■『宇宙戦艦ヤマトの真実』(豊田有恒著)
2202の小説を注文するついでに、こちらも同時購入。
1回サラッと読んで放置しておいたら感想を忘れてしまったので、もう一度気になる部分を調べてから再度パラパラと読み直しました。
”○○の創成期”とかいうテーマは基本大好きなので、日本アニメ誕生からヤマトに至るまでの制作秘話、SF設定の話等楽しく読みました。全体的に上手く纏められており読みやすく豆知識がいっぱい身にきそうな本ですが、細かいところでは記憶で書いているせいか色々間違い記述がある模様。。。ヤマト主題歌タイトル『新たなる旅立ち』???とか。
以下面白かったところ。
(このままあなたと付き合っているとぼくは乞食になる)
西Pに引導を渡した時の豊田さんの台詞ですが、現在も”あなた”を”ヤマト”と置き換えると当てはまってしまう人がいそう。。。
私も気をつけなきゃ(笑
(出渕さんが松本御大に挨拶に行き、御大は励ましの言葉をかけた)
この話は某所で聞いていたような気もしますが、どこまでブチ監督が話してくれたんだったか、もう忘れましたw
なんか、エエ話や~(涙
(クリエイターの危機)
素人とプロの差がなくなり、替えのきくコンテンツ扱いで買いたたかれる。
これはとっくに現実なんじゃないかな。
豊田さんがこの書で言いたかったことは最後の7ページだと思うけど、クリエイターを大事にして欲しい、作品を政治的に利用しないで欲しいという点は共感できました。
沢山の人が制作にかかわっているヤマトという作品。
”真実”といっても、人や立場によって感じ方、解釈は別だと思いますが、こうやって色々な方が本を出してくれるおかげで、一ファンである私たちも薄らぼんやりと真実に近づける気がしてありがたい限りです。
■久しぶりにネットサーフィン(死語?)して調べた気になるトコロ
(その1:大新聞って...)
冒頭で、某大新聞のヤマト関連記事(2016年)取材を受けたが、意向を無視され捻じ曲げられた事が納得できずに、この本を書いたと説明されています。
朝日新聞夕刊2015年2~3月連載「ヤマトをたどって」のことでOKですかね。年度違うけど...
朝日のweb記事は現在見ることはできませんが、ツイッターやってた頃なので当時チラホラ見たと思うのですが、楽しんで読んでいたような気がします。ツイッターのまとめ記事でチョイチョイ見てみましたが、賛否両論っぽい感じ。
(その2:豊田さんってどういう人?)
まえがきも飛ばしてるなーという感じでしたが、最終ページの著書紹介もタイトルがどうなのコレ?という感じ(汗
最近の著書のレビューを読むと、タイトルは頂けないが内容はわかりやすく韓国の歴史を紹介する良書という感じみたいなので、う~ん、最近はこういうタイトルつけないと売れないのかな^^; wikiで経歴も読みましたがなかなか面白い方です。
ふ~、久々に頭使ったわ~~。
やっと終わったので、小説版読むぞ~\(^o^)/
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