永らく長らくの 御無沙汰 でした m(_ _)m
昨日、全国で行われた 【原発ノー】 行動 について、赤旗記事ほか
幾つかの記事を転載します。
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赤旗 2012年7月30日(月)付け
「原発ノー」 国会前・全国で
国会大包囲・日比谷公園集会
団体代表・著名人ら発言
29日、「脱原発国会大包囲」に先立って東京・日比谷公園で集会が開かれました。原発からの撤退を求める各団体の代表や著名人らがスピーチしました。
(写真)「原発なくせ」と日比谷公園に集まった人たち
=2012年7月29日(日)、東京都千代田区
午後3時半に始まった集会は、一気に参加者が増え、ステージ前の人から順に座っていき、大きな拍手や歓声が相次ぎました。
俳優の山本太郎さんは、「この国のやり方にみなさんの怒りが爆発して、今の事態を変えようと集まっています。これだけの人が集まれば絶対に変えられます。デモで力をもらって行動につなげていこう」と話しました。
青山学院大学教授の小島敏郎さんは、原発推進派が中心メンバーになっている原子力規制委員会の人事案を批判し、「パブリックコメントで原発ゼロという声を100万、500万と出して、政治家を動かそう」と話しました。
原発をなくす全国連絡会を代表して全日本民主医療機関連合会事務局長の長瀬文雄さんが発言。「子どもたちに負の遺産を残さないため、全国の国民が立ち上がっています。2012年を国民の力で原発をなくしたという歴史的な年にしよう」と呼びかけました。
脱原発世界会議の実行委員長でピースボート共同代表の吉岡達也さんは、「ベネズエラにいる友人は、このデモこそが日本の良心だといいました。このデモを世界に発信して、すべての人の命を守るつながりをつくっていこう」と訴えました。
さようなら原発1000万人アクションの呼びかけ人で作家の落合恵子さんは、「市民の声を踏みにじり続けてきたこの国に答えを出しましょう。私たちは怒りと希望という持続可能、再生可能エネルギーを持っています。本当の民主主義を見せてやろう」と呼びかけました。
作家で活動家の雨宮処凛さんが司会を務め、「きょうは歴史的な一日として刻まれるでしょう」と語りました。
赤旗 2012年7月30日(月)付け
なくせ原発 ともす希望
「国会大包囲」20万人
「原発廃炉」「再稼働反対」の声を政治の中枢につきつけようと29日、国会大包囲行動が取り組まれました。集会、デモ、国会包囲の3部構成で、参加者はあわせて20万人(主催者発表)に。キャンドルやライトをかかげて原発のない日本の実現を訴え、国会を囲みました。
(写真)「国会大包囲」参加者の位置(赤く塗ったところ)
首都圏反原発連合が主催したこの日の行動は、セミが鳴く日比谷公園での集会から始まりました。同連合のミサオ・レッドウルフさんは「大飯原発は再稼働されましたが、早期に中止させ、どこの原発も再稼働させない、という意思を国につきつけていきましょう」とよびかけました。
集会後、行動はデモ行進、午後7時からの国会大包囲へとつながっていきました。日が落ちるにしたがい参加者がさらに増えつづけ、北海道、宮城、福島、静岡、福井など原発立地県をはじめ、全国からつめかけました。
ベビーカーを押す家族連れの姿なども目立ちました。国会正門前では参加者の波が歩道からあふれ、6車線の車道が人でうまりました。
名古屋市から参加した男性(39)は、「5月5日に一度はすべての原発をとめることができたんです。私たちの声で再稼働をやめさせて、そしてきっぱりとすべての原発を廃炉にさせたい」と話しました。
友人3人と一緒に静岡市から参加した女性(25)は、「浜岡原発が地元にあるため不安で仕方ありません。国民みんなで力をあわせてなくしたい」と語りました。
国会正門前では日本共産党の志位和夫委員長をはじめ、民主、自民、国民の生活が第一、みんなの党、みどりの風、社民、新党日本の国会議員らがスピーチしました。
この日の行動は、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会、ザ・アトミックカフェ、脱原発世界会議、WISE Amsterdamが協力しました。
