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母とのお別れ
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[ 2024/08/13 19:01 ] 心霊いい話 | CM(2)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?377
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1702761162/


984 :本当にあった怖い名無し:2024/03/29(金) 07:03:54.04 ID:+LnWA1jn0.net
洒落怖初投稿です。怖いとかじゃないですが亡くなった人に関する話なのでここに失礼します。

【お別れ】

当時小学一年生だった時に病気で母を亡くした。父はいなく祖父母は歳で兄弟3人を育てられず施設に入った。それから2年くらいは母がいなくなってしまったことを思い出してはよく影で泣いていた。

そして2年後の3年生くらいのとき、ある夢を見た。夢の中でふと気がつくと、実家にいた頃の行きつけの病院にいた(母が入院してたところとは異なる)。

受付と待つための椅子がある場所をふらついていると自分が通ってた時は1度も通らなかったガラスドアで仕切られた廊下の向かいに母がいた。廊下は当時と同じく薄暗くて、その頃の自分は怖くて近寄れなかったが、何故か怖いという感覚はなく、招かれるようにガラスドアを通り母の元に向かった。

一緒に廊下を進むと開けた場所に出た。辺りは緑の蛍光灯といくつかの白い照明だけで照らされていて、どう見ても電源がついてないクレーンゲームが何台かあった。(母はよくゲーセンに連れてってくれた。クレーンゲームがすごく上手くてよくお菓子を大量にゲットしてくれた)

自分と母はしばらく電源がついてないクレーンゲームをまるで動いてるかのように操作して景品が手に入ったように喜んだりした。母は終始一言も喋らなかった。

少ししてから母は自分を元のガラスドアのところに連れていった。自分は行きのようにそのままガラスドアを通って振り返ったら、母は少しドアから間隔を開けた距離でただ立っていた。
「お母さんは来ないの?」自分がそう言うと母は静かに微笑んだ。

その姿を見てすぐ目が覚めた。

母が入院してた時、親戚は自分ら兄弟を会わせようとしなかった。冷たくなった母の頬が、手が恐ろしく触れて別れを言えなかったことを自分はずっと後悔してた。母は悲しいと思ったのではないかと考えていた。
だけど母はもしかしたら、本当の最期に自分と遊んで一緒に過ごして(他の兄弟の夢に出たかは分からない)、安心させてお別れしたかったのかもしれない。
そう思いたい。

今でもたまに母を思い出すが、未練は無い。


[ 2024/08/13 19:01 ] 心霊いい話 | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

大学進学のために家を離れる時、祖父がしてくれた話
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[ 2024/01/05 19:01 ] 心霊いい話 | CM(1)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?376
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1694348397/


99 :本当にあった怖い名無し:2023/09/18(月) 04:55:47.99 ID:9MqLmdUX0.net
大学進学のために家を離れる時、祖父がしてくれた話

すごく怪談らしくて気に入ったので記録しておこうと思う
未成年の飲酒が出てくるけど、何十年も前で時効だから見逃してやって
それと、説明していたらやたら長くなった

祖父が都会の大学に進学して、寮に入るとなった時
祖父の父親からは
「都会では若者をダメにする誘惑がいっぱいある
まして田舎から出てきたばかりの1年生なんて、カモにされ放題だ
悪い友達に遊びに誘われたりしても、応じてはいけない」
そんなふうに注意されていた

祖父が寮生活を初めて数日後、大学の入学式があった夜
他の部屋の先輩から
「新入生の歓迎会をやるから、夜11時に俺の部屋に集合な、飲み放題だぞ」
と言われた
飲み放題と言われても祖父は18歳の未成年だし
父親の「悪い遊びに誘われて……」という注意を思い出して
おずおずと断った
先輩は
「ええ~、一晩くらいいいじゃないか、寮の皆と友達になれるしさ
飲みたくないなら飲まなくていいし、食い物もいっぱい用意するし」
と食い下がってきた
祖父は心が揺れたが、最初が肝心と思って
「でも、俺はいいです」と断った
先輩は「そうかあ、う~ん」と難しい顔をしたが引き下がった


100 :本当にあった怖い名無し:2023/09/18(月) 04:56:43.73 ID:9MqLmdUX0.net
続き。歓迎会の夜、祖父は真面目に机に向かって勉強していたが
先輩の部屋からは皆のしゃべったり笑ったり歌ったりする声が聞こえてきて
内心、うらやましくて仕方なかった
夜12時が近くなってきた時、先輩たち寮生が10人ばかり
「やっぱり一緒に飲もうぜー」と乱入してきた
狭い部屋にぎゅうぎゅう詰めになったけども
祖父は嬉しくなって、しゃべったり歌ったりに加わった

