fc2ブログ

|д゚)オカルト中毒

http://chudoku200.blog66.fc2.com/
RSSヘッドライン

電話の相手
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/30 12:11 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?317
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1383271903/


427 :本当にあった怖い名無し:2013/12/28(土) 18:22:57.61 ID:sZFcbsJf0
俺じゃないけど友人(以下A)の体験談。
ある日の深夜、Aは友人に金を貸しっぱなしだったことを思い出し電話をかけた。
深夜に電話をかけて金の催促なんて非常識だけどAはその時金に困っていて、もしすぐ返してくれるならなかなかの大金が返ってくる予定だったとのこと。
電話をかけた、と簡単に言うもののAはその友人と重大な連絡を取る機会が無かったため基本はLINEやSkypeで会話していた。
そのため普通に電話をかけるのは初めて。LINEやSkypeが使えない時用にメモってあった電話番号を見ながらキーパッドに入力してかけたらしい。
数回コールしたのち、低く通った声で「もしもし?」と出た。
Aは友人が電話に出るなり金を返せとまくしたてた。
すると友人、今日買い物のついでに金を下ろしたから今すぐ返せる金が手元にあると応答。
それならいいかと安心したAはいつも通り友人とくだらない話を開始。
話題はセブンイレブンのコマーシャルでやっていた食べ物に。あれ美味そうだよなーと何気なくAが言ったところ
友人「じゃあさ、俺の家の近くに毎回品切れ率が低いセブンあるからさ、そこ寄るついでに俺の家来いよ。」


428 :本当にあった怖い名無し:2013/12/28(土) 18:24:18.98 ID:sZFcbsJf0
>>427続き
それは名案だと思い支度をして、携帯片手にチャリを漕ぐA。
友人の家の場所を忘れたと言うと電話で案内してくれるとのこと。
「真っ直ぐ行ったら突き当たりにパーキングエリアあるだろ?そこ右に出て大通りまで」
「弁当屋あった?じゃあさ、そこの横に細い道あるから入って。近道になるから」
友人の指示が的確で分かりやすかったこともあり、家の場所を思い出してきたA。
しばらくチャリを走らせているうちに完全に思い出す。もう電話の案内はいいなと思い一言言って電話を切った。
友人宅に到着。しかし、部屋が暗い。あいつあの短時間で寝たのかな?と思い呼び鈴連打。
すると友人が全く予測していませんでしたと言わんばかりの不機嫌な顔で出てきた。
「何だお前!?時間考えろよ!?ふざけんな!!」
Aも言い返す。
「お前が今から金返すっていうから来たんだろうが!!!」
友人は
「は?金?ああ、返してないな。けど俺そんなこと言ってないぞ?第一、お前に電話してないし。」
その言葉を聞いて不思議に思ったAは携帯を出して、通話履歴を見た。やはりそこには友人の電話番号。
この履歴を友人に見せてはい論破。と思っていたのもつかの間、衝撃の事実が友人の口から飛び出した。
「いや、あのさ、俺が自分の電話番号覚え間違えるってことは無いと思うけどさ、お前この番号違くね?」
段々怖くなってきたので友人に念のため携帯で確認するよう頼む。やはり番号はAがメモを間違えて取っていたことが発覚。
つまりあの電話は完全に間違い電話だったらしい。
一連の流れの後、友人は恐怖に怯えているAに優しく声をかけた。
「まあ、あのさ、お前が間違い電話かけた相手もたまたま金の件に心当たりがあったんだろ。すげえ偶然だなww。金はさ、悪い。今週中には返せるから。」
しかしAの恐怖心は収まらない。理由を友人にまくしたてるA。
「だって!だってな!俺、間違い電話の相手に自宅からここまで案内してもらったんだぞ!!」
その一言で友人もゾッとした。事実ならばAの家どころか友人の家も何者かに割れているからだ。
この出来事もあり、2人は引っ越したらしい。そしてAは電話に怯えている。理由は言うまでもない。
自分にかかってくる電話に出たらまたあの友人に似た低い声の奴が出るかもという予感がするからだ。


[ 2013/12/30 12:11 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

この間解体の仕事をしていて奇妙なことがあったんで書いてみるよ
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/29 15:11 ] 不思議な話 | CM(3)
ほんのりと怖い話スレ その89
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1351294549/


831:本当にあった怖い名無し:2012/12/01(土) 17:37:25.03 ID:FS5WQPeV0
この間解体の仕事をしていて奇妙なことがあったんで書いてみるよ。
うちらは建設会社だけどその筋ともつながっていてある程度ヤバイ仕事も受ける。
これもそんな方面からあった話で、要は古い一軒家の解体だ。
ここは地方都市なんだが、その現場はある会社の社宅のように使われていたということで、
2~3年で住人が入れ替わっていたらしい。
元が蔵だったのを改築したもので、平屋でキッチンと和室二間しかなく、
家具類もいっさい事前に運び出しておくということだったんで、簡単な仕事だと思ってた。
現場を見ると重機を入れるまでもなさそうだったが、
費用はいくらかかってもかまわないということだったんで、実際これはおいしい仕事だ。
ところが条件がついてたんだな。
それは内装をはがしたら外装に移る前に床下をさらってくれという作業手順の話、
もう一つ、外部の人間を一人入れてくれということだった。
あとはその人間にあれこれ尋ねたりしないで好きなようにやらせることと、
現場で見たことは口外しないこと。


832:本当にあった怖い名無し:2012/12/01(土) 17:38:25.04 ID:FS5WQPeV0
作業日になって、依頼主の会社の立会人といっしょに来たのは30代くらいのスーツの男だった。
ひどく華奢な体格をしていて色白だったんで工事関係者ではなさそうだったが、その筋の人間にも見えない。
その男はワゴン車から大きなボストンバックを抱えて現場に入ってきて、ヘルメットの着用を断った。
まず数人の手壊しで内装の木部を外して外で分別する。
それからしっくいの壁は最後に重機でやることにして、
言われたとおり畳をはがして床下を解体してしまうことにした。
男はだまってじゃまにならないよう玄関で見ていたが、
4畳半を終えて6畳間にとりかかろうとしたときにボストンバックを開けて、
マスクと四合瓶に入った白濁した液体、
それから金箔を貼ったと思える真ん中に持ち手があって両側が尖った奇妙な道具を取り出した。
バールで床板をはがしていったが、その部屋だけかなり厚い板を使っていてしかも他の場所より新しい。
そのとき部屋の隅のあたりをはがしていた若い作業員が「あっ!何だこれっ」と声を上げた。
すると男がさっと近づいていって下をのぞき込んだ。
自分もいってみたが、土台の土に頭蓋骨が見える。
ただし人間のではなくて動物のもののようだ。


