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ionicでcrosswalkのビルド後のapkがarmv7とx86に分かれた件

最新版のionicでは、crosswalkのビルド後のapkがarmv7とx86に分かれるようになった。 これによって、armv7とx86両対応のために40MB以上になっていたアプリサイズが20MB程度まで軽量化された。 喜ばしい事ではあるけれど、リリース時にとても混乱してしまった。 リリーススクリプトを書いているのだけど、これまでは一つのapkにサインすればよかったものが二つのapkにサインする必要がでてきて、スクリプトがまともに動かなくなってしまったからだ。 しかし、このことに気づいた後は特に問題は無かった。 Google Playでは、すでに一つのリリースで複数のapkをアップロードできるようになっているので全く心配は無い。

コンテンツのレーティング(IARC)が理由でアプリが不承認(リジェクト)される件 @ Google Play

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Google Playにて、コンテンツのレーティング(IARC)が理由でアプリが不承認(リジェクト)された!不承認を通知するメールにはこんな文言が… 不承認の理由: Google Play コンテンツ レーティング ポリシーへの違反。 提出したアプリの性質からして、どう考えてもリジェクトされる理由が分からなかった。こんなことは初めてだ。しかし、しばらくすると自動的に承認された(^^); 原因は、「IARC認定」(Certificate ID)が得られる前にアプリを提出したことだと分かった。 IARCのコンテンツレーティング認定アンケートなど、アプリの掲載情報を入力すると提出可能になる。 しかし、実際問題としてはアンケートに答えるだけではダメで、IARCからCertificate IDのメールが来て、Google Play Developer Consoleが次のような状態にならなければ承認されないようだ。 12:37に行ったアンケートにはIARC認定のCertificate IDが無い。15:35のはある。 焦ってググったが、この件についての記事が見つからなかったので書いておくことにした。 同様の状態にハマった方は、焦らず、しばらく待ちましょう(^^); Google Playには、Certificate IDが得られるまで提出ができないようなバリデーションを行っていただきたい。

Android Wearは将来「病気発見器」になる

日経14.10.29朝 グーグル ITで医療 がん発見に着用端末 ナノテクと融合、早期診断 【シリコンバレー=小川義也】… ナノテクノロジー(超微細技術)を活用し、健康状態を分子レベルで監視。病気のわずかな兆候も見逃さないようにする… 研究部門「グーグルX」のライフサイエンスチームが担当する。 具体的には、がん細胞など血液中の特定の細胞と結合する「ナノ粒子」と、それを測定するウエアラブル端末を組み合わせる… ウエアラブル端末は腕輪型で、手首の内側の静脈にナノ粒子を集めてデータを測定する… 日常生活の邪魔にならない方法で健康状態を常に監視し、病気の兆候をいち早く見つける技術を確立するのが我々の目標だ… 「ウエアラブル端末は腕輪型」ということは、おそらくAndroid Wearの拡張版のことだろう。 ということは、Wearに心拍計が付いているのはこの技術に対する布石で、将来のAndroid Wearは病気の早期発見にも使われることになるのだろうと思う。 人の健康状態は究極のプライバシー情報と言える。Googleはそれまでも握ろうと言うのか… そしてその情報は、間違いなく製薬会社や医療機関への導線となる。現在のGoogleのメインの収益である広告以上の収益になるかもしれない。 Google…恐ろしい子w WIREDでも記事が出ていた。 グーグルが目指す「医療の革新」:ナノ粒子で癌や心臓発作などを早期発見するプロジェクト « WIRED.jp

