携帯のない青春(酒井順子)

携帯といったら、携帯電話のこと。 これっていつからなんでしょうか。 「携帯ある?」と尋ねられて、 「ソーイングセットか? 傘か? 枕か?」なんて尋ねる人は、今やいません。 元々いないか、そんな奴は。 筆者の酒井順子は、ハンサムで上品な中年紳士よりも少し年下。携帯電話がない時代に青春を過ごした、という点では共通しています。 携帯電話、パソコン、インターネットの出現によって若者の…

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公募案件への応募作の書き方・創作者のブログで喜びを共有

公募案件の創作者ブログを読んでいて、一番うれしいのは何か。 それはブログ主による、受賞報告であります。 (一方的にでも)親しく読ませていただいているブログ主さんが受賞されたときくと、本当に我がことのようにうれしいものです。 授賞式の様子が詳細に書かれていたりすると、ちょっとした疑似体験のようでもあり、自分もいつの日か、その授賞式に出たいと胸が熱くなったりします。 とりわけ、授賞式…

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いじめたり【いじめられたり】第十六話

これまでのいじめは、小中学校が舞台でした。 学校にいる間は嫌な思いもしますが、一応は先生という安全弁がありました。 あまりあてにはならない安全弁ですが、ないよりはマシでしょう。 学校を卒業してしまうと、この安全弁がないのです。 そういう場でいじめに会うと、怖いですよ。 大学生の夏休み、アルバイトをしました。 ○樽で開催された博覧会があり、そこにジェットコースターやゴーカートの…

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いじめたりいじめられたり第十五話

高校ではいじめはなかったです。 もう、みんなそんなバカなことしているヒマなんてないですから。 やっぱり、いじめとかする人間はバカでヒマで他にすることがないようなツマラナイ人間ですよ。 一時はいじめをしていた人間がいうんですから間違いありません。 直接加担したいじめとは違いますが、下宿では人間関係がこじれたりしてました。 父が田舎に転勤したため、高校に入ると同時に下宿生活。 下宿生…

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公募案件への応募作の書き方・物理行と論理行

テキストエディタで原稿を書いて、それを全角二十字で改行したフォーマットに変換して。 そんなことに何の意味があるの? 最初から、ワードの原稿用紙設定で書けばいいじゃん! テキストエディタがいくら書きやすいって言っても、改行の手間のほうが面倒だ! そういうご意見もありましょう。 ワードの原稿用紙設定で書いていると、20字目で折り返してはいても実際には改行されていないはずです。 ま…

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泣いたの、バレた?(酒井順子)

ここのところ、やけに酒井順子の本を読んでます。 「下に見る人」などは一定のテーマに沿った内容でしたが、雑誌連載をまとめた本書は内容にバラつきがあって読んでいてしっくり来ないところもありました。散漫に過ぎるとい うのか。まあ、そこがサカイの魅力だともいえますが。 本書で一番共感できたのが、「若い人のブログを読んだときの違和感」です。 本職の物書きであるサカイにとって、やたらと改行が入っ…

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