833:本当にあった怖い名無し:2012/12/01(土) 17:40:02.86 ID:FS5WQPeV0
さらに動物の口の前には白い小皿、それから気味の悪いことに頭蓋骨の30cm先のあたりに、
額に入った白黒写真が下のほうを土に埋めるようにして立てかけてあった。
男はマスクをして革靴のまま床下に降りてその額を回収し、写っているほうを腹におしつけて上がってきた。
すぐにボストンバックに入れてしまったんでよくは見えなかったが、
ちらと目に映ったかぎりでは、時代がかった和服の女性の全身像のようだった。
額の裏には墨で「大正十一年夏」と書かれていた。
男はもう一度床下に降りると、頭蓋骨の前の小皿に瓶の液体を注ぎ込むとマスクを外し、
金色の道具をポケットに入れ、両手の指を組み合わせ聞き取れないくらい低い声で呪文のようなものを唱えだした。
それは20分ほども続いたんだが、自分らはあっけにとられたように黙って見ていただけだ。
男は最後にフーッという感じで強く息を吐くと、
ポケットに入れていた道具の尖った先で頭蓋骨の天辺を突いた。
長い年月でかなりもろくなっていたらしく卵の殻のように簡単に破れて穴が開いた。
男は口を開いて「これで私の領分は終了ですが、お願いがあります この頭蓋骨の下に体の骨があるはずです。
多少壊れてもかまいませんが、なるべく残さないように掘り出してください。
でないとこの場所が善用できなくなります」と不可解なことを言った。


835:本当にあった怖い名無し:2012/12/01(土) 17:41:52.89 ID:FS5WQPeV0
自分らはシャベルを使って丁寧にまわりから掘ってみたが、
驚いたことに頭だけではなく全身が埋められていたんだな。おそらく1m以上の動物の骨が出てきた。
犬かと思ったが正確なところはわからない。
男が出てきた骨をざっと土をほろって、皿と一緒にバックから出した黒いゴミ袋に入れたからだ。
それが終わると男は「もう二つばかりお願いがあります。骨の真上にあたる天井裏に小さな香炉があるはずです。
それはいらないのでそちらで処分してください。それから今車から炭を出しますので、地ならしのときに
骨のあった場所に埋めてください、お願いします。私はこれで戻りますから」と事務的に言った。
それで男は帰っていったんで、あとは屋根裏の木部とトタンをはがして重機を使って一気に仕上げる。
屋根裏からは男の言ったとおりごく普通の形の香炉が出てきたんだが、
材質が緑の石製で、素人でよくわからないがヒスイというものじゃないかと思えた。
高価な品ならもらっちまおうかと一瞬思ったが、一連のことを考えると気味悪いんで廃棄処分にまわした。


838:本当にあった怖い名無し:2012/12/01(土) 17:45:16.05 ID:FS5WQPeV0
これで終わりだが、後日談が二つある。
一つはこの仕事のことがあとあとまで気になっていたんで
ホントはしないほうがいいんだろうけどいろいろと探った。
わかったのは、その家は確かに会社の社宅だったんだがそれは誰でも名前を知ってる大会社で、
その町には社員寮が別にある。
解体した家には主に家族連れの若手社員が入っていたそうだが、
2~3年の赴任期間に、その社員自身か家族の誰かが亡くなっているということ。
もちろん犯罪性のない病気や事故で、自殺もない。
小さな子どもがトラックに轢かれた事故もあったようだ。
もう一つはこの3年後、参院選挙があったときにある保守候補の選挙事務所に出向いたとき、
ばったり解体作業のときに来ていた男と出会ったこと。
男はどうやら候補のの地元秘書をやっているようで、自分の顔をみるとちょっと驚いたような表情をしてから、
ニヤッと笑い「へええ、この間はどうも。ご健在でしたか、これは何よりです。あの香炉は処分なさったんですね。
いやあ誠実に仕事をするのが何よりで。おかしなことを考えてたらお命がなかったかもしれませんよ。」
男は前とは違う屈託のない声でそう言うと「投票よろしくお願いします」とつけ加えた。
どうやら世の中には知ってはいけない領域があるみたいだ。
これで終わり、文章が下手でもうしわけないね。


[ 2013/12/29 15:11 ] 不思議な話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加

・・・お前ら、何で呼び戻した!!
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/28 18:31 ] 不思議な話 | CM(3)
何でもいいから怖い話を集めてみない?Part2
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1347704884/


131:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 22:57:56.53 ID:FrbJS0Bd0
うちの母親のいとこの親戚のおばさんの話を書いてみるよ
このおばさんは当時60代後半で小学校の先生をずっとやってた人なんだ
家族運のない人で、旦那さんを病気で亡くし
一人息子だった人もだいぶ前に亡くなってる
これは海での事故だったはず
そういう不幸があったんだけど本人はすごく明るくて
ただ家族のかわりなのか室内犬を飼ってかわいがってた
親戚の世話を焼くのが趣味みたいな人で
じっさいいとこの中にはおばさんの教え子の中から嫁さんを世話されたのが2人いる
それからある親戚の一人が大借金を背負ったときには
学校の退職金からお金を融通してやったこともあったらしい
生活のほうは自分の年金と旦那さんの遺族年金があっただかで
何不自由ない一人暮らしで正月のたびに高額のお年玉をもらったもんだよ

そんな人だったから病気になったときには親戚一同が入れ替わり見舞いに行った
心臓の筋肉の病気だったんだけど
いよいよいけないって病院から連絡が来たときには
親戚中で集まってベッドを取り囲んだ
心電図が弱くなってきて呼吸も弱って時間の問題だったろうけど
そのときに女のイトコの一人が泣きながら「おばさん死んじゃだめ、戻ってきて」
って耳もとで叫んだんだ
そしたらそんなことしちゃいけないんだろうけど
つられたように親戚の何人かがおばさんの枕元にかけ寄って
口々に「死んじゃだめ」「いかないで」って大きな声を上げた
中には手を握って揺さぶってる人もいた
それまでのおばさんのしてくれたことを思い出して
そのときは親戚のみんなが心が一つになったような感じだった
するとそれが効いたのかわからないけどおばさんはそこから持ち直したんだ
「ありえない、みなさんの呼びかけが効いたんですかねえ」と言って医者も驚いていたよ


132:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 22:58:53.10 ID:FrbJS0Bd0
こっからはうちの母親から聞いた話
母親ともう一人若い親戚が病院に泊まり込んでたんだけど
意識が戻ったようですという知らせで病室にいってみると
全身点滴やら酸素やらのチューブだらけのおばさんは
薄目を開けてシーツから黒くなった顔を出してたけど
母親らの顔を見てとると大きく目を見開いて、しわがれ声で
「・・・お前ら、何で呼び戻した 息子と○○(ご主人の名前)が迎えにきてよい気持ちで
光の中に入っていこうとしたのに・・・なんで呼び戻した!!」
恨みのこもった声でそういうと首だけそっぽを向いてしまった
それから「苦しい、くるうしいいい!!」と叫んて手足をばたつかせだした
ついていた看護師さんが取り押さえて医師の先生が来て鎮静剤を打って
母親らは病室から出された
だけど意識が戻ればすぐまたそういう状態になるんで
もう面会もできないからっていって母親らは帰って来たんだな

それからは親戚のだれかが見舞いに行こうとしてもおばさんが拒否するんだ
その理由が「親戚たちが生き地獄に堕としたから」
とにかく誰とも会いたくないというおばさんの希望で
身の回りの世話は本人が頼んだ付添婦がやっていたということだ
それから3ヶ月くらい入院してたけど
心臓のほうはかなりよくなったものの原因不明の全身の痛みはとれず
ただ日常生活はなんとかできるようになったんで退院することになった
実際のところは人が変わったようにすべてが気に入らずに悪態をつくおばさんを
病院がもてあましたんだと思う
退院の日も親戚たちで手伝いにいこうとかお祝いをしようとか
おばさんに連絡したんだけど
電話の返事は「・・・お前らの顔も見たくない、お前らのせいで生き地獄に墜ちた」
という感じでとりつくしまもない
親戚の中で飲食店を何軒か経営して羽振りのよい一人が
おばさんを引き取って世話をしようと病院まで訪ねたけど
花瓶を投げつけられて帰ってきたという話


133:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 23:00:20.00 ID:FrbJS0Bd0
それからおばさんの犬は入院中うちで預かって世話してたんだけど
おばさんが退院してタクシーに乗るときに隠れていた母親が抱いてかけよって見せたら
すごい顔でにらんでものも言わずにひったくったということだった
おばさんは旦那さんが生きていた頃に建てた広い自宅に戻ったけど
1週間に一回か二回、老人車というのか歩行車というのかな
あのもたれかかることができて買い物をのせることができるやつ
あれで外出するだけだで
黒い和服を着てものすごくやせて骨張って目をぎょろぎょろさせながら黙々と歩いているのは
通りかかった小さい子どもなんかが見たら泣きだすくらいの様子だったらしい
こっそり様子を見てきた母親も
気の毒とかかわいそうというより
おぞましい、禍々しいという言葉がふさわしかったんだって
電話をかけても出ない
訪ねていっても家に入れてくれない
玄関に鍵をかけて、声をかけると中からどかどかと扉を蹴っている
「なんで戻した、なんで呼んだ なんで死なせてくれなかった 生き地獄に墜ちた」とがなるばっかり
そんなだったんで親戚もしばらく寄りつかなくなった


134:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 23:01:26.60 ID:FrbJS0Bd0
それから一ヶ月くらいして
こうしてもおけないだろうってんで老人施設に入るか再入院を勧めるために
男の親戚数人で会いにいったら
玄関の鍵が開いてて、中に入ってみたらおばさんは布団の上にうつ伏せになって亡くなってた
旦那さんと息子さんの位牌を胸の下に抱いて
死後そんなにたってないはずなのに家の中はすごい臭いがして
死亡診断した医師の話では両足のふくらはぎのあたりまで、それから背中が壊死してたってことだ
つまりその生きながら腐ってたということらしいんだ
それと臭いの原因は他にもあって、台所ではおばさんが飼っていた室内犬が腹を引き裂かれて死んでいて
これはだいぶ時間がたってた
おばさんが亡くなってた寝室の壁には
血膿とおそらく糞尿で大きく「う・ら・む」と書かれてて
それからアルバムの写真、旦那さんと息子さん以外の親戚やおばさんの友人が写ってるやつは
みな細かくちぎられて散らばってた
それだけじゃなくおばさんが大事にしてた昔の教え子の小学校の卒業アルバム
何十冊もあるんだけど
それもすべてハサミとか使わないでよくもこんなというくらい小さくちぎられていた

これで話は終わりだけど
母親は「病院で危篤状態のときに呼び戻したりしてはいけなかったのかもしれないねえ」
と話していた
「生き地獄に墜ちた」というのがどういうことかわからないけど
とにかく何かの霊界へいく仕組みとかが狂ったんだと思う
下手な長文スマソ


135:本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 23:25:52.19 ID:c3akN8e1O
おばさん、天国で旦那や子供に会えてたらいいな・・・
死ぬ間際は嫌な人間になっちゃってたけど、それまでの善行を考えたらきっと天国へ行けただろう



[ 2013/12/28 18:31 ] 不思議な話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加

大学4年間住んでいた所で変なものを月に一度か二度見るのに困った
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/27 15:01 ] 不思議な話 | CM(2)
実話恐怖体験談 弐拾段目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1382553456/


43 :1/3:2013/11/15(金) 21:17:05.75 ID:ZjcLJ1e9P
10年くらい前の話だけど…
大学4年間、親戚の不動産屋の紹介で、繁華街の雑居ビル屋上のプレハブに住んでいた。
プレハブなので冬寒く夏暑かったが、約18畳部屋でシャワー付、駅徒歩6分で月3万円。
だが、変なものを月に一度か二度見るのに困った。
屋上の3分の1ぐらいがプレハブを占めていて、あとは給水タンクと庭みたいになってるのだが、
その庭みたいな空間に、夜中の2-3時になると、変なものがユラユラ踊っている。
西洋の幽霊みたいな、ぼんやり光る白いシーツをかぶった人型のものが、フワフワするんだ。
http://static.guim.co.uk/sys-images/Music/Pix/pictures/2009/1/22/1232636376890/Ghost-002.jpg
こんな感じのシーツかぶった幽霊みたいなのが、屋上を浮かびながらゆっくり円を描く。


