも、主鏡の位置ずれは余りなかったと思う。
まだ、恒星による星像による光軸修正はしていない。取説や上記の本には、最終チェックである、星像テストの方法が余り詳しく記載がされていない。これに対して、後述するホームページには、かなり詳しく書かれている。
なお、今回、左のホームページの例を参考にさせてもらった。実施例はビクセン20cm反射であるが、原理はMT-130と大差はない。(斜鏡のネジの位置が違う程度) 写真入りで掲載がされている。また、今後、恒星による詳細な光軸修正を行う上でも、参考になると思う。
http://www.asahi-net.or.jp/~dy7s-ynym/index.htm
(タグとして2024年4月23日 12 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
16.「光軸修正」
最終段階では、斜鏡の引きネジを緩め、斜鏡を回転される動作がある。これを怠った後に、主鏡の調整をしても、無意味に近かった。傾きの調整を行ったら、主鏡の調整は、殆ど不要になった。恐らく、セルを外す前と外した後でも、主鏡の位置ずれは余りなかったと思う。
まだ、恒星による星像による光軸修正はしていない。取説や上記の本には、最終チェックである、星像テストの方法が余り詳しく記載がされていない。これに対して、後述するホームページには、かなり詳しく書かれている。
なお、今回、左のホームページの例を参考にさせてもらった。実施例はビクセン20cm反射であるが、原理はMT-130と大差はない。(斜鏡のネジの位置が違う程度) 写真入りで掲載がされている。また、今後、恒星による詳細な光軸修正を行う上でも、参考になると思う。
http://www.asahi-net.or.jp/~dy7s-ynym/index.htm
(タグとして2024年4月23日 12 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その41
16.「光軸修正」
主鏡マークは、赤いマジックで以前からマーキングをしておいた。今回は、斜鏡もずれているようなので、斜鏡の中心にもマーキングをしておく。
光軸修正(センターリングアイピース)で覗くと、斜鏡と主鏡、両方ともに、かなりずれていた。先ほどの本を何回か読み返して、自分なりの調整を繰り返す。斜鏡の光軸修正の原理は一応理解はできた。
しかしながら、主鏡の赤いマーキングが中心に来ない。主鏡の3箇所のネジを調整しても、僅かに動く程度。中々、中心に位置ができない。斜鏡を含めた光軸修正の基本原理は理解はしていたが。 大まかには、斜鏡の中心合わせができている。しかしその後、斜鏡の傾きを調整する順番を踏むのだが、ここを省略していたのが原因であった。
(タグとして2024年4月23日 11 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
16.「光軸修正」
主鏡マークは、赤いマジックで以前からマーキングをしておいた。今回は、斜鏡もずれているようなので、斜鏡の中心にもマーキングをしておく。
光軸修正(センターリングアイピース)で覗くと、斜鏡と主鏡、両方ともに、かなりずれていた。先ほどの本を何回か読み返して、自分なりの調整を繰り返す。斜鏡の光軸修正の原理は一応理解はできた。
しかしながら、主鏡の赤いマーキングが中心に来ない。主鏡の3箇所のネジを調整しても、僅かに動く程度。中々、中心に位置ができない。斜鏡を含めた光軸修正の基本原理は理解はしていたが。 大まかには、斜鏡の中心合わせができている。しかしその後、斜鏡の傾きを調整する順番を踏むのだが、ここを省略していたのが原因であった。
(タグとして2024年4月23日 11 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その39
15.「主鏡のセルの部品交換」
上記のポリプロシートを加工し、組立直す。光軸は多少は、ずれているようであったが、後で行うことにする。組み上げ、鏡筒の底部からゴム板をたたいてみる。当初よりも視野が僅かにずれたりすることは解消にはなった。
写真15-6 新規に作成したビニールシート(右)と前回作成したポリプロシート(右)
しかし、鏡筒を僅かに動かすだけでも振動が発生してしまう。このビニールシートは、振動を吸収する役目を もっているようだ。ポリプロ製では、厚みが少なく、固い材質である。
前と同じ様な、厚みのあるビニールシートが必要であると判明。近くのホームセンターで翌日、購入をする。販売単位は、1m単位になっていた。(テーブルクロス用で使用していことが多いようだ) 幅1mでも必要なサイズは、最低18cm。 余裕をみて、30cmの長さだけを購入。その後、再度、取り付けてみたが、特に、振動に関しては、問題はない。しかし、光軸は明らかにずれていた。
写真15-5 外したビニールシート(左)を今回再作成したポリプロシート(右)
(タグとして2024年4月23日 9 とする)
15.「主鏡のセルの部品交換」
