ルールと美意識

よく知らないジャンルのことに口を挟みます。ただいま(2018年6月末日)、日本中のマスコミとファンが熱狂しているサッカーワールドカップ2018について。 日本チームは首尾良く決勝トーナメントに進出を決めたようです(だよね?) まことに祝着に存じます。 トコロガ。 一部では、決勝トーナメント進出が決まった試合の内容に苦情があるみたいです(だよね?) どうやら試合の後半、日本チーム…

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(心臓冠動脈バイパス手術後余談)実践はリハビリに勝る(のか?)

心臓冠動脈バイパス手術を終え、一ヶ月の自宅療養を経て職場に復帰できました。 3ヶ月のブランクは小さくはありませんが、徐々に慣れてきています。 はじめのうち、勤務先がある札幌市大通から札幌駅前まで歩くと、ずいぶんと疲れました。疲れるだけでなく、足が痛くなったものです。脛とか足の甲の筋肉や筋が痛かった! 一ヶ月近く通勤しているうちに、そういうこともなくなりました。 職場の人には、 …

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好きなことをして生きていけるか

イケダハヤト氏の書いたものを読むと、「生きていく」という言葉が目立つ、ような気がする。 そもそも著書にも「~で生きていく」というのがあるくらいですから。 人間、生きていくことは大変です。それをクリアするために、イケダハヤト氏は書く。 そのことに自信を持っています。その自信が、「生きていく」という言葉になってほとばしるのかな。 「生きていく」という言い回しは、Web ライターなど…

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武器としての書く技術(イケダハヤト)

イケダハヤトという物書きは、思ったより真っ当なのかもしれない。 それが本書、「武器としての書く技術」の読後感です。 実をいうとイケダハヤトという物書きは好きじゃなかった。むしろ嫌いだった、といってもいい。 だが、その理由がハッキリしません。 何しろ、イケダハヤトが書いたものを読んだことがなかったのですから。 近影を見て異常に痩せているを知り、薄気味悪く思ったからか。 イケダハ…

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乃木希典(福田和也)

入院中は、「翔ぶが如く」を読んでいました。退院後に「坂の上の雲」、そして「殉死」を読みました。 明治の初めから日露戦争後までを描いた、司馬遼太郎の一連の小説を読んだので、バランスをとるために福田和也の「乃木希典」を再読してみました。 ご存知のように司馬遼太郎は乃木を無能者扱いしています。 それに対して福田和也は、有能なだけが人間の価値だろうか、という論を展開しています。福田和也によれば…

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サッカーワールドカップと冬季オリンピックを比較する

ハンサムで上品な中年紳士も2018年の冬季オリンピックの際には、いくつかの関連記事をブログに書きました。中でも女子カーリングの3位決定戦(で、いいのかしら? 日本対イギリス)は、スポーツの試合を最初から最後まで通して観るという初めての経験もしました。 その結果として、自分の考えが間違っていたことが分かりました。自分の考えが間違っていたのは、これで一万二百三回目です。 「スポーツは所詮勝…

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