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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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映画 『アンダンテ~稲の旋律~』 上映 KBCシネマ 8/21-9/3

ハッピーチャン という読者の方から8月12日に
映画  『アンダンテ~稲の旋律~』(原作:旭爪あかね 赤旗日刊紙連載) 
 上映に関して、以下のコメントを頂きましたので、一部追記して御紹介致します。
情報ありがとうございました。

andante_flyer_omote_W450.jpg


貴ブログの2009・10.13紹介 の映画
『アンダンテ~稲の旋律~』
  2010年8月21日(土)から9月3日(金)まで
  KBCシネマ(751-4268)で上映されます。

  一般・大学生 1200円   小中高生 800円
  福岡市中央区那の津1丁目KBC前   電話:092-751-4268
   上映時刻:17:00 - 18:50 の1回だけ。

『アンダンテ~稲の旋律~』 公式ホームページへ 



 2010年9月5日(日)
   第1回 10:30 ~ , 第2回 14:30 ~
  福津市中央公民館大ホール 092-712-5297



全国上映スケジュール(上映済みもあり)

KBCcinemaMapm.jpg

STORY や 概要は、当ブログの2009・10.13付け紹介記事 を御覧ください。

8月28日(土) 福岡市中央市民センターで18:30から
 この映画公開記念シンポ 『~食卓の向こう側~』 があり
  佐藤弘(東京農大卒 西日本新聞編集委員) 花田智昭(福津市農家)
  平川一郎(元福岡県農業試験場場長)らの予定です。 




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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

映画『アンダンテ ~稲の旋律~』を宜しく!

赤旗日刊紙に連載された旭爪あかねさんの稲の旋律が映画化され12月から全国上映される。
主人公の心の映像化と食と農業の問題の映像化を同時に図っているチャーミングな意欲作である。

大型の映画館で上映されるかどうかはわからないが是非そうしてもらえるように応援して行きたい。

アンダンテ 稲の旋律Ⅱ


映画『アンダンテ ~稲の旋律~』公式ホームページから



物語
映画の主人公「藪崎千華」は、母親の強い希望で幼い頃から音楽の道を歩むが、音楽社会の競争は厳しく次第に自信を失くしてゆく。やがて自分自身をも見失い登校拒否となり、大学中退を余儀なくされる。大学中退後、アルバイト生活に入るが、職場での人間関係がうまく作れず、仕事を転々とする生活を繰り返し続ける。そしてとうとう、一日中家に閉じこもるようになり、日毎の両親とのいざこざも絶えなくなってしまう。そんな自分を思いつめた千華は、千葉県の水田へ、「誰か私を助けてください。」と書いた紙切れをペットボトルに詰め、「心のSOS」として置いてくる。暫くして、この水田の持ち主でありペットボトルを拾った広瀬晋平から手紙が届く。その手紙の内容は真剣に千華のSOSに応えようとしていた。千華は、自分はどのような人間か、どうして他人と会うのが怖いのか、長い長い手紙を晋平に送った。こうして始まった千華と晋平の交流は、千華のひきこもり生活を徐々に変化させていくのだが・・・!


コンセプト
Andante(アンダンテ)とは
「ゆっくりと。歩く速度で。」という意味の音楽用語です。

●人間恐怖とひきこもりの生活から、必死に立ち直り、新たな自立の道を懸命に模索する映画の主人公千華。厳しい農業経営の傍ら、食と農業問題に独自の哲学を持ち、土と共に生きる晋平。ピアノの旋律が水田を奏で、稲の成長を育むような、千華と晋平の交流。困窮な貧農体験を内包し、報われなかった自分の夢を、知らず知らずの間に娘の千華に押し付けていた母親の悲しみなど、それぞれの生き方の中で、転機に立つ現代人の葛藤と再生を描く、最大の話題作が今、始動する!

●本映画の原作者である旭爪あかねは、自らの対人恐怖の苦しみや、ひきこもり生活の体験を、主人公千華に反映させている。日本の多くの若者に顕著に現れている現象、何ゆえ現代社会は苦しむ人々を生み出すのか、を本作品の大きな主題として、主人公の心の映像化を可能な限り試みたい。また、食と農業の問題も同じである。日本の食料自給率は39%程度である。安全性に疑問がある安い食品が海外から多く輸入されて、健康な体づくりの面で大いに問題である。食物アレルギーに苦しむ子供たちがいかに多いことか。映画を通じて食と農業の問題を掘り下げたい。そして、社会や自分の為に働く労働とは何か、労働の価値を見つめてみたいと思う。

●美しい田園風景を背景に、登場人物一人一人の悲しみや希望を真摯に見つめ、現代における本当の幸せとは何かを追求し、娯楽映画としても充分に楽しめる、ハイレベルな作品を完成させたい。完成後は、全国での自主上映を積極的に進めます。又、中・高校・大学等での映画芸術鑑賞の普及上映を行い、上映を通じて本作の感動を全国に広げたいと考えています。皆様のあたたかい御支援と御賛同を心よりお願い申しあげる次第です。

