2008年8月26日
本当は自分で観て書きたいのだが、関係サイトへのリンクと赤旗の引用で御容赦
日の丸・君が代を題材にした演劇
「歌わせたい男たち」 など
タイムリーな企画をどんどん世に問うている 劇作家で演出家の
永井愛さん らが
中心となって活動している
「非戦を選ぶ演劇人の会」 が東京の全労災ホール
で、今年も 「ピースリーディング」 で、平和を訴えた。
今年の目玉は、先に公演して高い評価を受けた
「9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…」 の上演。
9条を守りたい多くの人々が、実はそれほど弁舌逞しい訳ではなく、
どちらかといえば口下手(くちべた)じゃないかという印象から、
誰でも9条を守りたい気持ちを表現できるようにしようということらしい。
これは、是非とも見てみたいものだ。
東京近辺に在住の方々からの観劇コメントの投稿に期待し、歓迎したい。
たまたま見つけたレビュー記事は、
ここをクリック (共産党とは関係ない方です。)
そう言えば
沢田研二さんが還暦(60才)を記念してリリースした最近のアルバムで
「我が窮状」という歌を歌っているということだが、
これも一つの「9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…」という表現かも知れない。
沢田研二さんは、この歌について日本国憲法第9条との関係を云々するコメントを
何もしていないらしい。
そりゃそうだろう。
沢田研二さん自ら作詞したというその歌詞に全てを言い尽くしているのだから!
「我が窮状」について書いているブログの一つは、
ここをクリック (歌詞もあり)
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(永井愛さん;写真は「マガジン9条」より転載)
永井愛さんの「9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…」についてのインタビューは、
ここをクリック 【マガジン9条】の記事
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「9条守りたいのに…」
非戦演劇人の会が朗読 2008年8月26日(火)「しんぶん赤旗」
「非戦を選ぶ演劇人の会」(実行委員は永井愛さん、渡辺えりさんら三十人)は二十五日、東京・代々木の全労災ホールで、十一回目のピースリーディング(朗読劇)を開きました。
平幹二朗さん、長山藍子さんらが、憲法九条をめぐる議論を展開する「9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…」を上演。九条の大切さを描きだし会場いっぱいの四百六十余人から大きな拍手が送られました。劇作家・永井愛さんが昨年書き下ろした作品の再演で、二十六日も同会場で上演されます。
朗読劇は、憲法九条をめぐる論議をご町内の話として描いた作品。平さんは「世間話評論家」、長山さんは「横丁のマダム」役、根岸季衣さん演じる護憲派主婦、毬谷友子さん演じるパッチワーク教室の先生らに、改憲派も登場してけんけんごうごうの憲法論議。護憲派がしだいに優位に立つ展開に客席から笑いと拍手が起こりました。演出は永井愛さんと西川信廣さん。
朗読劇には、麻丘めぐみ、大沢健、大塚道子、坂口良子、沢田亜矢子さんらが出演しました。
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この頃の
ミュージカルでは、『光』と『影』は常に主要なテーマであった。
ミュージカル
「エリザベート」では、王妃エリザベートが「光」とするならば、「影」は、王妃に付きまとうトート(死神)であった。トーとは、エリザベートの心象風景としての自殺願望であったかも知れない。
ミュージカル
「モーツァルト」では、人間モーツァルトが「光」とするならば、天才アマデ(アマデウス・モーツァルトが天才の子どものまま成長しない姿)が言わば「影」であった。
ミュージカル
「レベッカ」では、「影」であるレベッカは、舞台に登場さえしない、まさに『影』であった。(日本未公開。ウィーンで、2007年1月初演を鑑賞)
これら三つのミュージカルは全てウィーン発ミュージカルとして、大成功したものであり、
シルヴェスター・リーヴァイとミヒャエル・クンツェの手にになる。
今日、博多座で、
「レ・ミゼラブル」を観た。
「レ・ミゼラブル」は、この博多公演で20周年だというが、私は、20年前の初演の大阪公演を「飛天」(現・梅田芸術劇場)で見た。
また、2004年1月の博多座公演も見た。
この20周年解説パンフは、通常の二倍ほども分厚いもので(2000円)、以下のように書かれている。
【「レ・ミゼラブル」をきっかけに、非常にシリアスなテーマと重厚な構造を持つミュージカルがいろいろな国で誕生するようになった。】とあり、
また、別の項では
【全ては「光と影」からなるというユゴーの二元論的な思考法から導き出される作劇法によるものです。】 とある。
そして、ユゴーの次の言葉を紹介している
【人間の真の区別はこうである。輝く人と、暗黒の人。暗黒の人間の数を減らして、輝く人間の数をふやすこと。それが目的である。教育!学問!と人々が叫ぶ理由はそこにある。読むことを学ぶことは灯りをつけることである、拾い読みしたすべての綴りが、光を放つのである。】「レ・ミゼラブル」の精神はここにある。
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さて、舞台は
【日本の自民党総裁選挙】である。
「光が強ければ強いほど、影の部分も濃くなる」と総裁候補者がしたり顔で語る。
これだけ、聞いていると、いかにも日本社会全体に強い「光」が当たり広がったかのような錯覚を聴く人に与える。
もちろん、候補者は、そういう
錯覚(影)が広がる(Die Shatten werden langer)ことを期待しているに違いない。
しかし、
強い「光」が当たったのは、一部大企業と高額所得者だけであり、広がりは全く無い。 勤労者の実質給与は、大企業が史上最高の経常利益を上げている中でも、年々低下している。
社会福祉に回すとして導入されて久しい消費税は、大企業減税の元手として使われ、社会福祉は後退する一方。年金は流用どころか、横領までが広がっている。
汗水流して働く庶民には全く光が当たっていないというのが実情である。
総裁選での彼らの甘言に騙されてはいけない。 『光』と『影』の人たちの収入比較
『光』の当たる人たちへの減税
『光』の当たる人たちの経常利益や収入の増加
『影』の人々の賃上げ急速下降状況
『影』の人々の不安定雇用形態
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