空のあれこれ 2006年07月

♪ジンギスカン♪

　北海道といえば、ジンギスカン
　ラム肉を焼いて、野菜と甘辛いたれで食べる
　ジンギスカンにも地域によって食べ方がちがいます
　最近は全国的にジンギスカンが普及しつつあるようですが
　テレビのグルメ番組などで見てると、こことは食べ方が違います
　札幌周辺では、中心が盛り上がった独特の形のなべを使って
　野菜とお肉を焼いて、たれにつけて食べる
　
　このあたりは、野菜も肉も最初からたれに漬け込み、それを鉄板のひろげて、焼いて食べます
　とにかく人が集まる行事には必ず、ジンギスカン
　お肉屋さんでも、注文すると肉と野菜をたれに漬け込んだものを届けてくれます
　お肉を注文すればバーベキューコンロも無料で貸してくれます
　炭をおいているお店もあり、至れりつくせり？
　次男の同級生には炭焼き屋さんが二人もいました
　やり方も豪快、
　炭を熾して、鉄板が熱くなったら、お肉と野菜をどばーっとぶちまけ
　火が通ったところから食べていきます

　そして、ある程度お肉を食べた後はこれ
　

　うどんを投入
　肉と野菜のエキスがたっぷり出た汁で、煮込んだうどんのおいしいこと

　そして、我が家の最後は焼き芋
　アルミやぬれた新聞紙につつんださつまいもを、最初に炭と一緒にコンロに入れておけば
　食べ終わるころにはあつあつのこんがり香ばしい焼き芋の出来上がり

　我が家も子供たちが学校を終わり、学級行事とも縁がなくなって
　外でのジンギスカンのすっかりしなくなりました
　いまは一年に一度、地域のお祭りのときだけ
　これは9月の始めにあるので、今年はデジカメもって、出かけてきます

追加です

　ガンビです　樺皮　と書くと思われます
　ダケカンバの樹皮で、油を多く含んで含んでいるようで、焚き付けに使います
　匂いもまきストーブのよい香りで、火の持ちもよく、優れものです

　「北の国から」　で、「純」君がこれを使って薪に火をつけるシーンがありました
　
　

ちょこっとドライブ屈斜路湖

　牧草も一段落し、娘も夏休み
　町内の景勝地にドライブしてきました
　今の時期、もうどこもかしこも絵になる風景ばかりです
　

　ジャガイモのはな
　

　そば、ジャガイモ、そして小麦畑

　屈斜路湖ではウグイの産卵時期で湖との河口付近には魚がうじゃうじゃ
　

　
　釣りをしたら入れ食い状態
　でも、これを喜ぶのは女子供くらいで、釣り好きはもっと沖に出てヒメマス（？）ねらい
　このときも、船外機付きのゴムボートで沖に釣りに出て行く人を見かけました
　夫もここは釣りの醍醐味はないと、全然興味なし
　パカパカ釣れたほうがおもしろい、というのは女子供だけ？
　

　お天気は相変わらずよくないけど、どこにいっても緑があふれてます
　道路にも覆いかぶさりそうな勢い
　

　ここは、元大横綱、大鵬の出身地

　娘の小学校のとき、新任できた先生が
　「君たち、知ってるかい？ここは『巨人、大鵬、玉子焼き』という流行語にもなった
　有名なお相撲さんの出身地なんだよ」
　子供たち
　「あー、知ってる、Ａちゃんの親戚だー」
　先生のほうが驚いてました
　Ａちゃんは大鵬関からは甥の娘の関係　

　記念館にはまだ入ったことはありません
　他にもアイヌ民族資料館などがありますが、いつでもいけると思うせいか
　地元なのに、知らないところがたくさんあります
　近いうちに行ってみようかな

　アイスクリーム屋さんも花でいっぱい
　

　アスパラアイスは今ひとつおいしくなかった
　娘曰く、「青臭い！」

　２時間弱のドライブ　まだまだ見せたいところがたーくさんあります
　今度はひまわり畑が満開になったころ行ってみたい
　

一番牧草終了

　昨日、７月２８日、今年の一番牧草が終了しました
　長かったー
　全国的にも天候不順でしょうが、こちらも例年より１週間はおくれて作業開始
　なんとか順調に進んでくれてはいたのに、あと一箇所、というところで天気が崩れだし
　またしても１０日も手がつけられない日が続きました
　　
　どうせ仕事が出来ないのだから開き直ってしまえばいいのでしょうが
　これができない
　牧草も成長しすぎると、栄養価が落ちてしまいます
　毎日の天気予報、週間天気予報を見ては、がっくりとため息ばかり
　とにかく終わらないとほっとしないのです
　
　さて牧草ですがこの辺は霧が発生しやすく、晴れの日が少なく湿度も高いので
　乾草にはあまりしません
　で、どうするかといえば
　刈った草を半乾きにしたあと、機械でロール状に
　