12時になった時、騒ぐ声の合間というか、隙間に
「バターン」というドアを開け閉めする音が挟まるようになった
寮生がどこかの部屋に出入りしてるんだろうと思ったが
その音は規則正しく「バターン」「バターン」と繰り返され
しかもだんだん、近づいてくるような気がしてきた

先輩に「誰か出入りする音がしてますね」と言うと
「だね、まあ他の部屋でも飲んでるから、気にすることはないよ」
先輩たちは大声で歌い出したが
「バターン」「バターン」という、ドアを開け閉めする音は
どんどん大きくなって、確実に近づいてきていた
先輩に「あの、近づいてきますよね!」と思わずすがると
「だから気にするなって、ほれ、これで聞こえない」
と、布団を頭からかぶせられてしまった

祖父はなんだか嫌な気持ちと怖い気持ちで、布団の中で脂汗を流していたが
やがて先輩が布団をめくって
「やれやれ今年も終わった、お騒がせ」
と祖父を引っ張り出した


101 :本当にあった怖い名無し:2023/09/18(月) 04:57:59.76 ID:9MqLmdUX0.net
さらに続き。先輩たちが言うには、この寮には昔から「新人さがし」と呼ばれる
何かが住み着いていて、年に一度、4月の入学式の夜
寮の各部屋のドアを開けていって、新入生を探すんだそうだ
ただし姿は見えず、ただ、次々とドアが開いて、閉まっていく
鍵をかけていてもドアは開くし、閉まってから確かめたら、鍵はかかっている

それだけで他に害はなく、本当に新入生を探しているのかは不明だが
そんなもん一人で見ていたら怖すぎるので
皆で集まって、まずは酒を飲んで騒いで理性を飛ばし
その部屋のドアが開けられるときは
皆で布団やら何やらをかぶって見ないようにしている、ということなのだ

先輩いわく
「最初にネタバレしちゃうと『じゃ正体を見てやる!』とか言って
部屋から出て行ってみた奴がいたらしいんだ
でも、なんか廊下で消えちゃって、戻って来なかったって
だからまず一回体験させてから、説明することにしてるんだ」

もちろん翌年からは、祖父も新入生に酒を飲ます側に回った
祖父はもう80歳を超えたが、寮で一緒だった連中とは今も親友だ
おしまい


108 :本当にあった怖い名無し:2023/09/18(月) 15:11:44.07 ID:XQmWmuEa0.net
>>101
面白い


112 :本当にあった怖い名無し:2023/09/18(月) 17:46:08.93 ID:WshCxDBZ0.net
>>101
久々に面白かった


[ 2024/01/05 19:01 ] 心霊いい話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

当時1歳の娘を連れて実家に帰省した時の話
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[ 2023/10/25 19:01 ] 心霊いい話 | CM(1)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?374
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1676577211/


1012 :本当にあった怖い名無し:2023/07/24(月) 16:32:38.21 ID:9KJvkJHH0.net
当時1歳の娘を連れて実家に帰省した時の話。

娘が生まれたのはコロナ禍真っ只中。
我が家は東京、実家は東北地方で、移動制限で実家に帰省できない時期が続いているうちに
高齢の祖父が亡くなってしまった。
(自分の祖父、娘からしたら曾祖父)
感染者多数の東京から感染者の少ない東北の田舎への移動は
コロナを持ち込む危険もあり、葬儀にも参列できなかった。

それから暫くしてコロナが落ち着いた頃、娘(当時1歳)を連れて実家に帰省した。

実家には祖父と祖母の仏壇があるのだが、娘が仏壇に向かって手を振ることがあった。
遺影が飾られていれば「写真に向けて手を振っているのかな」と思うのだが、
うちの仏壇は遺影や仏像など、赤ちゃんが手を振りそうなものは飾っていない。

また、なぜか滞在中はずっと娘の髪から線香の香りが漂っていた。
子供がいたずらすると危ないからと、線香は上げていなかったのだが。

祖母は娘が生まれる1年ほど前に他界しており
祖父母とも生前に曾孫(娘)に会うことができなかったので、
初めて実家に訪ねてきた曾孫の頭を、祖父母が撫でに来たのではないかと思っている。

・・・怖くないですね。


1013 :本当にあった怖い名無し:2023/07/24(月) 19:24:14.36 ID:eZ3phl1+0.net
>>1012
怖くはないが直近不思議な良い話だと思いますよ。


[ 2023/10/25 19:01 ] 心霊いい話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

背中に飛び乗ってきた何か
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[ 2022/12/27 16:01 ] 心霊いい話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?371
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1660842356/


