前回・第4回の、感無量の演奏会とはまた違った感慨が、我が内を満たしています。
果たして自分は、あと何回、このクオリティを保ちながら「この団こそ私の所属する団です」と胸を張ってオンステできるんだろうかなあ、という。
私より5年も年長の平田先生がまだまだ現役で突っ走ろうとなさっているのに、一体何を弱気な、と仰りたい方、そのご意見もわかります。私自身、その意見に賛同するところが少なからずあります。ですが、年々増していくあちこちの衰えを感じざるを得ないこの状況にあって、「最終的にモームリ、という判断をするのは自分自身だろう」ということを踏まえますと、いつXデイが来るのかということに、無関心だったり知らぬ存ぜぬを通し続けるわけにもいきますまい。
どの時点で、自分は自分自身に引導を渡すのか?
考えても結論の出ない命題でありながら、いつかは必ず向き合わねばならない命題でもあります。この結論の出ない問題についてしばらく若手と問答を続けた上に、会場を去るに当たってハグした平田先生から言われたのは
「引き続きよろしくお願いします」
でしたよ。あーわかりましたよ、まだまだお付き合いしますとも!まだてりぃさんの「終点」は、先が見えないようですね。来週も頑張りましょう。そしてその先も。