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モバイル広告は今後も急成長するけれど、テレビ広告には当分かなわないというグラフ

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日経14.07.25朝 米モバイル広告急成長 【シリコンバレー=小川義也】… 米国では今年、広告費に占めるモバイル広告のシェアが新聞、雑誌、ラジオを初めて上回る見通し… なんだけど、このグラフを見てみよう。 日経記事より 2018年になってもまだモバイル広告はテレビ広告に勝てない見通し。つまり、「テレビ」の主導権をいかに握るかが重要になってくる。 これはAndroidTVやAppleTV的なものの重要性を物語っていると思う。 現在のところFacebookやTwitterはWebメディアしか持ち得ないけれど、GoogleやAppleはすでにその方向に動いている。

全国初「寄生型サイト」運営者が著作権法違反容疑で逮捕

日経14.05.09朝 「ニコ動」音楽不正利用 容疑の元サイト運営者逮捕 「にこ★さうんど#」というサイトで「ニコニコ動画」の動画から音楽ファイルを抜き出し不特定多数の人にダウンロードさせた… 2008å¹´1月から今年2月の閉鎖までに…広告収入は約1億3200万円あった… アクセス数に応じた広告を目的に他サイトで公開中の音楽などを無料でダウンロードさせるサイトは「寄生型サイト」と呼ばれる。JASRACによると、同サイトの運営者が著作権法違反容疑で逮捕されたのは全国初… 昔から海外にも似たようなサイトあるけど、著作権問題やクリエイターに対するリスペクト問題などの前に、API利用規約違反だろう。 このサイトだけで1億円以上も稼ぎ出していたというのは大したものだけど、結局アコギな商売をすればこうなるよね。 まぁ勝手にしろと言いたいところだが、こういう輩が出てくると開発者としては迷惑なんだ。なぜなら、無駄にAPI利用制限が厳しくなりかねないから。 ニコ動は角川と経営統合したようだから、これからただでさえAPI利用制限が厳しくなるだろうにさ…

気合の入った政治CMは投票率の向上に役立つかもしれない「Peace Litle Girl(Daisy)」

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日経14.03.11朝 世界を変えた広告十選7 クリエイティブ・ディレクター 杉山恒太郎 1964年米民主党大統領選 米国の著名な歴史家で政治ジャーナリストのセオドア・ホワイト…が「政治的なテレビキャンペーンの傑作として歴史に記される価値がある」と特記した。 制作は、広告代理店DDB。大統領選を前に、同社のフォルクスワーゲンの広告に注目していたJ・F・ケネディは、ダラスで暗殺。その意を継いだL・ジョンソンは、ゴールドウォーター候補との一騎打ちにこのDDBを指名した。 題名は「Peace Little Girl(Daisy)」… 「核の時代、愛し合うか、死ぬかの選択しかありません」とジョンソン大統領の肉声。好戦的な発言が多い敵方陣営の弱点を突いた… 結果はジョンソン圧勝に終わる。相手への単純な誹謗中傷に終わらず、人々のインサイト(深層心理)に訴えた、初めての大統領選のネガティブキャンペーン広告。 つべにあるかなぁ…あるわなぁ。つべには何でもあるぅ!(^^); しかし、これもまたうまい広告だね。プロットや映像もそうだけど、特に最後の映画っぽいセリフのパンチが利いている。 Daisy (advertisement) - Wikipedia, the free encyclopedia 「The stakes are too high for you to stay home.」 つまり、家にいて投票しないでいると大変なことになりますよ!というわけだね。 「The stakes」は肉のステーキじゃなくてステークホルダーのステーク。この言葉が持つ「利害」という意味合いと「火あぶりの刑に使われる柱」という意味をかけて、「too high」リスクであると。はい。座布団あげてー。 確かに、こんなに訴えかけてくる政治のCMは見たこと無いね。日本じゃダサいのばっか。政治の広告も気合を入れて作れば、もっと投票率が上がるのかもしれないね。 しかし、これがネガティブキャンペーンなのか?ネガティブキャンペーンもスマートにやらんといかんね。 あと、このCMといい、オバマ大統領といい、ケネディ駐日大使といい、米民主党というのはやっぱり昔からリベラルだったんだなと改めて感じた。