754 :本当にあった怖い名無し:2022/09/29(木) 23:20:46.05 ID:96An1W2t0.net
数年前、フリーターだった私はバイトを3つ掛け持ちしててその内の1つがコンビニの早朝バイトだった。寝起きが良くないのと化粧もしないといけないのとで、バイトは6時からだったんだけど毎回4時には起きてた。その時は寒い時期で4時とかまだまだ外は真っ暗なのね。当時はまだ実家暮らしで自分の部屋には鏡台なんて無いから姿見の前の床に座って化粧をしてた。化粧が終わって、ベットに手を付きながら立ち上がろうとしたら「どんっ!」って背中になにかが飛び乗った。その衝撃と重みでベットに倒れ込んだんだけど、勿論家族は寝てるし私の部屋には誰も居ないしで当然パニックになった。その間もなにかが背中に引っ付いてる感覚はあったしずっと重い。自分の手で背中を触るんだけど何も無い。今思えば怖いんだけど、姿見で自分の背中を見てみた。でも、なにも見えない。そんな状況なのに不思議と「バイト遅刻する…」って思ってそのまま1階にあるリビングに降りた。(自室は2階)


755 :本当にあった怖い名無し:2022/09/29(木) 23:22:43.84 ID:96An1W2t0.net
そこでふと、このままバイトに行って事故にでもあったら嫌だなって思ったんだけど、行かない訳にはいかないしで困ってた。すると家の猫が2階から降りてきた。家には2匹の猫が居て、1匹は白のおっとりした凄く優しい猫。もう1匹はハチワレの野生の心を忘れてないおてんば猫。2階から降りてきたのは白の猫の方だった。いつもは「おはよ〜」なんて声をかけたら「にゃーん」って鳴いて足に擦り寄ってくるんだけど、その時は私を見た途端に全身の毛を逆立てて見た事もない顔して威嚇してた。それはもう飼い主の私が恐怖するくらいに。あまりの剣幕に私は固まって動けなかったんだけど、白猫は凄い声で鳴きながら走ってきて私の周りを猛スピードで走り回るとそのままなにかを追い掛けるように2階に上がって行った。突然の事にぽかーんとして、ハッと我にかえると背中が凄く軽くなってた。なにかが引っ付いてる感じも無くなった。すると、2階に駆け上がって行った猫がゆっくり階段を降りてきていつものように私の足元に擦り寄って「にゃーん」って鳴いた。「あ、追い払ってくれたんだ!」ってその時気付いて、めちゃくちゃ撫で回して「ありがとう!」って言ったら喉鳴らしてた。


756 :本当にあった怖い名無し:2022/09/29(木) 23:22:59.46 ID:96An1W2t0.net
今まで怪奇現象にも何回か遭ったし、変なものを見る事も多かった。(霊感の強い?家系みたいなのと、実家が経ってる土地がスピリチュアル的な意味で腐ってるらしく霊感の無い人も見える事があるような家だった)だから、心霊体験には事欠かないとは思ってたけど実際に背負ってるような重みと飛び乗られたような衝撃があったのは
それ以前にも以降にもその時だけで、あんなにも物理的に霊を感じたのは初めてだったので凄く印章に残ってる。
こういう話を聞いた事が無かったから同じような体験した人がここなら居るんじゃないかと思って書いてみました。


757 :本当にあった怖い名無し:2022/09/29(木) 23:36:31.64 ID:GcwqxK1k0.net
やっぱり猫ってこの世で最高の生き物だね


759 :本当にあった怖い名無し:2022/09/30(金) 00:18:09.31 ID:+9dWSGsJ0.net
>>757
白猫はもう人間だと還暦のおばあちゃんだから
最近は寝てる事が多いんだけどこの話書いてたら会いたくなってきた。妹も変なのに憑かれた時、この白猫が同じような感じで追い払ってくれたらしく、家族を守ってくれてるんだなって思ったよ


[ 2022/12/27 16:01 ] 心霊いい話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

その幽霊の子、私らの同級生だよ
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[ 2022/12/19 16:01 ] 心霊いい話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?371
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1660842356/


444 :本当にあった怖い名無し:2022/09/09(金) 18:24:38.80 ID:FKyxOmAX0.net
2年前くらいの事なんやけど、ある日の夜11時頃、俺はいつも通り自分の部屋のベッドで寝る事にしたんやけど、なんか上手く寝付け無くて、なんかその日の夜だけ部屋の空気が変やったんや。
言葉では上手く言えないけど、なんかいつもと違う空気が漂ってる感じがした。
(しばらく目瞑って寝転がってたら寝れるやろ)って思ってたら
案の定寝てしまったんや。


445 :本当にあった怖い名無し:2022/09/09(金) 18:25:09.30 ID:FKyxOmAX0.net
んで、そのあと目が覚めたら朝の2時、3時くらいやった。
そしたら、ドアんとこになんか気配感じて、見たら女の子が立ってたんや。見た目は小学生くらいやったと思う。


