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橋下独裁政治の阻止 共同へ全力 渡司氏が立候補を辞退

又また、長らく御無沙汰しておりました。 なんと4ヶ月ぶりの投稿

「この緊急事態が日々悪い方に展開している最中に何故なにも言わないのか?」

   と、お叱りを受けそうです。

申し訳ございません。

執筆者それぞれが、個人ブログを運営していて、そちらに集中していましたので。


     **************

 さて、今日の話題は、何と言っても

【大阪市長選挙へ立候補を辞退の英断】 でしょう。

【橋下・「維新の会」のファッショ・独裁】 を阻止するため、共産党や民主団体が推す

元・大阪市議・渡司考一氏が自ら立候補辞退を明らかにした、という画期的な対応です。

そして、日本共産党・大阪府委員会は、

「『恐怖政治から市民を守る』とする平松氏の当選のため、自主的な支援を行う」

  と表明しました。


 画期的な英断であり、この判断を支持します。

 これまで、大都市や都道府県知事選挙では、大義名分で必ず立候補させ、

結果的には、『主敵』を見逃す結果となったことも多々ありました。

 今回は、橋下独裁政治の「芽を摘む」ための勇断です。

 党内外の多くの人々が、この画期的対応に喚起の声を挙げています。

     ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  

【しんぶん赤旗】 Web版 より 引用


大阪市長選 独裁阻止 共同へ全力
渡司氏が会見で表明

 【赤旗】 - 2011年11月6日(日)
 

 5日夜、大阪市長選(13日告示、27日投票)への立候補辞退を明らかにした渡司考一氏は、記者会見で次のように語りました。

        ◇

 大阪からファシズムの台頭を許してはならないという大阪市民のみならず全国の声を生かすにはこれしかないとの結論に至り、この決断が独裁政治を阻止し、要求実現への道を切り開いていくための現時点で最善の判断だと確信します。

 少なくとも平松氏は「維新の会」の独裁的なやり方を批判し、大阪市の税金を「むしり取る」「大阪都」構想や教育基本条例案に反対の態度を明らかにしています。平松氏が今後ともこうした立場を堅持することを願い、今回選挙では独自の立場から支援します。

 橋下徹前知事は「一人の指揮官」で何でもやりたい放題の「大阪都」をつくり、憲法をじゅうりんし、教育に政治介入し、子どもと教職員に強制を持ち込む教育基本条例案を最大の焦点とし、橋下・「維新の会」による独裁政治をつくりあげると宣言しています。

 こうした橋下・「維新の会」のファッショ・独裁の本性が見抜かれ始め、これまでの政治的立場の違いを超えて、「大阪は独裁・橋下知事に屈しない」との声が広がっています。

 私は、大阪を日本の民主主義を脅かす反動独裁政治の拠点にする企てを阻止しようと決意しています。橋下・「維新の会」のファッショ的な独裁政治を許さない府民の広範な共同を党派の垣根を超えてつくり上げるために全力を尽くします。



大阪市長選
橋下独裁政治の阻止へ渡司氏が立候補を辞退
山口党府委員長 「平松氏を自主的支援」

 【赤旗】 - 2011年11月6日(日)
 

 大阪市長選挙(13日告示、27日投票)に「大阪市をよくする会」から立候補を予定していた渡司(わたし)考一氏(59)=日本共産党推薦・前大阪市議=は5日夜、大阪市内で記者会見し、橋下徹前知事によるファッショ的な独裁政治を許さないために、立候補を辞退すると表明しました。

 会見には、日本共産党大阪府委員会の山口勝利委員長が同席し、大阪市長選への日本共産党の対応について、明らかにしました。

 渡司氏は、橋下氏が府知事を辞任して市長選に名乗りをあげた翌日の街頭演説で「ものすごい権力闘争」をやって「日本のシステムを変える」と豪語し、府に続き“大阪市の乗っ取り”をはかることが目的だと語っていると批判。平松邦夫現市長が少なくとも橋下・「大阪維新の会」の独裁的なやり方を批判し、「大阪都」構想や教育基本条例案に反対の態度を明らかにしているとして、こうした立場を堅持するよう願い、「独自の立場から支援する」と述べました。「ファッショ的な独裁政治を許さない府民の広範な共同を、党派の垣根を超えてつくりあげるために全力を尽くす」と語りました。

