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風雲!宿毛新港

 米イージス艦『ラッセル』が宿毛新港に今月の23日入港しようとしている。この『ラッセル』、核搭載が可能という事で、県議会が1997年12月議会で全会一致で可決した『県の港湾における非核平和利用に関する決議』に抵触している疑いが持たれている。今日の高知新聞1面に、『高知県は知事に最終決定権がないと判断、宿毛市長が最終判断』と出ていたが、中西宿毛市長は『断る理由は無い』と歓迎する意向だという事なので、一気に寄港が現実味を帯びてきた。
 ウチの職場でもラッセル寄港への抗議行動の参加を考えているが、日米政府より、むしろ地元宿毛市の中西市長の態度に私・紅星は憤慨しているところである。
 今朝、別の用事で宿毛の共産党の重鎮と呼べる人が職場に来たのだが、自然今回の『ラッセル寄港問題』に話が及んだ。その話の中で出てきたのだが、中西市長はこの重大問題を議会の場で明らかにしたのではなく、何と議員との懇親会の席で初めて発表したというのだ!
 『懇親会』というものは普通議員と市の執行部とでお互いを労う場である。そのような場で突如このような重大問題を明らかにされて、参加した市議はみな仰天したそうだが、驚かない方がどうかしていよう。しかも市長は、自分のやっていることの重大さにあまり気づく様子もなく、ラッセルの入港でどれだけ宿毛市の財政が潤うかについて一方的にまくし立てたという。あまりの事に自民党の市議さんが『そんな重大事をこんな酒の席で話し合える訳ないだろう!!』と一喝したという事だが、聞いていて唖然とした事だった。
 この中西市長は前回の市長選で、それまで宿毛市を長きに渡って支配してきた林一族の息のかかった前市長を破って当選した人物で、共産党も側面から支援して選挙をたたかった経緯をもつ。その時も氏は公約として『アメリカから退役した空母を買い取り、宿毛新港に横付けして観光の目玉にする』と発言し物議を醸し出したものだが、ひょっとすると氏の頭の中では、退役空母も核搭載疑惑のイージス艦も同じ意味合いしか持っていないのかもしれない。
 中西市長は『すくも九条の会』などにも賛同メッセージをよこすなどしていただけに、今回の態度には全く失望させられた。
 市長の政治姿勢は今後きちんと問うていくのは当然だが、寄港阻止に向けて自分も出来る事をしなければと考えている。

(今回はまとまりの無い文章になってしまったと反省・・・)


何とか無事にhatch out!

 5月3日の記事に書いた土佐錦魚の卵が、迫り来るミズカビの恐怖を何とかしのぎ切って孵化。いやぁ、この数日間ドキドキものでしたよ。初日は大丈夫だった卵がドンドンと白く濁っていって、卵の中で稚魚が動いているのが見えたものまでミズカビにやられていくんですから。もっとも、それもこれも採卵後のトリートメントをしっかりやらずGW中遊び呆けていた私が悪いのですが・・・。
 何はともあれ、500以上あった卵から無事に生まれた子供たちは60尾あまりと極端に減っちゃいましたが、今は60匹も生き残ってくれた事が何よりも有難い事です。この中で選別に残る魚が何匹いるか分かりませんが、なるだけ里親を探してあげたいなと考えているところです。
 さて、孵化が一段落して目下の悩みは餌の事。高知市内だったらイトミミズを刻んでやったり、浄水場などにわくミジンコをやったり如何ようにもできるのですが、ここ四万十市近辺ではイトミミズは売っていないわ、どこにミジンコが湧いているやら分からんわ。仕方ないから冷凍ミジンコと配合飼料の『土佐姫』をすりつぶしてやろうかと考えています(ブラインシュリンプを小さいうちからやると口が大きくなると聞いた事があるので使いません)。
 以上。ここまでお読み下さりありがとうございました。コメントなど頂ければブログの励みになります。
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今日は3連発! その③:朝起きたら・・・

 憲法記念日記念(何ちゅう日本語よ)の3連発、トリを務めるのは当ブログ初登場・・・と言っても実はプロフィールや3月3日の記事で画像デビューは結構早かった、ウチの土佐錦魚について。

 本当は今日か明日の記事に『色変わりしています☆』という記事を載せようかとしていたのですが・・・今朝起きたら何やら水槽でパチャ×2と騒がしいので『何事ぞ?』と見たら、2匹寄り添ったままグルグルと水槽(といっても実は100円ショップのボウルの大きいの)を泳ぎまくっている。『ひょっとして・・・』とふちをよく見ると、クリーム色の丸い粒が点々・・・産卵していたんですね。

 まぁ、一匹は追星出まくりだし、もう一匹は最近お腹が前に増してふくよかになったとは思ってましたが、二匹とも明け二歳だし、だいいち、尾っぽの先まで入れても7・8センチだからまさかねぇ・・・とタカくくってました。最近の子は早熟なんでしょうか(ちょい下品?)。