映画『アンダンテ ~稲の旋律~』を一緒に成功させましょう!
ご存知のように、映画製作には多大な製作費が必要となります。映画『アンダンテ~稲の旋律~』製作委員会は全国に本映画の製作支援協力運動を展開し、完成後は映画の感動を全国隅々にまで広げ、多くの人々と共に感動を共有する上映運動を広めていきたいと考えています。皆様のあたたかい御支援、御協力を心よりお待ちしております。詳細はこちらをご覧ください。映画「アンダンテ ~稲の旋律~」についてのお問い合わせ、製作協力券のお申し込み・お問い合わせは下記連絡先までお願いいたします。

映画「アンダンテ ~稲の旋律~」製作委員会
■住所/〒189-0013 東京都東村山市栄町3-37-4-207
■電話・FAX/042-396-7815
■メールアドレス/[email protected]
■ホームページ/http://www.ggvp.net/andante
■代表/桂 壮三郎

全国 上映・配給会社一覧
http://andante.symphie.jp/zenkokujyouei.php

キャスト
新妻聖子
新妻聖子

筧利夫
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秋本奈緒美

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祝! 映画 【おくりびと】 アカデミー「外国語映画賞」受賞

2009年2月24日記

第81回アカデミー賞 『外国語映画賞』 受賞
    おめでとう ございます!

                               

81_040.jpg
      外国語映画賞『おくりびと』 左から
   本木雅弘、広末涼子、余貴美子、滝田洋二郎監督
  【goo映画】より (2009年2月22日:画像をクリックで拡大)

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 先日、当ブログで、【映画「おくりびと」と山形交響楽団】 という記事を書き、その中で指揮者の 飯森 範親氏 が日刊「赤旗」に投稿していた記事について紹介しました。
 その中でもアカデミー賞「外国語映画賞」にノミネートされたことを書いておられましたが、見事に受賞されました。

 昨夜、その記事に「お祝いメッセージ」を追記しましたが、今日はあらためて一言書きます。

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 アカデミー賞「外国語映画賞」受賞
    本当におめでとうございます!


 中川・元財務大臣のローマやバチカンでの醜態が海外に報じられ、日本人として恥ずかしい思いをしていた時だけに、この快挙は塞いだ思いを強烈パンチで砕いてくれました。

 昨年のノーベル賞4名受賞以来、久々の明るい話題と言えるのではないでしょうか?

 希望を与えて頂き、「日本の文化も捨てたものではない!」と世界に広めて頂きありがとうございました。

 とりわけ主役の本木雅弘さんは、納棺師の役作りのために実際に山形で納棺師を務めている方に『弟子入り』して修業され、立ち居振る舞いや亡くなった方の衣裳の着替え作法などを見習いされたそうです。

 また、前の記事にも書きましたが、映画冒頭のチェリストとしての演奏風景を撮影するために、プロのチェリストに長期間師事して本番では実際に演奏していたそうです。(前回の記事参照

 受賞の背景には、題材や脚本・演出はもとより、俳優陣のこのような地道な鍛錬と努力があるものと思います。

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 この受賞に関する地元山形の反応や山形交響楽団の音楽監督兼指揮者の 飯森 範親さん のひと言、先日知事に就任したばかりの吉村美栄子山形県知事の祝意を掲載した、【河北新報】 のコピペは、【続き】をクリック

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 「癒やしや救いが伝わる」=「おくりびと」監督らが会見-米アカデミー賞(時事通信) - goo ニュース

   『おくりびと』アカデミー賞受賞直後に記者会見!滝田監督「オスカー像貸し出す」【第81回アカデミー賞】 - goo 映画
『おくりびと』アカデミー賞受賞直後に記者会見!滝田監督「オスカー像貸し出す」【第81回アカデミー賞】 - goo 映画



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真空地帯

 映画のご案内

11月30日(日)
福岡市 百道の福岡市総合図書館映像ホール シネラで 
独立プロの 「真空地帯」が 上映されます。  

 主催 福岡映画サークル協議会 092-781-2817 
 後援 福岡市 福岡市教育委員会 福岡市芸術文化振興財団

    11:00~ 13:10  「にごりえ」    今井 正
    14:00~ 15:00  山田和夫氏 公演 
                  「日本映画史における独立プロ」
    15:20~ 17:30  「真空地帯」   山本 薩夫
    
             3つ参加で ¥1500 前売り
            1つと公演は ¥1000 前売り

 日本の自衛隊の幹部が 「あの戦争は 侵略戦争ではなかった」という教育を受けています。
 山本薩夫が 野間宏の 「真空地帯」を映画化して、軍隊がどのようなものかを描いたものです。
 軍隊とはどういうものか? 人間性が押しつぶされる 真空地帯を見てみませんか。

 一見の価値があると思います。 
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「蟹工船」 と 「戦艦ポチョムキン」

