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(3)桜満開 身延山 久遠寺

IMG_8826 (1) 頂上にある奥之院思親閣。

IMG_8828_20210323124419d23.jpeg 仏像と卒塔婆。

IMG_8833.jpeg 日蓮大聖人御手植杉。法華経は、一切経の総合経典と言われ、すべての人々の救済を目指した経典。

 日蓮大聖人は、その法華経に生涯ささげた。晩年を過ごしたこの身延山は、ひたすら法華経の読誦と、法華経の精神を受け継ぐ、門弟たちの教育に心血を注いだ。

 弘安五年(1282年)九月八日、病気療養のため、また両親の墓参のため、常陸国(茨城県水戸市加倉市)へ向け、身延山を出立。

 しかし、その途上の武蔵国池上(東京都大田区池上)において、六十一歳の生涯を閉じた。

 ご臨終に際し、「いずくにして、死に候とも、墓をば、身延の沢にせさせ候べく候」とのご遺言により、お遺骨は身延山に奉ぜられ、ご精神とともに祀られた。

 この山にお参りすることにより、人々は前世からの罪がたちまちに消え去り、逆に善根(ぜんこん)を積むことになるとご教示された。

IMG_8837_202103231305598fa.jpeg 思親閣。

IMG_8839.jpeg さずが頂上。まだ雪が残っていた。

IMG_8840_202103231309053b5.jpeg 鐘撞き堂。

IMG_8842.jpeg 頂上のお堂。

IMG_8844_20210323131044f0d.jpeg 常香炉(じょうこうろ)で、線香の煙をあびる。一日でも長く体調がよい日が続きますように。

IMG_8846.jpeg 思親閣は、親を思う御堂という意味だが、日蓮大聖人は、九年にわたる身延山での生活の中、常にこの峰にまで登り、両親をはじめ、師匠の追善供養を祈られたことから名付けられた。ロープウェイのなかった時代、山登りは、それはそれは大変であっただろう。

IMG_8855.jpeg 身延山名物 開運 みのぶだんご。串(苦死)を切って、幸運を祈る。

IMG_8856.jpeg ゆばを練り込んだゆば団子と身延特産竹炭使用の竹炭団子を食べた。400円也。買う時にお兄さんが串の根元を切って、幸運を祈ってくれた。くるみ味噌を付けて、食べた。美味しかった。

IMG_8858.jpeg 頂上にあった、大きな売店で売っていた身延ゆばカレー。770円。精進料理のゆばのカレーで、ちょっとおいしそうだったけど、買わなかった(笑)。

IMG_8862.jpeg ロープウェイで、麓まで帰る。もう一台のロープウェイとすれ違った。
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カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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