 さて、そんな事よりもう一度カレ・カノをよく見ると、カレシの猛アタックぶりにカノジョがややお疲れ気味で元気がない。「こりゃちょっとヤバイんでないかい!?」と考え、母体優先策を採る事に。
 昔、学生時代に水産増殖実習でニシキゴイの人工授精した時の記憶を頼りに、まずメスのお腹を軽く持ち指で押してやると・・・出るわ出るわ、気味悪い位に。ホントこの小さい体にようこんなに入っていたもんだという状態。続いてオスの腹を軽くさすってやって精子を採取、薄めたものを卵にかけてやって一丁あがり。

 二匹を別々の水槽で養生させ、卵を空いている他の水槽に収容してたら昼になってしまったので、大慌てで最初の予定の藤祭り・公家行列見物へGO。正直、見物しながらも「カノジョ(前述のメスの事)、元気になったろうか?」と心配でしたが、帰ってみると全くの杞憂とばかりにスイスイ泳いでおり、夕方には餌をねだるまでに回復したので、まずはめでたしといったところですか。
 この二匹の土佐錦魚は、去年の秋に高知市のお店で買った個体で、東京の有名ブリーダー・Tさんが高知の会においでたときに分けてくれた魚とのことで、紅星の虎の子といっていい錦魚なのです。

 採れた卵は、時間が経つにつれて白濁するものも目立ってきたので孵化はあんまり期待せんでおこうかとも思っていますが、もし孵化したら嬉しいなと、特に予定のないこのGWのお楽しみになりそうです。

 以上、5月3日の3連弾企画でした!
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今日は3連発! その②:藤祭り公家行列を見物

 三連発の第二弾は、我が四万十市の『藤祭り公家行列』について。
 藤祭りの公家行列というのは5月3日の憲法記念日にある旧中村市のイベントで、まぁ一言で言えば、特に京都の人には『葵祭りのミニチュア版』と言えば分かってもらえるんじゃないかと。今年で15回目だそうで、今日初めて知りました(もうちょっと歴史あるかなと思ってたんだけど)。
 紅星はこういうイベントは結構好きでして、都合がつけばほぼ毎年、この5月の公家行列と、11月23日の一条大祭の稚児行列を見物に行って、手持ちのデジカメでパシャ×2やっています(やりすぎて盗撮マニアに間違えられるとイヤだから程々に)。
 今年は、いつもは出ている屋台や植木市が全くなくあっさりとした藤祭りでしたが、これはこれでいいかなというのが感想です。今年はいつもより知り合いに逢ったし。

 こじんまりとした祭りですが、今後も続いてもらいたいものです。

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今日は3連発! その①:こうち九条の会・3500人の意見広告

 今までサボっていた反動という訳でもないが、今日は何となく書く事があったので記事の3連弾にチャレンジ!!

 まず第一弾は憲法記念日ネタ。
 高知県内の『九条の会』の連合体である『こうち九条の会』が今日の高知新聞朝刊の12面を取り切って意見広告を掲載した。内容は九条の条文(原文)と土佐弁版九条、および賛同人3515名と75団体の名を記したもの。
 紅星は『なかむら九条の会』の会員なのでもちろん賛同人になったのだが、一口千円ということだったので、『それなら3千円出して、3つ載せちゃろう』と考えて、『本名』『紅星龍水』、そしてセカンドハンドルネームの『土佐錦魚鱗』で応募してみた。

 そして今日。紅星はビンボーなので高知新聞は定期購読していないのでコンビニでGETし、ちょっとワクワクしながら開いて上の3つの名前を探す。あった・・・本名だけ。 「ちょい待ちィ!?」ともう一度探してみたら、『紅星龍水』は『く』のトコに、『土佐錦魚鱗』は何でなのか『の』のトコにちゃんと載っててホッとした。多分『くれないぼし』と読まれたんだろうなと思いつつ、「そんじゃあ、どう読んだら土佐錦が『の』のトコに来るんだろ?」としばし考え込んでしまった。まァ、最初っからフリガナ振っとかないこっちに問題あるんだけど。でも、読み間違えてくれたおかげで『紅星龍水』が、『こうち九条の会』代表の栗原透さんのすぐあとに載る事が出来たんだから、まさに『怪我の功名』ってヤツだぁね。

 今日の朝日新聞によると、53%が「国民投票法を急ぐことはない」と答え、20代・30代では『九条維持派』が『九条改憲派』を上回る結果が出ている(これが40代以上は年代が進むにつれて改憲派が増えてくる・・・『安保世代』はどうしてしまったのか?)。気休めかも知れんけど、こういう記事にはほんの少し勇気づけられる。なかなか厳しい情勢かも知れんが、楽天性を忘れずに行きたいと思う施行59年目の憲法記念日だった。

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