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不審者が量産される社会~「声かけ事案」

[ 2011/10/29 ]
日本全国、様々なところに不審者がいます。

以下、2ちゃんねるの不審者・声かけ事案のガイドラインスレからの転載です。


公園で遊んでいた女児に「砂場に名前を書いて。」…声掛け事案が発生/福岡
女児に無視され「どうなってもいいのか。」…声掛け事案が発生/福岡
女子生徒に「警察に連れて行くぞ、こっちこい」…声かけ事案が発生/兵庫・尼
登校途中の女子児童が見知らぬ男とすれ違う際に「ニヤッ」と微笑まれるという事案 @大阪
女子高生に「抱かせてくれ」…声掛け事案が発生/大阪・平野区瓜破東
女子高生に「毛虫ついてるよ。とりましょうか。」…声掛け事案が発生/大阪・阿倍野区
帰宅途中の小学生女児が「こっちおいで、だっこしてええ」と声をかけられる事案が発生 大阪府岸和田市
女子中学生の頭を殴って逃げる事案が発生…大阪・日本橋
女児と握手をする事案が発生/大阪・豊中市
女子が通行中、下半身露出男が突然飛び出し、奇声を上げながら追いかけてくる事案/大阪
中3女子がトイレに連れ込まれそうに…暴行事案が発生/静岡・JR愛野駅北口
小学生に「てめぇ。この小学生が。」…声掛け事案が発生/福岡・飯塚市
女子児童に「ダイエーの行き方教えて」…声かけ事案が発生/神戸市北区
児童に「邪魔や」と頭を殴り足を蹴る…暴行事案が発生/大阪・浪速区
男子児童に「われ、しね」…声かけ事案が発生/神戸・西区
女児に「アイス食べない?」…声掛け事案が発生/福岡・小倉北区
女子小学生に「アイス食べようか」…声掛け事案が発生/大阪・吹田市
遊んでいた児童に男がニヤニヤと笑いながら近づいてきて、追いかけてくる事案/大阪・摂津市
女子中学生に男が「おはよう」と声をかける事案
女子高生に「モデルにならない?」…声掛け事案が発生/大阪・堺市
見知らぬ男から「中学生か」…女子中学生への声かけ事案が発生/大阪・茨木市
児童に「自分は前に先生してたことがあるんや」…声掛け事案が発生/大阪・東住吉区
女性に「時間がある」と声かけ、尻を触って逃げる事案~ソフトモヒカン刈り男/大阪・東住吉区
女子生徒に「5分だけのバイトせん」…声掛け事案が発生/福岡・飯塚市
ジョギング中の男子児童に、いきなり顔を平手打ち/暴行事案が発生/兵庫




全国の警察のHPに掲載されている不審者情報をまとめているページから拾い出したものですかね。
非難されてしかるべき人もいるとは思いますが、しかしこんな事例をいちいち発表するのは"囲い込み"もいいところです。
なんでもかんでも掲載すりゃいいってもんでもないでしょう。

不審者なんてものはいつでもどこでも、どんな時代でも、いくらでもいたわけで、私が小学生の頃も、知らない大人には注意しなさい、というプリントが配られたりしていたものですが、いざ大人になってこういう情報が広宣流布されてみると、大人の男であるというだけで、子どもと接触、コミュニケーションをとってはいけないのか、ということになっていることに驚きます。
子どもにとって、知らない大人は警戒の対象で構わないとは思うのですが、ただ、警察署のHPに載せる例として、これはいき過ぎなんじゃないかというのもけっこうありますね。
生きていてごめんなさい、という気にさせられます。
あまり行き過ぎると、こないだの、中国で車に二度も轢かれてしまった女児のような例が日本でも起こらないとはかぎらないです。
子どもにはよく言ってきかせるとしても、まともな常識を持った人間を萎縮させるような情報を流しては社会の健全性を保つ方向にはいかないんじゃないですかね。
基本的な行政のスタンスとして、成人男性市民以外の人々を守る、という方向で警察は運営されているんだな、ということがよくわかります。


江戸時代まで遡らずとも、ここまで人口の都市集中が進んでいなかった頃は地域コミュニティというのは多くの人にとって一生そこから逃れられない存在だったのですが、今は地方都市に住んでいても、周囲に住んでいる人達と全然触れ合うことがなくて、孤独に生きていく人はざらにいます。
家族で住んでいても、近所とつきあいがない、という家庭はいくらでもいるでしょう。
私の近所にも子どもは何人かいますが、会話したことはまったくありません。
中学生以下の子どもと最後に会話したのはいつだったのかもう、覚えていなかったりします。
そういう世の中にあって、ことさら人との接触を困難にさせるようなことをやるってのは世の中をおかしな方向に持って行こうとしているようにしか思えないんですけどね。

むしろ接触困難な方が、余計な摩擦をうまずに世の中がうまく運営されていく、ということも考えられないこともないのですが、そうは言っても人は一人で生きていけるほど強くないわけで。
そういう摩擦を含めた地域コミュニティの面倒さや孤独であることの恩恵を近代国家、近代社会に丸投げしていっても、世の中が余計、息苦しくなっていくだけなんじゃないですかね。