44 :2/3:2013/11/15(金) 21:18:54.30 ID:ZjcLJ1e9P
初めて見たのは、引っ越してから2週間ぐらいした夜のこと。
非常階段から不審者が忍び込んだのかとバットを持って「こら!」と声をかけたが、
そいつはこっちを振り向くと、じわーっと消えていって終わり。
それで、この世のものじゃないとわかって、やっとビビったぐらい。

うちに泊まって見た友人も2人いる。
1人は、夜中にトイレに起きた時に見て、「どちらさん?」と声をかけたら消えた、と。

もう1人は、これが見たくて何度か遊びに来てて、4度めに見た。
声をかけずに見てたら、ずーっと周ってて、友人がタバコに火を付けた瞬間に消えた。


45 :3/3:2013/11/15(金) 21:20:07.54 ID:ZjcLJ1e9P
ちっとも怖くはないんだけど、気持ち良いものじゃないんで、
屋上に粗塩ぶちまけてみたり、日本酒ぶちまけてみたり、色々したけれど効果なし。

親戚の不動産屋に話してみたら、「だから、安いんだよ。でも、害はないだろ?」でおわり。
そのうち、出てくる周期が、満月か新月の日だとわかったんで、その日は早寝してた。

飲み屋で知り合った霊感の強いオッサンに相談してみたら、
「それがいるから、他のが来ない。ぐるぐるしてるだけで害がないなら放っておけ」
実際、そのプレハブに住んでた4年間は、年に数回あった金縛りが一度もなかった。
…と、まあ、驚くぐらいに怖くなくて、不思議っていうか奇妙っていうか、わけわかんない経験談です。

[ 2013/12/27 15:01 ] 不思議な話 | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

冬のある日、緊急の出勤で午前四時に会社の近くを歩いた
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/26 17:31 ] 怖い話 | CM(5)
何でもいいから怖い話を集めてみない?Part4
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1378984887/


375 :本当にあった怖い名無し:2013/12/25(水) 01:21:34.33 ID:Hb5a5QZh0
冬のある日、緊急の出勤で午前四時に会社の近くを歩いた。途中緩いS字カーブの道に差し掛かった。
ちょっと坂になっててね。両側が林で、あとポツポツ家って感じ。
坂の始め、道の脇に小さいお稲荷さんがあった。
社の周りに旗が二本立ってたが、その片方がやたら風に揺れていた。
あっ旗の位置が高いんだな、でも何でだろう、と思ったら、女が立って旗持ってた。
半袖にツナギみたいなの着て、無表情で前を見つめてる女だった。
かなりビビったがその場はシカトした。
坂を登って神社がカーブで見えなくなった頃、道の真ん中に変なものが落ちていた。


376 :本当にあった怖い名無し:2013/12/25(水) 01:24:51.98 ID:Hb5a5QZh0
ごつごつした小さな山で、上から黄色いシーツが掛けてあった。

うわキモ・・・と思い避けて通ろうとしたが、
シーツに黒いシミの筋が走っているのを見てちょっと早足になってしまった。
その時、後ろから小走りの足音が聞こえた。
俺はなんとなく「あの女か?」と感じ、こう考えた。

これで足止めして襲う変質者なのか?
走って逃げようにも俺は足が遅いしな。
相手は小柄なおばさんだしビビる必要もないかもしれない。
それにこれ計画的だな。悪戯だとしても最低だ、腹が立ってきた。


377 :本当にあった怖い名無し:2013/12/25(水) 01:27:14.49 ID:Hb5a5QZh0
で、申し訳なかったけども、すぐ横の住宅の門を潜って、門を閉め、庭先のその場で110をダイヤルした。
それと同時にやってきたのはやはり女だった。
でもなんか、その女、違うんだよね。
服も背格好もさっきと同じなのに、両腕の肘から先がなかった。
その腕を案山子みたいに張って、ジョギングのように例の黄色いシーツの周りをぐるっと一周した。
そこで正面から俺と目が合った。


378 :本当にあった怖い名無し:2013/12/25(水) 01:29:19.83 ID:Hb5a5QZh0
女は短い髪で、目も口も小さかった。どちらかといえばお品の宜しい目鼻立ちだった。
でも顔の皮がだるんだるんだった。そんで厚化粧だったと思う。
俺を見た女は動くのをやめた。頭二つ分くらいの距離しかない。
俺も止まってた。なんか混乱してたし、動いたら駄目な気がした。
しばらく睨み合った後、女は少し前屈みになって、首を上下しながら元の道を戻っていった。
俺はまだ動けなかった。
女がカーブを曲がる直前、またこっちを見ているのがギリギリ視界の端で分かった。


379 :本当にあった怖い名無し:2013/12/25(水) 01:32:03.50 ID:Hb5a5QZh0
それがまた何分か経って、完全に女の気配が消えてから「はああぁっ」って息だけの悲鳴が出た。
携帯を持ち直して改めて通報した。
その場に巡査二人が来てくれて、一人が派出所まで付き添ってくれてる間
もう一人が現場に残った。
後で聞いたら、落ちてたのは犬の死体だって。
女は捕まらなかった。たぶん近所の人じゃないらしい。
この出来事のせいでその土地に居辛くなったし、俺は会社を辞めて上京した。


380 :本当にあった怖い名無し:2013/12/25(水) 01:54:36.43 ID:SN0H1KyR0
その女は人なの?
なんであなたは居づらくなったんの?


381 :本当にあった怖い名無し:2013/12/25(水) 03:15:13.13 ID:Hb5a5QZh0
俺には分かんない、人かどうか。
人だったらいいよ、実は悪戯でね、腕は隠してたとか。俺の見間違いとか。
居辛くなったのは、要するに田舎だったから。
現場の近所の人が俺の狂言じゃないかって噂して、よく事情を知らない人達の間に広まった。
それにとにかく人の多い所に住みたかった。


382 :本当にあった怖い名無し:2013/12/26(木) 08:46:22.38 ID:yo2xBO5UO
なんか話自体より後日談の方が怖いな…



[ 2013/12/26 17:31 ] 怖い話 | CM(5) このエントリーをはてなブックマークに追加

ある山での不思議な体験
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/24 12:27 ] 不思議な話 | CM(8)
∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part72∧∧
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1387078371/


55 :本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火) 03:12:46.37 ID:dnI/R+Dy0
過去ログを見てて似たような体験をしたので書きます。
怖くはないかもしれませんが・・・。