Google X内に生体・遺伝子情報を収集・解析するプロジェクトが立ち上がった

日経14.07.26夕 グーグル 体を分析 血液や遺伝子 病気早期発見狙う 【シリコンバレー=小川義也】米グーグルは健康な人間の生体情報や遺伝子情報を収集・解析し、「健康」の基準を作ることで病気の早期発見に役立てる研究を今夏から始める… 「グーグルX」内に、「ベースライン・スタディー(基準研究)」と名づけたプロジェクトを立ち上げた。米デューク大学と米スタンフォード大学の研究者も参加… データの収集は提携する臨床試験企業が手がけ、グーグルなどの研究者は匿名化されたデータを受け取る… 保険会社など第三者には提供しない… プロジェクトを率いるグーグルXのアンドリュー・コンラッド博士は「『健康』とは何かを研究することで、病気をより深く理解し、早期発見につなげられる可能性がある」と述べた。 グーグルは今回の研究の目的はあくまで「科学への貢献」としており、「グーグルとして新製品やサービスを開発することは意図していない」と説明している。 Google rules… Googleはあらゆる分野に展開している。しかも一体感を持って。何て大きな企業なのだろう。。。 最近、DeNAが遺伝子情報の解析サービスに乗り出した。方向性としては似たものだろう。とても有望な分野だと思う。 DeNAライフサイエンスが一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」8月中旬から提供を開始 | 株式会社ディー・エヌ・エー【DeNA】 Googleはあくまで「科学への貢献」で、新製品やサービスを開発する意図はないとしているが、それはどうだろう。 いや、これは本意かもしれない。DNAの解析などの高度なコンピューティングはCPUパワーが必要となる。そこで必要になるのがAWSやGoogle Compute Engineだ。 つまり、Googleは本当に直接関わる気はなく、マーケティングのつもりでこのプロジェクトを立ち上げたのかもしれない。 とにかくGoogleがこれからも本当にEVILにならないのなら、歓迎すべき事だと思う。より多くの人が健康になるかもしれないのだから。

モバイル広告は今後も急成長するけれど、テレビ広告には当分かなわないというグラフ

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日経14.07.25朝 米モバイル広告急成長 【シリコンバレー=小川義也】… 米国では今年、広告費に占めるモバイル広告のシェアが新聞、雑誌、ラジオを初めて上回る見通し… なんだけど、このグラフを見てみよう。 日経記事より 2018年になってもまだモバイル広告はテレビ広告に勝てない見通し。つまり、「テレビ」の主導権をいかに握るかが重要になってくる。 これはAndroidTVやAppleTV的なものの重要性を物語っていると思う。 現在のところFacebookやTwitterはWebメディアしか持ち得ないけれど、GoogleやAppleはすでにその方向に動いている。

「Google I/O 2014 - Keynote」まとめ 〜 Androidで満ちた世界へ

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本編は28分頃から始まる。なので実際には2時間半くらい。 UPDATES 始めの方はAndroidプラットフォームの状況的な話。 Android One もっと多くの人にAndroidを使ってもらえるようにするため、安くてハイパフォーマンスなAndroidスマホを開発するらしい。 インドとか途上国向けだと思われ。FirefoxOSのコンセプトと似ている。 Material Design(Polymer) デザインガイドライン?とりあえず「Material」という言葉は忘れていいと思う。要するに、開発者のデザインに縛りを加えることでより高品質なアプリを増やそうという話だろう。 そのために、Web用には去年発表された「Polymer」を使うらしい。 要チェック。 http://google.com/design Android 「L」 Sneak Peak AndroidではPolymerじゃなくネイティブUIコンポーネントで「Material」を実現? Notificationの強化。 Google Watchを着けているとスワイプだけでアンロックできるが、外すと認証を求められるというデモ。Appleの指紋認証に対抗しようとしているのだろう。 Chrome for Mobile インド系のプレゼンター多し。 Google検索で出てくるリンクで直接アプリを起動できるようになると(App Indexing) Androidの検索バーのサジェストで「Google Earthで開きますか?」的なアイコンが出てる。 ART(Android Run Time) ARMでもx86でもMIPSでも動くDarvikの代替となるランタイムらしい。64bit対応。これからもどんどんメモリを載せていくつもりなのだろう。 Nexsus5でARTを動かした場合、Darvikに比べてかなりのパフォーマンスが出ている。つまり、OSが「L」になっただけで相当なパフォーマンスアップが見込めるということだろう。 Android Extension Pack グラフィックスのパフォーマンスアップのための...

