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ラノベドランカー

Author:ラノベドランカー
ラノベ大好きな中毒者。
ラノベ積本の海が引き潮気味になり、溺死の危機から脱出。
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何事も継続は力なり。

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あわせて読みたい

俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長

2010-05-25

俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長
電撃文庫
著作名:俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長

著者名:哀川譲(あいかわ じょう)
イラストレーター:H2SO4
発行日:2010/05/10


あらすじ
話題の第16回電撃小説大賞最終選考作!

聖桐学園名物といえば勇者生徒会と魔王生徒会。人間と人外が共学のこの学園ならではの制度だ。まぁ名前の通り対立している訳で。
伏城野アリス ── 俺の幼馴染み。完璧超人とはよく言ったもので、容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能な何でも来いなやつだ。おかげで俺はアリスの小判ザメと言われる訳だが……。そんな彼女が生徒会長の勇者になるのはいい。何で俺が魔王になっちまうんだ!? 正体を隠さなくてはならない俺、魔王(俺)を目の敵にするアリス。めちゃくちゃハードな学園生活が待っていて!?

レビュー
2010年の切り札登場?!

話題の第16回電撃小説大賞最終選考作!ということで看板買い。
タイトルが長すぎて訳がわからないのが初見でのマイナスポイント。
でも他の人にはこれはマイナスじゃないのかもしれない。

なぜなら結構売れてるらしい。(この時期で売れてるということはタイトルor絵買い→評判に?)
発売日に気になるやつを全部買ってしまう習性の私にはその後の売れ具合を把握する術が無いのだが。

前振りが長くなったが「俺と、彼女が、魔王と、勇者で、生徒会長」(あえて句読点で切ってみた)は面白い。
タイトルは初見では意味不明だが、確かにタイトルの通りなのだ・・・ある意味タチが悪い。

ラブコメ、ギャグ、学園バトルが素晴らしい黄金比でブレンドされている。
完璧超人を幼馴染みとして持つ超凡人の主人公・紅太郎が生徒会長として正体を隠しながら、幼馴染みと戦ったり、他の女の子にフラグ立てたりする(?)話。

読んでて紅太郎の詰めの甘さとか、虚勢の張り具合(正体を隠したりも)とか、コスチュームとかがルルーシュに限りなく近いことに気が付いてしまった。
あと、無駄に男前な部分があるところとか。そして余計に親近感が沸いてしまった。
ルルーシュをもっと素直にして、ラブコメ要素が追加された感じか。

幼馴染みで紅太郎ラブのアリス、ツンデレ吸血鬼、癒される人狼少女、無表情ロボ少女etc。
要素だけピックアップすると目を引くことは無い。
しかし、このストーリーの中ではとても輝いている。

紅太郎のキャラがビシっと立っていることが大きいのだろう。
基本情けないんだけどやるときはやる紅太郎がしっかり話を支えて、おもしろおかしくしている。

続いても、これで終わっても大丈夫、という終わり方になっているがこれだけ売れてて面白ければ続編が来るだろう。

これは注目株。
次巻の登場を心待ちにしていようと思う。


評価
★★★★☆
(4.5)

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電撃文庫 コメント: 22 トラックバック: 2

~覚醒遺伝子~空を継ぐもの

2010-05-23

空を継ぐもの―覚醒遺伝子
電撃文庫
著作名:~覚醒遺伝子~空を継ぐもの

著者名:中村一(なかむら はじめ)
イラストレーター:refeia(レフェイア)
発行日:2010/05/10


あらすじ
眠りと天使が紡ぐ感動の物語。期待の新人デビュー作。

眠り病が静かに広がる街で、月雄は夜ごと夢の中で一人の少女を見る。彼女はいつも簡素な寝台に腰かけ、じっとこちらを見つめてきた。しかし、そんな夢に異変が起こると同時に、月雄は現実でその少女と出会う。
少女の名はツェツェ。目覚めるはずのない眠り病から覚醒した彼女に懐かれた月雄は、自らも無垢なツェツェに惹かれていく。眠り、夢、天使、遺伝子、様々なものが絡み合う中、二人を待ちうける運命とは ── 。
「 ── 本当にわたし、目覚めても良かったのかな」
感動のエンジェリック・シンフォニー、開幕。