子どもに「知らない大人について行っちゃだめ」ということはいくら言い聞かせてもいいと思うんですが、くだんのHPを子どもが観るわけでもなし、よく吟味もせずに警察がこういう情報を監視の対象として広宣流布しては、大人が子どもを守りにくくなる社会になってしまうような気がします。



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関連記事

[ 2011/10/29 ] 考察 | TB(0) | CM(-)

リア充な眞子内親王

[ 2011/10/27 ]
秋篠宮眞子内親王のプライベート写真が流出したということでちょっとしたお祭りになっています。

眞子さま飲酒疑惑まとめのまとめ

男とツーショット&未成年飲酒疑惑ですね。
くわえてフェイスブックで写真を公開していた人物のチャラ男ぶりとあわせて非難の的になっています。

こんなのなんてことない青春の一コマで、非難の対象にすることすら馬鹿馬鹿しいのですが、写真に写っている内親王のあまりにも普通なリア充女子大生っぷりに、声優オタみたいな妙な幻想を抱いていた人達が怨嗟の声をあげているのが面白いです。
また、ここぞとばかりに皇室批判を語りだしたり、通俗道徳を振りかざした偽善を語ったりという祭りを見るにつけ、現代社会と君主制度の両立の難しさのようなものを感じずにいられません。
擁護の声も多数あったとはいえ、ね。

皇室に関して、日本のマスコミには報道の自由がかなり制限されていたので、ヨーロッパ諸国の王室と違って、日本の皇族のプライベートが国民に知らされることはあまりありませんでした。
承子女王の記事も話題になりましたが、今回の眞子内親王のほうが衝撃としては大きかったんじゃないですかね。
ネット時代の恐ろしさです。
我々は誰でも意図せずパパラッチとなる可能性があるということです。

皇室の人々だって人間ですから、今上天皇にしろ、昭和天皇にしろ、若かりし頃にはそれなりに羽目をはずしたんでしょうけど、こんな感じで誰でも情報を発信できる世の中じゃなかったですからね。

そもそも『古事記』『日本書紀』を読めば、ご先祖様のご乱行が様々記載されているわけで、その血をひいているなら…とはいえ、国民の期待や幻想をここまで背負わされ、気遣わなくてはならなくなったのは、今上天皇が即位してからです。
皇室制度は幻想によって支えられている部分も大いにあるわけですが、今後、そういった幻想は次々と丸裸にされていくのでしょう。
「ネトウヨ」と呼ばれている人々は皇室を持ち上げるような世論をネットで表明してきましたが、まあ、そういうのも幻想ですね。



アイドル幻想や声優幻想と同列に比べるのは不敬も甚だしいとは思うのですが、にしても人間性が丸裸にされた後、制度的な強制力で天皇制はどこまで維持できるんでしょうか。

公称2671年の皇室の歴史は、その時々の時代にうまく適合、変化することで存続してきましたが、後継者の少なさにくわえ、幻想維持の困難な世の中になってしまったということは、始まって以来、最大の危機を迎えているのだなあ、ということを改めて確認させられた一件でした。

関連記事:日本のナショナリズムが世界を変える可能性



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関連記事

[ 2011/10/27 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(-)

自由報道協会はロックな集団だから

[ 2011/10/25 ]
自由報道協会が主催した小沢一郎記者会見で一悶着ありましたね。

上杉隆氏が辞任届提出 ー読売新聞記者への″暴言″で引責

ことの顛末はそちらの記事に出ていますが、暫定代表の上杉隆氏が辞任するそうで。
大臣や社長だけでなく、ジャーナリストもすぐに辞任ですか。
しかも暴言を吐いたから…。
つくづく言葉遣いが命取りになってしまう国ですね。
地位に執着しないのは美徳であるのかも知れませんが、周囲の人や自由報道協会に期待をかけていた人はこの事態にあまり納得しないんじゃないですかね。

トゥゲッターでもまとめられていますが、うーん…

 “かくも謝ることは難しいのか”他人のフリみて…の巻っ

上杉隆氏には様々な毀誉褒貶があり、不用意に信頼していいとは思えない人物です。
wikipediaはかなり批判がましい記事になっていますし、彼が流したデマを検証する動画も作成されたりしていますしね。
ただ、大枠として、彼がやろうとしている記者クラブ制度批判、ひいては大手メディアの既得権批判は大いに支持しているだけに、今回の辞任はちょいと残念です。
場のルールを守らなかった読売側の非は、あまり話題になっていないですし。
まあ、恒次徹ったって殆どの人は知らないですからね。
個人としての知名度なら圧倒的に上杉氏と、その場にいた岩上安身氏のほうが上なんで、どうしても両名の名前が表に出てしまいます。

自由報道協会はフリージャーナリストのオールスター大集結という感じです。
理念自体も素晴らしいと思うのですが、ただ、アクの強い面々が揃っているためか、日頃、大手マスコミをバッシングしているネット住民でも嫌っている人はけっこういますね。

理念のために集まったフリー集団という意味では「新しい歴史教科書をつくる会」を想起させるところがありますが、あの集団は離合集散が激しすぎて、どんどん先細りになっていきました。
自由報道協会はそのような事態にならなければいいんですが…。


関連記事:「新しい歴史教科書をつくる会」ってあったなあ



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[ 2011/10/25 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(-)
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