446 :本当にあった怖い名無し:2022/09/09(金) 18:25:37.23 ID:FKyxOmAX0.net
(やばい、アレ絶対幽霊やん‼︎)て思ったんやけど、なんか普通の幽霊とはちょっと違う気がしたんや。
だって、その子の顔が見えるんやもん。俺は幽霊見たことなかったけど、顔が髪で隠れてたり、なかったりするイメージがあったから。そしたらその子が突然泣き出したんや。
なんかその子は悪い幽霊とか、怖い幽霊とかやない気がして、
「大丈夫⁇」って声かけたんや。


447 :本当にあった怖い名無し:2022/09/09(金) 18:26:05.45 ID:FKyxOmAX0.net
その子は、「やっぱり」って言ったんや。はっきり聞こえる声やった。でもなんかその声を聞いた時、すごく懐かしい感じがした。そのあとその子は俺に、「ずっと好きでした」って言い残して消えてしまったんや。


448 :本当にあった怖い名無し:2022/09/09(金) 18:26:31.22 ID:FKyxOmAX0.net
次の日、その事を、彼女に話してみたんや。俺と彼女は小中学生のころの同級生で、高校は別やったけど、たまたま近くの市の花火大会行ったときに再会して、そんとき告白されて付き合い始めたんや。
ちょっと話それたけど、その彼女に今回の幽霊の話したら、
「その子の特徴教えて」て言われたから特徴を話したら、彼女が
急に泣き出して、「どうしたんや」って聞いたら、
「その幽霊の子、私らの同級生だよ。」って言われて、(え!?)ってなった。


449 :本当にあった怖い名無し:2022/09/09(金) 18:27:02.80 ID:FKyxOmAX0.net
話によると、その子は彼女の近所に住んでて、いつも一緒に登下校するくらい仲が良かったそうや。せやからお互い恋愛について話したりもしてたらしくて、その時その幽霊の子が、
「私○○君(俺)のことが好きなの。」というような事を話していたらしい。その頃は俺の彼女も俺の事何とも思ってなかったから、そうなんだ、くらいの反応だったらしい。
その3ヶ月後くらいに、その子が俺に告白しようとしたらしくて、俺の彼女もサポートしようとしてたらしいんやけど、・・・


450 :本当にあった怖い名無し:2022/09/09(金) 18:28:03.62 ID:FKyxOmAX0.net
その数日後に事故で亡くなったんや。
彼女曰く、まだ俺の事好きやったけど、俺と彼女が付き合ってる事知って、俺達の邪魔をしないよう、こっそりと会いに来て、別れを告げたのだろうとの事。


だが、一つ問題なのは、俺にその子の記憶が全くないんや。
その子が亡くなったのは小学校5年生の時やから、確実に顔ぐらいは覚えてるはずなのに。ましてや、事故で死んだ子の事を忘れるはずがない。

だが、今でも時々、あの子の別れの言葉が頭を過る。


[ 2022/12/19 16:01 ] 心霊いい話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

小学生のころアイという中年のオジサンがいた
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[ 2022/03/14 19:01 ] 心霊いい話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?365
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1636630690/


450 :本当にあった怖い名無し:2021/12/16(木) 00:37:17.67 ID:KEDCB7VP0.net
小学生のころアイという中年のオジサンがいた
アイは少しばかり脳みそが可哀そうな人みたいで
いつもママチャリにまたがり「あいっ!」と叫んでは
小学生の男の子に抱きつく人だった
彼が標的にしているのは低学年の子ばかりで
高学年になると狙われなくなった
女の子は狙わないのか尋ねると
「警察に捕まるから」と結構狡猾な部分もみえた
男の子でも大問題なのだが、まだ昭和のころは大らかで
少し困ったオジサンくらいにみんなが見ていたんだと思う
そんな折、川遊びをしていた男の子が溺れそうになった
それを見ていたアイはすぐさま、「大丈夫だ!」と飛び込んだ
だが、水底はそれほど深くはなかったみたいで
頭をうちつけた彼はそのまま下流に流されていった
溺れかけていた子はそのまま普通に自力で岸に上がることができた
それ以来、アイを見かけることはなくなった