今日(2008年11月26日)の日刊「赤旗」 文化欄(第9面)の
ほぼ半分のスペースを使って

「蟹工船」 と 「戦艦ポチョムキン」
 時空こえ、響き合う2作
  「幻の名画」に思い馳せた多喜二

という記事が掲載されている。
映画評論家の山田和夫氏の論稿である。

長い記事ではあるが、要旨は以下のようなもの。

* 多くの人が、山村 聡 監督の映画 「蟹工船」(1953作)
  と エイゼンシュテインの映画 「戦艦ポチョムキン」(1925作)
  の類似性を論じ、フランスの評論家は、「『蟹工船』は 『戦艦ポチョムキン』に
  酷似しており、エイゼンシュテインの技法に大きく影響を受けている」
  とまで書いている。

* 小林多喜二は、先輩であるモスクワ滞在中の蔵原惟人から「戦艦ポチョムキン」
  の情報は得たが、ついぞ鑑賞する機会はなかった。
  しかし、この作品について蔵原情報を元に、コメントを寄せている。
  同じ年(1929年:時まさに世界恐慌の年)に「蟹工船」を書いている。

* 映画「戦艦ポチョムキン」は、1926年には輸入されようとしたが、検閲により
  横浜港から出られず、そのままソ連に送り返された。

* 山村 聡が1953年に映画「蟹工船」を制作した際には、制作スタッフの誰もが
  「戦艦ポチョムキン」を観たものは居なかった。

* 「戦艦ポチョムキン」が日本で最初に上映されたのは1959年である。

* 映画「蟹工船」の結末が原作とは異なって虐殺されることについて、
  自衛隊創設に向かう政治情勢を控えて
  「日本軍隊の反国民的な性格を強調したかったが故の改変」であろう。

ということである。

 小林多喜二 も 山村 聡 も 「戦艦ポチョムキン」 を観る機会がなかったのに
 ここまで共感し逢えていることが驚きという他ない。

 私が、映画 「蟹工船」 を観た際も、その直前に観たDVD「戦艦ポチョムキン」
との共通性を感じずには居られなかったが、それは「映画の技法」というよりは、
船の中という逃げ場の無い閉鎖された空間でこき使われる労働者や兵士を
描いているというシチュエーションの共通性によるものかも知れない。
 もう一度、「戦艦ポチョムキン」 を観てみようと思う。


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  「赤旗」 記事より イベントの御案内

 
「戦艦ポチョムキン」 メイド・イン・ジャパン

  2008年12月4日 午後4時から
  江戸東京博物館 (JR両国駅下車:国技館の隣) にて

 第1部 シンポジウム
     「エイゼンシュテインとロシア映画100年」
 第2部 活弁・伴奏つき 「戦艦ポチョムキン」 上映


   当日券 2500円
   お問い合わせは
    ⇒ エイゼンシュテイン・シネクラブ
       080-5462-2389 (井上さま)  

テーマ:考えさせられた映画 - ジャンル:映画

映画版 蟹工船 映写会 (11/14)

前に御案内した、50数年前の映画
「蟹工船」 を見てきました。

  
  監督・脚本 山村 聡   原作 小林多喜二 「蟹工船」
  音楽 伊福部 昭 (映画「ゴジラ」の音楽で有名。)

    11月14日(金)
    場所 コミセン和白大ホール
     ① 14時30分
     ② 19時~          料金  ¥500


    主催は 東区日本共産党後援会 

 会場がほぼ埋まる参加者で、一応成功したようです。
 後援会の参加目標600名に対し、
 実際の参加者は昼の部230人ほど、夜の部は170人ほどで、
 平日と言うのに昼の部の方が入りが良かったようです。

 当然、政治的メッセージ性の高い映画なので、それなりの心構えで見ないと
重たい映画ですし、井上ひさしさんの作劇のような笑わせどころが殆ど無い
エンターテイメントとして見るには、ちょっと難しい映画でした。

 その上、映像も音声も相当劣化していて、判別付かない会話が大半でした。

また、映写前に説明がありましたが、
原作の 「彼らは立ち上がった。--もう一度」
というところは無く、海軍によって発砲・殺戮されると言う修羅場の終わり方でした。

見方によれば、「団結して立ち上がるのは危険で無駄死になる」と
考えられ、「諸刃の剣」という感じがします。

あるいは、きちんと組織されていない暴動的反攻は失敗するということか?

 年配の方々は感動しておられたように見受けられましたが、
若い人々に元気を与え得たかどうか是非知りたいと思います。
(アンケートをされていたようなので・・・)

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 映写前に、衆議院福岡1区(東区・博多区)から立候補する予定の
田中みゆき さんが挨拶されました。

TanakaMiyuki08Nov14.jpg

 あいさつの中で、
 書籍 「蟹工船」が引き続き売れ続けているとの報告がありました。
 新潮文庫だけでも今年50万部増し刷りしたという事で、この手の小説とすると
異例の売れ行きだとのことです。
 各社あわせて70数万部売れたと言うことですから、ミリオンセラーも夢ではない!