(写真)国会を囲む参加者に訴える志位和夫委員長
=2012年7月29日(日)、東京都千代田区
志位委員長スピーチ
志位委員長は、福島の被災者支援・復興支援を呼びかけるとともに、「いますぐ『原発ゼロの日本』にすすむ政治決断を行え―この声で政府を包囲しよう」とのべ、大きな拍手につつまれました。
赤旗 2012年7月30日(月)付け
志位委員長のスピーチ
「脱原発国会大包囲」
日本共産党の志位和夫委員長が29日、「脱原発国会大包囲」で行ったスピーチはつぎの通りです。
みなさん、こんばんは。日本共産党の志位和夫です。
毎週金曜日の官邸前行動、「さようなら原発大集会」に、10万、20万という人々が参加し、声をあげている。原発の理不尽に、「いま黙っていていいのか」という思いで、全国で数十万という人々が街に出て声をあげている。私は、これは日本の歴史を変える、素晴らしい、希望ある出来事だと思います。(「そうだ」の声)
みなさんの行動は、原発にしがみつく勢力を追い詰めています。はじめは無視していたメディアも、報道せざるを得なくなっています。原発再稼働撤回、すべての原発をなくすまで、声をあげつづけようではありませんか。(「そうだ」の声、大きな拍手)
みなさんの声に、私たち国会議員もしっかり応えなければならないと思います。私は、この場で、三つの決意を申し上げたい。
第一は、福島原発事故を徹底検証し、責任を徹底的に追及することです。国会に特別委員会を設置して、この仕事にしっかりとりくむ決意を申し上げたい。それをつうじて、原発と人間社会とは決して両立できないことを明らかにしていきたいと思います。(大きな拍手)
第二に、原発事故に苦しむ、すべての福島の被災者のみなさんを支援し、福島の復興を支援することです。避難区域から避難された県民も、自力避難された県民も、不安を抱えつつ残ることを決めた県民も、みな被害者であり、分断の線引きをすることなく、ひとしく支援する責任を果たせ――私は、このことを国と東電に要求するものです。
第三に、政府に対して、「原発ゼロの日本」への政治決断を、みなさんとともに強く迫っていきたい。政府は、2030年の原発の割合を「0%」「15%」「20~25%」の三つの中から選べなどといっていますが、問われているのは、そんな選択ではありません(「そうだ」の声)。原発を続けるか、なくすか――この選択こそ、問われているのではないでしょうか。いますぐ「原発ゼロの日本」にすすむ政治決断を行え――この声で政府を包囲しようではありませんか。(大きな拍手)
赤旗 2012年7月30日(月)付け
小池政策委員長と青年がトーク
異常な就活どう思う
福岡
(写真)青年トークセッションで語る小池さん
=2012年7月29日(日)、福岡市
日本共産党福岡県委員会と民青同盟福岡県委員会は29日、小池晃党政策委員長(前参院議員)を迎えて、青年トークセッションを福岡市内で開きました。137人が参加、青年も多く参加し、「オスプレイは何に使うのか」(16歳の青年)など活発な質疑応答が行われました。取り組みの中で党員3人、民青同盟員4人を迎えました。
小池さんは、原発、消費税、オスプレイなど国民に背を向けるひどい政治を日本共産党はどう変えるのかについて講演。「共産党に入って一緒に国民を苦しめる害悪とたたかい日本の政治を変えよう」と呼びかけました。
トークセッションでは参加者から次々と質問が出され、小池さんが一人ひとりに丁寧に答えました。北九州市の青年は「1年前に就職活動をしたが、異常な過熱に大変な思いをした。共産党は就活についてどう思うか」と質問。小池さんは「今の就活を是正するルールが必要です。何よりも大企業の内部留保も活用して新卒が全員採用されるよう雇用を増やすべきです」と答えました。
福岡市東区の青年は「原発再稼働反対の官邸前デモにすごく励まされる。ブームで終わらせないために共産党はどういう援助をしているのか」と質問。小池さんは「運動主体のみなさんの思いを大切に自主性を尊重しています。原発ゼロでもやっていける理論的展望を示すことが共産党の役割だと思う」と答えました。
消費税上げさせない
仙台
(写真)小池政策委員長(右端)と若者たちが
一問一答形式で語り合いました
=2012年7月28日、仙台市