「ハードセル」と「ソフトセル」

日経14.03.07朝 世界を変えた広告十選5 クリエイティブ・ディレクター 杉山恒太郎 ロールス・ロイス 「時速60マイルで走行中の新型ロールス・ロイスの室内で、一番の騒音は電気時計の音です」… それまでの米国の広告といえば「ハードセル」、ひたすら商品の自慢話を消費者に連呼するやり方。それに対してコピーライターでもあるオグルヴィは商品そのものに内在する独自のスペック(性能)を取り上げ、アイディアの力によってそれをエモーショナルに説得する「ソフトセル」という新たな方法論を確立したのだった。ゆえに、近代広告の父と呼ばれている… (1958å¹´) うまいコピーだなぁ。素晴らしい。 なるほど。こういうのを「ハードセル」と「ソフトセル」というのか。 Appleなんかはまさにソフトセルだろうなあ。Googleはハードセルかな。 例えば、ソフトウェアを人に説明する時に、「こんな機能もあんな機能もあります!」じゃなくて、ライフスタイルの変革を予感させるようなエモーショナルな一点に焦点を絞って説明するという方法もあるということだろう。 小泉純一郎元首相の「ワン・イシュー」のやり方は、政治の世界にソフトセルの手法を持ち込んだものなのかもしれないね。 この手法は色々なところで応用できそう。

炎上マーケティングに通じるベネトンの激しい広告

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日経14.03.04朝 世界を変えた広告十選4 クリエイティブ・ディレクター 杉山恒太郎 ベネトン 広告は人生の暗部は描かない、という不文律がある。そんなタブーや常識を常に刺激的な表現で揺るがせたのが、1980年代末からのアパレルメーカー、ベネトンの一連の広告だ。 イタリアのフォトグラファー、オリビエーロ・トスカーニによるもの。のビジュアルはカトリック教会から不謹慎との猛抗議を受け… ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争時には和平を呼びかけ、「戦死した若い兵士の血染めのシャツ」… ここに取り上げたのは「天使と悪魔(エンジェルとデビル)」… 異化効果を狙い… 「アンチ広告の反逆児」トスカーニこそ、実は最も広告らしい広告を世に放ったひとりかもしれない… 日経記事より うーむ。 「キスする神父と修道女」はどうか? ハンギョレ・サランバン : 森の妖精・修道女のキスなど‘問題的写真たち’ より うむ。 「戦死した若い兵士の血染めのシャツ」はどうか? ベネトンの広告 より うわぁ… ベネトンの広告 …ポスターの制作者であるオリビエーロ・トスカーニ氏は、「広告は現実の問題をもっと取りあげるべきだし、そうした問題に企業が取り組む姿勢を示すことこそが最大の広告になる」という主張を様々な場で展開しています。つまり、企業には社会的責任があり、その社会的責任についての企業の考え方や取り組みを広告を通じてアピールし、それに賛同する人たちが商品を買うというのは、企業と消費者の関係として最良のコミュニケーションだというわけです。… 意図していることはわかる。でも正直、見ていて気持ちのいいものではないな(´-`) また、「分かる奴だけ買えばいい」という排他的なメッセージが多く含まれているので、正直自分は買わないな。 しかし、広告としては悪くないと思う。 ひとつは、広告を作った人がそれなりのポリシーを持って作っていること。それ自体が広告になりうる。 もうひとつは、良い悪いじゃなく生き残りのためのひとつの戦略だということ。所詮お客さんになるのは世界の一部の人々なのであり、世界の人々全員に好かれる必要は無い。むしろ皆に好かれようとする広告は無視され、広告の意味を成さない。それならば、批判を呼んでもコアなファンを獲得した...

