火山活動史とは? わかりやすく解説

火山活動史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 19:28 UTC 版)

草津白根山」の記事における「火山活動史」の解説

3回活動期大別される

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火山活動史

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樽前山」の記事における「火山活動史」の解説

活動開始時期は約9000年前とされ、これまでの活動は約1000年上の休止期挟んで3つの活動期区分される第1期:約9000年前始まり、2回のプリニー式噴火により大量火砕物噴出小規模な火砕流第2期:約6500年の休止期の後、約2500年前から3回プリニー式噴火が短い休止間隔発生し火山砕屑物火砕流火砕サージ噴出第3期江戸時代から現在まで有史時代活動である。

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火山活動史

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ニセコ連峰」の記事における「火山活動史」の解説

200万年前から活動開始した火山で、安山岩質の溶岩流溶岩ドーム形成する活動を主とし、火砕流岩屑なだれ堆積物なども認められる概ね古い火山ほど西に、新し火山ほど東に分布している。完新世活動確認されている火山イワオヌプリのみで、江戸時代後半20世紀初頭には山頂部噴気活動があったことが記録されている。最新イベントは約7,000年前発生した水蒸気噴火マグマ噴火ニトヌプリチセヌプリにも新鮮な火山地形見られるが、年代測定が行われていない古期火山群雷電山 (1.6-1.0 Ma)、ワイスホルン (1.5-1.0 Ma)、目国内岳 (1.1-0.65 Ma)、岩内岳 (0.73-0.5 Ma) 中期火山群シャクナゲ岳 (0.8-0.3 Ma)、白樺山 (0.7-0.3 Ma)、ニセコアンヌプリ(0.7-0.25 Ma) 新期火山群チセヌプリ (300-20 ka)、ニトヌプリ (25 ka)、イワオヌプリ (30-7 ka) 太字活火山、斜字は新鮮な火山地形保っている火山

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火山活動史

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那須岳」の記事における「火山活動史」の解説

那須火山群は約60万年前から活動始まり、まず始め北側にある甲子旭岳60万年前から噴火した。次はそのやや南側にある三本槍岳40万年から25万年前に噴火し20万年前から5万年前までさらに南側朝日岳南月山が活動した。これらの火山流動性少な安山岩溶岩以外に、流動性良い玄武岩溶岩噴出し、現在見られる広大な裾野形成した。現在噴気活動をしている茶臼山は3万年前から活動しているが、この山は流動性少な安山岩のみを噴出しているため、こんもり盛り上がった溶岩ドームになった有史後の噴火爆発型で泥流生じやすく、1408年から1410年活動では茶臼岳溶岩ドーム形成されると共に噴出し降下した溶岩による火砕流発生し犠牲者180余名出したとの記録が残る。以降小規模な水蒸気噴火地震群発繰り返している。 現在、那須岳活発な火山活動は、周辺たくさんの温泉噴出させている。有毒な火山ガス出して近づく生き物死に至らしめる場所もあり、とくに殺生石は有名で、周辺公園化しており、駐車場整備されている。ただし、殺生石周り危険につき立ち入り禁止である。 「殺生石」も参照 なお本火山火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視観測体制充実等の必要がある火山選定されている。

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火山活動史

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アレナル火山」の記事における「火山活動史」の解説

アレナル火山は、コスタリカで最も若く、最も活動的な火山である。火山学者噴火活動開始を7千年前と推測するが、欧米人がこの付近に到達するまでに活動を一旦休止し長らく人々記憶からは忘れ去られていた。この付近に遠征隊が入り、山の初登頂が行われたのは1937年である。ところが、1968年突如として噴火活動再開した1968年7月29日午前7時30分西側斜面から大噴火し、3つの火口形成した山麓のタバコンの街が火砕流埋没し78人が死亡した1975年6月6月17日から21日にかけて火口一つから断続的に噴火し泥流でタバコン川流域植生破壊された。火山灰が空高く吹き上げられ、26kmの距離に渡って降り積もった1984年6月断続的な熔岩流出の期間を経て一日に2回から30回もの頻度中規模噴火繰り返した蒸気火山ガス火山灰 などを含んだ爆風がアレナル湖を越え、タバコンの街にも到達した1993年8月火口北側崩れ落ち火砕流発生した崩壊した火口深さ60から100mV字型で、この崩壊火口伝って再び熔岩流れ出した1994年4月噴火活動で、V字型に崩れた火口が再び埋まり始めた1996年3月爆発的な噴火と共に火山ガス熔岩流出始める。1998年5月までこの状態が続いた1998年5月5日5月5日火曜日午後より大規模な噴火活動始める。午後1時5分の大噴火火口北西部分を崩壊させると共に膨大な熔岩火山灰噴出した。さらに午後2時20分にも同地点より噴火した火口内には多量熔岩蓄積され流出量も多かったことから、コスタリカ火山地震観測所研究者はこれを異常事態認識溶岩流のみならず火口壁崩壊によって、地すべり発生した。 この事態受けた当局警告発し、山の北側にいた450人(主に観光客)を退避させるとともに付近道路ホテル観光会社閉鎖した。それでも噴火活動数名負傷した火曜日午後5時20分に至り活動幾分かの終息見た1998年5月7日噴火で2平方キロメートル地域森林地帯破壊された、さらに長さ500m深さ10mの亀裂によって火口崩壊し崩れ落ちた土砂斜面をすべり落ちた。この日は午後1時分から午後7時までの間に23回もの噴火繰り返したが、ほどなく終息した。同じ週には当局によって国立公園再開宣言出されたが、地元地震学者調査のもとで公園レンジャー活動地域検討された。