451 :本当にあった怖い名無し:2021/12/16(木) 04:09:11.20 ID:GHDWab0S0.net



455 :本当にあった怖い名無し:2021/12/16(木) 10:48:54.11 ID:2rk+cx4i0.net
>>450
悲しくもあるが良い話だな


468 :本当にあった怖い名無し:2021/12/18(土) 14:13:05.66 ID:rIBwVF4Q0.net
>>450
うちにもいたなそういう変なおじさん。
片方は豪族の埋蔵金を探そうとしていた自称トレジャーハンターのおじさん。
聞けば早稲田出身とか言ってたけど多分嘘。
そして片方は山とか森をフラフラ酒飲んで歩いてるトトロのおじさん。
どっちも実家住まいでトレジャーのおじさんは実家がかなりの資産家のようだった。
トトロのおっさんはおそらく両親の年金頼みだったのではないかと思う。
トトロのおっさんはその名のとおり、宮崎アニメが大好きでトトロを探しているのだとか。
とは言っても、登下校中の女子小学生をおかしな目で見るので、
アレには近寄ってはいけないと親から注意されているようだった。
トレジャーのおじさんは図書館とか地方の資料館に足を運んでは
それらしいことをしている風だった。
ある時、飯を食いながら親父にあの人の方はまともそうだと話したら、
「ユンボ(パワーショベル)を免許も無しに赤の他人の山で使いたいから
 ただで貸せと言ってくる脳足りんがまともか?
 アレと比べるとまだトトロの方がマシだわ」と一蹴された。
まあどっちも俺が二十歳になる前には酒か何かで死んだようだった。
ある意味、幸せな人生だったと思う。


[ 2022/03/14 19:01 ] 心霊いい話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

伯母から聞いた「異形の子供」の話
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[ 2021/10/23 20:01 ] 心霊いい話 | CM(2)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?364
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1631828149/


77 :本当にあった怖い名無し:2021/09/18(土) 09:02:14.95 ID:eAJSgWB30.net
伯母から聞いた話

40年ほど昔、伯母は大都会から農業率100%の田舎へ嫁いだ。
初めて肉眼で天の川を見た、10キロ先の踏切の警報が聞こえる、と新鮮だったそうだ。
ある日、自転車に乗って20キロ離れた小売店へ行ったら日が暮れてしまい、途中ですっかり真っ暗闇になったそうだ。
まさに文目もつかぬ闇。自転車のライトなど闇に吸いとられたように役に立たず、側溝と道路の間を足先で探りながら少しずつ歩いていたという。
しばらく行くと、どこからかすすり泣きが聞こえ、伯母は竦み上がって一歩も動けなくなった。
するとすすり泣きの主は子供の声で「怖い、怖い」と言っているのがわかり、伯母は思わず「大丈夫?怪我してるの?」と尋ねた。
すすり泣きの主は「怪我してない。怖い、助けて」と泣きながら答えたので、


78 :本当にあった怖い名無し:2021/09/18(土) 09:19:48.56 ID:eAJSgWB30.net
伯母が「おばちゃん、道のはじっこにいるの。ここから離れると迷ってしまうから、あなたがこっちに来られる?」と聞くと、子供は「うん」と答え、しゃくりあげながら近付いてくるのがわかった。
「慌てないでね、ゆっくりね」と声をかけ、触れられるところまで近付いたので、伯母は自転車を停め、子供を抱き上げ自転車の荷台に乗せてやった。
冷たくてザクザクした感触で、その時伯母はスパンコールがたくさんついた服を着ていると思ったそうだ。
「おうち、どこ?」「◯◯池」
◯◯池とは農業用水用の人工池で、山の上の方にある。民家はない。
「え? ◯◯池?」伯母が聞き返した時、後ろから車のライトが近付いてくるのが見えた。伯母は車が通りすぎるまでに、ライトの明かりで少しでも距離を稼ごうと、子供に「おばちゃんにしっかり捕まって!」と言って自転車に飛び乗った。
その時見えた子供の姿は、表情のない丸い目、あご、首、肩の境がなくロケットみたいな頭部、肩から下は人間の形だが素っ裸で、スパンコールだと思ったのは鱗だった。
伯母は不思議と恐怖ではなく「なるほど、◯◯池ね」と納得したそうだ。


80 :本当にあった怖い名無し:2021/09/18(土) 09:35:23.94 ID:eAJSgWB30.net
通常の何倍もの時間をかけてちらほら街頭のある里中にたどり着き、そこからは一目散に家に戻った。
伯母は自転車から子供を降ろすと「ここで待ってて」と言い、急いで軽トラの鍵を取りに行き、走って戻ると子供を軽トラに乗せて出発した。
薄明かりの中で見ても子供は異形だったが、両手をしっかり握りしめてしゃくりあげている姿が可哀想で、伯母は山道を急ぎ◯◯池へと向かった。
車で行けるギリギリの所まで行き、子供を車から降ろしてやると、子供は「ここから一人で行ける。おばちゃんありがとう。ありがとう」と言い、表情のない顔のままお辞儀をしたそうだ。
伯母が見送っていると、子供は何度も振り替えって頭を下げた。姿が見えなくなってしばらくして、パシャンという水音が聞こえたので、伯母は安心して山道を下ったのだが、子供が乗ってない帰り道のほうが怖くてたまらなかったそうだ。
先にも書いたが、◯◯池は人工池なので、何年かに一度、池の水をすっかり抜くことがある。池干しと呼ばれ、老弱男女があつまって、うなぎや鯉や鮒を手掴みで捕って遊ぶ行事でもある。
子供を送ってから最初の池干しの時、伯母は心配になって行事に参加したそうだ。