自動車運転免許を取って以来、もう6年近く愛車のジムニーを転がして
各地へ旅へ出たり、林道やクロカンを楽しんでおります。
以前、近くの山に結構難所の多い林道があると仲間内から聞き、練習がてら
何度かその山に入っては遊んでいました。
その林道、途中まではノーマルの四駆車でも上がれるような林道なんですが
ある場所を境に急に悪路になります。もちろんその先の悪路で遊んでいるんですが
たまたま夜にふらっとコーヒーでも飲もうかとその山へ入りました。
いつもどおり愛車は快調、ぐいぐいと急坂を登っていきます。
実はその道の境目の端に古い鳥居があるんですが管理もされておらず苔むしっており、
いい気持ちではなかったんであまり近づくのはよしていました。

続く。


56 :本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火) 03:16:45.23 ID:dnI/R+Dy0
鳥居を過ぎて、適度な悪路を楽しんだあと開けた場所で焚き火をしながら
お気に入りの豆を挽いて一服つけていました。
肌寒い晩秋の夜、焚火の火を眺めながらまったりしているといきなり背後から
声をかけられました。その時はホントにびっくりしたんですが、よく見ると
普通のおっさんって感じで、もしかしたら管理者かな・・・と思ったのですが
そのおっさんが一言「その馬はぬしのか?」と聞いてきました。
この時点でもう、「あ、人じゃない・・・」と直感していました。
しかし、答えない訳にもいかないので「ええ、私のです。」と返すと、

「近頃よくこのあたりで見かけるが何をしとる?」と聞かれました。
私「この馬で山を走るのが好きなんです。」と答えました。
するとそのおっさん(仮)は「そうか、強そうな馬じゃな」と・・・
私「丈夫な馬ですよ。山好きの愛馬です。」と答えました。
すると、「ほう、山が好きか。主もか?」と・・・。

続く。


57 :本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火) 03:25:58.57 ID:dnI/R+Dy0
私「好きですよ。里を離れ、山で飲む茶がうまいんですよ。」
その時にカップに注いでたコーヒーを差し出してみました。
すると、カップを手に取り「こりゃ変わった茶だな、なんの茶だ?」
私は「国じゃあまり育たない豆から入れた茶です。舶来物です。」
その御仁はえらくコーヒーの味を気に入ったようで、もう一杯くれと言い出しました。
豆を挽き、湯を注いで愛用のプレスで淹れました。
その作業をじーっと見ていたその御仁は、「変わった入れ方をすんじゃなー・・・」
と不思議そうに眺めていました。そして予備のシェラカップに注ぎ渡すと
「やはり旨い。これは欲しい。」
私は「もうあまり豆がない。またきた時にでも・・」
するとその御仁は、「そうか、確かにこの冬は寒くなりそうじゃ。これを飲めば暖まるのぅ。
また頂くとしよう。」
と言い、林道の方へ消えていきました。私のシェラカップ持ったままw

続く。


58 :本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火) 03:27:29.96 ID:dnI/R+Dy0
翌週、友人がその山で練習したいというので2台で林道へ入りいつも横目に
見る鳥居で一度止め、しばらく眺めてから奥へ・・・。
一通り遊んで日も暮れてきたので最後にコーヒーを沸かし、ポットに入れて
鳥居前で一度停車。持ってきてた紙コップ一杯にコーヒーを注ぎ鳥居の傍に置いておきました。
それから数ヶ月仕事が忙しく、なかなか走りに行けなかったのですが
仕事が終わってから気晴らしにその林道へ。
もちろんいつものコーヒーセットを持って。
とりあえず鳥居はスルーしていつもの休憩ポイントで数時間焚き火をしコーヒーを
楽しんだ後、鳥居前で停車し熱々のコーヒーをまた紙コップに注いで置いておきました。
その時にふと、鳥居の脇を見ると大量の栗が・・・。
一礼をし、栗をいただき下山。
その栗はとても甘く、栗ご飯にして美味しくいただきました。
翌日休みだったので、またその林道へ出向き、包んでおいた栗ご飯とコーヒーを
置いて下山。ちなみに昨日注いだカップの中身は空っぽでした。

続く。


59 :本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火) 03:28:55.94 ID:dnI/R+Dy0
その時、私のシェラカップも置いてありました。
別に高いものじゃなかったので一筆「お使いください」とメモ書きを残して
それにもコーヒーを注いで置きました。
雪が降ったらスノーアタックと称してまた走りに行くので、豆をたくさん買っていかなきゃ・・・。

オチはないですが怖いというより不思議な体験でした。
ちなみに鳥居の奥はちょっと開けた場所があったんですが小さな祠がありました。
苔むしってボロボロでしたが・・・。

連投スマソ。



[ 2013/12/24 12:27 ] 不思議な話 | CM(8) このエントリーをはてなブックマークに追加

山楝蛇と少女
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/23 18:23 ] 不思議な話 | CM(11)
∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part72∧∧
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1387078371/


9 :本当にあった怖い名無し:2013/12/16(月) 22:00:01.35 ID:Bgxl2+fkP
畜豚業を営む知人の妻の姉には義弟がいたが、その家は養鶏場をやっていた
養鶏場も大変な苦労があるが、そこに住む子供たちが嫌がる悩みに蛇が登場する
鶏卵があるので鶏舎付近にはそれを狙って近付いてくる蛇が多い
夏などは子供時分に家の中に吊った蚊帳の上にまで蛇が居たことがあるが、
騒ぐ子供らを制し、家人は決して殺さなかったそうだ
矢張り蛇は家の守りという考えがあったようで、義弟も経営を継いでからは特に忌避はしなかった

義弟には長男がおり、大学を出た後は小学校の教員になった
当時まだ精悍な姿だった彼を私は記憶している
彼の住まいは実家の離れで、二階建ての下は農機具の物置、上を綺麗にして自分の根城にしていた

彼が先生になって三年目の頃の夏の事だと思う
ある学校の帰りに、用水路の傍で受け持ちのクラスの男子生徒たちが大勢で遊んでおり
一匹の蛇を捕まえて悪戯しているところに出くわした
尻尾を掴まれて逃げようとする山楝蛇に危険を感じた彼は、毒がある蛇なのですぐに放すようにと
生徒たちに注意したが、なかなか応じぬ悪ガキらに苦心し、説き伏せて山楝蛇を藪に放させた

その日から暫くして、彼は学校から帰る途中の諏訪山と呼ばれる小山を回り込んだ道で、
夕日の射す石垣を背に誰か待つように立っている、派手な柄の和服を着た少女を見かけるようになった
皿のように大きな目で前を通り過ぎる彼を見ては、明らかに気を引こうとする様子だったそうだ
彼は思い切って、少女にどこの学校に通っている生徒なのか訊ねてみたが、
はっきりした言葉が返ってこない
田舎とはいえ、独りでいて何か良からぬ事情があってはと、何処に住んでいるのか、
学年はと仔細を尋ねてみたが、此方の話す事を聞く以外は一切話さなかった

それ以来、少女と顔見知りになったが、自宅にしている家作に帰ると、件の少女が現れては
辺りを淋しそうにうろついているようになった
彼も気になるので話相手になろうとすると、昼ご飯は何を食べたとか、あの山のどこの沢には
今年はアケビが沢山生るとか、今時の子供と話をしてる感じがしないと思ったそうだ


11 :本当にあった怖い名無し:2013/12/16(月) 22:03:02.96 ID:Bgxl2+fkP
特に天気に話が及ぶと「雨を呼んで欲しいのであればいつでもいい」と不思議な事を言うので
試しに呼んでみろと言えば、空を仰いでジッとしており、そのうちに雲が出て急に降り出した
いつも遅くまで彼と一緒に居り、帰ろうともしない事があるので家で心配するから送ると言っても
俯いて泣きべそをかいて見せたりするので、追い立てることも出来なくなってしまい
気ままにさせておくと、いつの間にか彼の万年床に入って眠ってしまう事もあったそうだ

暫くして、良くない噂が立った
先生が児童買春しているのではないかと
彼は呼び出しを受けて事実を否定し、対象も十分に確認できない為に教委の調査も進まなかった
しかし彼の周辺では見知らぬ少女の目撃は続いた為、彼は自ら居を変えざるを得ない運びとなった

ある晩、もう此処に来ては行けないよと言うと、悔しそうに上目遣いで泪を溜めながら
「どうしても子が欲しかった」と言って飛び出し、呼び掛けも聞かぬまま夜道を走ってゆくと
もうそのまま来ることも姿を見かけることもなかった

その年10月に襲った台風21号は彼の実家の養鶏場にも多少の被害をもたらしたが、
同地区の西南にある諏訪山が不可解な斜面崩壊を起こし、家屋6棟を押し潰す災害が発生した
山上の神社から一直線に流れた土砂は、彼を最初に告発したPTA会員の家を下敷きにしてしまった

それからまた暫くした日の朝、鶏舎の方が騒がしいので、何事かと彼が起きて行ってみると
鶏卵を盗もうとした者を発見し、追い掛けるうちに隣の農家の老人も加勢し、
籠で捕まえてみるとなんと雷鳥だった
逆さに吊された雷鳥は「聞いた話」「知りあいの話」と奇妙な鳴き声を上げていたが、
潰して食っても不味かろうということで、懲らしめてから逃がそうと言うことになった

その時、すっかり姿を見せなかった少女が突然そこに現れて雷鳥を指差し言った
「それが山津波を起こした疫病神だ」と言った
そこで老人がスコップの角で雷鳥の頭をひっ叩くと、雷鳥は聞いた!と一声鳴いて死んでしまった

それから少女と彼の経緯は知らないが、今は教師を辞めて養鶏場を継いでいるそうだ
ひょっとすると今でも正体の知れぬ女の子との逢瀬を続けているのかも知れない



[ 2013/12/23 18:23 ] 不思議な話 | CM(11) このエントリーをはてなブックマークに追加

球場の少年
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/22 14:31 ] 不思議な話 | CM(3)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?317
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1383271903/


353 :本当にあった怖い名無し:2013/12/22(日) 00:19:17.11 ID:VjZcmsUv0
今年の3月、姉の引っ越しの手伝いで関東地方へ。
引っ越しはスムーズに進んであっさりと仕事終了。やることねーなー暇だなーとなったのでプロ野球のオープン戦でも見ようかと計画。
調べたところ西武ドームで埼玉西武ライオンズVS横浜DeNAベイスターズの試合があるとのこと。次の日にこれを見に行くことにした。
当日、西武ドームに余裕で入ることができたので屋台で食べる物買ってのんびりと食べながら選手の練習を観察。
観客も増えてきたことを実感。ちなみにプロ野球の試合を見に来る人はだいたいがチームのファンか家に近いから見に来るか。
俺みたいにどちらのファンでもない人間がぼっち観戦というのはまあまあ珍しいこと。(俺は中日ファン)
この日は埼玉西武ライオンズのホームグランドのため多くがライオンズのファン。その中にチラホラとベイスターズファンも。
西武の活気すごいなーとドームをキョロキョロしていたら突然後ろから声を掛けられた。
「お兄さん、どっち応援するの?」
振り向くとそこにはベイスターズのユニフォームを着た子供が立っていた。
俺は中日ファンだから別にどっちも応援しないよー、と言ってからまた前を向いた。
だが、この子供は結構しつこかった。
あー、中日かー、監督が不安だよねー。今年は上手くいけばうちが中日越せるかもー。ブランコもいるし、番長とか藤井がきちんと投げてくれればなぁ…(略
うるせぇ。しばくぞくそガキ。そんな感じで少しイライラしてきた反面、こいつ野球詳しいなと感心もした。
内容は忘れたけどこんな感じで野球の知識を俺の耳元でペラペラ話す子供。野球好きすぎだろ、てかベイスターズ好きすぎだろ。
ベイスターズはここ数年、リーグでも最下位ばっかだしよく応援してられるなー。そう思った瞬間
「早く優勝してくんねーかなぁ」
急に子供の声がおっさんのようなドスの効いた低い声になり、耳元に響いた。
え!?驚いて振り向いたら子供はもういなかった。
その時はじわ怖くらいのもんだったんだけど後で気付いた。
その子供、着てるユニフォームが15年くらい前のベイスターズが優勝した時のものだったんだよね。


354 :本当にあった怖い名無し:2013/12/22(日) 00:23:02.67 ID:VjZcmsUv0
当時体験した時は結構ゾッとしたんだけど文字に起こすとそんな怖くなかったな。スレ違いになってしまったかも。ごめん。
ただ、ちょいちょい思うのがもしこの子供が霊だったのなら…
贔屓のスポーツチームに未練があってこの世に留まる霊がたくさんいるかもってことだよなぁ、と……
言い訳みたいなレスしてしまって失礼。そして駄文投稿も失礼。


356 :本当にあった怖い名無し:2013/12/22(日) 00:56:49.25 ID:seuEkJ+dO
>>354
いやいや、ちょっと面白かったよ
優勝したら成仏するのかね?



