「昔からの百姓」氏に一言。

2004/06/11 (Fri)
貴殿は米沢市の有権者を指して厭きやすいと決めつけられているが、その論理はまさに逆の論理だろうと考えるものです。選んだら責任をもって育てる義務が有権者には有ると言っておられます。が、これも逆の論理です。選んだ候補者に責任を持つならば、候補者の行動を常に掌握し、時には諌言もすべき義務だろうと考えます。現実には個人攻撃のように映っているのでようが、まずは提案から事は始まっていることをお忘れなく。
提案の趣旨はいまさら申し上げるまでもありませんが、提案に対する市長の対応を知っていただきたいと願います。
まず、鬼の会との面談を断りつづけ、逃げ回っていたことの事実。これを打開するために「内容証明」便で面談を申し入れねばならなかった不合理があったこと。
しかも、本会を懇談会ということにしてくれと市からの要請で、会談を懇談会という骨抜きされた会合にされそうになったこと。しかし、市の要請とは別に会合を本会の質問事項に終始させたこと。質問に対して市側は一切の返答が出来なかった事実は、出席した40名全員が見届けていること。
市民の提案を理由なくコケにして、今もって態度は「お上に逆らう不埒者!」扱いなのである。行政側に公平な市民感覚があるならば、本会の提案は平静に受けとめられて然るべき提案だった。
正常な感覚を持った市長なら、電話一本で是正できる提案だった。大騒ぎする問題では決してないものだ。それを証明するかのように周辺市町村は実行したではないか。米沢市だけが実行できない裏には不純なものが存在してきたからに違いない。その陰湿さを断ち切れるのが、自由の風を表明した安部市長ではなかったのか。
期待は大きく外れ、安部市長の正常な行政能力に疑義をもつのは、むしろ正常な市民感覚だとは思いませんか。本会の市長批判に中身を検索しない書込みが多いことは心外というもの。貴殿のように「お天道さま次第」というのどかな生活環境を羨ましく思いますが、問題は米沢市の浮沈にもかかわる基本的な行政の姿勢に是正の闘いを挑んでいるわけで、その点だけは理解していただけたらと願うものです。
貴殿のごとく長い目で見て待てるほど時代はのんびりしてはいないのです。いたずらに個人の自由意志だけで立候補してはならないのです。「米沢市の方向づけは斯くのごとくすべし」という哲学を持ち、冗談にも「市長になってから考える」では市民が困惑するのです。「市長になったばっかりで何もできないのは当たり前さ」では、立候補の資格なしです。
人の上に立とうとするならば、すぐにでも市長の職務を全うできる準備をすべきでありましょう。趣味や思い付きでこともあろうに米沢市のトップリーダーを目指すとは。―――
安部の能力と主義信情を理解しないまま投票所に足を運んだことを、いまさらのように反省しているところです。

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