Chromecastファーストインプレッション 〜 これはGoogleの「お茶の間Hack」だね

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Chromecastが来たので試してみた。 こんな感じのパッケージよ 手に持ってみると結構「ずっしり」。軽いのは軽いけど、質量があるというか、色々詰まってる感じがした。 結構ずっしりよ HDMIは電源を供給できないはずだから、電源をどうするんだろうなぁ…と思ったら、このmicro-USB端子で供給するようだ。 右にリセットボタン(らしい)が見える TVがUSBポートを持っているならUSBで給電できるんだろうけど、うちのは無いので付属のアダプターで給電で残念な感じ。 セットアップは簡単だった。こんな感じ。 ChromecastをHDMIに挿す テレビの電源を入れる(ここですでに「Chrome」のロゴが表示されてた) ノートPC等でセットアップページにアクセスしてね!言われて アプリをダウンロード(Mac版あり) アプリ経由でWiFiの設定をして 勝手にFirmwareのアップデートっぽいのが始まって再起動して終了 とりあえずMBAでYouTubeをcastしてみたら驚いた。 cast直後 スクロールしてるやんw MBAの画面をスクロールするとTV上の画面も普通にスクロールしてしまい、動作イメージと全く違う感じだったから。フルスクリーンで映像が表示されるんじゃないのぉ?(´・ω・`) 気を取り直して、今度はiPhoneのYouTubeアプリでcastしてみた。これはイメージ通り!映像がTVにフルスクリーンで表示された。YouTubeアプリで所在なさげだった再生画面がやっと居場所を見つけた感じだね^^; 少し使ってみて、検索や再生コントロール、キュー入れなどは手元の端末(スマホ、タブレットなど)でやって、再生画面はTVでという切り分けは「やはり正しいな」と直感した。 まず、検索画面を操作したり、再生コントロールを表示したり、コメントを見たり、Tweetしたりといった事が物理的に完全な別画面で行われるので、全く再生画面の邪魔にならないのだ。当然だけど。 そして、 キーボードに手を出さずに済むというところ、そしてコントローラーも手元にあるということが非常に大きい 。 対応アプリはまだまだ少なく、Chromecastは確かにこれからだろう。 AppleTVと比べられることも多...

「Dart」がECMAで標準化されると聞いて即試してみた。今すぐ導入する必要はあるか?

今日は「お!」と思うニュースがあった。何と、GoogleがJavascriptの後継として開発しているDartが、 Javascriptの標準化も行っている ECMAで標準化されることになったという。 Dart News & Updates: Ecma forms TC52 for Dart Standardization これは、DartもJavascriptと同様、標準化作業を経た後に様々なブラウザに搭載されるようになる可能性を示している。 Dartには興味があったが、Chromeにしか搭載されないようじゃしょうもないと思ってノーチェックだった。しかし、こうなると。。。 GoogleはJavaでOracleと問題になってるし、かなり前から脱Javaしたかったはずだ。もし標準化が上手く行って普及の兆しが見えるとしたら、ブラウザもサーバーサイドもAndroidもみんなJavaVMの代わりにDartVMが搭載されるようになって、うわ〜!!っていう未来が見えてくる。 上の記事ではこう言っている。 Dart is now officially stable and mature enough for production use. 本当か?確かめる必要がある。いつやるの?今でしょ?ということで、早速Dartのチュートリアルをやってみた。1時間程度で終わるというので(^^); Try Dart | Dart: Structured web apps このチュートリアルで感じたことを挙げてみようと思う。 JavaとJavascriptを知ってる人はすぐ慣れると思う classとかfunctionがオブジェクトとか、両方の特徴を持ってる感じ。もっと言っちゃえばActionScript3に近い感じ。 DartEditorのフォーマッターが貧弱過ぎる(´・ω・`) 一応リファクタリングはできるんだけどねぇ… ブラウザへのアクセスはJSと大差ない感じ window.localStorage[KEY] = saveValue; クラスをJSONから構築できるの(・∀・)イイネ!! Class.fromJSON(String jsonString) 言語レベルでdeferredがサポートされてる感じで...