上記のポリプロシートを加工し、組立直す。光軸は多少は、ずれているようであったが、後で行うことにする。組み上げ、鏡筒の底部からゴム板をたたいてみる。当初よりも視野が僅かにずれたりすることは解消にはなった。
写真15-6 新規に作成したビニールシート(右)と前回作成したポリプロシート(右)
しかし、鏡筒を僅かに動かすだけでも振動が発生してしまう。このビニールシートは、振動を吸収する役目を もっているようだ。ポリプロ製では、厚みが少なく、固い材質である。
前と同じ様な、厚みのあるビニールシートが必要であると判明。近くのホームセンターで翌日、購入をする。販売単位は、1m単位になっていた。(テーブルクロス用で使用していことが多いようだ) 幅1mでも必要なサイズは、最低18cm。 余裕をみて、30cmの長さだけを購入。その後、再度、取り付けてみたが、特に、振動に関しては、問題はない。しかし、光軸は明らかにずれていた。
写真15-5 外したビニールシート(左)を今回再作成したポリプロシート(右)
(タグとして2024年4月23日 9 とする)
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その38
15.「主鏡のセルの部品交換」
ゴムシート(厚さ1mm)の変形等は特になかった。手持ちにシートがあったので、切り取って再作成する。問題は、主鏡とゴムシートの間にあるビニールシートであった。厚さは約1mmで、表面が異様にでこぼこしていた。正確な寸法は測定してないが、当初は、平坦であったと思われる。
似たような材質のものがなかった。このため、クリアファイルに使用されるような、0.2mm厚程度のポリプロ透明シートを切り抜いて加工をする。
写真15-5 外したビニールシート(左)を今回再作成したポリプロシート(右)
(タグとして2024年4月23日 8 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
15.「主鏡のセルの部品交換」
ゴムシート(厚さ1mm)の変形等は特になかった。手持ちにシートがあったので、切り取って再作成する。問題は、主鏡とゴムシートの間にあるビニールシートであった。厚さは約1mmで、表面が異様にでこぼこしていた。正確な寸法は測定してないが、当初は、平坦であったと思われる。
似たような材質のものがなかった。このため、クリアファイルに使用されるような、0.2mm厚程度のポリプロ透明シートを切り抜いて加工をする。
写真15-5 外したビニールシート(左)を今回再作成したポリプロシート(右)
(タグとして2024年4月23日 8 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その37
15.「主鏡のセルの部品交換」
分解方法がないので、慎重の行う。外す前の写真(主鏡の清掃のコーナーの2枚目)からすると、分解については、表に見えているネジだけかと思っていた。しかし、側面にもネジがあったことが判明。表面(上面)と側面のネジを外したが、初めて外すためか、苦労をした。
左の写真が外した状態。ネジを外したが、主鏡がセルから外れない。底面からゴムシートが一番底にあるのは分かっていた。しかし、主鏡とボム板の間に、紙とビニールシートがあるのは、分からなかった。外しときに、この紙とビニールシートが急に出てきて、びっくりした。
もう少し、この望遠鏡の調査、特に、セルの構造を調査しておくべきだったと少し後悔をする。セルの固定方法は、側面は、真鍮の金具にゴムシートが貼り付けてある。ネジで固定。この側面からの固定が均一でないと、鏡面が圧迫する可能性もありそうだ。
写真1-4 ゴムシート(右)は以前のもの。右側は再作成したもの
(タグとして2024年4月23日 7 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
15.「主鏡のセルの部品交換」
分解方法がないので、慎重の行う。外す前の写真(主鏡の清掃のコーナーの2枚目)からすると、分解については、表に見えているネジだけかと思っていた。しかし、側面にもネジがあったことが判明。表面(上面)と側面のネジを外したが、初めて外すためか、苦労をした。
左の写真が外した状態。ネジを外したが、主鏡がセルから外れない。底面からゴムシートが一番底にあるのは分かっていた。しかし、主鏡とボム板の間に、紙とビニールシートがあるのは、分からなかった。外しときに、この紙とビニールシートが急に出てきて、びっくりした。
もう少し、この望遠鏡の調査、特に、セルの構造を調査しておくべきだったと少し後悔をする。セルの固定方法は、側面は、真鍮の金具にゴムシートが貼り付けてある。ネジで固定。この側面からの固定が均一でないと、鏡面が圧迫する可能性もありそうだ。
写真1-4 ゴムシート(右)は以前のもの。右側は再作成したもの
(タグとして2024年4月23日 7 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その36
15.「主鏡のセルの部品交換」