 山口府委員長は、渡司氏とともにファッショ的独裁政治を阻止するために全力をあげ、「『恐怖政治から市民を守る』とする平松氏の当選のため、自主的な支援を行う」と表明しました。(別項)

山口党府委員長の発言
 渡司考一さんの決意は“新たな闘争宣言”ともいうべきものであり、この英断を正面から受けとめ、渡司さんとともにファッショ的な独裁政治を阻止するために全力を尽くすものです。

 日本共産党は、平松邦夫氏には「自主的に支援する」立場でのぞみます。政策的な一致を求めず、当選後に与党になることもありません。「大阪は独裁・橋下知事に屈しない。恐怖政治から市民を守る」と表明されている平松氏の当選のため、自主的な支援を行うということです。支持者のみなさんに平松氏への支持をよびかけます。

 知事選では、もちろん梅田章二候補の勝利に全力をあげます。松井氏は橋下前知事の後継者です。倉田氏は「橋下改革を是とする点は譲れない」と明言、「私以上に橋下改革を継承できる者はいない」と述べています。著書には「橋下総理待望論」とまで書かれており、橋下・「維新の会」の政治への対決姿勢は見えません。 



独裁許さぬ決断  説明
「よくする会」が代表者会議

 【赤旗】 - 2011年11月6日(日)
 

  「大阪市をよくする会」が推す渡司考一氏が、大阪市長選への立候補を辞退すると表明した問題で、同会は5日、地域・団体代表者会議を大阪市内で開きました。

 福井朗事務局長は、立候補の辞退が渡司氏から出されたものだと報告。橋下徹前知事が市長に当選して橋下・「維新の会」によるファッショ的な独裁政治の台頭を許してはならないとの大阪市民と全国の声を生かすための前向きな決断だと説明しました。

 「よくする会」は、現市長の平松邦夫候補の過去の市政に対する評価を変えず、政策協定や選挙協定は結ばないと強調。今後、「『独裁を許さないために橋下候補には入れないでほしい。もしあなたがいいならば、平松候補に入れてほしいと思う』と理解してもらったところからどんどん広げていくことが大事だ」とのべ、党派の垣根を超えて広範な市民と対話し、ファッショ・独裁を許さないの一点での壮大な共同を広げようと呼びかけました。 





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コメント

大阪W選では「民主自民公明と共闘だ!共闘だ!反橋下だ!」と叫んで他党と手を結んだ癖に、再来年の東京都議選や参院選では「共産党は民主・自民・公明の翼賛体制批判票の受け皿となる!」と主張してブレ過ぎでは?
まあ共産党も所詮は既成政党だから国民からすれば消えて欲しい対象でしょう。

  • 2011/12/08(木) 16:44:21 |
  • URL |
  • C #2NKnmN5w
  • [ 編集 ]

苦渋の決断

 「私が出てもかてないから止めます」というのは、英断でもなんでもない「苦渋の決断」にしかすぎない。

 今回はそれでもいいが、今後、勝てそうだから戦う基準を設けるのかどうか?
名古屋市長は「愚断」だったのか?
(名古屋なんて、大阪以上に勝てないはず)

「民主集中」の原則からいえば、今まで「渡司候補がベストだ」と言ってきた府委員会の決定を、
府委員会総会の討論もなく「取りやめ」した渡司候補は規約に反するのでは?
(「無所属」の出馬であっても、前市議という党組織の立場で出馬要請をうけたわけだから)