[ 2013/12/22 14:31 ] 不思議な話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加

不幸避けの少女
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/20 20:01 ] 怖い話 | CM(3)
【因縁】家系にまつわるオカルト25代目【遺伝】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1350230851/


157:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:14:48.41 ID:pKaiE3qJ0
人柱とかそんな話ならウチにもあった。もっとも、血のつながっていない人だけどね。
もう7年くらい前なんだけど、俺が高校に入ってすぐの夏に聞いた話。

とりあえずここ前置きなので、飛ばし読みしていい。
俺の父親は、三男の次男で、特に継ぐモノも無いので都会に出てきた口なわけだが、実家の実家、本家に当たる家は結構歴史ある家らしい。
祖父も三男坊なので本家には生涯で数回行ったかどうかってレベルだったけど、高校の頃の俺は、王室だの皇室だのの話に凝り出して、そこからあらゆる家の「家系図」を知りたがる家系図マニアと化していた。
当然、親父の家の血筋がそんなんなら、一度は知ってみたいと興味を持っていた。

中学生最後の年の正月にも父の実家に里帰りしていたのだが、その時は父方実家の墓を見ただけ。
墓はその年の十数年前に現地に移動したモノで、その時に以前の名が消されてしまったのか、本家のでかい墓からも、俺の高々祖父(ひぃひぃひぃじいさん)より上の名前は記載されておらず。
その時親父から、俺の曽祖父に当たる人が40代を前にして死んだこと、翌年に曽祖父の叔父(つまり祖父の大叔父、高祖父の弟)が亡くなり、子供がいなかったので、祖父がその家を継いだことなども聞いたが、
高々祖父以前の名前についてはよく知らないとのことだった。

俺の受験も終わり、翌年の夏は、久々に盆の時期にも父方の実家に帰ることとなり、俺は今度こそ家の謎を明かしてやると(無駄に)意気込んでいた。
そんな中、本家の長男の長男に当たる人(俺のハトコで、本家の次々代の跡取り)に長男が生まれたそうで、皆本家に集まれとの号令が下ったらしい。
なんでも、本家にまだ存命だったひいばぁちゃん(その時既に100歳だったかと思う)にとっては玄孫に当たるため、とてもめでたいと、親戚一同全員に召集かけたんだそう。
本家の中を捜索したら、古い家系図も見つかるかも!とやはり無駄にワクワクしていた俺は、その日を本当に楽しみに待っていた。



[ 2013/12/20 20:01 ] 怖い話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加

俺が一番畏怖するものは「普段の景色に何気無くあるもの」
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2013/12/20 09:11 ] 不思議な話 | CM(1)
ほんのりと怖い話スレ その99
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1385773851/


522 :本当にあった怖い名無し:2013/12/18(水) 22:34:52.57 ID:UMNp+1TUi
昔祖父から聞いた話
ただ細かいとこは微妙に違うと思う
もう祖父は他界しているんだけど、存命の時に良くサシで酒を飲むことがあった。
片目は失明していたけど大病もせず元気だった。なにより人柄がとても良かった。
彼は話好きでよく本当か嘘か分からない話をしてくれた。その中でも印象に残ってる話。

幽霊とか呪いとかそういう類のものは基本目に見えないだろ?
でも俺が一番畏怖するものは「普段の景色に何気無くあるもの」なんだよ。
例えば散歩する時には景色を見ながら進むわけだ。
その時にいちいち、ここに看板があって、あそこに花が咲いてて、家が何軒あって...とかはわざわざ確認して歩かない
「なんとなく」ボヤッと視界にある。だがそれだけで勿論十分散歩は出来る。
そこになんとなく異物っていうかあるはず無いものが目に映ると確認してしまうわけだ。
例えばいつもの散歩道で昨日まであった建物が壊されてるとか、通り道に大きな冷蔵庫が捨てられているのを見るとか。
でもそういうのは慣れてくる。一週間後にはそれらも景色の一部として認識出来てくるだろう。

続きます


525 :本当にあった怖い名無し:2013/12/18(水) 22:56:40.34 ID:UMNp+1TUi
続き

でもどれだけ経っても違和感が拭えないものがあるんだ。
俺の場合はかかしだったんだよ。
ある日田んぼにちょっと気味悪いかかしが立っていた。最初は「なんだこれ気味悪いなぁ」って思った。
でも何度見ても慣れないんだよ。それどころかますます気味悪くなってくる
景色にそのかかしがあることが生理的に受け付けなくなってくる。
そうすると夢にまで見るのな。んで不思議なことに視界の端に映るようになる。
嘘だと思うだろう?でも本当なんだ。一回や二回なら見間違いだろうと思う。
けど日に何回も見るようになってな。んで病院に行ったらほとんど右目の視力がなくなってたのよ。手術したけどダメだったわ。
ありゃ俺の目は死神でも魅入られていたのかね?

祖父の片目の視力がないのは知っていたけど、そんな理由だったのか...と思うほど俺も幼くなかった
けれどその話は何故かすごく印象に残っていて、当時ちょっと怖かった。

最近そのことを祖母に聞いてみたら、
「目は昔から悪かったよ。本ばっか見てビン底みたいな眼鏡かけとった。その言い訳だろ?
都合悪いことは全部不思議話に持っていく人だったから」
といくつかエピソードを披露してくれた。
ほとんど祖父から聞いた話だったし、荒唐無稽であったけれど、嬉しそうに話すばあ
ちゃん見るとちょっとじいちゃんが恋しくなって書かして貰いました。


[ 2013/12/20 09:11 ] 不思議な話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加
管理人オススメ記事
【山の怪】もう何年も前に亡くなった俺の祖父は狩猟をやっていた
昔、中国に出張に行ってた時のこと
【恐怖体験】廃病院
20年前の話なので、もう特定されることもなくなっただろうと書かせて貰う