東日本大震災の被災地仙台市内で28日、「若者が希望を持てる社会はどうしたらつくれるのか」をテーマに、若者と日本共産党の小池晃政策委員長が一問一答形式で語り合いました。民青同盟宮城県委員会と日本共産党宮城県委員会が主催し、約70人が参加しました。
最初に小池氏がスライドで写真やグラフを示しながら、原発から消費税増税、オスプレイ配備などホットな話題を入り口に、日本社会のゆがみの根本にある「大企業中心、アメリカいいなり」政治について解説しました。
これを受けた一問一答では次々に質問の手があがりました。
「消費税(率)を上げられたら、下がることはあるのか」との質問に「たたかい次第」と答えた小池氏。英国では消費税率を下げたことがあるし、フランスは大統領選挙の結果、消費税(付加価値税)の増税が撤回されたことを紹介し、「日本では、まず上げさせないたたかいを大いにやりましょう」とよびかけました。
「『増税するなら、大企業、富裕層から』に賛成だが、妻に『そんなことしたら海外に逃げるのでは』といわれ、答えられなかった」という男性。小池氏は、税金が安いからとアジアの国に進出した企業が生産基盤の弱さから洪水で生産できなくなり頭を抱えている事例も紹介。「税金の安さで勝負するのでなく、日本の強みである技術者と労働者の力で、よいものをつくってこそ活路が開けるのでは」とアドバイスしました。
「働いている職場は、有給休暇は取れないし、就業規則も見せてくれない。どうしたらいいか」という相談には、「まず労働組合や日本共産党に相談してほしい。間違いなく会社が法律違反をしている。大事なのはあきらめないこと。一緒にたたかって、変えていこう」と励ましました。
女子高校生(18)は、「いろんな質問に私にもわかるように答えてくれた。オスプレイがすぐそばを飛ぶのはいや。アメリカいいなりの国に住み続けたくない。私もできることをしていきたい」と感想を語りました。
トーク集会後、党員1人、民青同盟員2人が増えました。
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「原発ノー」 国会大包囲キャンドル・デモ 【NHK】などテレビでも報道
東京で大規模な原発抗議行動
NHK Web NEWS - 2012年7月29日(日) 21時16分
関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機がフル稼働となり、原発の運転再開が続くなかで、29日、東京で、原発に反対する大規模な抗議活動が行われ、大飯原発の運転再開の撤回や脱原発を訴えました。
この抗議活動は、毎週金曜日に総理大臣官邸前で原発に反対する活動を続けている「首都圏反原発連合」が行ったものです。
会場の日比谷公園には、ツイッターやインターネットの呼びかけで子ども連れの主婦やお年寄りなど幅広い年齢層の人たちが集まり、プラカードや横断幕を掲げて大飯原発の運転再開の撤回を訴えました。
このあと、参加者達は東京電力や経済産業省に向かってデモ行進し、楽器を打ち鳴らしたり、プラカードを掲げたりしながら「原発はいらない」などと声を上げていました。
参加した55歳の女性は「一人一人が声を挙げるのが大切だと思い参加しましたが、こんなに大きな動きになるとは思っていませんでした。国はわたしたちの声をしっかりと受け止めてほしい」と話していました。
参加者達は午後7時頃から運転再開への抗議の意思を示すため、キャンドルに灯をともして国会議事堂を囲みましたが、その際、一部の参加者が国会の正門前の車道に入り込んで制止する警察ともみ合いになるなどの混乱も見られました。
29日の抗議活動に参加した正確な人数は分かっていませんが、主催者側の発表では、デモ行進や国会前の抗議活動に延べで20万人が参加したとしているほか、警視庁の調べでは1万4000人が参加したということです。
東京では、今月16日にも原発に反対する過去最大規模の集会が開かれ、幼い子どもを連れた若い夫婦や仕事帰りの会社員など年齢や仕事も多種多様なさまざまな市民が原発に反対するデモや集会に参加する動きが広がっています。
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