レビュー
綺麗で素直な物語。

発病すると昏々と眠り続け、体の骨が変形し死に至る致死率100%の「眠り病」。
自分とは関係無いと思っていた主人公・月雄だが、あるとき身近な人間が眠り病にかかり愕然とする。
それと同時に夢の中でずっと見続けてきた一人の少女と、現実世界で出会うこととなる。
その少女・ツェツェに惹かれる月雄だが、ツェツェは眠り病にの流行に何かの関連があるようで・・・。

「眠り病」という奇病を基軸として展開されるボーイ・ミーツ・ガール。
全体感として、まっすぐで透き通ったイメージのある作品だった。

変な癖も、捻った展開もなく、透明感がある。
文量も適度でするっと頭に入ってくる。
「あなたの心に届く感動の物語」というキャッチフレーズは間違っていない。

奇病(難病)の少女の為に人生掛けて頑張る男の子、とか、影島医師とかが「半分の月がのぼる空」に凄く被ってはいる。

影島医師はどうみても夏目。
しかし影島医師のキャラを否定はしない。むしろあの手の医師=夏目と直結させてしまう「半月」の威力が凄すぎるだけ。

最後まで読んで一番感じたことは「ストレートすぎる」ということ。
変な伏線張ったり、変な黒幕が居たりとかを期待してるわけじゃないんだけど、あまりに展開が素直すぎる。
読者を良い意味で裏切ってくれる、ということが無かったのが残念といえば残念。

それでも読了後に爽やかな気持ちになれる作品であることは間違いない。
著者はこれが新人デビュー作ということで、今後も期待ができる。


評価
★★★★
(4)

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ラプンツェルの翼Ⅳ(4)

2010-05-19

ラプンツェルの翼4
電撃文庫
著作名:ラプンツェルの翼Ⅳ(4)

著者名:土橋真二郎(どばし しんじろう)
イラストレーター:植田亮(うえだ りょう)
発行日:2010/02/10


あらすじ
“禁断”のゲーム小説第4弾。「ユーロランド」編、クライマックス!

天使と人間との“関係”に疑問を持つ者たちが起こしたクーデターによって、「天使たちの楽園」ユーロランドは、一瞬にして人間を閉じ込める“檻”と化した。騒動に巻き込まれた遼一と奈々は、人質となった天使の姫を助けるためキサラギとともに危険な《ゲーム》に身を投じるが、そこに待ち受けていたのは“クリアするために他者の命を奪わねばならない”という過酷な選択だった!
死へのタイムリミットが迫る中、遼一たちの選んだ選択とは? その一方で、非情な決断を下す上層部に反発を覚える天使たちも現れ……!?

レビュー
シリーズ最高の盛り上がり!ユーロランド編、終幕。

3巻から続くユーロランドでのデス・ゲーム。
非常に気になる終わり方をしていたので期待はひとしお。

その出来は冒頭の通り。
土橋先生シリーズで最も盛り上がった一冊となった。

東京派とクーデター派の熾烈な争い、刻一刻と変化する状況、追いつめられていく遼一たち。
ユーロランドという大規模な舞台で繰り広げられる緻密な頭脳ゲームの展開にがっつり引き込まれる。

それでも計算だけでは勝てないのがこのゲーム。
揺れ動くプレイヤーの心理、心情がハプニングを引き起こし、ゲームの結果を見えない方向に転がり落とす。
絶妙なバランスで行ったり来たりする両者のパワーバランス。状況は二転三転するのでハラハラする。

追いつめられ離ればなれになってしまう遼一と奈々。
離ればなれになってもどんどん深まっていくお互いへの想いがとてももどかしい。
早く二人に再び平穏な日々をと願いながら読み進めた。

怒濤の勢いでユーロランド編は終幕を迎える。とても読み応えがあった。

ユーロランド編というよりシリーズ終幕なのかもしれない…。この終わり方は…。
でもシリーズ完結とはどこにも書いていないので、5巻の発売を心待ちにしていよう。

お願いします土橋先生!


