国家総合職試験教養区分の一次試験合格可能性についてですが、基礎能力試験の標準点が約94.58点とのことで、昨年の合格ラインである105点との差は約10点あります。この差を総合論文で補う必要があります。
総合論文は50点満点で、平均点は例年20点台前半程度です。合格するためには平均点+10点程度(30点台)の得点が必要と考えられます。「普通に書き切った」とのことですが、論理構成や設問への適切な回答ができていれば、可能性はゼロではありません。
もし一次試験に合格した場合の二次試験対策としては:
・政策論文対策
・時事問題の把握(新聞、ニュースなどで政策課題をチェック)
・論文構成力の強化(序論・本論・結論の明確化)
・過去問分析と添削指導の活用
・人物試験対策
・自己分析(志望動機、学生時代に力を入れたこと等の整理)
・想定質問への回答準備
・面接練習(友人や専門学校等で模擬面接)
・官庁訪問経験者からの情報収集
・官庁訪問対策
・各省庁の業務内容・最新政策の理解
・志望官庁の絞り込みと研究
・OB・OG訪問の活用
まずは一次試験の結果を待ちつつ、並行して二次試験対策を始めることをお勧めします。特に人物試験は準備に時間がかかるため、早めの対策が効果的です。