　そしてラッピングマシーンという機械でぐるぐるとビニールを牧草に巻きつけます

　出来上がったのがこれ
　

　しっかり空気を遮断することで中で牧草が自然発酵
　サイレージと呼ばれる牛の飼料となります

　我が家ではサイレージつくりはすべてこの方法ですが
　ほかにはロールにせずラッピングもしない、仕切られた場所に牧草を積み上げていく
　スタック、という作り方など、いくつかあります

　北海道の牧場といえば「サイロ」
　この「サイロ」はサイレージつくりのものでしたが
　今では使われてはいないと思います。（草を詰めるのも、取り出すのも、かなりの手間が
　かかるようなので）
　
　牧草地にカメラを持っていくことが出来なかったり、映し方が下手だったりと
　ロールにするまでの過程がはぶかれていますが
　まだ、２番牧草というものが残っているので
　その時にまた出来れば取り上げてみたいと思います
　
　二番牧草は刈り取った草が伸びるころ、
　８月の終わりごろの予定です

オニシモツケ

　　毎日お天気悪いですね
　こちらも、ずーっと、深い霧につつまれています
　霧で思い出しました
　二コール・キッドマン主演の映画「アザーズ」
　
　これ、テレビで見てたら、隣で夫が　
　「結末は、『シックス・センス』と同じだな」と　それも見始めてすぐに
　なんで、わかるのー？
　私の気持ちなんて分かってくれたことないのにー・・

　もひとつ、映画で霧が印象的だったのは
　「レべっカ」
　こっちは原作の思い入れが強すぎて、映画そのものは印象があまりない
　小説の中では、心理描写も巧みですが、風景描写、
　庭園の様子、花の種類、料理、と興味深いことが盛りだくさんなのです
　サスペンスですが、古いのであまりひねりは効いてません
　でも、好きなんですよ。
　いまだに、時々読み返してます。

　こんな天気でも、外の花はいつもと変わらず次々と咲いています
　オニシモツケ
　

　小さな花が密に、泡のように見えます
　
　泡と言えば、ビールを思い起こす方が多いとは思いますが
　私が、連想したもの
　胃の検査、バリウムの前に飲む、あれ
　なんていうんでしょうね、あれ
　
　初めて検査のとき、飲み込むタイミングをのがしてしまい
　口の中でブワーっとふくらんで・・

　うそつき天気予報は、今日もお日様マークが出ています
　外は、雨に近い、霧
　牧草も手が付けられません

タモギタケ

　夫が見つけてきました
　ハルニレやヤチダモなどの朽木に出るそうです
　我が家では初めて見つかりました
　これは立ったまま枯れた木の上のほうで見つけたそうです
　きのこは下ばかり見ているので、気が付かなかったのでしょう
　
　このへんのスーパーで栽培品は売っています

　これで我が家で食べられる天然きのこは4種類となりました

いちごのシフォン風ロールケーキ

シフォン生地のロールケーキ

　作り方、材料

　なべにバター４５グラムと牛乳３０ｃｃを火にかけ沸騰したら

　小麦粉４５ｇを加え、よくかきまぜる

　火からおろし卵黄３個と全卵１個を３～４回に分けてよく混ぜながら加える

　牛乳３０ｃｃとバニラエッセンスを入れてなめらかにする

　卵白３個分を砂糖を入れて、しっかりあわ立てる

　あわ立てた卵白と生地をさっくりま混ぜ合わせ

　クッキングシートをしいた天板に流しいれ、

　オーブンで１８０度で、１２分焼く

　後はお好み、生クリームや、イチゴ
　生地は甘さが控えめなので、甘党の方は、ジャムや生クリームでお好みの甘さにどうぞ
　

　今年はからすが来ない
　毎年、カラスがイチゴが赤くなるのを待っていて、そりゃもうすばやくかすめとっていく
　昨年はネットをかぶせたて死守したが、今年はその必要もない
　カラスはいる、なのに、なんで？
　来ればきたで憎らしいが、こないと「どーしたのー？」と
　ご機嫌を伺いたくなってしまう
　いえ、やっぱりいいです、こなくて
　遠くでカアカア啼いてるだけにしてください
　
　これからジャムにして、焼きたてパンで食べまーす

お庭の花、お外の花、そして雷の季節

　牧草に手がつけられないまま、雷の季節がやってきてしまいました
　過去２回、電話、パソコンの被害にあっている我が家では
　ゴロゴロと鳴り出すと、何はともかく電話線のコンセントを抜きます
　牛舎で仕事中でも走って家に戻り、コンセントをとにかく抜く
　この３日間はゴロゴロ立て続けににぎやかなので
　コンセントを抜いては雷が収まってからまた入れて、の繰り返しで忙しいたっらない
　それに加えてパソコンそのものの調子も悪く、使っているといきなりフリーズ
　ウィルスだ、と夫は言うが、ほんとかな？
　これが私だけのときに起きると『使い方がおかしいからだ」と信じてもらえないけど
　娘も夫にも起きているので、やっとパソコンの不具合だと信じてもらえました

　季節は夏、になってしまいました
　

　ヤマブキショウマ
　オフホワイトもふんわりとした花
　

　野いちご
　実の大きさは小指の先ほど、これでも大きい方
　濃厚な味と香りでジャムにすると絶品なのですが、小さくて実ももろいので
　ジャムにするくらい集めるのはかなり大変

　毎年群落を見つけては道路脇の斜面にいい大人が這いつくばって、よくぞやってました

　デルフィニュウム
　紫は１６０センチはあると思うので見ごたえ充分
　もう少し花が密に咲く品種だとさらに見ごたえあるのだろうけど
　

　
　ヤツシロソウ
　日本的な紫色

　さて、イチゴが食べごろになりました　
　次回の予定は「イチゴのシフォン風ロールケーキ」の予定
　こうして自分にプレッシャーかけないと実行しないから
　ここで明記しておきます
　

初物

　釧路でサンマが初水揚げ　のニュースを見たので
　さっそく、お買い物で初物ゲット
　サンマは釧路産、イカは函館産
　サンマの塩焼き、と思っていたけど活きよいのでお刺身にしました
　イカは３杯あったので、お刺身、イカ焼き、塩辛に
　食べ物も夏ですねー

　我が家のビニールハウスでも初物
　まだこれだけしか収穫できてません
　今年はビニールハウスを今までの3分の1にい小さくしたのに
　ビニール代はたいして変わらないらしい
　苗を買ってビニール代かけての高い野菜、もう道楽ですね

　花壇に(と呼べるものかどうかは自分でも自信がありません）
　突如現れた、キノコ
　ヒトヨタケの仲間らしいのですが、私の持っているキノコ図鑑では特定できませんでした
　ここは、4年くらい前に、「花を植えたいから堆肥を入れて」と夫の頼んだ所
　持って来てくれました、トラクターでどっさり、
　ナマ堆肥を・・
　いくらなんでもそりゃないだろう、
　こんなべちゃべちゃしたところに何が育つっていうんだい！
　文句を言って3年
　しかし、　石の上にも三年、三年寝たろう、堆肥は寝て待て
　昨年は立派なペチュニアがきれいに咲きました
　今年はアスターとひまわりがすくすく育ってます
　
　でも、地面の下１５センチはまだ、生っぽい
　そこで、堆肥置き場に良く出てくるキノコも出てきた、というわけです。
　残念ながら食べられません
　ヒトヨタケというくらいですから、いきなりニョキッと出てきて
　あっという間に黒く変色して朽ち果てます
　花との相性は良いとは言いがたい存在です
　秋になったら、しっかり土起こしてさらに良い土になるようにしよーっと

ミヤママタタビ

　ぼんやりしてたら一週間も更新していませんでした
　別に忙しかったわけでもないのです
　天気悪くて、牧草作業が一向に進まずイライラする所ですが
　終わったところで何の予定もないので、「もう、いいや！」
　そのうち終わるだろう、といつもののんびり気分で
　曇り空,雨空を見上げてます　
　困るのは、収穫が遅くなると草が硬くなり、良い牧草でなくなること
　そうなると乳量も落ちてきて・・
　
　話題変えよう

　ミヤママタタビです
　夏が近づいた頃、突然のように林のなかにこんな葉の白いつる植物が現れます
　徐々に緑から白に変わってくとは思うのですが
　気が付くと、こんな感じ
　

　葉のアップ
　そして花
　

　葉が白く変わってから2週間くらいたつと今度は
　

　白からピンクへと変わってきます
　
　マタタビというくらいだから、ネコの好きな実が取れるようですが
　ネコより人間が「マタタビ酒」を作るほうを耳にします
　私は作った事はありませんが
　今年はちょっと試してみようかな
　それから我が家のネコ、ムーにもあげてみよう
　どんな反応するんだろう？

　ヤマブドウの花も咲きました
　こっちはご近所と争奪戦
　秋がたのしみですが、それより,そんな事より今は
　夏よ!太陽よ！どーんと来い！
　

コマクサ

　高山植物の女王,と呼ばれるコマクサが、ご近所のおうちの周りにたくさん
　もちろん園芸用に売られている物ですが、それでも女王様の｢コマクサ」
　「おー！」と感動する私の前で、持ち主のｋさんは
　「種で増えるから持っていきなさい」
　とその場で種の入ったサヤを手渡してくれました

　高山植物の中にあってひと際希少価値の高い(と思う）コマクサは
　放っておけばたやすく増えるらしい
　やはり人間の盗掘が少なくなった原因なんだな
　それと、生育場所の瓦礫を踏み荒らしてしまっているから

　盗掘などはもってのほかだけど
　どこかの山で、もともとないはずのコマクサを登山道に咲かせて　
　生態系を狂わす、と問題になったこともあったけ
　女王様はどこにでもいるものではないのね

　貰った種が上手く育てば、数年後には女王様でいっぱいになるかも
　本当は　園芸用でなく山で女王様にお目通りしたいものです

| ホーム | »