83 :本当にあった怖い名無し:2021/09/18(土) 09:53:56.39 ID:eAJSgWB30.net
大物を捕らえたとおぼしき歓声があがるたび近付いて確認していたが、見たところでどの魚があの子供かわかるわけもない。どうか無事でいてと願っていると、後ろからちょんちょんと背中をつつかれた。
振り向くと背の高い女の人と子供がいた。ちゃんと首も肩もあり服も着ていて、姿は全然違ったがすぐに「あの子だ!」とわかったそうだ。
女の人は表情を変えず、一言もしゃべらず、何度も何度も頭を下げた。子供は無表情のまま「おばちゃんありがとうね、ありがとうね」と言って頭を下げた。
伯母はホッとして涙が出たという。

この話を聞いたのはずいぶん前なのだが、伯母の葬式で知らないおっちゃんが(たぶん近所の人)が酔っぱらって「◯美ちゃん(伯母)が嫁いできたころだったなあー。◯◯池で見たこともねえくらい大きい真鯉がボートの近くまで上がってきてなあー。網ですくって持って帰ったんだが、朝見たらおらんかったー。こんくらいあったよー」と両手を広げて見せていた。たぶん盛ってるだろうが、大きかったのは本当だと思う。
伯母の葬式の後、すぐコロナ禍で人が集まれなくなったから、おっちゃんの話を聞けてよかった。

おしまい


[ 2021/10/23 20:01 ] 心霊いい話 | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

ついこないだ衝撃の事実を親からカミングアウトされた
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[ 2021/05/20 16:01 ] 心霊いい話 | CM(0)
不可解な体験、謎な話~enigma~ Part114
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1605777878/


818 :本当にあった怖い名無し:2021/05/11(火) 10:11:49.41 ID:mBA/RoQd0.net
ついこないだ衝撃の事実を親からカミングアウトされた。
俺の実家には畑のすみに小さな祠があって「みずがみさま」と呼ばれてる。
俺は小さい頃に親から
「みずがみさまは作物の育つ良い水を守ってくれてるが、気が落ち込んだり弱気な状態の人には災いを運ぶ、だからどんな辛い事があってもカラ元気でも良いから強気でいろ」
って言われてた。
だがそれは父の父、つまり祖父(すでに故人)の作り話だった。
父は小さい頃は気弱で内向的だったんで、心配した祖父が当時子どもだった父に適当にそう言ったらしい。
父が大人になってから祖父にそう告白されたそうだ。
で俺も子どもの頃は(今もだが)気弱な感じだったんで同じ事を父は俺に言った。
そして俺がいい大人になったんで父が俺に告白したって訳だ。
もし俺に子どもが出来たら同じようにするべきなんだろうか?


820 :本当にあった怖い名無し:2021/05/11(火) 10:18:59.50 ID:Jt8PBI0z0.net
信仰の始まりなんてそんな感じじゃないの?
ぜひ代々繋げていってほしい


821 :本当にあった怖い名無し:2021/05/11(火) 10:20:50.33 ID:5YjwMl2m0.net
>>818 いい話じゃねえか


834 :本当にあった怖い名無し:2021/05/12(水) 11:17:55.85 ID:nnI8Voaz0.net
うちの田舎も冬に子供が山に入ると山の神様が怒る云々って言われてたが、今考えるとちょうど狩猟シーズンなんだよね
たぶん誤射されないようにだろう
好奇心旺盛ないたずら小僧達にそういうのを守らせるには理論的に説明するより怪談作るのが最適解なのかもしれない


837 :本当にあった怖い名無し:2021/05/12(水) 12:07:14.78 ID:+uR9mWfC0.net
うちの父ちゃんが小学校低学年の頃に
親に川に遊びに行っても良いが暗くなる前に帰って来いと言われてたのに
無視して兄弟揃って何度も魚釣りが楽しすぎて暗くなってから帰宅してたら、
ある日暗くなったら奇声をあげた真っ黒な怪物が出て来て追いかけ回されて
釣り竿すら放置して兄弟で泣きながら帰ったらしい
超怖くて二度と川に遊びに行かなくなったって

大人になって兄弟でその話してたら
爺ちゃんが言うこと聞かない息子達を帰らせるためにかぶり物して追いかけ回したって笑いながら言ってて和んだ
化け物の正体なんてそんなもの


[ 2021/05/20 16:01 ] 心霊いい話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

俺の父ちゃんはコワモテだったけど動物に好かれてたし動物が大好きだった
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[ 2021/04/27 16:01 ] 心霊いい話 | CM(0)
猫に関する不思議な話28
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1605779516/