このゴム板をたたいてみると、星像が微妙に動くいている。以前からも多少は動いていたようだった記憶がある。しかし、たたいた後に、大体、元の位置に戻るが、動きを繰り返すと、光軸がずれてくる可能性があった。このため、再度、主鏡とセルの収納状態をチェックすることにした。
MT-130の取説には、セルから主鏡を外す方法は記載がしていない。外してしまうと、光軸修正がかなり面倒であるが、将来の再めっきや念入り洗浄等の予測もあり、いずれ外す機会も考えられられた。今回、思い切ってセルを外してみた。
(タグとして2024年4月23日 6 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
15.「主鏡のセルの部品交換」
このゴム板をたたいてみると、星像が微妙に動くいている。以前からも多少は動いていたようだった記憶がある。しかし、たたいた後に、大体、元の位置に戻るが、動きを繰り返すと、光軸がずれてくる可能性があった。このため、再度、主鏡とセルの収納状態をチェックすることにした。
MT-130の取説には、セルから主鏡を外す方法は記載がしていない。外してしまうと、光軸修正がかなり面倒であるが、将来の再めっきや念入り洗浄等の予測もあり、いずれ外す機会も考えられられた。今回、思い切ってセルを外してみた。
(タグとして2024年4月23日 6 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その33
14.「主鏡の清掃」
MTシリーズは、オーソドックスなセルの固定方法のためか、鏡筒の底にある2種類の押しネシと引きネジの内、引きネジを緩めれば良い。以前の鏡筒を落下させたときにも、同じ分解をしたと思うが、記憶に乏しい。引きネジを緩めてセルから外す。案の定、斜鏡と同様に主鏡もクモリと汚れがあった。クリーニングの方法は、斜鏡ど同様に、中性洗剤で除去できる見込みが逆に付いた。
セルからさらに、主鏡自体を外すことも考えた。しかし、その後光軸修正に自信がない。
このため、セルに付けたまま、中性洗剤で洗うことにした。洗剤をつけないと全く汚れは取り除けなかった。しかし、中性洗剤で、殆ど除去ができた。
写真14-4 洗浄後の主鏡
14.「主鏡の清掃」
MTシリーズは、オーソドックスなセルの固定方法のためか、鏡筒の底にある2種類の押しネシと引きネジの内、引きネジを緩めれば良い。以前の鏡筒を落下させたときにも、同じ分解をしたと思うが、記憶に乏しい。引きネジを緩めてセルから外す。案の定、斜鏡と同様に主鏡もクモリと汚れがあった。クリーニングの方法は、斜鏡ど同様に、中性洗剤で除去できる見込みが逆に付いた。
セルからさらに、主鏡自体を外すことも考えた。しかし、その後光軸修正に自信がない。
このため、セルに付けたまま、中性洗剤で洗うことにした。洗剤をつけないと全く汚れは取り除けなかった。しかし、中性洗剤で、殆ど除去ができた。
写真14-4 洗浄後の主鏡
1.タカハシ製作所 MT-130の復活」 その32
14.「主鏡の清掃」
写真14-3 洗浄前の主鏡
いよいよ主鏡の清掃にかかる。昨年から、斜鏡等のクリーニングを実施してきた。斜鏡は、分解がしやすいが、主鏡のサイズは大きく、光軸合わせに技術を要する。購入当初しばらくして、鏡筒を落下させてしまう事故を発生させてしまった。落下箇所が芝生の上だったので、幸いにも主鏡は割れることは免れた。しかし鏡筒前部が変形し、光軸も大きくずれてしまった。このときに、光軸修正用の接眼鏡も購入した。
主鏡は、分解前より鏡筒側から覗くと、斜鏡と同じ様に、ゴミとクモリが生じている様だ。まずは、鏡筒の底から分解にかかろうと思う。しかしつい最近まで、MT-130の取り扱い説明書がなくて、分解には中々、踏み切れなかった。ところが、色々と不用品を整理している中で、説明書が出てきた。主鏡関係を中心に読み返す。また、天体望遠鏡関係の本を借りてきて、光軸修正方法なども調査する。
(タグとして2024年4月23日 3 とする)
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MISTEE 天体 望遠鏡 2024年 MT-130
14.「主鏡の清掃」
写真14-3 洗浄前の主鏡
いよいよ主鏡の清掃にかかる。昨年から、斜鏡等のクリーニングを実施してきた。斜鏡は、分解がしやすいが、主鏡のサイズは大きく、光軸合わせに技術を要する。購入当初しばらくして、鏡筒を落下させてしまう事故を発生させてしまった。落下箇所が芝生の上だったので、幸いにも主鏡は割れることは免れた。しかし鏡筒前部が変形し、光軸も大きくずれてしまった。このときに、光軸修正用の接眼鏡も購入した。
主鏡は、分解前より鏡筒側から覗くと、斜鏡と同じ様に、ゴミとクモリが生じている様だ。まずは、鏡筒の底から分解にかかろうと思う。しかしつい最近まで、MT-130の取り扱い説明書がなくて、分解には中々、踏み切れなかった。ところが、色々と不用品を整理している中で、説明書が出てきた。主鏡関係を中心に読み返す。また、天体望遠鏡関係の本を借りてきて、光軸修正方法なども調査する。
(タグとして2024年4月23日 3 とする)
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