人々の価値観を180度変えたフォルクスワーゲンの広告

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日経14.03.03朝 世界を変えた広告十選3 クリエイティブ・ディレクター 杉山恒太郎 フォルクスワーゲン 米国の広告専門誌アドエージが選ぶ20世紀の広告キャンペーンのトップ100で堂々の1位に輝いたのがフォルクスワーゲンの「Think small」。 米国で隆盛を極めていた大型車市場にドイツの実質本意な小型車を売り込むための広告だった。 それまでのアメリカの伝統的な価値観"Think big"、大きいことが最大の価値、に対してのアンチテーゼが奏功し、実質本位の賢い消費者という「新しいアメリカ人」を生む。 広告は優れたアイディアで世の中の価値を転換させて初めて機能したといえる。スマートな説得型広告、モダンアドの始まりである… 日経記事より これは確かにヤラレタ感がある。さすがNo.1。 アイディアだけでなく、ビジュアル面でも。この余白の取り方は日本の美意識にも共通するものがあると思う。 昔Appleも「Think different」という広告キャンペーンしていたことがあるが、その元ネタはこれだったのかも?1960年のものだというからオドロキだ。 一般に、人の価値観を180度変えることは容易なではない。いくら言葉を尽くして説得しても説得しても、不可能じゃないか?と絶望することは多い。 しかしこのように、説得というよりインスパイアするようなソフトな方法によって、人の価値観を180度変えることもできるんだなぁ。 単に広めるということだけでなく、人の価値観を変えることでマーケットを創り出す、ということが広告の仕事なんだね。 広告の人たちってよく「クリエイティブ」という言葉を使うけれど、正直何がクリエイティブなんだ?と思ってた。 でもこの記事で、「マーケットを創り出す」ということをクリエイティブと呼んでいるのかなぁと思った。

1964年の東京五輪ポスターが語りかけてくるもの

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日経14.02.27朝 世界を変えた広告十選2 クリエイティブ・ディレクター 杉山恒太郎 東京五輪(1964年) 戦後約20年、復興を果たしたこの国がさらに一流国の仲間入りをするためには経済力や武力では足りない、Attractiveness(魅力)の強いアピールが不可欠。つまりソフトパワーだ。 1964年の東京オリピンク開催は、まさに格好の檜舞台だった。デザイン界の粋が集められ、ここから真のジャパンプレゼンテーションが始まる。その象徴がこのポスターだった。 指揮をとるのはジャパンデザインの至宝・グラフィックデザイナー亀倉雄策… 細谷巖によれば「バックを黒色にしたのが素晴らしい。20台もの夜間ストロボ撮影を決行… 全員の顔が奇跡的に写っているのは、フライング状態にしてスタートダッシュにズレを作ったからだそう。写真を使ったポスターとしてはオリンピック史上初… 日経記事より 現在ならPhotoshopなどの優秀な画像編集ソフトがあるので、このような黒バックの写真(画像)を作ることは造作も無い。しかし、当時はどうか? 何と夜間にストロボを焚いて撮影したそうだ!何てクリエイティブな撮影だろう…そして、できるだけ全員の顔が写るようにスタートダッシュにズレを作ってその画を狙ったという演出。おまけに写真を使ったポスターとしてはオリンピック史上初だったそうだ。 日本のクリエーター達が既成概念を打ち破ったんだ!素晴らしいというほかない。 過去の東京五輪では非常口などを表す「ピクトグラム」も発明された。 ピクトグラム - Wikipedia それは日本語が分からない外国人に対して、非言語的な表現でもって何かを伝えようとする「おもてなし」の心からできたものだと思う。 しかし、なぜ当時の日本人はここまでの力を発揮できたのか?彼らが単に優秀だったということだけなのか? きっとそれは意識の根底に、「戦後約20年、復興を果たしたこの国がさらに一流国の仲間入りをするためには経済力や武力では足りない、Attractiveness(魅力)の強いアピールが不可欠。つまりソフトパワーだ。」という明確な目的意識があったからではないだろうか。 次の東京五輪の目的は何か?開催が決まった今、改めて日本人全体がその目的を見つめ直し、考える時なのかもしれない...