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火山活動史

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南硫黄島」の記事における「火山活動史」の解説

本島成層火山火山島である。岩石アルカリ岩系列あるいはアルカリ岩系列とソレアイト系列中間的な玄武岩から構成される。 まず数十万年前までに海底火山海面上まで成長したその後溶岩流噴出主として小さな盾火山つくった。その火山途中小さな休止期はさんで溶岩流アグルチネート噴出しさらに成長した。この盾状火山噴火中心現在の山頂火口より少し東にずれた位置にあった山頂火口位置から噴火始め最初大量スコリア質ラピリ、火山灰噴出した小規模火砕流発生したその後アグルチネートをつくるストロンボリ式噴火繰り返し、ほぼ現在の高度まで成長したしばらくして火山活動の場は北東福徳岡ノ場移動した火山活動停止した南硫黄島波蝕を受け、東半分欠けた状態で現在に至っている。 現在の陸域部は、これらの火山活動によって形成され溶岩流アグルチネートがほとんどを占め強く結したアグルチネートによって急斜面保たれている。

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火山活動史

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蒜山」の記事における「火山活動史」の解説

擬宝珠山・二俣山・上蒜山・中蒜山・下蒜山各火山総称して蒜山火山群と呼ぶ。 蒜山火山群は、約100万年前から約40万年前(更新世カラブリアンチバニアン)に噴出したデイサイト安山岩質の溶岩からなる成層火山群である。噴出した溶岩岩質形成時期は、北隣の大山火山古期のものと類似する。そのため、蒜山火山群広義大山火山に含むものとされている。 最初期形成され火山は下蒜山火山考えられており、下蒜山登山道8合目付近溶岩から約91万年前のK-Ar年代得られている。この年代値は大山火山最初期のものに相当する。下蒜山火山犬挟峠西方300m溶岩から得られた約76万年前のK-Ar年代最新年代値であり、他の蒜山火山群噴出以前活動停止した考えられる二俣山火山で約60万年前、中蒜山火山で約51万年前、上蒜山火山で約49万年前のK-Ar年代得られている。 活動停止してから長期間経過しているため、火山形成時の地形火山原面)はほとんど侵食され多く開析谷が形成されている。南側山麓部には、蒜山火山群侵食される過程生じた土石流などにより、複数火山扇状地崖錐形成されている。

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三原山」の記事における「火山活動史」の解説

伊豆大島では約2万年前から現在まで、100年ないし200年毎に合計100前後大噴火起きた考えられている。古くから島民噴火御神火火山御神火様と呼び敬ってきた。名前の「三原」は、出産のように溶岩土石流噴出することから、子宮体内を表す「御腹(みはら)」から来ているとされる古代火山活動については六国史などに記述があるが、伊豆諸島の中で伊豆大島三原山噴火断定できるものはない。 伊豆大島の名が噴火記録出てくるのは、竺仙録に「海中一座山、名曰大島毎年三百六十日、日日出自燃」とあるのが最初で、1338年ごろの様子記述した考えられている。島内元町地区にある薬師堂祈祷には、天文21年9月19日1552年10月17日)に「御原ヨリ神火出テ同廿七日ノ夜半、江津ニ嶋ヲ焼出」という記録がある。これが噴火場所として「みはら」という名が出てくる最初の記録である。 近世大噴火としては、1684年天和4年)から1690年元禄3年)にかけての噴火1777年安永6年)の噴火挙げられいずれも溶岩カルデラ壁を越えて流出するほどで、御救米下されたという。多く記録は「大島焼」や「大嶋焼出」と記述されているが、安永以降記録には伊豆大島内の噴火場所として「三原山御洞」との記述増える

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桜島」の記事における「火山活動史」の解説

桜島西部横山にある城山横山城跡)は古い時代形成され台地であり、少なくとも約11万年前に陸地として存在していたと考えられているが、残り大部分姶良火砕噴火以後の後カルデラ火山活動によって形成された。 約3万年前、現在の姶良カルデラ形成した大隅降下軽石入戸火砕流姶良Tn火山灰噴出した破局噴火姶良火砕噴火)によって現在の鹿児島湾の形が出来上がった(右衛星写真鹿児島湾奥部桜島より上の部分に相当)。桜島はこのカルデラ噴火の後に火山活動開始したカルデラ火山である。約2.6万年前、姶良カルデラの南縁で火山活動開始し安山岩デイサイト質の溶岩流出しながら成層火山形成していった。この活動は2千年ほど続いたのち停止した古期北岳火山)。1万年ほどの休止期間置いて、約1.3万年前の桜島-薩摩テフラ噴出した噴火皮切りに新規北岳火山活動開始した以降プリニー式噴火繰り返し山体が更に成長していった。約4500年前から噴出源南岳とその側火山中岳昭和火口)に移行しブルカノ式噴火による火山砂堆積溶岩流形成の他、間欠的にプリニー式噴火発生している。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:34 UTC 版)

蔵王連峰」の記事における「火山活動史」の解説

100万年から70万年前に海底火山であった考えられ玄武岩質マグマ活動水中起こったその後30万年間ほどは休止期だった。 約40万年から10万年前には安山岩質の溶岩流を伴う活動変化し現在の山容骨格となる山体の上部を成す熊野岳刈田岳などを形成した。約7万年前に30立方キロメートル大規模な山体崩壊起こし酢川泥流生じた。 約3万年前に山頂部直径2キロメートル程度カルデラ形成し同時に爆発的な活動伴った様式変わり現在まで続いている。五色岳は約3万年以降の活動生じたカルデラ中に生じたカルデラ火砕丘で、火口湖御釜は約2000年前から活動続けている。被害を伴う噴火御釜内外発生し火山泥流発生することが多い。 約3万年前に始まり現在まで継続する活動期は、約2万年前まで、約8000年から3000年前、約2000年前以降に3分される。約8000年から3000年前には休止期挟みながら107立方キロメートル程度噴出量のマグマ噴火断続した。約2000年前以降噴火は、規模106107立方キロメートル程度以前活動期よりも規模がやや小さいが、頻度以前より多い。 蔵王火山活動について、文献に残る最も古い記録は『吾妻鑑』に記されている1230年噴火である。14世紀から17世紀にかけての記録は無いが、活動全くなかったとは考えにくいとする研究者もいる。以下に主な活動を示す。 773年宝亀4年噴火 噴火場所は刈田岳8 - 13世紀いずれか 中規模:水蒸気噴火?→マグマ噴火 火砕物降下噴火場所は五色岳複数噴火1183年寿永2年噴火 噴火場所は五色岳御釜)。 1227年安貞元年噴火 火砕物降下1230年寛喜2年噴火 火砕物降下噴石により人畜被害多数。 1331-1333年(元弘元-元3年噴煙詳細不明1350年頃(観応年間噴煙詳細不明1620年(元和6年)、1622年元和8年)、1623-1624年(元和9年寛永元年噴火火砕物降下鳴動噴石降灰1630年寛永7年)、1641年寛永18年)、1668年寛文8年)、1669年寛文9年)、1670年寛文10年)に噴火1694年元禄7年5月29日 中規模水蒸気噴火噴火場所は五色岳御釜)?神社焼失8月30日地震河川毒水化、川魚死ぬ。火山泥流。1625-1694年の活動御釜形成された。 1794年寛政6年水蒸気噴火火砕物降下噴火場所は五色岳御釜南東9つ火口生成)。 1796年寛政8年)、1804年文化元年)、1806年文化3年)、1809年文化6年)、1821年文政3年)、1822年文政4年)、1830年天保元年)、1831年天保2年)、1833年天保4年)に噴火1809年、1831-1833年は火山泥流生じた1867年慶応3年水蒸気噴火?。噴火場所は五色岳御釜)?鳴動御釜沸騰硫黄混じり泥水増水し洪水起こし死者3名。 1873年明治6年)、1894年明治27年)に噴火。 1894-1895年(明治28年小規模水蒸気噴火火山泥流火砕物降下 噴火場所は五色岳御釜)。2月15日爆発し鳴動白煙御釜沸騰し川魚被害2月19日3月22日8月22日9月27-28日にも噴火1896年明治29年3月8日噴煙8月御釜にて水蒸気上昇9月1日御釜氾濫1897年明治30年1月14日 噴煙鳴動1918年大正7年御釜沸騰1940年昭和15年4月16日 小規模水蒸気噴火火砕物降下噴火場所は御釜北東地獄。新噴気孔生成以降は、顕著な火砕物降下を伴う活動なくなり噴気鳴動群発地震火山性微動低周波地震、が断続的に続いている。 2015年平成27年4月13日 仙台管区気象台火山性地震増えていることから噴火警戒レベルを1「平常」(当時呼称)から2「火口周辺規制」に引き上げた6月16日9時 噴火警戒レベルが2「火口周辺規制」から1「活火山であることに留意」に引き下げられた。 11月30日5時33分 坊平観測点地下熱水などの動きを示すと考えられる火山性微動14余り観測され気象台は「直ち噴火結び付くものではない」としつつ、「長期的に火山活動がやや高まった状態にある」とした。 2018年平成30年1月28日から火山性微動観測され山頂南方向が隆起1月30日噴火警戒レベルを1から2に引き上げた3月6日に1に引き下げ