546 :本当にあった怖い名無し:2021/04/24(土) 22:09:33.20 ID:aUcijgPI0.net
俺の父ちゃんはコワモテだったけど近所の飼い犬が父ちゃんに会いたくて脱走してくるくらい動物に好かれてたし動物が大好きだった
葬式の時叔母(父ちゃんの姉)が「あの子は昔、子猫を拾ってきて元のところに返してこいって親に怒られたのよ」って聞いたときは歴史は繰り返すと思ったね。俺もやったしね
そんな父ちゃんが突然死して一年近く後、俺は夢を見た
父ちゃんが、当時飼っていたフッサラ(仮名17歳)を自宅のとある部屋で肩に載せてそのまま玄関から出て行くというもの
そのしばらく後、腎臓を患っていたフッサラは亡くなった
病院でも外でもなく夢で見たあの部屋で死んでたんだ
フッサラを看取った時、家の中なのになぜか冷たい風が通り抜けたのを覚えてる
父ちゃんの命日まで一週間って時だった

その一ヶ月後兼父ちゃんの誕生日、俺はバイトの帰り道にふと花でも買おうと思いついた
んでいつもと違うルートを通ったんだがそこで捨て子猫と出会ってしまった
寂しかった父ちゃんがそろそろええやろとフッサラを連れていきつつ、代わりの子(同じキジトラのメス)をよこしたんだと「もう二度と猫飼わない」と言ってた母ちゃん含めた家族全員喜んで子猫を迎えたよ

まさかわがままデブス化するとは思わずに


553 :本当にあった怖い名無し:2021/04/25(日) 07:51:15.91 ID:4co2u51c0.net
>>546
わがままデブキジトラの女の子なんて最高やん


[ 2021/04/27 16:01 ] 心霊いい話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

今はもう引退したけど祖父が養鶏場をしてた
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[ 2021/03/25 16:01 ] 心霊いい話 | CM(1)
不可解な体験、謎な話~enigma~ Part114
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1605777878/


498 :本当にあった怖い名無し:2021/03/02(火) 09:36:00.07 ID:gPwac4LU0.net
自分が子供の頃の話。
今はもう引退したけど祖父が養鶏場をしてた。
山を一つ持ってるからデカい鶏舎が3つ並んでた。デカい扇風機ついてた。
父ちゃん3男で爺ちゃんの面倒は長男さんが見てたからあんまり家族と帰る事無かったんでうろ覚えなんだけど
まあ鶏出荷するときには色々とあるらしいんだよね。
鶏ながら自分達の運命知ってるのか
必死で爺ちゃんを見つめてトラックに乗せられていくとか
とりあえず可哀想なんて言葉を言うのは絶対禁止。と父ちゃんから堅く言われていた。
爺ちゃんは鶏肉を絶対に食べない人。
理由は好き嫌いとかじゃなく
近隣の町で並ぶ鶏肉はほぼ全部自分が出荷した鶏だからと言うことらしい。
愛情が無い訳じゃないんだよ
雛から大事に育ててるんだから
ちなみに爺ちゃんとても育てるの上手いらしく入荷して出荷までほとんど鶏を落鳥させることなく出荷出来るから
新しく養鶏場する人のために講習までする凄腕の人だった(今は引退)
んで、そんな爺ちゃんから聞いた不思議な話。
続きます


499 :本当にあった怖い名無し:2021/03/02(火) 10:09:47.78 ID:gPwac4LU0.net
鶏を出荷するさい1羽づつ重さを量って基準の重さクリアしていて
初めて肉鶏として出荷出来る(今は知らない爺ちゃん現役時代の話)
重さをクリア出来なかった鶏は出荷出来ないんだよ
だからどうするかというと
「山に捨てる」らしい
だって鶏舎は掃除して換気して綺麗にしてからまた新しい雛を迎え入れるから
重さクリアするまで育てるって事をしない。
え?ってちょっとびっくりした。
愛情あるんじゃないのかよとも子供心に思った。
山には結構野犬とか猪とか野鳥だっているし。
絶対死んじゃうじゃない。
だいたい毎回同じ数の(数羽の差はある)鶏が重さクリア出来ずに山に放たれるんだけど(決して多い数じゃない)
山に吸い込まれるように同じ方向に消えていくんだって。
んで、なんでそんなことするのか聞いたら山の神様が欲しがってる数だけ渡してるみたいな事を言っていた。

自分も小さい時に話をきいただけだから詳しく覚えてないけど
だいたい同じ数の鶏を山に供物みたいに放してるって事だけはしっかり覚えてる。
ちなみに結構台風の通り道な地方なので毎年町に被害がわりに出るんだけど
爺ちゃんちの鶏舎と家や畑には一切被害が及んだ事はない。