KanikousenOct01.jpg

この会場で、「蟹工船」の「エッセーコンテスト」の入賞作品を掲載した
私たちは いかに「蟹工船」を読んだか! を売っていましたので、
       20080210.jpg
      (画像は白樺文学館サイトよりコピペ)

買って読んでみたところ、
マンガ「蟹工船」と小説「蟹工船」(テキスト)を両方何度も読んだという若者が多く、
感想の中では、マンガの絵と文章の両方を読んで理解が深まったという感想が
表明されていました。
特に若い方には、当時は当たり前であった用語の意味がマンガの絵で解った
ということもあるようです。
たとえば、監督が労働者を懐柔するために与える「バット」
 =「ゴールデンバット」という私の祖父も愛飲していた安いタバコの名前
「糞壷」 =「便所」ではなく、押し込められた部屋のこと
等など・・・
御年配の方も、もう一度文庫を読む前に(平行して読みながら)マンガ「蟹工船」
を一緒に読まれては如何でしょうか?

ここをクリック すれば、マンガ蟹工船(Web版)を読めます。

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映画 【蟹工船】 11月14日上映!

以前、このブログでも御紹介した
映画版 【蟹工船】 
の上映が迫って来ました。 

既に、福岡市中央区では中央市民センターで上映され、
当ブログの執筆者の一人も鑑賞していますが、
私はまだ見ていないので、今度の上映会を見に行くつもりです。

  
  監督・脚本 山村 聡   原作 小林多喜二 「蟹工船」
  音楽 伊福部 昭 (映画「ゴジラ」の音楽で有名。)

    11月14日(金)
    場所 コミセン和白大ホール
     ① 14時30分
     ② 19時~          料金  ¥500


    主催は 東区日本共産党後援会 です。
                  
 「コミセン和白大ホール」 は、JR鹿児島線 福工大前(旧・筑前新宮)駅
 下車 2階出口からそのまま繋がっています。

****************   
 現在、派遣労働や 非正規雇用で ひどい職場環境、労働環境の中で 働かされている若者たち。
 昭和初期の物語と労働環境が、職場の状況がオーバーラップします。

 IMG_1504.jpg

 書籍 「蟹工船」が売れ続けています。
 映画も是非、見て頂きたいと思っています。

なお、中央市民センターで鑑賞された方の話では、映像に多少「雨が降っていて」
音声も劣化していたということですが、60年近く前の映画ですので御容赦!


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幸福とは、生きるとは、学ぶとは (映画「学校」)

久しぶりの映画の記事です。
08/08/30 映画「蟹工船」 08/04/01 問題作『靖国YASUKUNI』 07/09/06
映画「シッコ」 07/02/17 『戦争をしない国 06/11/07 映画「ひだるか」 06/11/06
に続くものです。

映画「学校」をNHKBSで見ました。

夜間中学の物語だ。
見たのは二度目だったけどいい映画でした。
改めて感動しました。
幸福とは、生きるとは、学ぶとはどういうことかを考えさせてくれます。

特に亡くなった「いのさん」の机に花を生けた花瓶をおいての臨時ホームルームで「幸福」とはと語り合うシーンが
荒っぽい言葉のぶつけ合いでありながらすこぶる感動的だった。
それを学ぶのが学校じゃないのかと議論は進みます。

生徒の一人の中江有里は今よりもふっくらとした感じだがかわいい。
最後から二番目のシーンで先生の西田敏行に対して私は高校に行って大学の教育学部に行って先生になると宣言する。
先生はそれまでこの学校で待っていると言う。
しかし映画の最初の方では転任の内示を校長から受けて断っているシーンもある。
この先生はどうなったかは分からない。

最後のシーンは独身の竹下景子先生が同じく独身の西田敏行先生の「小さいけれど行きましょうか」と傘を差し出して
「いのさん」のお通夜に相合傘で行くシーンで終わる。
この二人がどうなったかは分からない。
でも私はこの二人が夫婦になってくれればいいと思う。

大江千里がいのさんの救世主の医者として出てくる、渥美清も長屋の主人兼八百屋の親父として出てくる。

エンディングでは夜間中学は35校ありそれ以外にボランティアが運営する学校が10校あると出てくる。
現在の実際は減っているようです。

公立夜間中学校



大阪府の橋下知事は、夜間中学に通う人たちへの就学援助金(生徒一人当たり
約2万円)を来年度から廃止とするとした。
年間の補助総額は約1700万円とささやかな額である。
でも、そのお金があるからこそ、学校に通えている人がいる。
わ・和・輪・WA~♪



この映画は松崎運之助さんの著作がベースになっていると言う。
いのさんは井上さんという実在の人物だそうだ。

2007年06月06日
夜間中学とは何なんだ?
11月の全国学童保育研究集会の記念講演の講師、松崎運之助さんの著作。『学校~夜間中学はなんであるのか、誰がつくったか、げんいんは何かぼくは知りたい~』 を読んで。
(月一の実行委員会ニュースの原稿の転載)この方は、山田洋次監督の映画「学校」のモデルのひとりになった方です。