Appleの歴史的CM「1984」に当時の役員会は全員反対!ジョブズとウォズ「ポケットマネーででもやる」

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日経14.02.27朝 世界を変えた広告十選1 クリエイティブ・ディレクター 杉山恒太郎 アップル 20世紀、広告には世の中の価値観を変える力があった。輝かしい広告史の一端を紹介しよう… 世界で最も有名なテレビCMといえば欧米ではいまだにアップルの「1984」だ… コンピューターは一部の巨大な企業しか持ち得ないという既成概念を打ち破るべく誕生したマッキントッシュのコンセプトの映像化。それはスティーブ・ジョブズのIBMへの挑戦状でもあり、人々が誰でも自由に楽しむことを可能にしたPC(パーソナルコンピューター)時代の幕開けを告げる象徴的なテレビCMでもあったのだ。 役員会での試写では全員がNO!ジョブズの共同創業者の一人、S・ウォズニアックが「それなら自分たちのポケットマネーででもやる」と最後までもめにもめて放映にこぎつけた逸話を残す歴史的広告。(1984å¹´) これだね。 何度も見たCMだけれど、やはり素晴らしい。 しかし、当時のAppleの役員達はこんな素晴らしいCMを全員で反対したらしい。 何が怖かったのか?IBMにケンカを売ることか?それとも「変わる」ことそのものか? ジョブズとウォズがポケットマネーでもやると強行したことは、まさにこのCMが示していることそのものではないだろうか。 既成概念を打ち破るということは、本当に大変なエネルギーが必要なんだということを改めて思い知らされる

ネスレ日本が「ユーチューブ限定」映画を無料配信。YouTubeは益々、個人的なビデオ投稿サイトからグローバルな映像配信サイトになろうとしているのだろう。

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日経13.11.15朝 「ユーチューブ限定」続々 ネスレ日本 専門のタレント事務所 ベンチャーが設立 ネスレ日本は映画製作を支援して、完成した作品を動画配信サイト「ユーチューブ」で無料で公開する。1分程度のネスレの広告を動画の冒頭に入れる。来年4月までに計10作品を公開する。「踊る大捜査線」シリーズで知られる本広克行氏や日本アカデミー賞の受賞歴がある佐々部清氏らに依頼… ベンチャー企業のウーム(東京・渋谷)は…専門のタレント事務所を設立…動画番組の企画や広告スポンサー企業との交渉、版権管理などを担う… ここだ。 ネスレ日本公式チャンネル - YouTube これもそのひとつらしい。埋め込みもできるのね。 YouTubeは益々、個人的なビデオ投稿サイトというところからグローバルな映像配信サイトになろうとしているのだと思う。 そういった中、YouTuber専用のタレント事務所ができてもおかしくない。普通のタレント事務所も当然狙ってくるのだろうとは思うけれど…

ソニーの「リーダーストア」がアフィリエイト的要素を導入。ブックストアを一種のゲームとして考えたのかもしれない。GJ。

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日経13.09.25朝 ソニーがサービス刷新 電子書籍読者が「店長」 仮想店舗で推薦→売れたらポイント …読者に提供したサイト内の仮想店舗で、気に入った本を推薦してもらい、書籍が売れた場合にはポイントを付与する仕組みを導入する… 9月24日から、電子書籍配信サイト「リーダーストア」の内容を大幅に変更した… 本の販売価格の5%相当分のポイントが付与される。いわゆる「アフィリエイト(成果報酬型)広告」… おお!電子書籍のストアでこういった仕組みをやってるのを聞いたことはない。アマゾンを出し抜いてソニーが世界初か?ソニーが始まったか? 自分が読んだ本の感想などをブログで書いている人も多いし、そこにアフィリエイトリンクを付ける人も多い。しかし、ブログは簡単に初められるようにはなったけれど、運営は大変。より多くの人に、より手軽に、「本」に特化して同様のことをしてもらうには、非常にいいアイディアだと思う。 ここで注目したいのは、アフィリエイトの報酬がリーダーストアのポイントで与えられること。こうすることによって、どう転がってもリーダーストアの利益になる。うまい。 コミュニケーション機能|Reader™ Store|ソニー さらにこのビデオをみると、ソニーはこの仕組を単なる広告という枠でなく、一種のゲームとして、エンターテイメントとして考えているのではないだろうかと思えてくる。 この仕組が上手く回れば、リーダーストアは別格となるのではないだろうか。 そのためにも、まず書籍数が問題になるだろう。キンドル14万冊、コボ16万冊、ブックライブ21万冊、そしてリーダーストアは11万冊らしい。それぞれの数字は水増しとか色々ありそうだけど、とにかく1位か2位くらいにはつけないと難しいんじゃないだろうか。 ソニーリーダーには全く無関心だったけど、これからちょっと見てみるわ。

