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JCP中央は『党員ブログ』の明瞭なガイドラインを示して欲しい。

 前々から感じていた事ですが、紅星はこのブログで、JCP中央やCさんをボロカスに書き、中央の方針や選挙戦略・戦術に異議を唱える事しばしば(特に最近は頻繁に)です。

 特に前回なんかCさんが目にしたら激怒しそうな内容を勢いに任せて書いてしまい、最後に『…除名?』と括りましたが、今のところ何の変化もなし。

 以前、ウチの地区委員長にどうなんでしょうかね?と聞いたら、「もし問題があったら、県委員会通じて地区委員会に言ってくるけど、そんなのないし、今までどおり思ったこと書いて見たら?」と答えが返ってきたけど、どうにも釈然としません。

 ですので、紅星のブログは、果たして『処分』『除名』『除籍』行為にあたるのだろうか?と、今回『日本共産党規約』にもう一度目を通してみました。


以下、紅星が「これは引っかかっているんじゃないかなァ…」と感じたところを抜粋していきます。

【日本共産党規約】

第三条(四) 党内に派閥・分派はつくらない
(紅星も分派作るつもり微塵もないですが、取り様によっては『分派』認定される書き方するから注意)

第五条(五) (略)・・・党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない。
 (ということは、いちいちブログ書くのに記事の内容の許可取らんといかんてことになるし、それでは単なる中央のスポークスマンで、ブログの意味ないし、『双方向型の活動』なんて出来っこなくなる)

第十七条 全党の行動の統一をはかるために、国際的・全国的な性質の問題については、ここの党組織と党員は、党の全国方針に反する意見を、勝手に発表することをしない。
(コレでいくと、最近の中国共産党との馴れ合いに文句言う事や今回のCポスターを「ダサくて最低」というのは規約違反!?)

 …という具合に、『規約』に照らし合わせれば、紅星のブログって、何時中央からクレーム(クレームだけだったらいいけど…)ついてもおかしくない、『ヤバイ』ブログって事になります。それでも何もないと言う事は、JCP中央の度量が広いのか、はたまた単に存在や内容を知らないのか。もし後者で、誰かが「高知の党員で、盛んに中央批判を繰り返している奴が居ますぜ」とタレコミされたら、このブログは即閉鎖になるんかな???

 先の党大会(25回大会)に向けた意見書集では、紅星顔負けの過激な中央批判、党名の変更、政党助成金受け取るべし、民主集中制見直すべしといった意見が盛り沢山で、『全国にはまだ気骨ある人もいるんだなァ』と感銘を受けたところですが、これは『党内文書』。規約では『党内では党のいかなる組織や個人にたいしても批判することができる』(第5条6項)とあるので、幾ら中身が辛辣でもこれはセーフ。

 問題は紅星。その『党内文書』をブログで公開したりするんだから、やっぱし中央が知らんだけで、知った途端処分か軽くて指導がくるんだろうなァ…と薄々その時の覚悟はしている。

 ところで先の第25回大会決議にも『第4章(19) 参院選の方針について』でインターネットに触れた箇所があるのですが、その内容は

「インターネットの活用を重視し、取り組みを抜本的に強化し、双方向型での情報発信をおこなう」…この一文だけ(呆)。

 「取り組みを抜本的に強化」するなら、
http://www.shii.gr.jp/ ←まずこの、何のヒネリ・工夫もなく、ゴチャゴチャしていて、訪問者の読む意欲が忽ち失せるHPを、真っ先に何とかして欲しいものです(大阪候補の清水さんみたいなの出来んのか!)。
 
 比例から東京選挙区に背水の陣で転出した小池さんなんかツイッターなんかもやってるのに。公明党なんか本腰入れて『ネット選挙』対策やってきていますよ!!(「アクセスログの上位ベスト3は学会関係のドメイン、JCP関係は100位にも入らない」とお嘆きの情報を寄せてくれた方も。

だいたい、党の国会議員、都道府県議、市町村議でブログ運営する議員さんは結構いますが、何と言うか、『街宣』、つまり一方向型情報発信から抜け切れていなくて、記事の内容も悪い意味でJCPらしいというか、画一的で、『個人』が感じられない『金太郎飴』(このフレーズ、JCPの問題点について意見交換していると必ず出てくる)的なものも少なくないのです。

 そもそも『JCPの人間です』と名乗ってブログなんて始めたら、その筋の人物が集団で攻撃してきて瞬時に火達磨になるのは目に見えている訳で、コメント・TB完全閉鎖している所もあるけど、それだったらただの『日記』やいか。中央はもっとブログの研究を組織だって、それこそ党の命運かけるぐらいの気でやるべき。