前半で国語の授業をやり、生徒の作文からこれまでの各エピソードを丹念に描くことにより、観客が教室の一員として生徒たちや先生に好感を持つようにし、
後半はイノさんの死によってイノさんのエピソードがつづられていく。
これは黒澤明の「生きる」と同じ設定である。
山田洋二は構成をどれだけ大事かを師匠である橋本忍から学んだと言っている。もちろん橋本忍は「生きる」の共同執筆者である。

山田洋次の軌跡 by KIYO
第23話 「学校」


より


                                     
参考記事
ムサシノ学童日記

学童保育と夜間中学は、まさに兄弟。
運動で支えられてきた社会に不可欠な存在。

  夜間中学とは何でしょうか。この本によると、「諸事情により義務教育を修了できなかった者で、中学校教育を希望する者に教育の機会を提供するための教育機関」とあります。実際には、中学校でありながら、読みかきや計算など小学校レベルの教育が行われているのが現状で、近年では外国籍や元不登校の生徒も増えてきているそうです。日本の高い識字率は、こうした夜間中学関係者の地道な努力も背景にあるといっても過言ではないでしょう。
  文部科学省は、「夜間の授業は臨時の措置であり、学校教育法そのものが想定しているものではない」という趣旨で法制化を認めていません。しかし、夜間中学卒業生らが、廃止反対・設置要求、証言映画上映などの運動をねばり強く続けてきた結果、ついに、文部科学省も夜間中学を生涯教育の一環として位置づけ、財政補助(小額ですが)を講ずるようになったそうです。
  2004年の時点で、公立の夜間中学校の数は35校、生徒数は約3000人。首都圏・関西圏に集中しているため、全国各地で20校ほどの「自主夜間中学」が有志で運営されています。まさに夜間中学は、学童保育同様、運動によって支えられてきた、社会になくてはならない存在だとい



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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画 「蟹工船」

 まだ、先の話ですが、古い映画が上映されます。

 監督 山村 聡 「蟹工船」  原作 小林多喜二

   上映は 10月 3日 (金)  場所 中央市民センター (中央区赤坂)
     ① 11時~12時50分 
     ② 19時~20時50分   料金  ¥500
                     
    問い合わせ先  「蟹工船」上映委員会 092-526-2133

         11月14日(金)  場所 コミセン和白大ホール
     ① 14時30分
     ② 19時~          料金  ¥500
    こちらの主催は 東区日本共産党後援会 です。                 

   
 現在、派遣労働や 非正規雇用で ひどい職場環境、労働環境の中で 働かされている若者たち。
 昭和初期の物語と労働環境が、職場の状況がオーバーラップします。
 IMG_1504.jpg
 書籍 「蟹工船」が売れ続けています。
 映画も是非、見てみたいものだと思っています。

今日、福岡市のパピヨンプラザで 「貧困の広がるをくいとめよう!」と題して、福岡県弁護士会主催のシンポジウムがありました。
専修大学の唐鎌教授が「非正規雇用と貧困の連鎖を断つために」と題して、講演を行い、社会保障や生活保護に社会的地位を与えることが大切だと訴えました。
IMG_1499.jpg

日本では生活保護を受けることは 後ろめたいことがあるように言われるが、決してそのようなことはない、れっきとした国民の権利だということを一般化していくことが大事だと説明してくれました。
ヨーロッパでは、特にイギリスでは かのハリーポッターの作者も生活保護を受けていたとのこと。

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問題作『靖国 YASUKUNI』次々と上映中止で東京公開断念に…

シネマトゥデイ他、各紙の報道によると、靖国神社にまつわる人々を中国人監督が描いた、
『靖国 YASUKUNI』 が、
上映予定館が次々と撤退する中で、遂に東京では上映されないようになってしまった。

理由は、プリンスホテルが日教組の教研集会を拒否した理由と同じ、「近隣の人々に迷惑になる」との言い訳。
自らの責務は放棄し、他人を配慮しているかのような表現で、責任を回避している姑息なやり口である。

すなわち、『右翼』の街頭宣伝などの圧力に屈した訳である。

こんなことを許せば、暴力団や『右翼』の暴力的妨害を認めてしまい、彼らを励ましてしまう。
暴力に屈しては、言論の自由はない。

 この動きには自民党の稲田朋美衆院議員(福井1区)が1日、共同通信の取材に応じ「上映中止は残念としか言いようがない。映画館側が自粛する理由は何もない」と述べた。中止の主な理由とみられる右翼団体の街宣活動については「街宣活動で表現や政治活動の自由が制限されることは、あってはならない」と指摘したという。
ここをクリック  2008年4月1日(火)21:37  共同通信
InataTomomi.jpg

 この方、『事前検閲では?』と取り沙汰された国会議員全員を対象とする「試写会」の行動を起したお方のようです。

 また、町村信孝官房長官は1日午後の記者会見で、靖国神社をめぐるドキュメンタリー映画「靖国」の上映中止について「嫌がらせや圧力で表現の自由が左右されることが不適切であることは言うまでもない」と述べたという。
ここをクリック  2008年4月1日(火)18:30  時事通信

