シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団
【シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団】
については、12月6日付けの、赤旗「潮流」欄で初めて知りました。
先日大統領選挙に圧勝し三度目の勝利を獲得したベネズエラのチャベス大統領が、力を入れている分野だそうです。
貧困対策に力を入れ、豊かな石油収入を以前のように一部の大資本家とアメリカに持っていかれるのではなく、貧困対策や医療・教育に集中して投資し、大きな成果をあげているチャベス大統領は、文化面にも力を入れていることが良く解りました。
「潮流」は、一般紙で言えば「天声人語」のような一面下のコラムなのですが、結構文化に造詣の深い人が書いているようです。
このコラムを私が解説するより、コラムそのものが良く考えて短くまとめていますので、そのまま引用します。残念ながら電子データが無いので、タイプ入力します。
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【潮流】2007年12月6日
▼ オーケストラの名門中の名門、ベルリン・フィルの前音楽監督クラウディオ・アバド、後を継いだサイモン・ラトル。二人が絶賛し、もっとも将来を期待する若者がいます。
▼ グスタヴォ・ドゥダメル。20代半ばの彼は、ベネズエラの指揮者です。日本でも今秋、ベートーヴェンの第5・第7交響曲のCDが輸入販売され、覇気にみちた堂々の演奏で聴き手をうならせました。
▼ オーケストラは、シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団です。ユースだから、みんな青年です。写真を見ると、さまざまな肌の色の若者が集まっています。なかにはかつて路上でくらし、アルコールにおぼれていた人もいます。
▼ 社会の荒廃から青年を抜け出させ、貧しくても彼らが能力を生かせるように支える音楽活動は、かなり前に始まったようです。いまや全国に125のオーケストラがあります。貧困対策を約束して8年前に誕生したチャベス政権は、国をあげてとりくみます。
▼ CDで一躍ベネズエラの勢いを世界に知らせた楽団の名は、スペインとたたかった19世紀南米の独立運動の指導者にちなみます。チャベス政権は、国名も「ベネズエラ・ボリバル共和国」と定めました。チャベス大統領は先の選挙で、アメリカが後押しする候補を圧倒し、三選を果たしました。
▼ 「アメリカの裏庭」といわれた中南米に、続々と左派政権が生まれ、変革のうねりはやみません。自由で平和なラテン・アメリカの共同、連合は、ボリバルの夢でもありました。
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以上、引用終わり。
残念ながら、私はまだこのCDを持っていないので聴けていません。
聴いたら、又書きます。
なお、この記事は、インターネットでは読めません。
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コメント
「潮流」って、他の人に見せたいな、というのがよくありますよね。そのまま貼り付けられたらどんなに楽か、と、よく思います。一度、拡大拡大(読者の拡大じゃないですよ)して、デジカメで撮って、ブログに載せたことがあります。
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【シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団】
先日の「のだめカンタービレ」の記事にオーケストラ繋がりというか、「ポラリス」JCPmetalさんよりTBを頂きました。ベネズエラの【シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団】についての記事でした。『我が意を得たり』の思いだったので、コピペしてご紹介します。以下
- 2006/12/07(木) 00:24:21 |
- 観劇レビュー&旅行記と日記