Date:2007/01/24 22:36
表題にも書いたとおり、今日で当ブログは開設1周年を迎えました。
で、この1年間にUPしてきた記事を改めて数えてみると・・・
28!?
・・・て事は、1ヶ月平均2.33か・・・如何に紅星が『のさ』(幡多弁で「怠け者」・「面倒くさがり」の意)な奴であるかの証明ですねぇ。「何ぼ言うたち、コレではひどすぎるな」と、今さらながらに反省しています。
このブログ、カウンターつけるのが上手くいっていないので、果たしてどれほどの人にご覧頂けているのか見当つきませんけど、こんな「のさ」な紅星で構わざったら、今後ともよろしゅうに!
さて表題に戻りますけど、今日1月24日は中村が生んだ偉大な社会活動家、『幸徳秋水』さんの刑死96回忌の日でした。
秋水さんの事蹟については、
秋水を顕彰する会HP
をご覧下さい。
去年は冷やかったけど、今年は暖かささえ感じるなかでの96回忌でした。
年齢層も、30~40代の参加者が去年よりも増えたかなって感じ。
それでも、やっぱし70歳ぐらいの、社民とか共産党の往年の活動家って感じの人が目立ってしまうんだよねぇ・・・顕彰する会のヒラ会員としても、もっと知り合いに入会を広げなきゃなぁと思った事でした。幸い、この春にも中高生ぐらいを対象にした『秋水読本』が出来上がるようなので、それ使って声かけしてみようか・・・。
最後に、今日の墓前祭で配られた資料に、1903(明治36)年、『平民新聞』創刊号に掲載された『平民社宣言』を引用してみます。
平民社宣言
一.自由・平等・博愛は、人類が存在する上での3つの根本(的理念)である。
二.我々は人類の自由を完全なものとするために平民主義を掲げる。したがって家柄や社会的な身分、財産が多いか少ないか、男か女かによって生じる階級を打ち破り、いっさいの束縛を取り除くことを求める。
三.我々は人類が博愛精神で栄えていくために、平和主義を唱える。したがって、人種や政治体制の違いを問わず、世界を挙げて軍備を撤去し、戦争を根絶させることを決意する。
四.我々は先に多数人類の完全なる自由・平等・博愛を理想とすることを述べた。したがって、これを実現する手段もまた、国の法律の許す範囲で多数人類の世論を高め、多数人類の一致協同を得る他に考えられない。
暴力に訴え一気に目的を達成するやり方を、我々は絶対に認めない。
この『平民社宣言』を読めば、秋水さんが大逆事件の主犯などとは絶対にありえない。そして、日本国憲法を『連合国の押し付け憲法』などと喚いている輩がいるけど、この『平民社宣言』や自由民権運動などといった流れが結実したのが日本国憲法ではないか、と思うのです。
秋水さん、そして、紅星の郷土・小樽の大先輩 小林多喜二と秋水さんとの意外なつながりについて、紅星の過去エントリー
秋水の郷で、『非戦』を誓う。(2006.1.24)
多喜二と秋水(2006.2.20)
も見てくれたら嬉しいな・・・
この記事に対するコメント
どもども
こんばんは。先日はコメントどうもです。
ダバダ、美味しくいただいております。
チビちゃんの写真ですが、オクサマのOKが
出ました。載せてくださいな。