以下、シネマトゥデイから引用
*****************************

問題作『靖国 YASUKUNI』
  次々と上映中止で東京公開断念に…

                 2008年3月31日(月) 21:02 シネマトゥデイ

映画『靖国 YASUKUNI』
 「靖国神社」の現実と精神構造に、『味』の李纓(リー・イン)監督が挑んだドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』の上映を自粛する映画館が相次ぎ、当初の公開(4月12日)をやむなく中止にすると配給元のアルゴ・ピクチャーズが発表した。自粛を決めた劇場は、新宿バルト9に続いて銀座シネパトス、渋谷Q-AXcinema、シネマート六本木、シネマート心斎橋(配給会社の発表による)。

 同作は先日の香港国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、李纓(リー・イン)監督も日本での公開を切に望んでいた。配給元は、「このような事態に陥ったことを大変遺憾に思いますし、日本社会における言論の自由、表現の自由への危機を感じております」とコメントを発表した。

 また、配給元のアルゴ・ピクチャーズでは今後も上映に向けて働きかけていくとコメントしているが、今のところ上映の見通しはたっていない。今後のことについては緊急の記者会見を設けるとのこと。

映画『靖国 YASUKUNI』
オフィシャルサイト    

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テーマ:表現規制問題 - ジャンル:政治・経済

映画「シッコ」(Sicko)を見ました。

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映画「シッコ」(Sicko)を見ました。
この映画を皆さんに見て頂きたい。
文章能力と時間に乏しいので「プロメテウスの政治経済コラム」の『シッコ』(Sicko) アメリカ医療を鋭く告発  「対岸の火事」ではないを紹介しておすすめ記事とします。

マイケルムーアはすごい!!


『シッコ』(Sicko) アメリカ医療を鋭く告発  「対岸の火事」ではない
2007-08-30 19:06:16 / 政治経済
「シッコ Sicko 」とは、「病人」「狂人」「変人」などを揶揄するスラング。「アメリカの医療制度は、ほとんど『ビヨーキ』だ」というのが、ムーア監督のメッセージである。医療保険未加入者が約5,000万人に達するとも言われるアメリカの医療制度の問題を取り上げ、営利主義一辺倒の医療保険会社や製薬会社への批判を展開する。よく知られているように、アメリカには、公的な国民皆保険制度はない。いくら優れた医療技術や製薬技術を誇っても、保険のない人びとは、支払い能力に応じてしか医療サービスを受けられない。
冒頭、事故で2本の指を切断した大工は、医師に中指の縫合は6万ドル(約700万円)、薬指は1・2万ドル(約140万円)といわれて、“ロマンチック”な彼は、薬指だけにして、中指はあきらめた。
しかし、今回の映画の主題は、彼のような無保険者の話ではなく、保険に加入している中産階級の悲劇である。公的医療保険がないから、国民は、民間保険会社の「医療保険」を購入しなければならない。その民間保険会社は、利潤をあげるために、あの手この手で保険給付(保険金の支払い)を拒否する。申請時の瑕疵を探し出す専門の調査担当者もいる。医師が薦める治療法は「実験段階の治療法」といって拒絶する。保険給付を節約した医師にはボーナスがでる。保険金をなかなか支払ってもらえず、夫のがんを治療できず、亡くしてしまった女性。別の女性は救急車を呼んだら、予約していないから保険金からの支払いはダメといわれる。緊急時にどう予約せよというのか。一番胸を痛めるのは、入院料が払えない患者が病院車で街に運ばれ、街頭にほうり出されるシーン。「年寄りに早く死ねということか!」の声は日本でも最近しばしば耳にすることだ。

映画は、世界一豊かのはずのアメリカでなんでこのようなことが起きるのか。イギリス、フランス、カナダ、キューバなどの医療制度を徹底取材する。映画のクライマックスは、911テロ救出作業時の英雄たち(有害粉塵のため障害が残ったが、政府からは見捨てられ、高額治療費の支払いにより困窮している)を連れ、キューバの米軍基地(グアンタナモ)に渡航する場面。ここで彼らは、無料で最新医療を受けている911の犯人たち、つまりテロリストと同じレベルの治療を受けさせてくれと頼むのだ。拒否された彼らは、キューバに上陸してアメリカとは対照的な体験をする。イギリス、フランス、カナダは先進国だとしても、長年敵国であった(見下すべき社会主義の後進国のはずの)キューバにさえ、自国の制度がいかに劣っているかを思い知らされる。患者の身になって、親身に世話をしてくれるキューバの人びと。そして信じられないくらいに安い薬代。社会主義のどこが悪いのか。彼らの目に涙が溢れる。

