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Boowy『Dreamin'』を聴こう

[ 2013/11/01 ]
1985年の3rdアルバム『BOOWY』収録曲。
解散発表をした直後に歌われたナンバーとしても有名。



Boowyはまあ、伝説のバンド、というレッテルがこれほど似合うバンドも日本にはなかなかないんじゃないかってくらい伝説のバンドなんで、私なんかが解説じみたことをしても恥さらしにしかならないと思うので、自分語りを短めに。

もちろん、私はリアルタイム世代ではありませんでしたが、やっぱり友人のお兄さんお姉さんがはまっていたので、そのツテで自然に耳に入ってくるバンドではありました。
カラオケでも同世代の人間と行くと必ず誰かが歌うバンドですしね。
私は『Dreamin'』と『No New York』『B・Blue』『On My Beat』が18番。ややマイナーな曲だと『16』『Symphonic』あたりも。

本格的に好きになったのは大学入ったくらいの時期だったと思うけど、楽曲そのものもさることながら、ステージアクトの素晴らしさに惹かれるものがありました。
氷室京介。
こういう風にパフォーマンスできる人ってなかなかいないですよね。
ほんとにかっこいい。
洋楽邦楽問わず、いろんなアーティストのステージアクトを見てきたけど、こんなにかっこいいアクションを披露してくれるシンガーはいないと思います。

特にLAST GIGSの映像は素晴らしくて、Boowyの全映像作品を通して見てもこのLAST GIGSはかっこ良さのてんこ盛りって感じで、何度も何度も繰り返し見ました。
↑の映像だと1:00~からの布袋とのツーショットに非常にシビれるものを感じます。

日本のロックの歴史ではよく「Boowy以前、Boowy以後」という言葉が使われるようですが、オタク業界の「エヴァ以前、エヴァ以後」となんとなく状況が似てますね。
ロックの低迷が嘆かれて久しい昨今、またこのようなバンドが登場してシーンを賑わしてほしいなあ、と思うけど、もう、無理かなあ…。
アイドルもいいけど、なんでこんなアイドルしか売れない状況になっているんだか…。



以下、さらに駄文。
どうでもいいけど、氷室と布袋の関係ってなんとなく『ベルセルク』のグリフィスとガッツの関係に似ているなあと思ったりします。
氷室がグリフィス。布袋がガッツ。松井常松がピピンで高橋まことはジュドーあたりでしょうか。

Boowy
バンドに誘ったのは氷室で、やがてバンド内で布袋が力をつけ、布袋が口火を切ってバンド解散→布袋はBoowy再結成への思いを時々吐露したりする。

ベルセルク
鷹の団に誘ったのはグリフィスで、やがて鷹の団でガッツが力をつけ、ガッツのわがままで鷹の団崩壊→ガッツは一旦鷹の団に戻るけど時すでに遅しで後悔。


氷室はグリフィスみたいに苦難の時期って傍目にはなかったように思えるけど、相方に置いてかれてしまって尚、輝かしいカリスマ性を維持し続ける、という構図は似ています。
「蝕」はLAST GIGSでしょうかね。

布袋氏にベルセルクの感想を聞いてみたいものです。


関連記事:「氷室京介は世界で一番かっこつけたロックシンガー」という検証


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