文章下手くそですまん。


500 :本当にあった怖い名無し:2021/03/02(火) 11:14:39.41 ID:gPwac4LU0.net
もう一つ
これは自分と家族が爺ちゃんちに行った時の話
不思議というか可愛い話というか
うちの爺ちゃんは養鶏場を引退してもう長男さんの家に行ったから
山の家には誰も住んでいない。
けど婆ちゃんの墓があるので
田舎に帰った時は一応墓参りはする。
正月は長男さんの家に泊まり、1月3日の昼間に家族で墓参りい行った。
冬山だけに雪が結構降ってて道が真っ白だった。
ガードレールないし車幅ギリだし横は結構な崖だし怖いんだよ。よくこんな道に鶏乗せてトラック走ってたよなといつも思う。
車降りて誰も居ない家を素通りして
雪の積もった墓を掃除してお参りしてからその場を後にしました。
んで、車に向かってたら自分たちの車の上に小さな鳥がちょこんととまってるのが見えた。
近づいていくとハクセキレイだった。セキレイは自分たちが近づいてきても
動かないでじっとこっち見てたけど
3メートルほど近づいたら
パタタと飛んで車の前5メートルくらい離れてまたちょこんとおりてこっち見てる。
母親と可愛いねーとか気楽に話ししてた。
エンジンかけて少し動き始めると
セキレイがまた飛び立って
再び車の5メートルくらい前で止まる。そして後ろを振り向く。
雪のせいで下り坂なのでかなりノロノロ運転なんたけど。
そのセキレイは尻尾振りながらとにかく少し飛んでは5メートルくらい前に止まってこちらを見る。ってのを繰り返す。うねった道の場合は見えるギリのとこでとまって待つ。を何度も繰り返して
自分たちと同じ道を一緒に降りてくれるんだよね。
なんか婆ちゃんが心配して見送ってくれてるみたいだね。なんて父ちゃんや母ちゃんも言い始めて、なんとなく不思議な気分になった。
そして大通りに出る少し手前でそのセキレイは空に飛び立って行ったんだよね。
なんかの鳥の習性かもしれんのですべて不思議に結びつけるのも変かもしれないけど、個人的に不思議で可愛い体験でした。


501 :本当にあった怖い名無し:2021/03/02(火) 13:16:28.68 ID:h+7Fq4/20.net
へーー、興味深い話ありがとう
鶏は山の神様への生け贄かなぁと思ったわ
その見返りになんの被害も出さないっていう、ね
セキレイの話もそうだけど、とても鳥とご縁がある家系なのかなって


502 :本当にあった怖い名無し:2021/03/02(火) 18:53:51.45 ID:pAtujG0g0.net
んじゃあもう少し山の話を
つっても偶然と言ってしまえば
ただの偶然に過ぎない話なんたけど
なんかすごく面白いなと思ったので
爺ちゃんちの山の話
季節は5月GWの時かな
この当時は爺ちゃんまだ山の家に居ました。
筍の美味しい季節です。
婆ちゃんの墓参りが終わった後
爺ちゃんの家の畑挟んで向こう側にはでっかい竹林がありまして
うちの父ちゃんは筍掘りが大好きで
この季節に帰るととにかく大量に筍を掘って掘って自宅に持ち帰ります。
どうせ猪にもりもり食べられちゃいますしね。
私は竹林が結構な角度の斜面で怖いし虫が出るから爺ちゃんの家から一歩も出ません。
で、母ちゃんも斜面滑って怖いから家から出ないので父ちゃんだけ山に放置します。
墓参りの午前は天気よかったのに昼過ぎから天気は徐々に下り坂。
2時なのにかなり暗くて遠くでゴロゴロいってるし
なんかヤバくね?と母ちゃんと話してたら
爺ちゃんがそろそろ風も吹いてきて
大きな雨が来そうだから父ちゃん呼び戻した方が良いってなって
母ちゃんが呼びに行った。
もう空も時々光っててかなり暗くて
いつ雨が降ってもおかしくない状態なんだけど
雨は降らなかった。
んで、畑の向こうから父ちゃんと母ちゃんがデカい袋に山盛りの筍入れて2人で袋持ってよたよた歩いてくる。
自分はトタン屋根のあるガレージっぽい場所(車置いてるけどガレージなんて言える良い作りじゃない)で父ちゃんと母ちゃんに早く早くと声かけてた。
まあ手伝ってやるという優しい気持ちはなかった濡れたくないし雷鳴ってるし。冷たい子供ですまん。
そして空は真っ暗。
で、父ちゃんと母ちゃんがトタン屋根の下に入った途端に(洒落じゃない)
一気にポタポタポタと雨粒が落ちてきて
バケツひっくり返したような大雨と雷になりました。
前が雨で見えないくらいのレベルの豪雨です。
父ちゃんと母ちゃん間一髪。
というか両親が屋根に入るまで待っててくれたような感じ
偶然といえばほんとその通りなんだけど個人的にすごくいいタイミングで
なんか笑ってしまった出来事でした。
筍はおいしかった。


[ 2021/03/25 16:01 ] 心霊いい話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加
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