イギリス、フランス、カナダは、社会主義国ではない。しかし、医療という人間の生活維持にとって不可欠のことは、社会の皆で助け合う、それは思想信条に関係ないということだ。アメリカは、不幸にして医療をもうけの場としてしまった。いったん営利企業の支配が確立してしまうと、元にもどすことはきわめて困難である。一度、国民皆保険制度の確立をめざしたヒラリー・クリントンも保険・製薬会社からの社会主義マイナスイメージを使った猛反撃に会い、いまや堂々と業界から多額の献金を受け取っている。普通の中産階級でも一度大病を患えば、医療費の支払や治療費の自己負担で破産か病死に追い込まれる。保険会社は儲けのために、十分な保険給付を補償しない。私のことだけでなく、私たちのことを考えて世の中を変えようと訴えたムーア監督の訴えにアメリカ国民がどう応えるか。国民がいっせいに立ち上がるとき、日本国民にはアメリカ国民より有利な条件がある。アメリカには有力な共産党がないが、日本には存在するということだ。



パチパチ!!

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『戦争をしない国 日本』 

 九州共同映画社50周年企画 
ドキュメンタリー映画『戦争をしない国 日本』を見てきました。

監督の 片桐直樹さんが、上映に先立って挨拶に立ち、「私も映画人9条の会の一員だが、憲法改悪阻止の呼びかけに、我々はなにができるか?と、同じ時代を生きた仲間と語り合い、“映画をつくる”ことでたたかいに参加した」と語りました。

この『戦争をしない国 日本』は第1弾で、次に基本的人権に関する作品、また、国民主権に関する作品の作成が予定されていると聞きました。
『戦争をしない国 日本』をたくさんの方に見ていただいて、採算ベースに乗せて、次回の作品につなげたいものです。

 見てください! いい作品です! 保証します!!

  挨拶に立つ 片桐直樹 監督

 IMG_1458.jpg


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映画「ひだるか」の記事が公式ホームページに掲載

映画「ひだるか」の公式ホームページの掲示板にこの映画の監督である港さんのこんな文章が載っている。

[152] 「ひだるか」へのある視点 投稿者:「ひだるか」製作上映委員会 投稿日:2006/10/29(Sun) 00:49

各位

10月19日の福岡上映は、観客動員的
には、イマイチの結果でしたが、あるブログのサイト
に以下のような感想が掲載されていました。

最初の一行が、胸にグッと迫まりました。

******ここから***********

福岡は歴史的な名画を作った。
その名前は 「ひだるか
ひだるか」とは九州地方の方言で、三池地区(大牟田・荒尾)では「ひもじくだるい」状態の意味。

今日アミカスで見た。
筥崎まちづくり放談会の主催。

テーマは争議。
地上波デジタル放送を控えた福岡のテレビ局の有り様とその争議と三池争議がオーバーラップする。

第二組合に行った人の心の問題などが良く描かれている。
しかも後半には取材する主人公のキャスター自身の父親が三池争議と深く関わっていたことが分かる。
(詳細は見てのお楽しみの為に書かない)

46年前の争議と今の争議がこんな風に重なっていくというシナリオの力がすごい。

映写の前に港監督と現役の福岡の放送局の女性ディレクターのトークがあった。
主人公と同じ30台前半の女性でこの映画が決して作り物ではないことを感じさせた。

この映画は福岡市とアミカスの助成も受けているという。
福岡市とアミカスの担当者にも経緯を表します。

6・18毎日新聞の紹介記事の最後はこう結ばれている。
http://www.hidaruka.com/img/mainichi6-18.jpg

『効率の向上ばかりを考えてリストラが無条件で礼賛される社会はおかしい。経済活動の成果である所得をどう分配するかという「分配論」がもっと重視されるべきではないか。
ひだるか」は問題提起になると思うのだが・・・』

確かに世の中に問題を提起している映画だ・・・
一般館で見れないのが残念。

こういう映画が一般映画館にかかるとき日本の民主主義は成熟したといえるだろう。

********ここまで*************

とても励みになる言葉の数々でした。
それを胸に刻み、「ひだるか」を一人でも多くの人に見て
頂くために、今後も頑張り続けます。

映画「ひだるか」の記事が公式ホームページに掲載

映画「ひだるか」の公式ホームページの掲示板にこの映画の監督である港さんのこんな文章が載っている。

[152] 「ひだるか」へのある視点 投稿者:「ひだるか」製作上映委員会 投稿日:2006/10/29(Sun) 00:49

各位

10月19日の福岡上映は、観客動員的
には、イマイチの結果でしたが、あるブログのサイト
に以下のような感想が掲載されていました。

最初の一行が、胸にグッと迫まりました。

******ここから***********

福岡は歴史的な名画を作った。
その名前は 「ひだるか
ひだるか」とは九州地方の方言で、三池地区(大牟田・荒尾)では「ひもじくだるい」状態の意味。

今日アミカスで見た。
筥崎まちづくり放談会の主催。

テーマは争議。
地上波デジタル放送を控えた福岡のテレビ局の有り様とその争議と三池争議がオーバーラップする。

第二組合に行った人の心の問題などが良く描かれている。
しかも後半には取材する主人公のキャスター自身の父親が三池争議と深く関わっていたことが分かる。
(詳細は見てのお楽しみの為に書かない)

