「最初の」と書いた以上は「次」もあるわけで、去年「徒然語り」で予告した『みつどもえ』語りもいずれ必ず…(^^)
ともあれ、振り返りです。2013年以来続けてきた年間エピソード5選ですが、2017年は8月まで…
候補が例年より少ないにもかかわらず、選出には悩みました(^^;)
対象は335卵性~348卵性。全てコミックス最終巻に収録ですね。
各エピソードのプレイバックは「みつごのたましい」のみつたまさんの「2017年のみつどもえを振り返る」をご覧下さい(^^)
それでは早速、2017年の『みつどもえ』のエピソードを振り返ってのマイベスト5です!
339卵性「地獄の目論見」(4月号掲載)
波乱と興奮の「修学旅行編」の幕開け!
思えばこの時から『みつどもえ』完結へのカウントダウンは始まっていたのですが、「長年待ち望んでた」一大イベントがついに叶った感動は忘れられません(^^)
熾烈で残酷な班決めを巡るドラマは松ひとの集大成。いつものテンポのドタバタから緊張の展開に雪崩れ込む緩急。個々の描写も話の動かし方も、2017年トップクラスのエピソードだと思います!
ランキングの選考ではギャグのキレ、キャラの魅力、ストーリー性の三要素を総合的に考慮しています。
ストーリー要素に注力されている分ギャグ成分が薄めなため、この順位に落ち着きました(^^;)
「修学旅行編」はどの回も印象的で、いっそ季節が一巡するくらい続けて欲しかったですw
続いて4位!
347卵性「笑顔NOヌード」(9月号掲載)
ひとはの笑顔。これに尽きます!
『みつどもえ』のストーリーの縦糸の一つである元「暗ガール」の成長をこれまで見守ってきた立場としては、もう万感ですね~(^^)
オチに繋げるピタゴラスイッチ的な流れはやや強引ですが、それを補っているのが原点に回帰したような懐かしさ。「みんなが私に嫌がらせを…」 のくだりは2卵性の矢部っちの股間狙いのフルコースを想起させますし、栗山っちの誤解ネタはもはや伝統芸能の域w
最終話(348卵性)共々、『みつどもえ』らしい話だったと思います。
次は第3位。
335卵性「手品先生」(2月号掲載)
矢部ひと的に、最ニヨニヨ回!(*^^*)
ひとはのエロピンチ(矢部ひと回名物?)に絡めて、二人の関係を外堀から埋める大変素敵なエピソード♪
オチまでのテンポと布石も絶妙ですし、これまでの関係性の積み上げを活かしたターニングポイント的な盛り上げも見事。まさにギャグ・キャラ・ストーリーの三拍子揃っていて、2017年の1本目にこれを読んだ時は1位もあるかも!と思ったお気に入り回です(^^)
僅差で第2位。
338卵性「ようこそ、棲家へ」(3月号掲載)
335卵性とセットで愛でたいエピソードです。ひとはが「実家攻略作戦」に懸命になるシチュエーションといい、矢部っちの部屋(=なわばり)でくつろぐ姿といい、もう堪りませんね堪りませんね(*^^*)
335卵性と甲乙つけ難くてギリギリまで悩みましたが、落としどころの巧さで軍配。今後の矢部家のニチアサを想像するだけで妄想がはかどります♪
事態をややこしくすることに定評のあるさっちゃんの暴走がプラスに作用するのも新鮮w 松ひとの新しい形ですね(^^)
そして、第1位…
343卵性「佐藤は戦場へ行った」(6月号掲載)
完結を見据えて設定や人間関係を整理する話が多かった中、その極めつけとも言えるおがちん告白回。ラブコメ、ラブコメ♪
16P長編を活かして、おがちんの恋とおがまゆの絆を描き切った感動の1本。ストーリー面だけでなく、吉岡さん企画の「愛の告白大会」に三十路先生という劇物を投下するギャグパートもキレキレw 死角が見当たりません(^^)
伊藤さんの因果応報オチもこれまでの積み重ねの一つの到達点ですし(^^;)、十年一日に見えたふたしんに変化を予感させる描写には新しさも。
『みつどもえ』の過去と未来が交差する、クライマックスに相応しい深みのある一編です♪
以上、2017年の「たらさいと」的ベスト5でした!
『みつどもえ』は終わっても『みつどもえ』熱は冷めない。今回の振り返りで改めて確認できました(^^)
冒頭でも書いた通りまだまだ語りたいことは沢山ありますので、これからもお付き合い下さいませ♪
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