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火山活動史

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妙高山」の記事における「火山活動史」の解説

4つ活動期と各活動期はさまれ長い3つの活動休止期区分されている。 第1活動期30万年前の活動山体基底部形成された後は15万年程度活動休止期があった。(火山噴出量 40km3 第2活動期 14万年から11万年前。(神奈山火山)噴出量 20km3 第3活動期 9万年ころから6万年前。(三田原山火山 2800-3000m) 現在の妙高山火山よりも標高高かった推定され第3活動期末期山体崩壊生じた事を示す泥流堆積物がある。開析程度不明噴出量 7km3 第4活動期 活動期は「先カルデラ期」「カルデラ形成期」「中央火口丘形成期」の3つの大別される。 約4万年前頃 活動再開し、約2万年前頃にカルデラ形成される。(妙高山火山) 1.9-2万年カルデラ北東縁が崩壊し関川泥流生じた赤倉山大倉山地域でも崩壊し田口矢代川泥流堆積物形成8000年前 大噴火により山体崩壊し、田口岩屑なだれ(上部)が発生した以後カルデラ内での活動となる。 5800年前 マグマ噴火により中央火口丘形成され、現在に近い形となった。 5500年前 マグマ噴火。 5200年前5000年前、4300年前水蒸気噴火。 4700年前 マグマ水蒸気噴火 4200年前 マグマによる活動記録され赤倉火砕流大田切川火砕流残した3000年前 カルデラ内には最新活動となる水蒸気爆発大谷火山灰層を形成した噴火。 2800年前 外輪山赤倉山(2,141.1m)南斜面崩壊し杉野沢岩屑流生じる。この崩壊の原因は、噴火活動可能性指摘されているが対応する火山灰が見つけられていない有史以降の活動記録はないが、中央火口丘付近南地獄谷では噴気活動継続している。 噴出量 5km3

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火山活動史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 02:49 UTC 版)

岩手山」の記事における「火山活動史」の解説

1686年 - 噴火。ベースサージの発生スコリア噴出1731年 - 噴火北東山麓溶岩流(国の特別天然記念物焼走り熔岩流)が発生現在の八幡平市集落住民避難1919年 - 小噴火水蒸気爆発)。 1998-2003年 - 火山性地震地殻変動見られた。 2011年10月 - 低調噴気活動状態が継続して2007年12月1日噴火予報噴火警戒レベル1平常)が継続している。

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火山活動史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 15:19 UTC 版)

