昨日娘が大阪府教員採用試験（小学校）二次に不合格となりました。面接が基準点に達してなかったと通知が来ました。面接は４割程と想定外に悪い結果に戸惑っています。 大学でも何度も練習してこれなら大丈夫と言われていましたし、娘の面接動画を見た限りでは特に問題点は見当たりませんでした。 不合格だった場合には講師をしながら来年チャレンジする場合が多いと思うのですが又ダメなのではないかと不安です。そもそも講師をしながら教員採用試験勉強は出来るものでしょうか？次は東京アカデミーなどの対策塾を考えておりますが、やはり行った方がいいですか？ 色々分からない事ばかりなので詳しく方ご教示下さい宜しくお願いします。 今後の事は私立の小学校を受けるか、講師をしながら東アカに行って来年再チャレンジする。来年度は迷っていた特別支援の方を受験しようかとか迷走している状態です。

娘さんの面接を見ていないので、どんなアドバイスをしたら良いのか分からないので、何とも言えませんが。 まず講師をしながら試験対策をすることは可能です。実践経験を積まれて採用試験にチャレンジする方は多いと思います。何を希望されるかが分かりかねますが、小学校教諭を第一に考えておられるのであれば大阪の小学校の常勤講師として希望されると良いでしょう。 私は現在私学の専任教師として働きながら、ある自治体の教員採用試験に初挑戦して、1発合格しました。お恥ずかしい話ですが、面接試験の結果は10割中の6割というギリギリの結果でした。模擬授業で救われた部分が大きかったかもしれません。お金をかけるような東京アカデミーとか教員育成のための教師塾など多々ありますが、講師をしながら併用するのは難しいと思います。私は実際のところそう言うのは活用していませんでした。 オーソドックスなアドバイスで良いのであれば参考にされてください。私が活用したのは主にYouTubeの教員採用試験対策です。面接で1番参考になったのは、金井志津乃先生の面接対策です。 これなら無料で利用できます。面談することも有料ですが予約で空いてれば可能です。私はYouTubeの教員採用試験対策で十分でした。 以下参考になったことをあげます。 ⚪︎どの自治体、どの学校を受けるにも必ず求める人物像が明記されています。しっかり読み込んでおくのはもちろん、面接試験のやり取りの中で、面接官から見て「ウチが求めてる人物像に合わないなー」と思われてしまえば、振るい落とされてしまいます。 例えば、「明瞭でかつ柔軟な対応ができる人」と書かれていれば、追加質問されたときでも冷静に対処して返せているかどうか、受験者の発言する内容がきちんと面接官に分かりやすく発信できているかどうかが見られているはずです。求める人物像に対してどのような観点で見られているのかがある程度、分析できるはずなので、特に求める人物像を読み込んだ上での対策は必ずした上で練習されてください。 ⚪︎やはり教員として採用する以上は、教師である娘さんが今後、学校に入職されて将来的に生徒たちの進路指導を担ったとき、自身が模範となる所作ができているかどうかが見られているのもポイントです。入室のノックは3回、分離礼、声質が後ろまで通るか、椅子は深く座ってないか、座る時の姿勢は足を閉じた状態で斜めにし、両手を真ん中に重ねて添えているか、質問した人の目を見て話せているか、質問されたら必ず「はい。」と返事をしているか、それぞれの所作の一つ一つを振り返られて改善すべきところは改善されてください。 ⚪︎面接内容で大事なことが3つあります。 ①面接官から見て、一緒に仕事をしたい人と思えるかどうか。 コレめちゃくちゃ大事です。即戦力になるのはもちろん、同僚として働く以上はチームとして動けるかどうかといった協調性が今の現場に求められます。面接のやり取りの中で、他者や自己否定をするのはタブーです。何か面接をする中で思わずそういう言動が見られてしまえば、1発アウトです。 ②謙虚な姿勢で自己研鑽ができる人か。 何かを教えて何かを達成したという経験を語ることは、講師経験のある人や学生時代何を成した、教育実習生としてこんなことをしたと言うのなら誰でも言えることです。そういう人たちとの差別化を図る上では何かをしてやったというのは、相手からは傲慢に見えてしまうのであまり良くないです。 こういうことに努めてきたと表現するのが良いでしょう。またそれに加えて今後もこのような取り組みを続けていきたいと付け加えることで、自己研鑽できる人物に見られるので好印象を与えると思います。 ③あまり話しすぎないこと。 今年の採用試験も然り、私はこれまで様々な私学の学校を転々としてきまして、様々な学校での面接試験を受け何度も専任教員になることができました。自分の経験上になりますが、やはりあまり話しすぎないことが大事かなと思っています。要領を捉えた上で、端的に話すのが1番良いと思います。相手にも時間がありますし、ダラダラと長く自分のことをアピールしすぎるのは良くないです。結論、根拠といった形で20秒以内に話し終えるのがベストです。 今後の娘さんのご活躍を願っております。