今後採算が望めないポポロ跡地を行政に買わせ、自己関連所有の土地をあづま会に売る。

2012/03/14 (Wed)
世間では上記のような計画が酒井彰氏(商工会議所会頭)の恐ろしい狙いだろうとする噂がまかり通っている。ポポロ跡地は安部市長による「町中図書館構想」と一致。いずれは新文化複合施設として出来るのであろう。が、「先月23日、伝国の杜で開かれた新文化複合施設の基本計画案についての住民検討会が開かれ、事前申し込みを行なった一般市民約80人が参加して基本設計の中間案がまとめられたものの、利用する住民意見がどの程度反映されるかは不確定だ」
以上が米沢日報の記事を引用したものだ。会議はわずか1時間3 0分程度で終わっだが、検討会にしてはあまりにも短時間でなかったかとする市民の不満が募っていたという。
さて、行政安部市長側とポポロ館の所有者酒井彰氏との間で進んできたポポロ跡地の新図書館構想は二人の意のままに進展しているが、はたして設置場所が町中が適地であるかどうか。いまもって異論を唱える市民が多いものの、市民の意見が反映することは無いであろう。
小生の青年時代には図書館は興譲館近くの文殊堂内の森の中にあった。
調べ物があると米沢駅前からずいぶん遠い距離を歩いて通ったものである。
図書館には二人の所員がいて調べたい項目を丁寧に聞きとり要求を満たしてくれたものである。いずれの所員も興譲館に通う夜学生であった。
今のように新聞や小説類ましてマンガ類などが置いてあったかどうかは知らない。小生らが図書館にもつイメージはたんなる読み物やマンガ類ではなく、調べるのは自宅にはない参考書や学術的な文献であった。
福島市にある図書館は福島美術館に並列してあるが、小生の見た図書館には応接セットのあるスペースがあり老人たちが横になって、朝刊を読んでいる光景だけだった。
調べる書籍を探して6時間ほどいたが、図書館を訪れる人はなかった。
小生がいた時間がそうであったのであろうと帰ってきたが、翌日も来館する人の姿をみたことがない。
かように図書館の使命は無くなったのかと思いつつ、文献・参考書類は自宅で買うことにして小生の図書館通いには縁が無くなっている。
だからといって図書館が不要だというわけではない。横になって読めるような小説類やましてマンガ類などを読みにくる市民のために図書館ありきというのは小生は不賛成なのだ。
現代は活字離れが著しいと聞く。ならば図書館ありきの意義はどうなるというのだ。時代におくれをとらない図書館とはどのようなものであるか。図書館新設に情熱を傾ける安部市長の図書館の使命とはどんなものであろうか聞いてみたいものだ。
町中に図書館が出来てどれだけ中心街が活性化するというのだろうか。小生には甚だ疑問が残る。
さて、恐ろしいと市民が噂する酒井彰氏の次なる野望の実態だ。
なぜ彼は「あづま会」の理事長に就任するにいたったか謎を考えてみよう。
前松田俊春氏を理事長から追い出し、しかも一時しのぎに根津・岩間信金関連者を後釜に据え、天満神社関連土地の登記を済ませた時点で岩間元信金理事長をあづま会の理事長から罷免する理由には何があったというのだろうか。
いまになって元あづま会理事長の松田俊春氏のことばを思い出す。
「私が話すと多くの人に迷惑をかけるし、選挙妨害にもなる」として、一言も口をつぐんで話さなかった意味の深さを今になって考えてみると事情通の話に納得させられる。
米沢信金本店の東側に太田建設社員の口ききで買い求めた自分名義の広い酒井彰氏関連の土地がある。
市民の間ではいずれ都会の人間がホテル業を営む用地だとして知れた土地である。
酒井彰氏は当該土地を売って金に代えようした。
それには「あづま会」が探している代替地に相応しい土地だと知恵をつけた人物がいるに違いない。
あの広い土地に一括現金を出せる人間とはだれだと考える。知恵をつけたのが太田建設の当該社員だという。
「あづま会の施設が地すべり地区にあり、松田理事長が移転先として町中に施設を考えている。現に商店街駐車場を買い取る計画が進行している。松田理事長の理事会無視の独断専攻を理由に理事長を解任して自分の息のかかった人間を理事長に据えれば施設が保有する10億円を超える資金が便えるではないか。その資金を使って土地を買わせ、施設をその土地に建てることだよ。そのためには味方になる理事を揃える必要があるだけだよ」
酒井彰氏はこの案に夢中になったというのだ。
この話が事実ならば、信用するに無理はないのだ。
松田俊春氏が口にも出せない「悔しいが裏事情が読み取れる」のだ。
そして現在、信金本店東側(酒井彰氏関連土地)にあづま会による特養施設建設が県に認可打診が行われているという。(某新聞記者談)
人は「金力と権力」にはとかく弱いものだ。 安部三十郎の市長権力願望と酒井彰氏の金力願望が見事に合致したものだといえよう。

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