BMWの痛車 - 日経1面広告

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日経13.09.13朝 BMW1面広告 これはw BMWまで痛車を開発するなんてね。 なかなかのインパクトだけど、同じ日の朝日新聞に出てた北斗の拳の広告には負けるな(^^); 痛いニュース(ノ∀`) : 【画像】 朝日新聞朝刊の「北斗の拳30周年記念全面広告」がヤバすぎると話題に - ライブドアブログ

Twitterが上場申請直前に広告会社を買収

日経13.09.10夕 ツイッターが広告会社買収 …スマートフォン(スマホ)向け広告ベンチャーのモーパブ(カリフォルニア州)を買収… 買収金額は非公表だが、欧米メディアによると3億5千万ドル(約350億円)程度。ツイッターは2014年にも株式を上場すると見られており、広告の強化で収益力を高める… ツイッターの過去最大のM&A… (シリコンバレー=奥平和行) Twitterが広告会社を買収した。そして、この数日後、上場を申請した。つまり、Twitterのビジネスモデルは基本的に広告ということだろう。 Twitterの広告って、サイトでは画像広告もあるけど小さいし、アプリでは文字広告ばかり。パフォーマンスはどうなんだろう?これからさらに手を打ってくるのかな? 他のSNSよりも特に災害に役立つTwitterは応援しているぜっ!

86がいない! 〜 「TOYOTA 86」2面広告

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日経13.08.06朝 「TOYOTA 86」2面広告 ロゴがあるから86の広告だということは分かるのだけど。。。一体86はいずこ?(^^); どう探してもおんしゃれん。おらんごとなったのか?まあ、そういう広告なのだろう。 この場所は一体どこだろう。富士山でもないし。ひょっとしてCG? 「ググレカス」なわけだけど、そこまで調べる熱量は無いという。 こちらからは以上です。

Appleが少し意味が分かるようになった2面広告を毎週連発

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先日27日(木)、Appleは意味不明な2面広告を出していた。 琴線探査: Appleの意味不明な2面広告 しかし、今回のは少し意味がわかるようになった。 日経13.07.05(金)Apple2面広告 日経13.07.12(金)Apple2面広告 27日の広告ではApple製品がどこに使われているのかハッキリしなかったが、今回の2つはハッキリ「iPhoneだ」「iPadだ」と分かるようになった。 しかし、どれも文章は同じという意味で、やっぱりイマイチ意味が分からないのはそのままだ。 一番最初の27日は木曜日、次の5日が金曜日、次の12日が金曜日と、Appleは3週間にわたって毎週広告を出したわけだ。 なぜこの時期に?という意味でも、やっぱりイマイチ意味が分からないというのもそのままだ。

プジョー208Gti with 江口寿史イラストの広告

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日経13.07.05朝 日経広告 広告としては特筆することは無い。しかし、江口寿史イラストと車という取り合わせはインパクトがある。という意味では、これが特筆すべきことか。 ぱっと見、どちらがメインだか分からない。自分としては江口寿史メインのような気がするけれど。 しかし、何で江口寿史氏の描く女の子はこう可愛いんだろう? ポイントは首にかけてるゴーグルかな?何だかよくわからないけど、ここに惹かれるわ。