以前、羽曳野市長(無所属で当選)が、昭和天皇の見舞い記帳にいったといって「お咎め」を受けたより、問題であると思う。

中央も、他府県から選ばれた委員(市田書記局長やこくた国対委員長などの京都組)ふくめ、
「大阪は不戦敗が英断やな」と思ってるんだろうか?
島田紳介がH下グループに入って京都市長選挙にのりこんで人気を高めたとき、
「反ハシズム」のために中村候補を引っ込めることはありえまい。

しかし、実際のところ、大阪の場合S学会みたいな「アンチ共産党」票がごそっとH下に流れる危険性もあるので、
「戦術」として、平松氏に有利になるとは限らない。

自慢せずに「苦渋の決断」にしときゃいいと思うが・・・。

  • 2011/11/12(土) 20:43:51 |
  • URL |
  • meisinn #EEOsZA66
  • [ 編集 ]

英断?勇断?

何らかの政策協定を結んだ上でのことなら、まだしも。
政策一致なしで独自支援なんて、どこが英断なのか全く理解できません。

「ナチ党が共産主義を攻撃したとき、自分はナチ党の主義主張は多々気に入らなかったが、それ以上に共産主義が大嫌いだったので、渋々ナチ党を支持することにした」
「反共のために敢えて好きではないナチ党を支持することは、自分の英断である」

・・・という人がいたと仮定して、この人は

「自分は反共の立場からナチ党を支持しただけで、反共以外のナチ党の政策、戦争や差別等まで全部支持していたのではない、従ってナチ党の政策、戦争、差別等に対して自分は何ら責任がない」
「ナチ党は悪いが、反共のためだけに渋々ナチ党を支持した自分は悪くない」

・・・などという自己弁護を正当化できますかね。

「そんな言い訳は通用しない」
「理由はどうあれ、ナチ党を支持したものは、ナチ党の政策、戦争、差別等に一定の連帯責任を負う」
「支持者としての責任を棚に上げて他人事のようにナチ党を批判するのは厚顔無恥だ」
というのであれば。

今回の共産党の決定だって同じことでしょ。
「反××のために敢えて●●を支持」という論理構成は同様でしょ。

というか、渡司候補が降りるなら代わりに清水ただしを出せばいいんじゃないですか?

  • 2011/11/08(火) 18:41:52 |
  • URL |
  • latter_autumn #J6Syvwzk
  • [ 編集 ]

はじめまして…

はじめまして。青い鳥といいます。普段は日本共産党さんを支持している一小市民です。(^_-)-☆

わたしも、渡司考一さんの勇気ある辞退を支持します。

マルティン・ニーメラー(詩人);
《彼らが最初共産主義者を攻撃したとき》
『ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。』

橋下氏の政治手法はナチスヒトラーのそれに酷似しています。「自分の思想にそぐわない者を次々と粛清してゆく…。」という誠に恐ろしいことが、大都市『大阪』で現実に行われているんですよね…。 橋下氏は、府民の為の行政サービスの仕事に励む職員の皆さんや、子供達に平和の大切さを教えてみえる教員の皆さんをスケープゴートに仕立てあげ、良からぬ方向へ民意を扇動するヒトラー紛いのとんでもない恐怖政治を強行しています。大阪の福祉・教育・人権擁護…等々が木っ端微塵に破壊されてから気がついても、後の祭りなんですね…、無関心が一番怖いのですよ…。 反ハシズム(ファシズム)の一点での共同の成功に期待します。願わくは、日本共産党さんには、平松市長を積極的に支持していただいて、近親憎悪の関係にある様にみえる社民党さんとの大同小異の連帯、さらには無党派層との共同を模索してもらいたいです。そうすれば、1970年代の黒田了一民主府政の再来が現実のものになる様な気がするのですが…。
最後にひとつだけ…。橋下氏の政治は多数決民主主義の脆弱さを如実に表しています。小泉劇場型扇動政治と同じです。冷静な目で民主主義をまともな方向に修正しないと、日本の民主主義が崩壊してしまう危惧を抱いています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。(^_-)-☆

  • 2011/11/08(火) 11:23:40 |
  • URL |
  • 青い鳥 #-
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