潔さはどこいった?
あきらめた~ ときっぱり 言い切ったその数日後
意地汚さを捨てきれずに おこぼれを目指して やっぱり 行って来ました
わらび
それで、いつもは行かない 笹やぶの奥まで、ダニの巣窟のなか やぶこぎ
そしたら (現在進行形)
まだこの先相当採れそうな予感もありましたが
よそ様の土地、これで充分でございます
お隣と自然の恵みに感謝していただきます
自然ついでの話題です
アオジ でしょうか?
また窓ガラスに衝突して気絶していました
カラスに狙われると可哀想なので、草の陰にそっと置いてきました
一時間後にはもういなかったので、無事飛び立ったのでしょう
牧草ロールの上でくつろぐ キタキツネ
カメラを向けても逃げないどころか
大あくび
カメラ目線
ちょっと右目をケガしてる?
同情もしないし、かわいいとも思わないもんね~~~!
なぜなら
2週間ほど前 我が家のニワトリ小屋を金網を食いちぎって侵入
まだ一度も卵を産んでいない、10日前にうちに来たばかりのニワトリのヒナを拉致したのは
これで我が家は産みたてたまごの恩恵がなくなったのじゃ~
終わったことをグジグジ言いたくはないので もう目の前には来るなよ!
といってもね
素直に聞いてくれる野生動物はおりません
自衛しかないのよね
これからは畑も心配・・・・・
爆竹鳴らして脅かすとか、なんかよい方法は知りませんかぁ~
わらびを採った後、牧草地のはずれで見つけた野草
ツマハシソウ
花弁の端が赤く染まったようなことがあるので付いた名前らしいけど
見たところ、全部真っ白でした
草丈5センチくらい、七枚の花弁が星のよう
なつかしの日本橋
今日は雨です
草取りも一時休止
ということで 延び延びになっていた てくてく日本橋お散歩編です
時間はかなりすぎてしまいましたが、季節感のない話題なのでお付き合いくださいませ
東京駅の丸の内で友人と別れて 一人八重洲方面に出たら
ここでも、またすっかり昔の記憶がよみがえらないほどの変わりよう
日本橋方面に向けて歩き出したのに見慣れたものが何もなく(記憶に残っていないと言うことも含めて)
不安な気分で歩いてようやく
変わらない外観の 「高○屋デパート」
と
大手書店の「丸○」
この二つを見てやっと日本橋にいることを実感しました
これは和菓子屋さんの看板
見えにくいですが この先に高速道路の下にある「日本橋」があります
私が2年間勤めていた会社が近づいてきました
会社の裏にあった中華料理のお店
大きな「シュウマイ」が名物
このレストランもここにはなかった、と思うけど
そして
会社が入っていたビル ここの5階に事務所がありました
会社はもうありませんし、ビルもつぶれた銀行のものでしたから持ち主も代わっているはずです
30年だもんね~ けっして短い年数ではないです
なつかしくて、会社にいたころの先輩にメールをしました
「今度は一緒に日本橋を歩きましょうね」と返信をもらいました
先輩は、今は岩手で晴耕雨読の生活をしています
定年までバリバリ都会の OL していた Nさん 私よりずっと懐かしさがこみ上げてきているようでした
さて 郷愁にひたったあとの、本日のもうひとつのお目当ては
ここ
ブリジストン美術館
ここには と~ってもお気に入りの絵があるんです
その前に 美術館のトイレでちょっとびっくり
やわらかい間接照明の真っ白なトイレ
こんなにもシンプルできれいな空間のトイレは初めて
そして お~ これまた初体験
洗面台に直接温風装置がついている
へ~こんなのがあるんだ~ と田舎のおばさんはしばし感動
いえ、わたくし トイレに感動しにきたのではないのです
どうしても再会したかったこの「絵画」
シスレー 「サン・マメス 6月の朝」
初めて目にしたのは中学か高校のころだったのですが それ以来 好きなんです
この絵の中にすっと入り込んで、6月の初夏のさわやかな朝の空気の中この道を歩きたい
川の音、木立を抜ける風の音、挨拶をかわす人の声 あたたかな朝の日差し
絵を見ている、というより絵の中に入り込んでしまいたい そんな気持ちにさせてくれます
以前はこの絵の隣に現代のこの通りの写真が飾られていましたが、今回はなかったです
それもちょっと興味深くてよかったんだけど・・
展示室の中央には椅子が数脚置かれていて、ゆっくりと絵の中を散策したかったので
警備員さんに「椅子の向きを変えてもいいですか?」と聞いたのですが
こんなこと聞かれたことなかったのでしょうか、「え?」という顔をされてしまいました
警備員さんにはこういった権限はありませんからわからないのは当然ですけど
またいつか会いにこよう、と、絵葉書だけ買って(写真はその絵葉書です) 美術館を後にしたのでした
さて、お気に入りに絵の再会に浸りたくて ちょっと隠れ家的な喫茶店はないものか、とうろうろ
ありました
デパートの通用口の前のビルの谷間の小路を入ったところ
古びた小さな喫茶店発見
気のよさそうなおじさんに 「ここは古いのですか?」 と聞いたところ
「今年で18年ですよ」 と
思わず、「な~んだ、新しいのですね」 と言ってしまいました
だって、私がこのあたりをうろうろしていたの30年前、そのころは影も形もなかったのですから、ここは
でもね、いかにも 「古くからある隠れ家的」 なお店なんです
そういうお店を目指しているんだろうな、というのが伺えます
そういうところを探した私がまさに すぽっと はまった、というべきか・・
最後になりますが 建設途中の 「スカイ・ツリー」
電車に乗ると必ず見えてきます(実家がそっち方面なので)
写真を撮るチャンスがなかなかありませんでした(「これ」の文字も小さくてすいません)
帰りの飛行機の中から
潔くあきらめなさい
昨日の朝の夫との会話でございます
「わらびが採りごろなんだけど、今日あたり行ってみる?」
「そうだね」
その2時間後
「隣の Sですが、わらびを採りに来たので車を置かせてください」
ありゃ、りゃ・・・・ 先を越された・・・・
いえ、 行かなくてよかった、のでした
わらびのわんさか出るその土地は 我が家の牧草地に隣接しているとはいえ お隣の土地ですから
毎年お隣が採り終わったあとのおこぼれを少々いただいておりました
それが昨年は どうも採りに着ていない様子、隣のおばさんもとうに80を越えているので
もう、やめたのかな?
しばらく様子を見てから、わらびもかなり伸びてきていることだし、では行きますか
ということで、夫と二人で数キロを採り、塩漬けにして保存し、1年通して楽しんだのでした
うまく塩漬けも出来たことだし、じゃ、今年も、と最初の会話をした矢先だったのに・・
まさかね、杖をついたおばさんが娘を頼んで来るなんて、思いも寄らなかった・・・
お隣では毎年家族親戚でここのわらびを楽しみにしていたのでしょうから 当然なんです
しかもお隣の土地なんですから
意地汚さ満載で言いますが
常に目に入るところにあるご馳走を、これ見よがしにごっそり持っていかれるのは きつい
人間の本性がこういうところで出てしまいますね~ お恥ずかしい・・・・
特別めずらしいことでもありませんが
6月に入りました
寒いままです
今朝は霜が降りました
季節はずれの霜の花
牧草地も
スイセンもしんなり
しか~し
さすがにこの土地で生き延びる植物は つおい のだ~
2時間後、暖かい日差しを浴びて シャッキリ!
案外弱いのが これ
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