fc2ブログ

世の中、競争と格差よ。総括質疑 2




今までの「まちづくり」と新規の「郷(さと)づくり」は、どう違うか

 「まちづくり」も「郷づくり」も、福津市を8地域に分けることは
  同じです。
  お金が市から200万円出るのも同じです。
  そのお金の名前が、補助金から交付金に変わったのです。

  補助金の場合は1年で使ってしまうか、余れば市に返します。
  交付金は、交付するのですから、返す必要はありません。
  今年余れば、来年使うこともできます。


「郷づくり」最終日程は?

 [市長]
  19年度から「郷づくり」を始める。
  一日も早い設立を願っているが、地域住民みんなが願って、、
  そのための支援は惜しまない。
  タイムリミットは、設けない。交付金の差はでてくると思う
    (宗像市・大島300万円。自由が丘1千万円)
  押し付けはしないが、そのために地域間に格差がでてくるかな。


格差、ますます広げる

 行財政改革は、市民のボランティアに頼るもの。
  そのための地域力をつけていくのが「郷づくり」の根本

 と言い、押し付けはしない、と言いながら、地域間の差を認める。
 これでは、力をつけれないところは、ずっとそのまま?
 支援はする、と言ってはいますが。

 [市長・平成19年度の市政運営について]から
  今や自治体間が競うばかりか、地域同士が刺激しあい自治力を
  高めていく時代を迎えており、この地域住民が地域づくりの担い手
  となる「郷づくり事業」は、まさに現在の地域主権の時代に相応
  しい事業になるものと確信しております。


自主財源の不足から始まる総合計画、そして「郷づくり事業」へ

 総合計画で、自主財源が不足するから、逆風に負けない力を、と。
 日本全国、ほぼすべての自治体が自主財源不足ではないのか。
 だから、交付税制度で、所得税や法人税などを一定の割合、自治体に
 交付しているのではないか。

 
がんばれば、褒美がでる?それでいいのか政治は

 安倍首相の「再チャレンジ」施策自治体版。
 少子化対策や企業誘致などに「頑張る」自治体への財源配分を
 増やす。出生率アップや事業所数増など成果を出せば、さらに上乗せ
 される。(西日本新聞10日付より)

 これらはすべて地方交付税で賄われる。
 地方交付税は、所得税などの何パーセント、と総枠が決まっている。
 どこに住んでいても、等しく受けられるはずの教育や福祉の予算が
 減ることになるのだ。


こどもたちにも格差を

 安倍さんは、教育でも同じように格差をつけようとしている。
 お金だけではなく、こどもたちをランク付けして、
 心をズタズタにしようとしている。

 何十年も前に、「これは絶対にしてはいけない!」と、
 決着済みの学力テストを、来月24日に。
 
 日本のこどもたちの心を壊している受験戦争。
 国連から何度も勧告されながら、この上、また、始めるのか、
 学力テストを。


広木克行さんは、ずっと前、「私たちは、下りのエスカレーターに」と

 この下りのエスカレーターを、私たちは、上らなければならない。
 これ以上の差をつけられないために。
 延々と続くエスカレーターなどはないのだから。
 

総括質疑のなかで、格差を広げようとしている自公政治をそのまま
福津にもってきていることを、強く感じました。

政府から市まで、差を広げようとするこの政治、早く変えなければ。
父・母は、もちろん、みんながバタッと、倒れない内に、ね。

私が、地域でがんばることがいや、だというのではありません。
お金を持っている人たちが、
「自分のお金は使いたくない。もっと欲しい。あなたのを頂戴」
こういう根性で、「地域」というのが、いやなのです。

地方自治 政治・経済



<<初めてのお買い物 | Top | 医師不足、原因の1つ・10年前の閣議決定>>



ありがとうございます。












管理者のみ閲覧可能にする



Trackback
Trackback URL
» http://hitomi3.blog65.fc2.com/tb.php/348-594e9a85
» FC2blog user only
| Top |