佐藤達也とは (サトウタツヤとは) [単語記事]

佐藤達也（さとうたつや）とは、

概要

OB
佐藤達也
基本情報
国籍	日本
出身地	埼玉県大宮市
生年月日	1986年 7月26日
身長体重	178 cm 77kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2011年ドラフト3位
引退	2018年
経歴
埼玉県立大宮武蔵野高等学校北海道東海大学 Honda オリックス・バファローズ(2012年-2018年)
プロ野球選手テンプレート

埼玉県大宮市（現：さいたま市西区）出身。7人兄弟の末っ子で、バスケをしていた兄たちの影響で小学校時代はバスケットボールをしていたが、中学にバスケットボール部がなかったため野球を始める。

大宮武蔵野高校から北海道東海大学に進んで頭角を現し、3年次にはエースとしてチームを優勝に導き最優秀投手とベストナインを獲得。プロからの注目も集めたが、4年次は故障に苦しんだこともあり、2008年のドラフトでは指名されず、社会人のHondaに就職する。

Hondaでは2年目から主にリリーフで活躍。3年目には主戦投手となりチームの都市対抗出場に貢献。2011年のドラフト会議で、オリックス・バファローズに3位で指名され入団した。背番号は25と一度発表されたが、李大浩が25を希望したため15に変更になった。

2012年は春先に一軍昇格し、4月25日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でデビューしたが、1回1失点と打ち込まれ早々に二軍落ち。その後、8月に一軍復帰するとその後は好投。最終的に14試合で1敗、防御率3.43。奪三振率は9.85の数字を残した。

2013年は開幕一軍入りを果たし、抑えの平野佳寿へと繋ぐセットアッパーとして起用。序盤はやや制球に苦しみ、腰痛で4月下旬に一度抹消されたが、復帰後は制球が安定した。5月9日の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初勝利。その後はシーズンを通してセットアッパーとして起用され、67試合に登板して2勝4敗40ホールド、防御率1.73の成績を残し最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。新人王の資格もあったが楽天の則本昂大の影に隠れ、投票では4票しか入らなかった。

2014年もセットアッパーとしてオリックスの快進撃に貢献。リーグ最多の67試合に登板、防御率1.09という好成績で42ホールドを挙げ、2年連続となる最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

2015年は抑えの平野佳寿の不調や離脱もあってクローザーも務め、チーム最多の59試合に登板したが、自身も腰痛に苦しむ。8月11日のソフトバンク戦では5失点するなど前年に比べて調子を落とし、2勝7敗13セーブ13ホールド、防御率3.22という成績で終えた。

2016年も43試合に登板したが、やはり安定感を欠きセットアッパーの地位を失った。防御率はプロ入り後ワーストの5.01に終わる。

2017年は開幕一軍もシーズン初登板でいきなり5失点し、その後は二軍暮らしが長くなる。最終的に12試合で防御率7点台に終わった。

2018年は二軍ではそれなりの成績は残していたが、一軍登板なしに終わる。オフに戦力外通告を受け、現役を引退した。

オリックスの球団職員となり、広報部に配属された。

持ち味は150Km/hを超えるストレートで、プロ入り後の最速は2013年 7月5日登板の155Km/hである。変化球はスライダーとフォークを投げる。