世界でのiPhoneシェアの低さに改めて驚く

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日経13.10.31朝 スマホ世界出荷39%増 サムスン、シェア拡大 …従来型を含む携帯電話端末全体に占めるスマホの割合は55%に達した… メーカー別のシェアも新興国での取り組みが明暗を分けた…サムスン電子は上位機種から低価格帯まで幅広くそろえる戦略が奏功…2位のアップルとの差を広げた… サムスンは世界首位という「物量」を後ろ盾にソフト開発者との関係を強め、グーグルの得意分野への参入も視野に入れている… (シリコンバレー=奥平和行) 日経記事より まず驚くのはAppleのシェアの低さ。なんだかんだ言っても13.1%!日本ではぜんぜん違うけど…しかも1.3%減だし。 いよいよAndroid vs iOSでWindows vs MacOSの構図がそのまま出てきた感がある。やっぱりAppleは、なんだかんだ言っても昔から少数派のものなのよね。 サムスンは開発者と関係を強めてGoogle的位置を狙っているらしいけど、どうかな? Nexus4、Nexus5がサムスン製でなく続けてLG製だったのも、そういうパワーバランスなのかな? 自分としてはHTCやSONYと頑張って欲しいんだけど、SONYはXperiaブランドがあるからだめか?じゃあHTCで(^^);

Google Plugin for Eclipse 4.3(Kepler)でAppEngineのみのプロジェクトを作ると実行出来ない件の対処

Google Plugin for Eclipse 4.3(Kepler)で、プロジェクト作成時にGWTのオプションを外したAppEngineのみのプロジェクトを作って「Run As」や「Debug AS」すると、コンソールに次のようなメッセージが出てローカルサーバーが起動しなくて困った(´・ω・`) Usage: <dev-appserver> [options] <app directory> 「Debug AS」>「Debug Configurations」に行き、左から該当するWebApplicationを選んで、右の「Arguments」タブを開く。 すると、このようになっているはず。 --port=8888 testapp.TestApp /Users/user/Documents/workspace/testapp/war これをコンソールのエラーメッセージと見比べてみれば間違いが分かるだろう。 つまり、「testapp.TestApp」が余計だ。これを削除してこのようにする。 --port=8888 /Users/user/Documents/workspace/testapp/war これで走ったよ\(^o^)/

iOSもAndroidも勝者であり続ける保証はない(OS別スマホ世界シェアのグラフ)

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日経13.09.04朝 マイクロソフト反抗 ノキア携帯端末事業 買収 スマホ挽回へ背水 【シリコンバレー=岡田信行】… 買収対象は、従来型の携帯電話機も含めたノキアの端末事業全て… スマホ市場を席巻したアップルも、スマホ用OS「アンドロイド」を韓国サムスン電子などの協力メーカーに供給するグーグルも、勝者であり続ける保証はない… 確かに。もしノキアの端末シェアが全てWindows Phoneになった場合、特にAppleにとって大変な脅威となるだろう。 琴線探査: 日経の携帯電話端末世界シェアのグラフでの驚き2点盛 記事にあったグラフがもうひとつのことを教えてくれる。 日経記事より それは、世界的に見れば「Androidファースト」は当然の動きだということ。 日本ではそこもかしこもiPhoneだらけ。これからドコモまでiPhoneを出すというのだから、iPhoneだらけはさらに加速するだろう。 そんな状況の中で、日本だけ見ているとiPhoneの天下のように錯覚する。しかし、世界ではすでにこれだけの開きがあるということを忘れちゃいけない。