46年前の争議と今の争議がこんな風に重なっていくというシナリオの力がすごい。

映写の前に港監督と現役の福岡の放送局の女性ディレクターのトークがあった。
主人公と同じ30台前半の女性でこの映画が決して作り物ではないことを感じさせた。

この映画は福岡市とアミカスの助成も受けているという。
福岡市とアミカスの担当者にも経緯を表します。

6・18毎日新聞の紹介記事の最後はこう結ばれている。
http://www.hidaruka.com/img/mainichi6-18.jpg

『効率の向上ばかりを考えてリストラが無条件で礼賛される社会はおかしい。経済活動の成果である所得をどう分配するかという「分配論」がもっと重視されるべきではないか。
ひだるか」は問題提起になると思うのだが・・・』

確かに世の中に問題を提起している映画だ・・・
一般館で見れないのが残念。

こういう映画が一般映画館にかかるとき日本の民主主義は成熟したといえるだろう。

********ここまで*************

とても励みになる言葉の数々でした。
それを胸に刻み、「ひだるか」を一人でも多くの人に見て
頂くために、今後も頑張り続けます。

この記事を掲示板に載せることになった港監督とのやりとりも紹介させていただきます。

* 2006/10/23(月) 00:05:05 |
* URL |
* 管理者 #ZMUMkWGc
* [ 編集]

ありがとうございます☆

「ひだるか」のご紹介ありがとうございます。
この映画の監督、港と申します。

大変に励まされております。

この映画は、私(京都在住)とカメラマン
以外は、全員、福岡のスタッフで作りま
した。

その意味でも、「福岡は歴史的な名画
を作った」という過分のお言葉が、胸に
ぐっと響きました。

この感動を仲間たちとも分かち会いたいの
で、映画のHPにも掲載したいのですが、
よろしいでしょうか?

また、来年には、「ひだるか2」の製作を
予定しております。

今後とも、よろしくご支援の程、お願い申し
上げます。

* 2006/10/27(金) 15:11:21 |
* URL |
* みなけん監督 #SxfKTnQU
* [ 編集]

港監督!
監督ご自身の書き込みに感謝します。
映画のHPにも掲載して頂けること勿論了解です。
「福岡は歴史的な名画を作った」という過分のお言葉が、胸にぐっと響きました。というお言葉が私にもぐっと来ました。
大濠公園や天神など福岡が各所に出てくるこの映画はまさに福岡の映画であり福岡のテレビ局のキャスターが主人公の映画を作って頂いた港監督に市長は感謝状を送るべきだと思います。(その市長が今変わろうとしていますが)
清水とし子さんが市長になったら福岡市としてこの映画の大々的キャンペーンをやることを提案したいと思います。
お元気でいい映画を作って下さい。
今後とも支援させて頂期待と思います。

* 2006/10/28(土) 12:57:21 |
* URL |
* 管理人 #ZMUMkWGc
* [ 編集]

感謝です☆

ありがとうございます☆

早速、HPに掲載させて頂きました。

仲間から元気が出たという反応がありました。

倦まず、弛ます、これからも頑張ります☆

* 2006/10/29(日) 01:39:23 |
* URL |
* みなけん監督 #SxfKTnQU
* [ 編集]

福岡は歴史的な名画を作った。(ひだるか)

ひだるか


福岡は歴史的な名画を作った。
その名前は 「ひだるか
「ひだるか」とは九州地方の方言で、三池地区(大牟田・荒尾)では「ひもじくだるい」状態の意味。

今日アミカスで見た。
筥崎まちづくり放談会の主催。

テーマは争議。
地上波デジタル放送を控えた福岡のテレビ局の有り様とその争議と三池争議がオーバーラップする。

第二組合に行った人の心の問題などが良く描かれている。
しかも後半には取材する主人公のキャスター自身の父親が三池争議と深く関わっていたことが分かる。
(詳細は見てのお楽しみの為に書かない)

46年前の争議と今の争議がこんな風に重なっていくというシナリオの力がすごい。

映写の前に港監督と現役の福岡の放送局の女性ディレクターのトークがあった。
主人公と同じ30台前半の女性でこの映画が決して作り物ではないことを感じさせた。

この映画は福岡市とアミカスの助成も受けているという。
福岡市とアミカスの担当者にも敬意を表します。

6・18毎日新聞の紹介記事の最後はこう結ばれている。

『効率の向上ばかりを考えてリストラが無条件で礼賛される社会はおかしい。経済活動の成果である所得をどう分配するかという「分配論」がもっと重視されるべきではないか。
「ひだるか」は問題提起になると思うのだが・・・』

確かに世の中に問題を提起している映画だ・・・
一般館で見れないのが残念。

こういう映画が一般映画館にかかるとき日本の民主主義は成熟したといえるだろう。

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