5話にわたって放送(配信)された『撫物語』を観終わっての感想です。
紆余曲折あって日陰者ポジションに落ち着いた撫子に再びスポットライトを当てる物語。
蛇足?藪蛇?竜頭蛇尾?いやいや、そんなことは…
撫子を隠すなら撫子の中、ですねw
物語のクライマックスかと思われた決戦をアバンで片付けて、撫子が最後に対峙するのは一番弱かった頃の自分=おと撫子。
高校の校門前で大好きな暦お兄ちゃんを待っている旧衣装撫子の姿には、ノスタルジーが一気に押し寄せて来ました…
(『化物語』の「つばさキャット」1話目のAパートが思い出されますね。あの時は無帽で制服姿でしたけど)
今回の『撫物語』、始まった当初はファンサービスのお祭り騒ぎ的エピソードなのかと思っていました(過去の撫子のオンパレード、撫子だらけのOP…)
実際そういう要素も満載でしたが、ストーリー面でも手厚く補完をしてもらえたのが嬉しいですね~
『囮物語』で道を踏み外して以降の撫子の迷走(?)と不遇(?)に対して抱いていた心のモヤモヤが晴れた思いです(^^)
阿良々木さんへの想いの清算。
忍との間の遺恨の解消。
そして、斧乃木ちゃんのパートナーという新たな立ち位置。
片想いの終わりをはっきり言葉にされるのは寂しいですが、陰にフェードアウトするように滞留していた「撫子の物語」が再び活き活きと動き出したことに感動…
よく見かける「令和になって~が見られるなんて」という言い回し。自分にとって「撫物語」はその最たるものでした。感謝♪
関連サイト
『<物語>シリーズ オフ&モンスターシーズン』公式サイト
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