イーグルクリーク社 「コンフォートトラベルピロー」
車中泊仮眠や長距離バス移動において、
おそろしく快適な眠りを期待していただいて大丈夫です!夜行バスや夜行列車、長距離バスで移動するときにぜったい手放せない、
無くてはならない「U字マクラぞっこんラブ」という知人の話を聞いて
本来なら聞き流すような話であったが、自分の山行きと照らしあわせてみて
何らかのヒントになると感じた。
そういえばこれまでも夜移動したときの駐車場での仮眠において
特に他人様のクルマに乗せてもらった場合に熟睡できないことが多々あった。
その原因はヘッドレスト。
角度の関係なのか、首が痛くて眠れないという経験はスキー全盛期時代からの悩みだった。
自分のクルマで行く場合はヘッドレストを取り外したり、
それなりに快適になるようにブランケットなどを丸めてマクラ代わりにしたりと工夫はしていたが
気づけば寝返りを打って下に落ちてしまっていたりとまぁ車中泊はしんどい印象が。
どうせわずか数時間の仮眠だしと、いままで本気でどうにかしなければと思うほどには至らず。
そんなわけでU字マクラの話は自分にとっての何らかの気づきのサインだったわけだ。
ところでその話題の中心になっていたU字マクラはどこの製品かというとIKEAで買ったという。
IKEAなんて近くにないし、買おうと思えば休日を半日つぶしてショッピングに出かけなければならず
一気にハードルが高くなって興味が薄れそうになるところであった。
しかしながら車中泊や長距離バス移動での快眠を考えると研究しないわけにはいかないという結論に。
そんなこんなでいろいろ調べるも、U字マクラごときにそんなに特別にこだわったものは無さそうで
なかなか決定打に乏しいものばかりであったが、ついに完璧なものを発見した。
しかもそれは意外と身近に売っていることが判明。
というのも小物買い時の行きつけのセレクトショップ「A&Fカントリー」だ。
イーグルクリーク社は米国カリフォルニア州サンジャント山脈の街で約30年前に生まれたブランドで
スティーブとノナという夫妻が「旅人を満足させる理想の製品を作りたい」という熱意で生まれた会社。
妥協の無い製品作りの精神で常に旅人の立場に立ち、旅先で快適な旅を満喫できるため
現在も製品開発が続けられているという。
あの手放せない
ザ・チェアのクレージークリーク社と名前がよく似てるので混同しそうになる。(^^ゞ
しかも本来の製品名は「サンドマン トラベル ピロー」。
なぜか日本では「コンフォート トラベル ピロー」となっている。
サンドマンはおとぎ話に出てくる眠りの精のことで、日本人には馴染みが薄いからか?
コンフォート(Comfort)は快適、安楽、満足という意味。
前置きがずいぶん長くなったが、何がスゴイかって使ってみて想定以上に気持ちよかったので
おもわずひとり笑いしてしまった。
「ナニコレ!・・・フハハハ・・チョ~カイテキ~・・・じゃオヤスミ~」って感じかな。
さらに驚いたのは空気を出し入れする仕組みだ。
あまりにも秀逸で素晴らしく、感動すら覚えた。
よくあるビーチボールや浮き輪などの空気栓とは違って画期的なバルブ構造になっている。
空気栓が500円玉よりも大きいものだから最初はどうやって空気入れるのかと思った。
しゃぶりつくには大きすぎるからだ。
実際にはふつうに唇を当てて吹き込むだけであった。
さらには空気の抜き方がわからなかったが栓の中央部を押すようになっていた。
ではどこが感動的であったかというと、
・大きく息を吸って2~3息ほどでパンパンになる。(このマクラはけっこう大きいのにもかかわらず)
・息継ぎする時に唇を離しても空気が抜けない(空気栓があまりにも大きいのにもかかわらず)
・空気を抜く時に弁の中央部を押すと瞬時にペッタンコ。(あまりにも一気だったのでこれには笑った)
そんなわけで、車中泊での仮眠にとどまらず、夜行バスや眠りたいシーンが想定される場合は
必ず携行すべき必需品に決定!
ちなみにカバーは取り外して洗濯することができるようになっている点も気が利いている。
いい仕事してる。。
#生地がちょっとだけ上等なバージョンもあります。
#店員さん曰く、パンパンに膨らますのではなく少し緩めがオススメとのことでした。
画期的な構造の空気弁