羊蹄山」の記事における「火山活動史」の解説

活動大きく山体崩壊以前の古羊蹄火山山体崩壊後の新羊蹄火山2期分けられるどちらも主な岩石安山岩デイサイトとなっている。但し、古羊蹄火山比較斑晶量が多く角閃石石英を含むのに対し、新羊蹄火山比較斑晶量が少なく角閃石石英含まない。 約6-5万年前に羊蹄火山活動開始し小規模なプリニー式噴火繰り返し活発に軽石火山灰溶岩流火砕流噴出した。この活動によって、約4万年前までに標高1,700m程度成層火山形成した。古羊蹄火山活動終了時、或いは羊蹄火山活動開始時の約4-3.3万年前に山体崩壊起こし体積にして1.3km3の土砂山体西麓流下したと推定されている。 古羊蹄火山活動終了後、約7千年程度休止期挟み、約3.3万年前に羊蹄火山活動開始した。新羊蹄火山では主にストロンボリ式噴火による活動多くみられ、羊蹄第1軽石スコリア層を噴出させる噴火など大きなプリニー式噴火時折発生している。最近1万年間は山頂付近火口活動中心となっており、約13,500年前の噴火以降少なくとも6降下火山灰確認されている。最新の噴火は約1,000年前発生したものと推定されている。また、約4,000年前噴火では俱知安町市街一部まで溶岩流到達した

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火山活動史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 04:46 UTC 版)

大山 (鳥取県)」の記事における「火山活動史」の解説

100万年前から40万年前に活動した蒜山火山群および古期大山新期大山大別される。約35万年以降20回のプリニー式噴火があり、最新活動は約2万800年前(三鈷峰溶岩ドームおよび阿弥陀川火砕流堆積物)と考えられている。

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火山活動史

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青ヶ島」の記事における「火山活動史」の解説

青ヶ島第四紀火山である。最近1万年間の活動は主成層火山発生している。約3600年前北西山腹割れ目噴火があった。 約3000年前 大規模なマグマ水蒸気爆発発生し火砕サージ全島覆った3000年前から2400年前までの間に、本島南東部にあった火口状の凹地埋め溶岩流スコリア噴出し東部北部多量スコリア降下する噴火発生したその後岩屑雪崩発生して最終的に池之沢火口形成された。 1652年 噴煙上がり1670年より約10年間に亘って大池より火山灰噴出した1780年7月 群発地震発生し8月大池小池水位水温上昇した1781年5月3日地震群発し、翌日には降灰起こった1785年4月18日発生した火山活動により全家63戸が焼失した火口内溶岩流スコリアによる丸山火砕丘形成され翌年噴火掛けて成長した。この天明大噴火5月末まで続いたとされる。このとき、島民327人のうち八丈島への避難が間に合わなかった130余り死亡した考えられており、1824年名主佐々木次郎太夫らが還住全島帰還)を果たすまでの約40年間に亘って無人島になった18世紀活動以降は、顕著な火山活動は無い。噴気活動少なく池の沢火口内壁と丸山周辺に水蒸気主成分とする噴気見られるだけである。

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火山活動史

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岩木山」の記事における「火山活動史」の解説

西暦1600年以前活動不明点が多いが、気象庁によると山頂溶岩ドーム1万年より新しい。約1万2000年前以降の活動山頂での噴火中心である。 70万年前 - 山崩壊30万年前から20万年前 - 噴火と山体崩壊岩屑なだれ)を繰り返し山体形成20万年前から1万年前 - 山麓に側火山形成。 約5万年前から - 西法寺溶岩ドーム岩木山頂西と鳥海山ドーム山頂ドーム中央ドーム形成。 約6000年前 - マグマ噴火岩木山頂西と鳥海山ドーム)。 約3000年前 - マグマ噴火。 約2000年前 - マグマ噴火ノ海溶岩ドーム形成1600年慶長5年2月22日 - 鳥の海火口水蒸気噴火1618年元和4年1月31日 - 水蒸気噴火1782年(天明2年11月-1783年天明3年6月 - 水蒸気噴火天明の大飢饉遠因のひとつ。 1845年弘化2)4月4日 - 噴煙硫黄噴出1863年文久3)3月23日 - 小規模な水蒸気噴火

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火山活動史

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フレグレイ平野」の記事における「火山活動史」の解説

火山活動みられる地点としては、ソルファタラ火口英語版)などが存在する。他にも多数噴火口があったが、そのほとんどは水没した。このカルデラ2度大きな噴火によって形成されたと考えられている。まず、40,000年ほど前に最初噴火起きた (Campanian Ignimbrite eruption) 。そしておよそ12,000年前比較小規模な噴火起こしポッツォリ中心とする一回り小さカルデラ盆地形成された(この2度目噴火は、一帯特徴的な黄色岩石から、ネオポリタン・イエロー・タフと呼ばれている)。 1538年には8日間にわたって噴火し、モンテ・ヌオーヴォ(英語版スコリア丘形成した。「新しい山」を意味する山名である。 地形図多数クレーター見られナポリは右の海岸に ソルファタラ火口噴気活動2003年) モンテ・ヌオーヴォ スコリア丘 Phlegraean Fieldsナポリ

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