日経でニコニコ動画の2面広告がw

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日経でニコニコ動画のプレミアム会員が200万人を突破したという広告が出ていた。 まず夏野さんの満面の笑みから始まり 高橋名人 からの苫米地さん からのしょこたんと川越氏 マンゴー200個は嬉しいけど、どうやって食べるの? で極めつけの与沢翼!! 日経の紙面からはあまりにも乖離している。この猥雑さ。はっきり言って浮きまくっているw はたして日経読者はニコニコのユーザーなのか?ニコニコユーザーたりうるのか? わからないけれど、どうやらニコニコ動画はこの層にアピールしたがっているということは間違いないだろう。 最近、日本の政治関係はYouTubeよりもニコニコ動画を選んでいるように見える。日本の話だから日本のサービスを使った方がいいとは思うけれど。 ネット選挙も解禁されたし、そいうった関連もあるのかもしれないね。

Appleの意味不明な2面広告

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日経13.06.27朝 Apple 2面広告 Appleが2面広告を出すのは初めてじゃないだろうか? 例えばこれ。この時は1面だった。 琴線探査: iPhone 4Sの誇りと自信に満ちあふれた一面広告 この時もそうだった。 琴線探査: またiPhone 4SもしくはSiriの一面広告。今度はau。 どちらの広告も自信に満ち溢れ、シンプルでありながら、明確なメッセージがあった。 しかし、今回の広告はどうだ?シンプルさはそのままだ。しかし、一体何の、何のための広告だ?しかも、なぜこの時期に?すべてが分からない。 サイズは2倍になったが、自信は2分の1になったんじゃないか?と思った。 追記13.07.21 :Appleはその後、同様の広告を2連発した 琴線探査: Appleが少し意味が分かるようになった2面広告を毎週連発

「激おこぷんぷん丸」に代表されるギャルの怒りの6段活用はすばらしい

日経プラス1 13.04.20朝 激おこぷんぷん丸 ギャルの怒り第3レベル … ネットでよく見かける「ギャル語怒りの6段活用」なる書き込みによれば、第1段階は「おこ」、第2段階が「まじおこ」、そして次がこの「激おこぷんぷん丸」。以降「ムカ着火ファイヤー」→「カム着火インフェルノォォォォオオウ」→「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム」とパワーアップしていくらしい… (ライター 福光 恵) これは前から知っていたけれど、プラス1とはいえ、日経で取り上げられたことは特筆だと思う。 この6段活用は(・∀・)イイ!!ね。 第1に、言葉が短縮されていること。これはスマホ時代に適応した言葉だ。「おこ」や「まじおこ」がそう。 第2に、「怒っている」ということが、ユーモアをもって表現されていること。別の言葉で言えば、相手を本気で傷つけない、思いやりのある言葉だということ。 「おこ」や「まじおこ」はあえてひらがなで表現されていることが字面をソフトにしている。 「激おこぷんぷん丸」はどうか?なんだか「 くら寿司 」の「回転むてん丸」の影響があるような気がするが。昼過ぎに「くら寿司」に行くと、結構JKがいっぱいいるの知ってる?ともかく、「激おこ」といっていながら、「ぷんぷん丸」とすることで表現がソフトになっている。 「ムカ着火ファイヤー」。これは分かりやすい。体が着火するほど怒りを感じてるってことでしょう?この分かりやすさは雑誌「ageha」に通じるところがある。 「カム着火インフェルノォォォォオオウ」。なぜか領土問題を意識してるのか?ギャグだとしても関心だ。そしてFFの魔法的な表現も好感が持てる(^^); 「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム」。これもFFの魔法的表現だけれど、「ぷんぷんドリーム」というところがいい。なんだかんだいって、最後は夢見心地になることによってほんわかする。 前から思ってたけど、いわゆる「ギャル」ってのは、本当に才能あるよ。プロの広告屋も顔負けなんじゃないだろうか。