評価
★★★★★
(5)

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アカイロ/ロマンス6 舞いて散れ、宵の枯葉

2010-05-15

アカイロ/ロマンス6
電撃文庫
著作名:アカイロ/ロマンス6 舞いて散れ、宵の枯葉

著者名:藤原祐(ふじわら ゆう)
イラストレーター:椋本夏夜(くらもと かや)
発行日:2009/12/10


あらすじ
鮮血と恋慕が紡ぎだす幻想奇譚(ロマンス)──ここに終幕。

そして、すべての真実は明らかになった。
運命の糸は血を滴らせながら喉元に絡みつき、景介を奈落へと引きずり込む。一族殺しの宝刀『つうれん』は今や、忌まわしい恋を叶えるための刃となり、棗や型羽、檻江たちの生命を狙っている。
反抗か、死か。二者択一の中、最後の戦いは静かに幕を開けようとしていた。秋津依紗子に心を縛られた景介と、木春により絶望を与えられた枯葉。ふたりが選ぶのは、永遠の断絶か、それとも再起か──。
人気シリーズ、堂々の完結編!

レビュー
感動した。このロマンスは本物だ。

まさに「堂々の完結編」。
鈴鹿の一族を巡る鮮血のロマンスは、多くの不幸と悲しみをその内に飲み込みながらも美しく咲いた。

ここまでハマるとは全く思っていなかった。
薄まったとはいえ藤原作品独特のクセは健在なので、誰にでも諸手を挙げて推薦はしずらい。
しかしこの最終巻の破壊力は素晴らしかった。見事な締めくくりだった。

「世界を歪めているのは、愛だ」
この台詞は最終巻でも象徴的な意味があった。愛ゆえに歪み、愛ゆえに狂い、愛ゆえに求め・・・。
愛ゆえに引き返すこともできず、愛ゆえに滅ぶ。

多くの鈴鹿が死んだ。その死に方に意味があったのか、正直わからないものもいた。
だが、多くは愛のために死んでいったように思える。
結局のところ鈴鹿は、凄絶な「愛」に多くの同胞を喰われたのかもしれない。
壮絶なアカイロ(鮮血)/ロマンス(恋慕奇譚)だった。

涙腺が緩んでしまうシーンもいくもあり、大変満足。
のちに短編集が出る気がする。そこで後日譚が語られたらより嬉しいが、これはこれで終わらせておく方が美しいとも思える。

色々書いてみたが、このシリーズはオススメしたい。
興味が沸いた方は是非。


評価
★★★★★
(5)

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アカイロ/ロマンス5 枯れて舞え、小夜の椿

2010-05-14

アカイロ/ロマンス5
電撃文庫
著作名:アカイロ/ロマンス5 枯れて舞え、小夜の椿

著者名:藤原祐(ふじわら ゆう)
イラストレーター:椋本夏夜(くらもと かや)
発行日:2009/08/10


あらすじ
──愛しているわ、霧沢くん。

自分が人間であることを敵味方すべてに欺いたまま、秋津依紗子は画策を巡らせていた。すべては愛しい人──霧沢景介を手に入れるため。
そんな依紗子の目的を知ってか知らずか、供子は彼女に告げる。「世界を歪めているのは、愛だ」と。
叛乱の夜の記憶を思い出してしまった枯葉を励まそうと奮闘する景介だったが、そんな彼らに依紗子と供子が忍び寄る。叛乱の真実、霧沢雅の行方。すべての真実が明かされた時、運命は残酷な牙を剥き──。
恋慕と鮮血の紡ぐ幻想物語、戦慄の第五幕。

レビュー
血みどろ恋慕。

ある意味待ってましたの藤原ストーリー。全力全開で展開中。
いつくるいつくると身構えていたものの、予想以上の破壊力をもっておりました。
この巻はシリーズ全体の起承転結でいう「転」。

凄い。
血みどろっぷりがこれまでの比じゃない。まさかここまでやってくるとは正直思っていなかった。
4巻までは前座も前座。5巻の混迷っぷりは尋常ではなく、やはりこれまでは嵐の前の静けさだった。

アカイロ(血みどろ)/ロマンスの題名通りとなってきた。
今回はよりアカイロ成分が多め。

「世界を歪めているのは、愛だ」
この物語を象徴する台詞。確かに、歪みの原因は全て「愛」にあるのかもしれない。

抽象的な書きぶりで具体的な内容のレビューを一切できていないがご容赦願いたい。
何か書くたびに重要なネタバレになりそうな程濃くて驚きの展開となっているのだ。

物語の謎だった部分も大方明らかになり、次巻でついに決着となる。
6巻をすぐに読まないと気になって眠れなさそう。
こんな時積本しててよかった(間髪入れず6巻が読める)と思ってしまう。