 特に若年・青年層は携帯・パソコンを情報源とする率が年々高くなり、ビラを見るのは少数派と言っていいかも知れない。今の党を支えているのは大半が50代後半以上の、いわゆる『安保・学園闘争』世代で、増えてきているといっても20~40歳以下の比率は細々としたものです。大会では○青への援助をと言っていましたが、ここは党自らが乗り出し、次代の党員開拓に全知全能を振り絞るべき。紅星が意見書で言いたかった核芯は、まさにそこなのです。

 「双方向型での情報発信」というのは中央の考えているような、穏やか・まったりとしたなんてもんじゃなく、丁々発止、斬るか斬られるかの修羅場です。でも、その修羅場を潜り抜けなければ、このインターネット・ブログ・ツイッターなどのIT社会を生き延びる事は不可能で、先に待つものは
『絶滅』
の二文字。自然科学で言うところの『淘汰』にJCPも掛けられている事を、中央はじめ議員・専従そして党員みんなが肝に銘じないといけんところに来ている。ある意味、残るか消えるかの『崖っぷち』に居るという危機感を持ってもらいたいのです。

 話は大分主題から逸れてしまいましたが、規約改定からはや10年。『党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない』という条文があっては、「自由闊達」(Cさん、この言葉好きですね)にブログを書く事も、『双方向型での情報発信』も束縛かけられているみたいで思い切って出来ません。

 ぜひとも次の党大会では、この条文の訂正・削除を提案したいと考えますが、それまでに、JCP中央には早急にブログ・ウェブサイト(ホームページ)作成のガイドライン、つまり『ここまでならOK、これ以上はOUT』というものを明瞭に示して欲しい!そう強く願います。

 …ていうか、この記事の一部を、先ほどJCP中央に『意見書』として、白装束に脇差携え具申いたしました。

 もし、反応があればこのブログでお知らせする事とします。

(返事が無かったら、紅星の党中央への信頼度は、また一段と下がることとなるでしょう)




 したっけ、また今度

この記事に対するコメント

双方向発信型に関して


まぁ、確かに私の知っている範囲でも、ブログを立ち上げている議員は何人もいます。でも、一部の人を除いて、コメント欄、トラックバック欄を閉じているんですよね。双方向の発信型と言うには程遠いかなあという現状はあります。

もっとも、コメント欄、トラックバックをどうするかはブログを管理・運営する人自身の考え方の問題でもあるから、組織的にコメント欄やトラックバック欄を開けと強要するわけにもいかないんだよね。

当規約第5条や17条に関しては、私自身党員であることを明らかにしているので、やはり全国的、国際的問題に関して中央委員会の見解と異なることを勝手に発表するような事はしないようにします。これは、処分されたらどうしようと言うことではなく、党員であることを名乗っていれば、個人的ブログといえども、私や紅星さんのブログを見て、党外の人は党を垣間見ることになります。だから、勝手に中央委員会の見解と異なることをネット上に書き込むと、状況によっては日本共産党そのものの信用が損なわれます。当然これは党員である自分自身大変困るわけです。

なお、紅星さんが25回答大会にむけた意見募集の「党内文書」なるものは以前なら「赤旗評論特集版」の臨時号という体裁だったか、商品として販売されているようなものです。たぶん、今回の時は時間がなかったなどで党内しかあの文書がほとんど出回らなかったのではないかと、私は考えています。

インターネットを活用しての双方向発信型の情報発信は、党中央委員会でも研究の途上なのでしょう。24回党大会の時は、インターネットの活用を重視するとだけしか書かれていませんでした。それに比べれば、前進しているところはあるのではないかと考えています。

【2010/03/31 00:37】URL | Aleido Che Guevara #-[ 編集]

自由闊達


こんばんは。おおっ、僕んとこへ寄せてくれた発言、自ブログでもやってるんだ。え、えらい!

僕はずっと言いつづけているのだが。「アカの壁」が共産党の伸長を妨げて来た反面、共産党も実は「アカの壁」によって護られ、世間の風に晒されることはなかった。テッテ的にシカトされてたからね。で、それをもっけの幸いとしていたのではなかろうか。

でもこうして、貴君のような発言が世間、ブログシーンだって世間だ、の耳に入るようになって来ると、そうは問屋が卸しちゃくれなくなる。党の誤謬がじゃんじゃん明らかにされる。それが普通だ、人間集団、誤謬があって当たり前。要は、それを認められるか否か、だ。

ここはもう、大悟一番。広く国民大衆に開かれた、至極当たり前の民主主義政党に生まれ変わるほかあるまい。党内には反主流派も存在し、衆人環視の前で党首選が行われる党になんなきゃ。

そして、そのような党に生まれ変われば、たちどころにヒトケタ政党から脱し、政権奪取さえも決して夢ではなくなる。四半世紀後、内閣を組織するのは、今この時、貴君のように正々堂々、党中央へ異議申し立てる真の愛党精神を持つ者だろう。

不良党員まけるなBLUESこれにあり

【2010/04/03 03:35】URL | BLOG BLUES #-[ 編集]

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【2010/04/05 00:08】 | #[ 編集]

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