吉野家の「牛丼並盛280円」の広告が良い。そして実際に食べてみた。

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日経1面広告13.04.18朝 日経記事より この広告の良さは2つあると思う。 第1に、吉野家の「牛丼」という商品に対するこだわりが感じられること。 小さな文字の文章なのだけど、つい読んでしまった。こういった一見情報量の少ない広告に小さい文字の長文が載っていると、つい読んでしまうものなんだな。 … 一見きわめて単純な料理ですが、それだけに素材の味で決まる、ごまかしのきかない仕事でもあります… このたび、三十か月のものまで輸入できるよう制限が緩和されたことで、あらためて私たちが最適と考える牛肉で、皆さまに牛丼をお出しすることができる運びとなりました… ひとりでも多くの方に、このうまさを味わっていただくことで、かつて私たちが実現していた「うまさ」を超える牛丼をお届けしたいと考えるに至りました。そこで、本日より、牛丼並盛を一杯二八〇円にてご提供させて頂きます… 創業以来、百十四年の結晶ともいうべき牛丼… 誠に僭越ではございますが、あえて申し上げます。これが、私たちの志です。 もちろん戦略があってのことだとは思うけれど、だからといって単に安くなったわけではない。そこにはストーリーがある。 そして、この値段とうまさへのこだわりは、創業から114年の歴史のある吉野家の志だという。 そして第2は、本来メインであるはずの「牛丼」という料理そのものを大写しにせず、「どんぶり」、特に吉野家のロゴをメインに写したところ。 この表現から、何とも言えない説得力を感じた。 そういえば最近、吉野家の牛丼はあまり食べたことがなかった。高校生の頃に食べた吉野家の牛丼はとても美味しかった気がするけれど、規制後は確かに、何となくパサパサしてイマイチな感じがしてた。 今回で昔の「吉牛」に戻ったのか?是非その吉牛の復活を確かめてみたい・・・と思って、実際に逝ってきた。 昼時に行ったからだろうか、お客さんは沢山いた。ただ、たとえ昼時といえども、最近に見る吉野家の客入りではなかった。吉野家のメインターゲット層と思われる人たちだけでなく、家族連れやカップルまでいた。 皆さんの注文は大体並盛。かなり多くの人が割引券を持っていて、たまごを追加していた。きっと皆チラシを見て来たのだろう。自分は残念ながら持ってなかったけど(^^); まあそれはいい...

「世界の人々の訪問先」のインフォグラフィックスで分かった6つのこと

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日経13.04.02朝 日経より 広告というか何なんだろう。元データは「全て日本政府観光局調べ」ということだけど、イマイチ誰が主体なのか分からない。 『アジアビジネスマップは毎週火曜日に掲載。ビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で提供します。』とあるので、日経か? とにかくおもしろいデータだ。色々なことが分かる。 第1に、東日本大震災以降「2012年の訪日外国人数は過去2番めの水準まで回復した」というところ。外国人はすでに日本の放射能汚染をそれほど恐れてはいないように見える。 第2に、世界の人々の訪問先は1位がフランス、2位が米国、3位が中国だということ。中国ってそんなに見るべきものがあるのか?と驚く。物価が安いからかな。 第3に、日本は39位だということ。低い!これは中国とは逆に、物価が高いからかな? 第4に、韓国は25位で39位の日本よりもはるか上だということ。日本は韓国よりも見どころがないか? 第5に、日本を訪れた人が最も多いのは韓国だということ。。。2位は台湾で、3位は中国。中国からよりも韓国からの方が多いんだ。最近の対馬の状況を見ると、やっぱりそうなのかなあとは思う。 第6に、「円安で訪日客が急増している」ということ。そういえば、前はフランス人がよくブックオフとかでマンガを物色している姿を見たものだけど、最近は見なくなったなぁ。ここへ来て円安傾向になってきたので、外国人が日本に来やすくなったのは確かだろう。 で、政府目標は12年実績の約836万人から1000万人に増やすことだそうだ。いやいや、中国は6000万人近いのにそれでいいのか?ファースト・ステップとしては妥当かもしれないけれど、目標は高く持たないと。 全体的に感じたのは、やっぱり日本はアピールが足りないのかな・・・ということ。