ブラジル戦が終わった。
本当は一眠りして頭を落ち着かせ、考えをまとめてから書こうとも思ったが、どうにも目が冴えてしまって眠れそうもなかったので、まとまらない頭で書いている。だから正直いつも以上の乱文になるだろうが、ご容赦願いたい。
結果は1-4、まだ本調子ではない感もあったが、やはり“目覚めた”ブラジルは強かった。
しかし、点差はついてしまったが、日本代表は今自分達の持つ実力を出し切ってたたかってくれたと思う。
恐らくマスコミ・週刊誌などでは『あのロスタイムの失点がなかったら』『オーストラリア戦に勝っていれば』など『たら』『れば』論が盛んに出てくると思うが、そんな事は無意味である。
あの試合は小手先でどうにかなるといった試合ではなかった。まさにブラジルと日本のサッカーの歴史が凝縮された試合だった。日本はブラジルに真っ向から勝負し、そして敗れた。後半の3得点に象徴されるように、ブラジルは日本に生じたちょっとした隙を巧みに突いてきた。(4点目のロナウドのシュートには、もはや拍手するしかなかった)
あれが世界のなかでの日本とブラジルのサッカーの位置なのだ。
日本が小手先を弄さずに、実力でブラジルに伍し、そして勝つにはまだまだ経験と歳月が必要なのだろう。この試合を見て悔しさを覚えた全国の少年達によって、また新たな日本サッカーの歴史が創られていくのかも知れない。
そういう意味では、今日は『日本サッカーの歴史が動いた日』と後世まで語り継がれる日になったと感じている。
当ブログではこのW杯が始まって以来『偏狭なナショナリズムに縛られず、純粋に試合を楽しみたい』と書いてきた。書いてきたが、やはり日本代表が負けるとやはり悔しい。君が代や、戦時中の特攻隊を連想させる一部サポーターの応援スタイルに不快感を覚えながらも、やはり勝てば嬉しい。
これからも、ナショナリズムととかく結びつけられがちな日本サッカーに違和感を感じ、眉をしかめながらも、日本代表に声援を送っていくのだろう。
試合後、中田英はピッチに仰向けに倒れたまま、動こうとはしなかった。泣いているようにも見えた。彼の胸には何が去来したのだろうか・・・。
以上、駄文にお付き合い頂き、有難うございました。
この記事に対するコメント
別件ですが
サッカーの話もしたいのですが,少し別件で...
いま高知県が開設している掲示板「ぷらっと高知」(http://www.plat-kochi.com/index.shtml)で新堀川と中江兆民に関係する投書が続いています.兆民と幸徳秋水に関するエピソードなど,関連しそうな話題はないでしょうか.
お構いなければ,掲示板「新堀川」にでも,肩のこらない雑談をご投稿ください.
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます