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英マン・グループ:14年運用資産、35%増の729億ドル-62%増益

(ブルームバーグ):上場ヘッジファンド運用会社として世界最大の英マン・グループ は25日、運用資産が2014年に前年比35%増え729億ドル(約8兆6600億円)になったと発表した。
買収のほか、コンピューターを駆使する「AHL」部門の収入と手数料の伸びが寄与した。
昨年の通期業績資料によると、調整後ベースの税引き前利益は4億8100万ドルと、前年の2億9700万ドルから62%増えた。
ブルームバーグがまとめたアナリスト14人の予想平均は4億720万ドルだった。

ファンドへの総流入額が36%増の219億ドルとなった一方、償還分は6%減少した。
同社は1億7500万ドル相当の自社株購入計画も公表した。

AHLダイバーシファイドのリターンは32%と、世界のヘッドファンド業界で1、2位を争う成績だった。
これより規模が小さいAHL通貨ファンドでは59%余り、AHLエボリューションは20%超だった。

マン・グループは過去1年、買収を繰り返し、14年に資産を160億ドル余り増やした。
今月には東京とロンドンでの事業拡大に向け、ニュースミスの株式運用事業を買収することで合意している。
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