それくらい5巻は凄いところで終わってる。


評価
★★★★★
(5)

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アカイロ/ロマンス4 白日ひそかに、忘却の

2010-05-13

アカイロ/ロマンス4
電撃文庫
著作名:アカイロ/ロマンス4 白日ひそかに、忘却の

著者名:藤原祐(ふじわら ゆう)
イラストレーター:椋本夏夜(くらもと かや)
発行日:2009/07/10


あらすじ
妾は何故、あの夜の事を思い出せずにいる──?

白州高校の理事である分家【ひじり】の当主、砂姫が国外より帰還した。景介たちは秋津依紗子に関する新たな情報を入手し、攻勢に転じることにする。しかし一方で、繁栄派の面々も各々の思惑の中、静かに動きを見せ始めていた。
枯葉の記憶に掛かる靄、枯葉に対する景介の思い、通夜子に揺らがされる棗。それぞれがそれぞれに問題を抱える中、依紗子の狂気は発露する。誘われた炎の中で、枯葉たちの見たものは──。
恋慕と鮮血の紡ぐ幻想物語(ロマンス)、佳境の第四幕。

レビュー
マジデ血みどろ5秒前?ロマンス花咲く第4巻。

藤原先生通例の血みどろドロドロまであと一歩。
であるのだが、一拍置いてより混乱を助長させるべく舞台調整を行った感じ。

棗の両親が出てきたり、すんごい姐さんが出てきたり、なんだかサブキャラも豊富。
とはいえ一番の見所は景介と枯葉のロマンスだろう。
この二人の関係がこんなに早く進展するとは思ってなかった。しかもストレートに。
やっぱり解りやすく好き合ってるほうが良い。うん、良い。
これが後のドロドロをさらに大きくするためのネタなのかは不明・・・。

秋津依紗子についての秘密が明らかになり、あの日の枯葉の記憶が想起された。
前線を離脱したキャラが出たり、中立であったあの施設への働きかけが行われたりと注目点は意外にいっぱい。

物語が動く前の静けさというか、不気味な胎動を含んだ一冊。
5巻も盛り上がりがいやでも想像できる。


評価
★★★★☆
(4.5)

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とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ

2010-05-11

とらドラ・スピンオフ3!
電撃文庫
著作名:とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ

著者名:竹宮ゆゆこ(たけみや ゆゆこ)
イラストレーター:ヤス
発行日:2010/04/10


あらすじ
北村の祖母が作った超豪華三段お重のお弁当を見て、竜児の主婦魂に火がついた! ── 表題作「俺の弁当を見てくれ」。
忘れものを取りにみんなで忍び込んだ夜の学校で目にする、お馴染みの面々の残念な未来とは ── 「不幸のバッドエンド大全」。
もしも竜児が定食屋を開いたら、お手伝いは北村でお客は大河と実乃梨だけ!? ── 「ドラゴン食堂へようこそ」。
などなど海賊本掲載作から各種商品特典まで、文庫未収録の掌編・短編を完全網羅! もちろん書き下ろしもあります。超弩級ラブコメ番外編、再び登場!

レビュー
正真正銘、最後のとらドラ!

なんだか忘れた頃に出てきた最後のとらドラ。
個人的にはとらドラ!アニメを今更見てる最中だったので、タイミングばっちり。
普通の方には今更感があるかもしれない・・・。

内容は、これまで色々な所に収録されていたとらドラ短編の寄せ集め。
超短編から、中編程度のものまで10のエピソードを収録。

最終巻の「その後」があるかなと思ったが、残念ながらそれは無し。

好きなエピソードは「俺の弁当を見てくれ」、「不幸のバッドエンド大全」、「ドラゴン食堂へようこそ」。
・・・全部あらすじに書いてあった。編集部的にもオススメなのだろう。
残りはほとんど短編だし。

「わたしたちの田村くん」からのスピンオフあったが、読みながらそれに気づいた自分の記憶力に感嘆した。
4年半前に読んだ作品のキャラを覚えてるなんて、なんたる記憶容量の無駄遣い。
もっと有効活用できないものか。。。

最後のとらドラ!だが、いつも通りのとらドラ!でもある。
深く考えず楽しく読むべし。


評価
★★★★☆
(4.5)

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魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW

2010-05-09

冥王星O ウォーキングのW
電撃文庫
著作名:魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW

著者名:越前魔太郎
イラストレーター:ブリキ
発行日:2010/04/10


あらすじ
電撃文庫×講談社ノベルス! 謎の作家が、4月より怒濤のリリース!

