SIMロック解除義務化の対象が来年5月以降に発売の端末(の予定)っておかしくないか?

日経14.10.25朝 携帯のSIMロック解除 来年5月から義務化 総務省

…総務省が月内にも新たな制度案を発表する。その後の意見公募を経て、年内に正式に決める。

具体的には15å¹´5月以降に投入される新製品から、利用者が求めれば携帯会社は解除しなければならなくなる…

あたかも決定事項のような見出しだけど、実はまだパブコメの段階で正式決定は年内だと。まぁ、ほぼ決まりなのだろうけれど。

問題はその対象端末だ。なぜ来年5月以降発売の端末だけなのか?

すでに端末代金を払い終わった端末は?解除の手数はかかるわけだから、タダでとは言わない。端末代金を払い終わった端末こそ是非!

しかしこうなると、キャリアの奨励金が減り、端末を買い換える人が減り、特に日本の端末メーカーはさらに厳しい状況になりそうだ。

ユーザーとしては、確かにある点ではメリットがあると思う。しかし、見かけ上の端末価格が高くなって買い換えマインドが萎縮するだろうことや、キャリア、端末メーカーのことを考えるとどうだろう。

日本全体として本当にこれで幸せになれるのか、正しい政策なのかどうか、疑問ではある。

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