宇宙戦艦ヤマト2199 第25話妄想(2)~(4)
~「違う!断じて違う!」と言い切って欲しい!~ (2)
ドドーン・・・ズズーン・・・
ガミラス星の地殻爆発の影響による地震と異常気象が始まったようだ。
崩れ落ちる宮殿内の天井と階段。
ゴゴゴゴ・・・
「雪!危ない!」
「キャッ!」
天井から落ちてきた柱が古代の右肩を直撃し、バランスを崩した雪は階段から足を滑らせた。
100メートルはあろうかという宮殿の最深部へ続く螺旋階段の下へ真っ逆さまに落ちれば命は助からない。
古代は咄嗟に雪の手を掴み、何とか雪を引き上げようとする。
だが古代の右肩からは真っ赤な血が滲みでている。
「!!・・・古代クン・・・怪我してるじゃない!」
「なぁ・・・に、こんな、の、かすり傷さ・・・」
体重の軽い雪の体など、いつもの古代なら楽勝で引き上げられただろうが、怪我のせいで力が入らない。
時間ばかりが悪戯に過ぎ、お互いの体力も限界に近づいてくるのがわかる。
「お願い、手を離して!」
「嫌・・・だ!」
「このままじゃ古代クンまで死んじゃう!お願い!」
「ダメ・・・だ・・・・・・」
「玲さんが悲しむわ・・・」
「違う!断じて違う!!」 俺は・・・・・・俺は・・・
「ユキじゃなきゃ駄目なんだ~~~~~~!!!」 (3)
(以下 富山敬さんと麻上洋子さんvoiceのモノローグで脳内再生お願いします。) 抱き合う古代と雪は金色の輝きに包まれている。
私たち昔からずうっと愛し合っていたのに、すっかり忘れたみたいな顔して。
ひどいわ・・・古代クンったら・・・
こめんよ、雪。
僕はいつも君を泣かせてばかりだね・・・
・・・でもね、雪。
僕はずっと心の奥底で君を求めて、探していたんだ・・・
やっと会えたね・・・愛してるよ、雪・・・・・。
ありがとう、古代クン・・・
私も愛してるわ。
二人の影が重なり、金色の輝きの中に消えていった・・・。
(4)
いつしかイスカンダル星の気象異常は収まり、古代と雪はイスカンダルの海辺のそばの砂浜で目を覚ました。
ヤマトは上空に退避したまま古代たちの帰りを待っている。
「ユリーシャ、古代さん、無事だったのですね。」
「スターシャさん」「お姉さま!」
「古代さん、あなたの『愛の叫び』は私にも聞こえました。
ユリーシャを、雪を、愛しているのですね・・・。
おめでとう・・・雪。あなたは自らの幸せを自らの手で掴んだのです。
ヤマトから迎えが来ています。
さあ、お行きなさい。二人で地球へ帰るのです。地球と人類と二人の未来のために・・・!」
「ありがとうお姉さま・・・でも・・・私、お姉さま一人を置いていくなんて・・・
そんなことできない・・・!」
「そうですよ、スターシアさん!我々と一緒に地球へ行きましょう!」
「その心配はない!」 そ、その声は・・・!?
(追記)
挿絵を追加しました。
全身描いたらえらい時間かかっちゃった。

練習のため最初は全裸で描き始め。
決して古代クンと雪ちゃんをヤマシイ目なんかで・・・見てないんだからネ!(笑)
完結編ラブシュー風にしたかったんだけど。
2012.10.23
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Re: こんばんは(^^)
ゆきんこ様
初コメントありがとうございました。
私の方こそブログ全体分からないことだらけです。開設までは手軽だけど運用はそこそこ勉強が必要ですね。
> 絵、お上手なんですね!絵と文章がどちらも描けるなんて、羨ましい限りです。ゆきんこさま
絵は初デジタルだし、文章はそれこそ正真正銘の初創作(っていうか二次ですが)なんで、もう何が何だかって感じですよ・・・。こんな妄想&落書きレベルのものを公開していいのかなと、時々不安になります(笑)
> 2199は、やっぱり、このままの展開だと、雪=ユリーシャなんでしょうかねぇ。鈍い古代君がいつ雪のことを好きな自分の気持ちに気が付くか、ハラハラしながら見ると思うのですが、あああ、玲のことは好きになったりしませんように!です!
ネタとして面白いのでユリーシャ=雪を選択して取り上げていますが、本心ではそりゃあもう普通~に地球人の雪と古代君のままでくっついて欲しいですよ~。まだまだ先は長いし、ユリーシャらしき本体もヤマトに載ってることだから、きっと大丈夫。監督を信じて次の公開を待ちましょう!
ではでは、ご来場ありがとうございました。また遊びにいらしてください♪
【2012/10/21 22:22】
URL | ようこん #- [
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