米国株:ダウが1万7000ドルに接近、輸送株や小型株も最高値
7月1日(ブルームバーグ):米株式市場ではダウ工業株30種平均 が一時1万7000ドルにあと2ドル未満に迫った。
製造業の強さが背景にある。小型株や輸送株の指数も最高値を更新しており、チャート分析では強気を示唆している。
製造業の強さが背景にある。小型株や輸送株の指数も最高値を更新しており、チャート分析では強気を示唆している。
最近の2カ月にわたる下落局面で下げが目立っていたネットフリックス やアマゾン・ドット・コム、バイオジェン・アイデックが高い。IBMは2.8%高と、ハイテク株の上げをけん引した。
米国内での販売台数が予想外に増加したゼネラル・モーターズ(GM)は3.6%上昇。
ダウ工業株30種平均は前日比129.47ドル(0.8%)上げて16956.07ドルで終えた。S&P500種株価指数は0.7%高の1973.32で終了した。
ラッセル2000指数は1.1%、ダウ輸送株平均 は0.7%それぞれ上昇した。これら4指数はいずれも最高値を更新した。
異なるセクターが同時に上げるのはチャート分析上、相場の一段高を後押しするほど経済成長が広がっている証左だとされる。
ウィルミントン・トラスト・インベストメント・アドバイザーズのレックス・メイシー最高投資責任者(CIO)は電話取材で、「幅広い上昇は強気相場の度合いについて物語っている。市場はここしばらく続いている経済的な背景に満足している。乗り遅れまいとの焦りが見られる」と述べた。
ラッセル
ラッセル2000は5月15日までの9.3%の下げをほぼ全て取り戻した。
2月から4月に21%下げたナスダック・バイオテクノロジー 指数はこの日、2.3%上昇した。
バイオジェンは3.1%、アマゾンは2.3%それぞれ上げた。
両銘柄とも3月から4月にかけて16%下げていた。
中国の6月の製造業活動は今年に入って最も速いペースで拡大した。
米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景況指数は55.3と、前月の55.4からほぼ変わらず。
マリア・フィオリニ・ラミレス(ニューヨーク)の米国担当チーフエコノミスト、ジョシュア・シャピロ氏は「製造業は復活している」と指摘した。
自動車
オートデータによると、6月の米自動車販売台数は業界全体で年率換算1698万台と、ほぼ8年ぶりの高水準となった。
GMは3.6%高の37.59ドルと、3月以来の高水準。販売台数は前年同月比1%増。アナリスト予想は6.3%減だった。
S&P500種のセクター別 では10業種のうち公益事業を除く9業種が上昇。
特に情報技術(IT)、ヘルスケア、選択的消費株の上げが目立った。IBMは2.8%高とダウ平均の構成銘柄で上昇率トップ。
米国内での販売台数が予想外に増加したゼネラル・モーターズ(GM)は3.6%上昇。
ダウ工業株30種平均は前日比129.47ドル(0.8%)上げて16956.07ドルで終えた。S&P500種株価指数は0.7%高の1973.32で終了した。
ラッセル2000指数は1.1%、ダウ輸送株平均 は0.7%それぞれ上昇した。これら4指数はいずれも最高値を更新した。
異なるセクターが同時に上げるのはチャート分析上、相場の一段高を後押しするほど経済成長が広がっている証左だとされる。
ウィルミントン・トラスト・インベストメント・アドバイザーズのレックス・メイシー最高投資責任者(CIO)は電話取材で、「幅広い上昇は強気相場の度合いについて物語っている。市場はここしばらく続いている経済的な背景に満足している。乗り遅れまいとの焦りが見られる」と述べた。
ラッセル
ラッセル2000は5月15日までの9.3%の下げをほぼ全て取り戻した。
2月から4月に21%下げたナスダック・バイオテクノロジー 指数はこの日、2.3%上昇した。
バイオジェンは3.1%、アマゾンは2.3%それぞれ上げた。
両銘柄とも3月から4月にかけて16%下げていた。
中国の6月の製造業活動は今年に入って最も速いペースで拡大した。
米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景況指数は55.3と、前月の55.4からほぼ変わらず。
マリア・フィオリニ・ラミレス(ニューヨーク)の米国担当チーフエコノミスト、ジョシュア・シャピロ氏は「製造業は復活している」と指摘した。
自動車
オートデータによると、6月の米自動車販売台数は業界全体で年率換算1698万台と、ほぼ8年ぶりの高水準となった。
GMは3.6%高の37.59ドルと、3月以来の高水準。販売台数は前年同月比1%増。アナリスト予想は6.3%減だった。
S&P500種のセクター別 では10業種のうち公益事業を除く9業種が上昇。
特に情報技術(IT)、ヘルスケア、選択的消費株の上げが目立った。IBMは2.8%高とダウ平均の構成銘柄で上昇率トップ。