僕の街の近くに、隕石が落ちた。
同級生のワル(悪いことをするからワル)の提案で、深夜に家を抜け出して、それを見に行くことになった。ワルが、車いすであまり学校に来ない椎野君も誘って、いざ出陣となる。
隕石が落ちた森の中まで、夜のピクニック。僕はこのとき、漫画でよくある冒険みたいでちょっとドキドキしていた。森の中で、あんな不思議で怖い出来事が待ち構えているとは知らずに。
ふと、街で蔓延している変な合い言葉を思い出し口ずさんだ。
メーオーセーオー。メーオーセーオー。

レビュー
正直シンドイ。

何やらビッグプロジェクトの一端として刊行された様子が伺える本作。
越前魔太郎とは覆面作家で、冥王星Oシリーズは電撃と講談社の代表作家による連作ということになるらしい。
ネットでちょろっと検索しただけなので、真偽の程は確かじゃないが。

本作・ウォーキングのWは入間先生だという噂がある。
言われてみるとそんな気もする(みーまー1巻を読んだ時の感覚に近いものを感じた)が、読了後に覆面作家云々の情報を知った私の正直な感想は冒頭の一言に尽きる。
もの凄く読むのに時間がかかった。こんなにページが進まない本はホント久しぶり(個人的メモによれば2年ぶり)。

どんな話なのかはあらすじをご参照頂きたい。大体その通りなので。

純白の青春ホラーという謳い文句だが、全く意味がわからない。そもそもホラー要素あっただろうか?
最後の最後での叙述トリックには驚かされたが、個人的に褒めたい点はこのトリック部分だけ。

冥王星Oシリーズを読んでいけば、いつかこの巻の話に繋がって「なるほどね!」となるのかもしれない。
だとしてもこの巻の読者を振るい落とすような意味不明さは如何なものか。
正直なところ、ストーリーの意味がわからない。シリーズの1巻に相当する話ならもう少し情報が欲しい。

とりあえず「ウォーキングのW」は講談社の「ヴァイオリンのV」に続いてるそうだ。
その辺の順番に意味があるのかも不明なのがなんとも言えない。
どの巻から読んでもわかる(あるいはわからない)構成なので、順番を記してないだけかもしれないが。

気が付けばボコボコにしてしまっていた。
最近軽めのラノベばかり読んでたせいなのか?と自己分析もしてみたが、どうもそれだけじゃなくて、作品にも問題がある気がする。

とはいえ、複数作家によるシリーズなら次が大当たりする可能性もあるわけだ。
だからまだ見切りは付けずに、次もお付き合いしてみようと思う。(次も同じようなことになってたらどうしよう・・・)


評価
★★★☆
(3.5)

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さくら荘のペットな彼女2

2010-05-08

さくら荘のペットな彼女2
電撃文庫
著作名:さくら荘のペットな彼女2

著者名:鴨志田一(かもしだ はじめ)
イラストレーター:溝口ケージ(みぞぐち けーじ)
発行日:2010/04/10


あらすじ
学園の変人たちの巣窟・さくら荘で、天才画家ましろの“世話係”をしている俺。なんとかましろに一般常識を身につけさせようと日々頑張っているのだが、その生活破綻ぶりはやっぱり世話係が必要なレベルだ。
そんな中迎えた夏休み、クラスメイトで声優志望の七海がさくら荘に引っ越してくることになる。気まじめな七海に“ペットと飼い主”というましろとの関係を隠しておきたい俺だったが、美咲先輩をはじめとした寮の変人たちはおもしろがってまったく協力してくれない。そしてあえなく七海に現場を押さえられてしまい──!?
変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメディ第2弾登場!!

レビュー
キレの良いギャグとはじける青春!

