りゅう‐き【隆起】
隆起
隆起と沈降
(隆起 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 03:41 UTC 版)
隆起(りゅうき、uplift)と沈降(ちんこう、subsidence)は地理学や地質学において対なって用いられる用語で、隆起とは地面が海面に対して高度を増すこと、沈降とは地面が海面に対して高度を減ずることである。地殻変動、火山活動などによって地盤が絶対的に上昇・下降して起こる場合と、海面の下降・上昇によって相対的に地面の高度が変化する場合がある。
- ^ 日本放送協会 (2024年1月5日). “石川県 志賀町で津波4m超遡上か 輪島市では4m以上地盤が隆起”. NHKニュース. 2024年1月8日閲覧。
- ^ 奥山はるな (2024年1月6日). “約15kmにわたり地面が隆起、鮮明に 専門家が見た能登半島の被害”. 毎日新聞. 2024年1月8日閲覧。
- ^ 清宮信志 (2024年1月12日). “能登半島の海岸が約4m隆起 産総研が現地調査”. Impress Watch. 2024年1月15日閲覧。
- 1 隆起と沈降とは
- 2 隆起と沈降の概要
- 3 関連項目
隆起
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 10:36 UTC 版)
8月1日、東丸山と西丸山の間に位置する湖岸で1mほどの隆起が認められる。やがて隆起のスピードは一日2,3寸(8センチほど)に及び、8月12日には、東丸山山麓から眺められた西丸山が土壌の隆起に遮られて見えなくなる。 8月20日ころには「新山」の誕生が誰の目にも明らかであった。11月上旬、現地に赴いた火山学者・大森房吉による測量で、もとは海抜60mだった平坦地が150m隆起し、海抜210mの新山が形成されたことが確認される。地殻変動によって洞爺湖は水位が1.5m上昇し、洞爺湖唯一の流出河川である壮瞥川では水害が頻発した。壮瞥川の水位が平常値に戻るまで、3か月を有したという。
※この「隆起」の解説は、「四十三山」の解説の一部です。
「隆起」を含む「四十三山」の記事については、「四十三山」の概要を参照ください。
「隆起」の例文・使い方・用例・文例
- 丘の隆起
- 専門家の間ではこれは比較的新しい隆起だということで一般に意見が一致している.
- この島はサンゴ礁の隆起によってできた.
- (骨相学者が頭の)隆起を探る
- 土地の隆起によって、(流れまたは川)が侵食することを引き起こす
- ソケットのない歯槽隆起の頂上で歯が合併された動物
- ソケットのない歯槽隆起の内部の表面でヒューズ付の歯を持つ動物
- コブトカゲ科単型の標準属:小さな粒や隆起で体の上面が覆われた、痩せた体のメキシコトカゲ類
- 地質学上の力のとおり、地球から隆起する
- 節足動物の外骨格の小さい先の尖った隆起部分
- 粗さ、隆起、うねまたは不連続性のない表面を持つ
- 隆起で覆われたまたそれらで満たされた
- 鳥のしっぽ(尾隆起)から成長する羽
- わずかに凹面であり、時々中心が厚くなる隆起した線を持つ椅子席
- 道路表面を横ぎる隆起でスピードを上げる妨害となる
- 脳の脳弓の下部表面の隆起部
- 飛ぶ鳥の胸骨の中央にある隆起
- 後頭部で最も突出した点である頭蓋測定点(後頭隆起)
- 色が変わるが、通常隆起していない皮膚の斑点
- 三角筋が張り付く上膊骨の外側の隆起
隆起と同じ種類の言葉
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