本年もお世話になりました

昨年の大晦日のブログ記事を読み返してみたら、えらく悲惨な様子でした。 それに比べたら、今年は天国です。 夫婦でT2G(富山~高岡~五箇山旅行)もしましたし、家の光童話賞もいただきました。 この分ですと、来年はノーベル童話賞初老部門北海道地区勝ち抜き戦予選一次リーグ3位は狙えるかもしれません。 まったく人生は、先が読めませんね。サキの短編集を読んでも先(オチ)が見えないこともあるく…

続きを読む

ケーキ!ケーキ!ケーキ!

12月はクリスマスもあるのでケーキには縁がある月です。 そのせいか、どうもケーキを食べすぎてしまった! まず12月のはじめに、奥さんが買ってきた「マリーローランサン(小樽の喫茶店)」のブルーベリータルト。写真はないけど、ブルーベリージャムの濃厚な味がおいしかったなあ~。 次は、札幌の喫茶店ドロシーのレモンケーキ。 ほのかなレモン風味が濃い目のコーヒーによくあいます。 …

続きを読む

サキ~森の少年(世界名作ショートストーリー)

イギリスの作家で短編の名手として知られるサキ。その数多の作品群から、子どもや動物を扱った作品を集めた本です。 サキが活躍した十九世紀末から二十世紀の初頭のイギリスには、両親と暮らせない子どもが多かったのでしょうか? 親と離れて暮らしている、伯母さんに面倒を見てもらっているという子どもが目立ちました。そういえば、ビートルズのジョン・レノンも伯母さん(ミミおばさん)に育てられたんでしたね。…

続きを読む

「旅立つ日」ときいて……

今年のお気に入りドラマ、「いちばん好きな花」の他に、テレビ東京系の「きのう何食べたseason2」も好きでした。 それにしても、最近は「season」という表現をするんですね。英語で一般的に知られる訳語は「季節」ですが、「時期」も意味するようです。それとも野球などスポーツの公式試合が行われる「シーズン」になぞらえているのかしら。イギリス英語では、「連続公演」という意味があるので、そっちも思える…

続きを読む

去年今年

今日のおやつは、六花亭のどらやき。その名も「去年今年」、『こぞことし』と読みがなが書いてあります。 続く言葉は、「貫く棒の如きもの」で俳句からとったものでした。 作者は高浜虚子。正岡子規の弟子であります。 さて、この「去年今年」の句ですが、写生論を唱えた子規の目で見たらどうだったのでしょうか? ぼくには俳句なんぞわかりませんが(他に分からないものだらけですが)、どうにも理…

続きを読む

浅薄な知見で書いてはいけないということ

先日、日本児童文学者協会が開催した「オンライン一日講座2023」を視聴しました。 詳しい内容は書けませんが、学ぶことが数多くありました。 例えば、ぼくが大賞を逃した甘木SF童話賞です。大賞を外れた理由のひとつがジェンダーバイアスでした。男女の違い、ということにこだわり過ぎた部分が多々あったのですね。 どうしてそういうことになったのか、というと。 当時、黒川伊保子さんの…

続きを読む