ボケにボケを重ね、鋭いツッコミで締める。このスタイル、大好きです。
一巻の勢いがさらに加速した第二巻。素晴らしい。

夏休み、今日も今日とて変人だらけのさくら荘に、生真面目ツンデレ委員長キャラ・七海が引っ越し。
ツッコミ役が増えたことに喜びを感じる駄目男・空太のフラグ立てっぷりが憎い!

無防備のなかにも恥じらいが生まれてきたましろは可愛さ順調にUP。
模範のようなツンデレな七海は、まだ空太の前ではデレてないが、素養ばっちり。
美咲先輩は扉絵で何げに爆乳を披露。

なんかさくら荘がどんどん凄い場所になっていく。

空太も自分の夢に向かって動き出し、ましろも着実に前に進んだ。
となると問題は美咲先輩と仁先輩…。
もの凄い一悶着がありそうなフリがあったが、さっさとくっついちゃえよと思う今日この頃。
凹んだ美咲先輩は見てると辛いのです。

相変わらず青春真っ盛りで大変結構。
3巻もこの調子でギャグと青春を炸裂させてほしい。


評価
★★★★★
(5)

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迷い猫オーバーラン!拾ってなんていってないんだからね!!

2010-05-05

迷い猫オーバーラン1
スーパーダッシュ文庫
著作名:迷い猫オーバーラン!拾ってなんていってないんだからね!!

著者名:松智洋(まつ ともひろ)
イラストレーター:ぺこ
発行日:2008/10/29


あらすじ
男の友情とツン美少女満載のハイテンションラブコメ発進!!
都築巧は、血の繋がらない姉と二人暮らしをしている。潰れかけの洋菓子店『ストレイキャッツ』店長である姉はお人好しで不器用なドジッ子の為、近くに住む幼なじみ芹沢文乃の手を借りながら何とか店を維持するだけで精一杯の日々。そこに、姉が謎の美少女を拾ってきてしまう。更に学校では巧に思いを寄せる学校一のお嬢様や悪友達と共に新しいサークルを作ることに。しかも巧や少女達にはある共通の秘密があったのだ……!

レビュー
なんて直球なラブコメなんでしょう。

アニメ第1話に触発されて購入。アニメの文乃が可愛すぎたんだ。
発売当初は買おうか迷って結局見送った。何故見送ったのかは全く覚えてない。

第一印象は冒頭の通り、直球ど真ん中ストレートなハイテンションラブコメ。
出てくる女性は超ツンデレな幼馴染み、無口無表情な捨て猫少女、巨乳で天然な義姉、ロリな超お嬢様。
列挙するともの凄いテンプレートな連中だが、読んでみると違和感は全く無い。

物語に大きな起伏は無いが、ハイテンションなまま剛速球の如く話が進んでいくので気持ちが良い。
あと、女性陣が普通に可愛いのがポイント高し。特に文乃と千世が気に入った。
青と白の縞々は非情に良いものだ。
1巻読んだだけでは文乃語を理解するには至れなかった。鍛錬が足りない。

今回は希がストレイキャッツに居場所を見つけるまでのお話。
ギャグだけじゃなく、いい話もしっかり含めつつ締めは非情に爽やか。

ラノベらしく軽くてとても読みやすい。
既刊は8巻まであるようだが、この勢いはどこまで続いていくのだろうか。

とりあえず2巻を早々に買って確かめるとしよう。


評価
★★★★☆
(4.5)

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2010年4月購入本

2010-05-04

2010年4月購入本

電撃文庫
・ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス
・とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ
・さくら荘のペットな彼女2
・輪環の魔導師7 疾風の革命
・魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW

メディアワークス文庫
・セイジャの式日

ファミ通文庫
・"文学少女"と恋する挿話集【エピソード】3
・疾走する思春期のパラベラム みんな大好きな戦争

スーパーダッシュ文庫
・迷い猫オーバーラン!拾ってなんていないんだかね!!


2010年4月の購入数は9冊。
自分的には相当絞れた感じあり。

しばらく更新が滞っておりました。
GWだしいっぱい読むぞ!と意気込んだものの、色々あって数はこなせず。
よって更新も停滞。

しかし、ある程度は読んだので更新再開していきます。
3月に買ったのが積み気味なのが気がかり・・・。

真新しいシリーズに手を出して行きたくなってきた今日この頃。



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