プロフィール

ちぇりお

Author:ちぇりお
このブログについて


この日記のはてなブックマーク数  このエントリーをはてなブックマークに追加


最新記事
【不思議体験】通学中に駅で真っ赤な車輌をたまに見る Dec 23, 2024
【不可解】夜中の駅ホームの男 Nov 30, 2024
【UMA?】渓流釣りに行った時に見た異常なほどデカいヘビ Nov 29, 2024
【怖】家族でドライブがてら怖いもの見たさもあって富士の樹海に行った話 Oct 28, 2024
貧乏神というのはこの世に実在するのかもしれないなと感じた話 Oct 15, 2024
公衆電話の点検の仕事中にあった怖い話です。 Sep 08, 2024
自分が異世界転移してたかもしれない話 Sep 04, 2024
母とのお別れ Aug 13, 2024
【人怖】職場でゾッとした話をひとつ Aug 12, 2024
黒い人達 Aug 11, 2024
過去ログ +

'); } if ( plug_in == 'scroll' ) { document.write('
', '2024年 12月 【1件】
2024年 11月 【2件】
2024年 10月 【2件】
2024年 09月 【2件】
2024年 08月 【6件】
2024年 07月 【4件】
2024年 06月 【3件】
2024年 05月 【2件】
2024年 04月 【2件】
2024年 03月 【5件】
2024年 02月 【4件】
2024年 01月 【4件】
2023年 12月 【2件】
2023年 11月 【2件】
2023年 10月 【4件】
2023年 09月 【4件】
2023年 08月 【7件】
2023年 07月 【2件】
2023年 06月 【2件】
2023年 05月 【4件】
2023年 04月 【1件】
2023年 03月 【5件】
2023年 02月 【8件】
2023年 01月 【10件】
2022年 12月 【10件】
2022年 11月 【10件】
2022年 10月 【10件】
2022年 09月 【10件】
2022年 08月 【10件】
2022年 07月 【10件】
2022年 06月 【10件】
2022年 05月 【10件】
2022年 04月 【10件】
2022年 03月 【10件】
2022年 02月 【10件】
2022年 01月 【10件】
2021年 12月 【10件】
2021年 11月 【10件】
2021年 10月 【10件】
2021年 09月 【10件】
2021年 08月 【10件】
2021年 07月 【10件】
2021年 06月 【10件】
2021年 05月 【10件】
2021年 04月 【10件】
2021年 03月 【10件】
2021年 02月 【10件】
2021年 01月 【10件】
2020年 12月 【8件】
2020年 11月 【7件】
2020年 10月 【10件】
2020年 09月 【10件】
2020年 08月 【10件】
2020年 07月 【10件】
2020年 06月 【10件】
2020年 05月 【10件】
2020年 04月 【8件】
2020年 03月 【10件】
2020年 02月 【7件】
2020年 01月 【10件】
2019年 12月 【8件】
2019年 11月 【12件】
2019年 10月 【10件】
2019年 09月 【10件】
2019年 08月 【10件】
2019年 07月 【10件】
2019年 06月 【10件】
2019年 05月 【10件】
2019年 04月 【10件】
2019年 03月 【10件】
2019年 02月 【10件】
2019年 01月 【11件】
2018年 12月 【10件】
2018年 11月 【11件】
2018年 10月 【10件】
2018年 09月 【10件】
2018年 08月 【10件】
2018年 07月 【11件】
2018年 06月 【10件】
2018年 05月 【10件】
2018年 04月 【10件】
2018年 03月 【10件】
2018年 02月 【10件】
2018年 01月 【12件】
2017年 12月 【9件】
2017年 11月 【8件】
2017年 10月 【13件】
2017年 09月 【13件】
2017年 08月 【12件】
2017年 07月 【11件】
2017年 06月 【9件】
2017年 05月 【10件】
2017年 04月 【10件】
2017年 03月 【10件】
2017年 02月 【11件】
2017年 01月 【10件】
2016年 12月 【10件】
2016年 11月 【12件】
2016年 10月 【8件】
2016年 09月 【10件】
2016年 08月 【10件】
2016年 07月 【13件】
2016年 06月 【16件】
2016年 05月 【13件】
2016年 04月 【12件】
2016年 03月 【15件】
2016年 02月 【13件】
2016年 01月 【10件】
2015年 12月 【15件】
2015年 11月 【14件】
2015年 10月 【22件】
2015年 09月 【14件】
2015年 08月 【13件】
2015年 07月 【14件】
2015年 06月 【12件】
2015年 05月 【16件】
2015年 04月 【14件】
2015年 03月 【27件】
2015年 02月 【16件】
2015年 01月 【25件】
2014年 12月 【26件】
2014年 11月 【23件】
2014年 10月 【20件】
2014年 09月 【18件】
2014年 08月 【20件】
2014年 07月 【25件】
2014年 06月 【21件】
2014年 05月 【18件】
2014年 04月 【17件】
2014年 03月 【16件】
2014年 02月 【18件】
2014年 01月 【25件】
2013年 12月 【20件】
2013年 11月 【22件】
2013年 10月 【10件】
2013年 09月 【11件】
2013年 08月 【13件】
2013年 07月 【10件】
2013年 06月 【5件】
2013年 05月 【10件】
2013年 04月 【8件】
2013年 03月 【11件】
2013年 02月 【6件】
2013年 01月 【7件】
2012年 12月 【13件】
2012年 11月 【8件】
2012年 10月 【7件】
2012年 09月 【5件】
2012年 08月 【6件】
2012年 07月 【4件】
2012年 06月 【4件】
2012年 05月 【5件】
2012年 04月 【4件】
2012年 03月 【3件】
2012年 02月 【1件】
2012年 01月 【2件】
2011年 12月 【3件】
2011年 11月 【3件】
2011年 10月 【6件】
2011年 09月 【4件】
2011年 08月 【6件】
2011年 07月 【3件】
2011年 06月 【3件】
2011年 05月 【5件】
2011年 04月 【3件】
2011年 03月 【2件】
2011年 02月 【7件】
2011年 01月 【6件】
2010年 12月 【9件】
2010年 11月 【4件】
2010年 10月 【7件】
2010年 09月 【11件】
2010年 08月 【7件】
2010年 07月 【11件】
2010年 06月 【4件】
2010年 05月 【7件】
2010年 04月 【10件】
2010年 03月 【7件】
2010年 02月 【9件】
2010年 01月 【19件】
2009年 12月 【10件】
2009年 11月 【7件】
2009年 10月 【6件】
2009年 09月 【3件】
2009年 08月 【8件】
2009年 07月 【21件】
'); } //-->
アクセスランキング
ブログ開始から何日経った?
カレンダー
11 | 2013/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
QRコード
QRコード
全記事表示リンク


Back To Top