海神

[麺屋 海神(カイジン)]
・東京都新宿区新宿3丁目35−7 さんらくビル2F
・ひるめし時 11:00~15:00
・お休み 不定休
・公式サイト https://menya-kaijin.tokyo/
☆店内禁煙


・あら炊き塩らぁめん へしこ焼きおにぎり付き:¥950-(税込)





筆頭メニューをいただいてみた。店内薄暗くって狙った写真が撮れなかったのが残念(泣泣)。
無造作に(笑)貼り出された"本日のあら"は、真鯛・穴子・平政・平目だってさ。"旬"とか"季節感"がコンセプトだけど、穴子以外は年通してデフォみたい。まぁ養殖モノなんでしょう(笑)。幾ら"旬"とはいえブレないポイントを押さえておくのも必要だからねぇ。

見事な"黄金色"の塩スープ。各アラは丁寧に下処理してあるんでしょう実にスッキリとした味わい。"磯の香り"ってのは出し過ぎると"生臭い"印象になってしまうけれど、白身がメインなことも関係してるのかな?上等な"吸い物"を頂いているかのよう。控えめに浮かせた油はオリーブオイルだな。ココに"鮭"とか入ってくると、もっと違う味わいになるんだろうなぁとか考えながら、止まらないレンゲ(笑)。

合わせた麺は、見た目"博多系"ながらちょっと加水率高めな細ストレート。

トッピには、一品モノで頂きたいほど好みな出来の"つくね"2種に、薬味類。特にミョウガと大葉の香りは"ラーメン"という料理を忘れさせるほど(笑)。
さておいしいスープで"〆の雑炊"(笑)を楽しみに頼んだ焼きおにぎり。"冷凍焼きおにぎり"っぽい(爆)。
"へしこ"とは福井県若狭の郷土料理だそうで、魚のヌカ漬けのほぐし身が入ってる。ちょっと"アンチョビ"のような旨味と香り。しっかり混ぜて完飲完食。

う~ん正直"旨い"か?と問われれば、"ラーメン"として見た場合は微妙(笑)。
ただ、パンチのあるラーメンでは無いのに意外と客層が若いのに驚いた。まぁ彼女彼氏に"うんちく"語るにはじゅうぶんなネタを提供してくれる一杯。飯田だったらおそらく1年は持たないだろうなぁ・・・なんてね(爆)。総じてこれらを許容して継続させてくれる東京はやっぱうらやま・・・(笑)。



・2020(H2)3月現在のメニュー






メニューは基本の"塩"ラーメン一択。コレに一味で調整した"辛塩"とサイドメニュー。






"ラーメン王"石神秀幸氏プロデュースだという池袋店開店当時のコンセプトに、「他の料理に有ってラーメンに無いモノ。それは"旬"」ってのを強烈に覚えてる。
いわく「旬の魚のアラをスープベースにすることで季節感を味わえる」そうな。
一回しか食べてないし、もう15~16年前の記憶なんて飛んでます(笑)。







間口狭く奥に長いフロア。厨房は一番奥。壁に向かったカウンターに6席。フロアには4人掛けテーブルが2卓と、2人掛けテーブルが1卓。
"行列店"とされるが、狭い階段とキャパ少ない座席数なんで自然とそうなるわなwww。






高速バス飯田~新宿線の終点「バスタ新宿」の入るビルを甲州街道側(駅南口)に出て左へ。すぐのガード下へ通じる階段を降りると目の前に「食堂長野屋」さんの赤看板。ウン十年前、若造のワタシが初めて新宿に降り立った時には、既に年季の入ってた老舗定食屋さん(コチラもディープで突撃し甲斐のあるお店www)。その左隣ビルに目をやると「麺屋海神」の看板。

かつて都内池袋は西口(池袋駅って"東口"に"西武"デパート。"西口"に"東武"デパートって逆やんっ。昔から疑問www)を出て、立教大学池袋キャンパスに向かう途中に、ご存じ"ラーメン王"石神秀幸氏プロデュース(え?知らない??もう過去のヒト?)って鳴り物入りで2004(H16)9月にオープン。一回だけ行った記憶。ほどなく2006(H18)に諸般事情(察し)で閉店。ところが翌年2007(H19)10月末にココ新宿に復活してた。長らくの再訪宿題店です。

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